158-1.【大阪1泊ステイ】〜嵐の堂島中之島!川をはさんでアッシュクレ



今はもう、9月になってしまった。


2016年3月、あの岸辺でのグランドフィナーレからすでに半年…

5月にシュクレが大阪どセンターな北新地にオープンし、

いつ行けるかタイミングを狙いながら早いものでもう9月。

そうこうしているうちに、8月にはなぜかシュクレが岸辺で復活したりと(笑)


9月のシルバーウィークに北海道に帰る、そのついでに大阪に寄ることに!!


行きはめずらしく新幹線で(そのときの模様はちょびっとブログで触れたが)

ちょうど台風が関西に迫ろうというバッドタイミング。

台風と大阪で待ち合わせするかのように、一応定刻で新大阪入り!

あえて平日狙って来たのは、猛暑でも1時間2時間待ちはザラという

シュクレの混雑を避けるためだったのだけど、台風は望んでませーん(笑)




今回はチビ子と私の二人旅。

できるだけチビ子の負担を軽くしたい、

できれば以前アッシュの目の前のホテルに泊まったときのような

夢の様なアクセスを求め…


大阪での滞在先に決めたのは、堂島にあるホテルエルセラーン。

宿泊相場が相当高い堂島内ではベストチョイスだったのがここ。

それまで知らなかったんだけど、化粧品メーカーのホテルなんだとか。


なんといっても、シュクレとアッシュのちょうどど真ん中! 

どちらも徒歩5分程度にあるのだが

これが結果大正解!


というのも、大阪駅から北新地までは地下街でつながっているのだが、

このホテルも地下直結。台風だというのに全く濡れずに楽々ホテルまで到着♪




シンデレラがコンセプトとのことで、赤いバラと白のめくるめく独自の世界観で、

例えるなら聖子ちゃん(笑) カフェテリアには赤い花が敷き詰められ、白いグランドピアノが(笑)

朝食会場もここだけど、出張のサラリーマンらしき人が

何人かおひとりで召し上がっていた。居心地悪そう(笑)




かぼちゃの馬車に、(画像にはないけれど)シンデレラのガラスの靴まで!

プリンセス大好き、夢見るチビ子にはたまらない様子(笑)





ロールカーテンを下ろすと、真っ赤でした(笑)

かなりビミョーな趣味だけど、部屋はとても広く、清潔感あって快適そのもの。


化粧品メーカーらしくアメニティが相当独特。

パウチ入りの歯磨き粉って初めての体験(笑) 

石鹸はボディーソープはなく、固形のみで、

口コミでは相当賛否が分かれている様子だったけど、

この固形石けん、洗顔ソープとして非常にいいものかと!

こりゃもれなく持って帰らせてもらいます!

(ちゃんと持ち帰り用の袋もあり!)

このホテル、女性にはおすすめかと。

そして、アッシュクレお目当ての方はぜひとも!!



暴風雨の中、いざ出陣!

ホテルからびっくりするほどシュクレは近く、

平日、しかも台風の日はさすがのシュクレも比較的静か。

作戦成功?!

(いや、台風は想定外…)




あいにく、緑に囲まれたエントランスやテラスを

満喫出来る余裕はどこにもなく(笑)

それは次回の宿題とすることで…

ひとまず、お店に飛び込み!





十年以上岸辺に通い詰めていたのに、なんだろ、このしっくりくる感じ。

赤から黒へのモノトーンな転身。

そして、名前も。場所も。


初めて来るのにここがシュクレだということを疑う余地もない感じ。

なぜだろう?

そう、パンはシュクレのままでいてくれたからこその

しっくり感、もあるのかもしれない。




中で食べる用のパンを待つ間の時間を楽しむ私たち母娘。

順番の札は、プレートではなく、木のブロックで「8」。

いちいち、いちいち洒落ているから!!




娘が大好物のベーコンエピに、

シュクレでは絶対欠かさず「ここで」食べるキッシュ、この日はシャンピニオン

そしてクロワッサン。

クロワッサン、ここ最近で一番美味しかったかも…!!


プラス300円でこのサラダプレート。

中で食べないのは、絶対に損としか言いようがない。




岸辺では別店舗だったモンテベロは、

ル・シュクレクールの中に。

ミントとチョコの「ミンス」を

チビ子と奪い合うようにつつく。

あ、あのね、もうちょっとだいじに食べてよぉ。。





こちらはテイクアウト組のパンたち。

パンだけはすでに秋色で、栗攻めと相成る(笑)

・パン・クール

・エスカルゴマロン

・シャテーニュ

・マンダリンマロン

・よもぎとフェンネル





厨房にもおじゃましやす!!

岸辺のおっちゃん…もとい、北新地のおっちゃん(ビミョーな呼び名w)は

チビ子にとって親戚のおっちゃんみたいな距離感。

はたらくおじちゃんの背中を見て何を思う、幼子よ…




ちょうどパンドミが焼き上がり、

熱がさめやらぬオーブンの前で3ショット♪

(お見せ出来ないのは残念だけど)





先ほども述べたが、十年通い詰めた岸辺ではないこの場所で、

大阪のどまんなかの高層ビルの一階というこの場所で、

なぜこうもしっくりとシュクレたらしめているのだろう。


主がそこにあるからか。

どこで窯を構え、どこで店を構えようと

彼がそこにいれば、そこがル・シュクレクール。

店は人、そのものだから。

この先十年、この堂島のこの店が

私の大阪の思い出の拠点になる。





シュクレを出るときには傘もぶっ飛ぶほどの雨嵐!

これはさすがにチビ子連れでは…いや、ひとりでもこの対岸を渡るのは危険すぎる!

…ということで、すぐ隣の全日空ホテルから

徒歩10分の距離をでタクシーで移動(笑)

青写真では、歩いて川を渡ってシュクレ→アッシュの

華麗なるリレーをしたかったのだが…

次回の宿題!(笑)





土曜日に周年記念で大行列をなしていたというアッシュも、この日はさすがに静かで…

マダムとゆっくり話せてありがたし?! 

私は3月以来で半年ぶりだけど、チビ子は2年前の子連れ出張以来。

定点観測的なショットも撮れました(笑)





この通り、ずいぶんデカイ態度で試食のクッキーをほうばっているチビ子(笑)





今日はわりと往年のレギュラー商品が多く、

なじみのあるパンたちをごっそりお持ち帰り♡

もちろん、周年イベントのときのような「ザ・変態!!」なパンも

のどから手がでるくらい食べたかったけれど…(笑)


・パンアンテグラルレザン

(搾ればジュースが並々とつげるかもしれないほどにジューシーでてらてらしたレーズンがたっぷりと…! 

こんなに美味しすぎるレーズン食パンがここにあったなんてどうして今まで気づかなかったのだろう!!)


・ブリオッシュプラリネ

・パン・ア・ラ・フレーズ

・花美のフリュイセック

・セーグルフリュイセック

・エピ・ラルドン

・ル・タイペイ(笑)

・フロマージュ・オ・ジャポン

・マンゴーフロマージュ


 シェフは今、孤軍奮闘で体を壊さぬか本当に心配…。

本町時代も、何度も職を辞してアッシュをヘルプするために

大阪移住したいと思っていたのを思い出した。

どうか、ほどほどに手を抜いてからだを大事に…と

思うけれどきっとそれは馬の耳に念仏。

それができるならもっと昔からやっているだろう。


愚直なほどにパンに向き合うシェフ。

そんなシェフだからこそ、シェフのつくるパンだからこそ、

慕わずにはいられない。




アッシュにいた時間が暴風雨のクライマックス。

かなり長い時間過ごし、マダムのアドバイスで

可能な限り地下通路を通る作戦でずぶぬれ被害は最小限におさえられた☆


これまで気にしていなかったけれど改めて大阪って

地下が発達している街だったのだなぁ…と

そのありがたみを実感したのだった。




さて、そろそろチビ子サービスタイムに入らねば(笑)

夕方、ホテルから地下直結で梅田のグランフロントまで歩き、

キドキドで1時間半たっぷり遊ばせて。

これもやはり二年ぶり。遊び方に成長を感じるなぁ…




ランドセル屋さんにすいこまれるように入っていくチビ子。

買ってもらう気満々のチビ子だけどさすがにまだ早い。

(※年中さん)




夕食は、友達お勧めのチェーンの居酒屋へ。

肥後橋なのでここもホテルから徒歩5分程度。

本当は台風でなければもっと遠出したかったところだけど

チビ子のことを考えるとホテルから近いのが大前提!




食べたものといえば…

刺し盛りと焼きナスとポテトフライ(笑)

すべてチビ子の大好物ばかり。

大阪に来てまでそれ?感は否めないけど(笑)

チビ子サービスってことで!



それにしても、アッシュとシュクレが川を挟んだ歩ける距離というのは…

本当に本当に本当に、ありがたすぎること!!

シンデレラ的ナイスな拠点も見つかったことだし(笑)

さぁて、次回の大阪はいつにする?



ちなみに、チビ子に翌日「今回大阪で一番楽しかったのはなに?」と聞くと

「ホテル!!!」と即答(笑)。

よっぽどプリンセス気分になれたのでしょうな…(笑)




後編(二日目)につづく*



2016.9.20〜21