Paris１日目（9月13日）パリ到着！！
一晩かかってパッキング。一睡もしないまま成田へ向かう。この旅行のために買ったRIMOWAのトランク はまだへこみはなくていかにも新品ぴかぴか。遠慮なく詰め込んだせいか、出発からすでに18.8kgになっていた。 帰りはお土産やら重たいパンやら色々買って帰るだろうから心配だ…。
私の席は、エコノミーの非常口席だった。満席だから…というが、マイル特典だとこんな不遇を受けるの？ ってなぐらいにひどい席。（＊マイルのせいではないし、他の席ももっとひどいことは帰りの便で判明）足は伸ばせない 設計だし、トイレの前だし、すきま風が入ってきて寒い寒い！
機内食はあまり迷うことなく和食にした。昨日「日本食を食べておこう」と思って天丼を食べたが、 それにひき続きの米（私は３食パン党なので２日連続で米を食べるのは滅多にない（笑））。機内食とはいえ、 量もほどほどだし（むしろ少ない）そんなにカロリーも高くなさそうなヘルシーメニューだ。昔ロンドンへ１ヶ月行った ときはエールフランスだったが、そのときは次々に出される高カロリー機内食のオンパレードに、フォアグラ化したもの だったが、JALはそんなことはなさそうだ。それに、意外にも美味しかったのだ。
・食前にビールとおつまみ
・鶏の竜田揚げ、野菜あんかけ、わかめご飯
・鮭の唐揚げ、鶏とサツマイモの寄せもの
・鶏の治部煮、野菜の炊き合わせ
・嶋岡豆腐（ぜんざいみたいでおいしい）
マトリックスなどビデオをみて過ごすと、おなかが空いてきた。なにせ、私は自分ちのベッドでないと 眠れない神経質なたち。旅行先でも、２泊目からようやく眠れるようになる。つまり、12時間のフライトはまるまる 起きている状態なのだ…。昨夜は一睡もできなかったのに、この往路のフライトでも眠れなかった。 映画「ぽっぽや」も意識朦朧としながら見ていた。身体も辛いし、あと７時間も乗るのかと思うとしんどい…。 夜行バスや夜行列車をよく使う私だけど、エコノミークラスの国際線がこんなに窮屈なものだとはなぁ…。 たとえＴＶがあろうとも、ゲームがあろうとも、景色のみられる列車で12時間、のほうがずっとマシだ。 途中、おやつタイムに。洋梨のペストリー。冷蔵庫で冷やされたデニッシュは洋梨部分だけはは美味しかった （ひどく空腹だったということもあり）。
ひたすら夕食を待つ。現地でいうと昼の時間だ。JALの機内食はタイミングと言い、ボリュームといい、 ちゃんとおなかを空かせてから食べられるのがいい（だから美味しく感じるのかも）。
・ラザニア
・おいなり
・くるみとレーズンのプチパン
（リトマとかのレーズンぎっしり系の黒糖パンを密度薄くしたような。単純に美味しかった）
・フルーツ
やっと着いた！！ 長かった…現地16時頃。エールフランスバスでParis中心地から南西にある モンパルナス駅を目指そうとしたら、バスはなかなか来ない。待合い人の中には日本人も多く、関西人の大学生の 男の子や留学生の女の子らとバスに乗り込み盛り上がる。私には「パン」という大きな目的があったので、 特に個性的のようだ（ここでもパンオタクぶりを披露してしまう）。やっぱりパン語しか話せないのだ☆ 大渋滞の中、ようやく到着。
カフェでいっぱいのParisの町並みに感動しながら、タクシーを待つ（これまた全然来ない）。 サンジェルマンエリアのセーヴルバビロン Severe Babylone にあるアパルトマンに着いたのは19時。 日本人が経営するアパルトマンで事務所を兼ねている（常駐ではない）。シャワーやトイレ、キッチンの水回りは共用だが、 一泊7000円の日本でいう６階にあたるこの部屋は思ったよりも良い部屋だった。200年の歴史ある建物でエレベーターが おもしろい。手動で開けるドアで、定員３人だが１人でも窮屈なくらいだ。ロッカーみたいなこのエレベーター、 閉所恐怖症の人だったら無理だろうなぁ…。Parisの建物はどこもしっかり頑丈な扉でオートロックされている。
荷物をひとまず落ち着かせてから周辺散策へ。けっこう夜は冷える。近くのデパート（Le Bon Marche）の食料品専門店は すごい立派で、日本では紀ノ国屋とか明治屋とかに当たりそうなもの。見ているのがとても楽しい。日本では100グラム いくらの表示になっているが、こちらでは野菜にしても総菜にしてもなにもかもが１キロいくら、の単位になっているので最初は慣れなかった。 お総菜のサラダを買おうとしたが、100グラムとは言えず、400グラムも買ってしまう。この総菜も800円ぐらいかかって しまった。ミネラルウォーターのコントレックスは日本ではダイエットウォーターとして珍重されているが、こちらでは 1.5リットルで0.5ユーロくらい（60円ちょっと）。（＊滞在中は毎日１本以上は飲んでいた。別に痩せなかったけど、 太りもしなかったのはコントレックス効果かも（笑））
部屋で初の夕食。インゲン豆とトマトのサラダだったが、レンズ豆に見えた黒い粒々はなんとカレンズだった。めちゃくちゃ入っている。甘すぎて不味い （笑）。プチパンは冷凍物なんだろうか、正直特徴のない味だった。日本では売られていないタイプのコカコーラライトも購入してみた。
この部屋の良いところは、ネットが自由に使えること。洗濯バンのようなシャワー室でシャワーを浴び、部屋をくつろぎ体制に整えてからメールチェックをした。明日からはガンガン歩こう。まずは２日間徹夜した身体を休めよう…。
Paris 2003 TOP
１日目：Paris到着
２日目：ルパンコディティアン＆基本的名所
３日目：モンマルトル＆ポワラーヌ＆カイザー
4日目：13区、14区パン巡り
5日目：3区、4区パン巡り
6日目：シャルトル観光&エッフェル塔ナイトクルーズ
7日目：初デジュネ＆２区へ引越
8日目：ディジョン観光
9日目：朝市、オルセー美術館、アルザス料理ディナー
10日目：ベルギー観光（ブリュッセル＆ブルージュ）
11日目：20区パン巡り＆絶品パン尽くし＆モンマルトル夜景
12日目：オ・ペトラン・ダンタン、16区グルメ＆モンパルナスタワーの夜景
13日目：モアザン＆お土産探し
14日目：Paris最終日〜ジュリアン、PAUL、ルネ・サントワン、プージョラン