11.Restaurants備忘録-1-


このページは、単に備忘録が目的。

お店の名前は諸事情により記載しませんが

エリアのヒントはちらちらっと出しております。

パン好きさんなら余裕なヒントばかり?!(笑)




* 2005春 *


立川を訪れた後は、お花見(?)を兼ねてJRで移動した。

BBSでグルメ大好きm嬢に紹介して頂いて以来、かねてより行ってみたかった

フレンチレストランのオープンサンドのランチを食べるためだ。






桜並木で有名な南口とは反対の北口は、 だいぶ落ち着いた町並み。商店街を少し行き、

一本右に曲がると住宅街の中に紛れるように現れるレストラン。

PARISの町並みにありそうな、シェフと奥さま(?)とお母様(?)でやっているような、

まるで家内制手工業の小さな店だ。ひっそりとしながら清潔感がある。





だというのにカトラリーにはしっかりネーム入り!







オープンサンドやキッシュ、鶏のロースト(ボリュームたっぷり!)などのランチ。

パンは駅前の三浦屋のものを使っているそう。

このタルティーヌの彩りといったら…!







こちらは連れのキッシュ。カニかなにかのキッシュだったかな…。

とにかくほわほわで柔らかくて、出汁が濃厚! 超ーー美味ぃぃ〜!

雑穀のピラフだったかリゾットだったかが付け合わせ。






このタルティーヌがすごかったすごかったすごかった。

m嬢曰く「サンドイッチじゃない、これは料理だ」。

いや、ほんと。こんな贅沢なサンドイッチ、いいのかー?

不粋ながら順位をつけると、3位は豚(だと思うが)のリエットのタルティーヌ。

脂肪過多でそのまんま脂肪味(笑)。






2位は海老! もういったいいくつ載っているのかわからん、イタリアンテイストの海老が

これでもかこれでもかとぷりんぷりんしている。食べにくさではダントツ1位(笑)。







ダントツに1位はこれ! じゃがいもを粗く潰して、サーモン(覚えてない)が載ったもの。

これが忘れられないくらいに美味!! カイエンとかスパイスも振り掛けられ

味にめりはりがある。じゃがいもの味付けがとにかく良かった。






お花見のいい季節だったっけ。あいにくの天気だったのだけど。

パン屋とランチを一緒にしたランチ友とはここでお別れ、

国立に住む親友との約束の場所へ向かった。

2005年4月。





* 2005春 *





パンの種類は少ないけど、窯で焼くパンが美味しいブラッセリーカフェ。

気のいい仲間たちとのディナーはパンがなくては始まらない。

有名な焼き鳥屋もタイ料理屋もトルコ料理屋も鉄鍋餃子もベーグル屋もあるこの街、

ほんっとにグルメには事欠かない。あぁ、この街に住んだならば!!






ライ麦パンと塩パン。

どちらもしっとりとして美味だったけど、

バターをつかった塩バターパンが特に美味〜。

種類は日替わりらしいが、あまりいろいろと種類を作ってないみたい(笑)。







パンも美味しいが、ここは料理が美味しすぎたなぁ〜。

パンの大親友、3点セット!

リエット!

テリーヌ!

レバーペースト!

どれもまさにストライクゾーン。パン足りないよーー。





メニューは家庭的なフランス料理が中心。

カブのスープ煮! プロシュートが載っていたりする。

カブってこんなに美味しかったっけ?

家に帰ってカブを買ってすぐまねて作ってみたのは言う間でもない。







かといって家で真似できないものももちろん(つーか、スーパーに売ってないべ(笑))

大好物のトリップのトマト煮! 悶絶ぅぅ。






これまた大好物おでん!

…いや、語弊があるな。ポトフである。

これも悶絶ぅぅ。







たぶんこれは旬の魚のソテーなんだけど(笑)、

下に敷いていたのはたぶんカブ(笑)。

美味しかった! …ということしか覚えてません。美味しかったのです。

(ネタが古いので味の表現ができなくてすんません)

だから中央線で物件を一生懸命さがしたひと頃。






* 2005夏 *


1ヶ月はあっという間だった。

帰省中だったカリフォルニア少女が明後日帰国してしまう。

クリームオフを皮切りに、オフィス街にも2回も来たし、

立川のあのお店も、松戸Zも。カラオケも行ったべな(*05年5月下旬〜7月上旬のDIARY参照)

ほんっとにこの1ヶ月は何度も何度も会ったね、楽しかった。

そしていいメンツだった。最後もやっぱりこのメンツでお別れ会!

グルメ友Sさんもお気に入り、私も一度ランチで来たことがあり、

季節ごとに必ず訪れたいと思っていた店(…のわりには1年以上ごぶさた)。






4組しか入れない小さな小さなお店。シェフと奥様(?)が2人で切り盛りする、

まさに隠れ家。隠しておきたい店。頼む、隠れていてください(笑)。

(あんた何の権利があって…(笑))





Sさん以外はワイン、私はビールだもん麦酒党だもん!

ほらほらこう見たら、ちょっと黄色すぎるけどシャンパーニュみたいじゃない?(笑)







お通しは2種のオリーブ(甘い!! 美味しすぎて種をいつまでも口の中で転がす…)、

ピクルスや生ハム、ドライトマト。そしてトマトとハーブのケーキのようなパン。

そう、私は以前、ここのフォカッチャに感動したのだが、あれ以外のパンも食べられるなんて♪






前菜はカルパッチョ。

右はアオアジ、左はコショウダイにガスパッチョとサフランクスクス、バジルソースをかけたもの。

やばいね、この3種のトッピングは。

コショウダイも含め、すべてがちゃんと味を主張してる。でも喧嘩しない。だから美味。







くわーっ。きたー!

これが前回来訪時に感動したフォカッチャ! エッジが効いていてカリッカリ。

オリーブオイルがとにかく極上で、香りが高い。

前食べたのと違う。松の実もキャラウェイもかかってなかったから。これも美味しいなー。

岩塩はまばらにかかっているので、淡白な部分と濃厚な部分とまちまち。

料理の登場がまたれる(いや、先に結局食べ切っちゃってるんだが…)






「酵母の状態で毎日パンの味が変わるんです(笑)」

おぉ、パン屋さんのようなセリフだ。

そうですよねー、パンですもん、自家製ですもん!






ここなー。ほんっとパスタが旨いんだよ。すべて生麺。

トマトの…「カ」なんちゃら(笑)。

(私、パスタにそこまで詳しくないので★)

変わったチーズが載っている。バジルが効いて申し分無しのシンプルトマトソース!

(なんつー稚拙な説明…ナサケナカ−)


私はこの魚介のタリアテッレ。

サフランを練り混んでいるようで、真っ黄色! そして野菜との彩りの良さ!

なんの魚か忘れたが(おいっ)フレーク状にほぐされたその魚の(イイ意味での)臭み&出汁が

全体に行き渡っており、ほんっと旨いんだ…。


そしてなんといってもこれ!

じゃがいものニョッキにゴルゴンゾーラソース。

レーズンや松の実まで入っちゃって、滋養強壮系?(んなバカな)

これが反則級の美味しさで、みんなで彼女の皿をつつきまくったっけ。

フォカッチャお代わりしてぬぐわせてもらったっけ。

…スマン…でも悪いのは美味しすぎるゴルゴンのせいだから(←おいっ)。






お口直しにはフレッシュハーブのグラニータ。

アニスのすっきりした甘さに、旨ボケした脳が覚めるぅ。






このお店は最初も良ければ最後も良い! もう、完璧なのだ。

4種類のドルチェは見事にみんな割れた! ほいじゃ、お皿回しちゃえー!

チョコレートムースは甘さ控えめで濃厚、

お米のパンナコッタはお米の焦げた香りがしてこりゃまたあんたー。

個人的にはこのヨーグルトのセミフレッド+チェリーの赤ワインソースが特に美味!

ラムレーズンのクリームチーズが入ったカンノーレには、ブラッドオレンジのソルベも。

すべてすべてすべて絶品…!






これで終わりではありませぬ。

ちゃんと食後のエスプレッソにはプチフールまでもでちゃうわけです。

生チョコ、オレンジピール、胡桃のクッキー。

完璧。


お客さんがすべていなくなっても(といっても4組しか入らないお店だから…)

ゆっくりとお茶を楽しんだ。シェフも奥様も、ちゃんと戸口まで送りだしてくれる、

ほんとに小さな心のこもったイイお店。わざわざ…じゃなくて、でも、大切な時に訪れたい。

そう、今日のような大切な人たちと。






そうそう、お店に行くまでに久々に買ってしまったカレーパン(笑)。

この街に来てこの通りを通って、私はこの愛するカレーパンは素通りできないよぉぉ。

とびきりのレストラン、しかもパンも出るようなお店の前に

こういうことをする人は許されるのでしょうか?

わーん。ほんの一口だけ…許してっ。


そして我々は駅近くのカラオケボックスで送別会二次会を催したのだった。




* Restaurants備忘録 つづく(?) *