MACAU 2010.6.25〜6.27◎

1日目:悪夢の出戻りからリベンジ! マカオへ再飛行

それは2010年の新年。
とある懸賞に応募したところ、なんと「マカオ2泊3日の旅」が当選!

2009年は結婚式の直後に入院、長い休職生活を余儀無くされ、新婚旅行にも行けなかった。 そんなときに、まるで「捨てる神あれば拾う神あり」的に降って湧いて来たマカオ旅行の話! 休職中の2度目の入院の直前に、夫の休みを調整して出発することになったのだが…

本当に「捨てる神」がまだ存在していたなんて(笑)


旅行当日、空港でいきなり飛行機欠航に。 しかも、すでに出国手続きをし、離陸まで免税店で買い物をしている最中の突然のアナウンス。

「本日の○○航空のマカオ行きの便は、欠航になりました」

うそーーー?!?!
なんなのそれわ!!!

搭乗予定だった乗客たちは、一カ所にまとめて待機させられ、事情説明を受けることに。 その前に「免税品は返品してきてください」とな(笑)。もう、足下ふらふらで返金しに、、、

欠航の理由は「機材の故障」。代替機は、なんと翌日の14時。 つまり、現地には夜に着くというではないか。夜にマカオついて、翌昼に帰国?! ありえません!!!! 帰りの日程をずらそうにも、その変更は利かない、と。 まるごと日程変更するなら応じる、だそうな。ありえないでしょ、、、怒りが湧く私たち。

時計はすでに21時を回ってる。乗客たちは引き留められたまま、 航空会社のスタッフは乗客たちを宿泊させるホテルの確保に奔走していて現場大混乱。 とりあえず、現地のホテルに、1泊でもキャンセルできればと思い、 相方が電話をかけたところ、…事情を説明したら、 片言の日本語で「イイデスヨー。イツキマス? イツデモイイデスヨー」とな(笑)。 あっさり2泊ともキャンセル成立(笑)。日本ではありえないアバウトさ(笑)

ホテルのキャンセルが成立したので、もうこれは今回の渡航は諦めて出直そうということになり、 泣く泣く成田から帰ることに、、、私、半べそ状態(泣)

それがなんと、航空会社の破綻のせい、ということを翌日ニュースで見ることに…
あのまま翌日の代替便に乗っていたら、数日現地で足留めをくらう羽目になっていたのだ。

…そんなこんなでめちゃくちゃ落胆&憤慨したのが3月の「マカオの悪夢」(長い前置きだ…)


というわけで、別に自腹でいくのであればもっと遠くに、 もっと別の場所でも良いと思ったのだが、マカオのホテルの宿泊券は生き残っていたし、 マカオのこともいろいろ調べた労力のことも思うと…くやしいので、 今度はJALで。面倒ながら、香港経由。…今度は破綻しないで飛べた!(←ある意味、怪しいがw)


そういうわけで、mi_wa的海外旅行レポにしては非常にあっさり駆け足で送るマカオ2泊3日の旅レポート。 楽しかった! けど、恒例行事、失敗列伝の数々で…(笑)





朝5時すぎ。サッカー日本勝利を見てからすぐに成田空港へ。明け方だというのに、サムライブルーTシャツの人が多い電車の中… JALでまずは香港へ。画像はお馴染みの機内食の図。JALの国際線は何度も乗っているが、そこそこ悪くはないが、おもしろみに欠けるのがたまに傷(笑)




香港からは、空港内でマカオ行きのフェリートランジット。約1時間のフェリー。 めちゃくちゃ揺れて、めちゃくちゃ船酔い…。寝るしかなかった、、、 船の中でビール飲んでる中国のおっちゃんたち、ツワモノ!!!


(だいぶ詳細端折るが)マカオ到着!!!





残念ながら天気はよくなかった(2日目はずっとどしゃぶり)けど、この日は傘は要らない曇り空でホッ。
空港からバスでホテルまで。 宿泊先のヴェネチアンマカオは、ラスベガスのホテルで、 私もラスベガス一人旅(笑)したときに一度、行ったことがある(泊まったことはないw)。 夜の画像しか撮ってないけどエントランス! さすがにゴージャス!
最初、ちゃんと予約が取れているのか、懸賞で当たった宿泊券は生きているのか、 イマイチ自信がなかったが後日ホテルからの請求は来ていないので大丈夫だったようだ(笑)



全室スイートルームのこちら、想像以上にゴージャス!




いや、単に広さや豪華さというだけでなくて、かゆいところにもちゃんと行き届いた部屋だった。 すべてが揃っていたし、足りないモノはひとつもない。 ベッドルームとリビングにはそれぞれテレビがあり、複合機まで備え付けだったので、 ガイドブックのコピーもできちゃったり。

外国のスイートは過去2回泊まっているけれど(いずれもお一人様で…(笑))、 ここまで行き届いているのは初めて(いつも、どこかなにか足りない…)。

しかし、こんな豪華な客室でも、あまり部屋でゆっくりすることはなく…… それはとりもなおさず……カジノでゲーム三昧に走ったからである(笑)




ホテルの入口で売っていたエッグタルト。 マカオはポルトガル領だったので、マカオ料理=ポルトガル料理という解釈でたぶん正解。 一昔前に日本でもブレイクしたエッグタルトは、マカオの至る所で食べられるが、 まずは最初の洗礼を…。

ここのオリジナルというわけではなく、大量生産の冷凍パイシートに卵液を流し込んだ、という感じのエッグタルトだったが、 そこそこ美味しくいただける。よし、お目当てのエッグタルト屋さんにも行ってみるぞ!




荷物を置いた後、ホテルからほど近いタイパビレッジへ。庶民的なダウンタウンで、美味しい物が集まっているらしい。




今夜はまず、マカオ料理のお店で食事がしたかった。でも、お目当てにしていた店がなかなか見つけられず… 適当に看板が美味しそうだったお店に入ってみる。こういう「勘」は冴えている私なのだ。




まずはマカオビール(だいたい200円くらい。安! でもちょっと味は薄い)で乾杯☆




これが食べたかった、蟹のカレー炒め。 画像では殻しか見えないけれど、足もたっぷり入っていて(割って食べるのは大変だったが)、 玉ねぎもたっぷり。カレーもココナッツミルク風味がほんのりとして美味しかった!  これをパンに乗せて食べると絶品!

バカリャウも頼むが、ここのは超ーーーボリューミーで、 ポテトサラダのコロッケに、チーズがどっぽり載って1/2個が限界だった。。。(なのに、2個もついてくる) とても食べきれるものではなかったが、こういうときに食べ盛りの男子が一緒だと本当に助かるのだ(笑)。




これもマカオ名物のアフリカンチキン。 日本のマカオ料理屋で食べたアフリカンチキン(ケチャップ煮込み、みたいな感じで) はあまり美味しくなかったのだが、ここには全く全然別物で、 スパイスをたっぷりすりこんでまるごと焼き上げたような味わいで、めちゃくちゃ絶品! ココのお店、よかったなぁーー。店員さんもすごくフレンドリーだったし。




雨の予報だったにも関わらず、初日は傘要らずで済んだ。むわっとする湿気はまさにアジアの熱帯夜。 明日、ゆっくり世界遺産を回るつもりで、今夜はとりあえずマカオを一望してみようと、マカオタワーへ。




現・東京タワーよりも3メートル高いというマカオタワー。 どう考えても、張り合ってるな(笑)。カジノのネオン街は、上から見るとわりとスペース的に距離があって、 やっぱり下から見上げるように撮った方が迫力あるみたい。 明日撮ろう!(…と思ったが、なんと次の日はざぶざぶの雨! 外で夜景撮る余裕がなかった、、、)




ホテルに戻り、正面エントランスでおのぼり写真をパシャリ!




ラスベガスと同じく、アホみたいにゴージャス!! 一体いくらかかってるんだろう…。




客室も2000あるというが、それだけ人もものすごい。 ちなみに、このエリア(マカオの南部の埋め立て地に立地)、わりと周りは開発途上という感じだった。 でも数年後はものすごいことになってそう。




もう普段ならとっくにおやすみの時間だけど、ついついホテルのバーでバンド生演奏をみながらビールをひっかけてみたりなぞ。

カジノ(撮影は禁止につき、なにもなし)といえば、黒服のマフィアが葉巻きをふかして…というイメージがあったが(偏見?)、 旅行客が気軽に、フツーの格好で(それこそ短パンサンダルだって大丈夫だろう)ゲームを楽しんでいる。

ラスベガス以来のカジノ。あのときはスロットどまりだったが、ここではルーレットにハマる。 ルーレットは、テーブルで人間のディーラーが行うものの他に、機械もあるのだ。 他のお客さんと円卓のルーレットを囲んで、思い思いにかけられるので低額でも恥ずかしくない。 1000円かけて、1000円勝って1000円負けて…を繰り返し、マイナス2000円程度(笑)。 かわいいもんである。しかし相方は何よりもカジノを楽しみにしていた人なので、 賭ける額もすごいが、負ける額もすごかった(汗) 最終的に6万負けて4万勝って、マイナス2万(あくまで自己申告。もっと負けてるのかも…↓)

それよりも、コールガールがなんと多いこと!  乳ボイーン&ボディコンなおねえちゃん(美人も不美人もいたw)たちが、 男性1人客に声をかけて、番号を渡すシーンを何度も何度も見たし (うちの相方も1人で歩いているときに声を何回かかけられたらしい☆)、 お持ち帰りされているのも何度もみた。取り締まりの警備員に、追っかけ回されるのも見た(笑)。

眠らない街、マカオ…。本当に、東洋のラスベガス。そこにいる大半が中国人ってことを除けば(笑)

(2日目に続く)



2日目+3日目へ