56-1.「2005年食べ納めパン」を巡る旅 〜東京→仙台→盛岡〜





1年ってあっという間…」

いろんな場面でよく思うことだ。

でも一番強烈に「もう1年?!」と実感するのが

2004年末の帰省旅(ESSAY 31番)から1年経ってしまった、ということだ。

あの旅で訪れたあのパン屋さんたちは、もう1年も行ってないのか、と。


書きためたESSAYを見ると、2005年ほどパン旅行に飛び回った1年はなかった。

たしか2004年も同じことを思ったけれど…

さらにさらにさらにたくさんの出会いがあった。

あの場所、あの店、あの人、あのパンたち…。

こんなにパンをめぐる出会いがあった人間も

こんなにパンに恵まれた1年を過ごせた人間も

そう滅多にいないのではとすら思う。


たくさん食べた。たくさん出会った。たくさん笑った。たくさん泣いた。

濃密だった。長かった。とてもとても満たされた1年だった。




…ところが年末のこの時期になると

あれらすべてのパンが一瞬にして忘却の彼方へ。


2004年食べ納めパン、

ついこの間食べたばっかりじゃん!」(笑)





12月29日、早朝6時半の新宿駅から北上旅は始まる。


赤羽7:01発 → 宇都宮8:20着

宇都宮8:23発 → 黒磯9:14着

黒磯9:39発 → 郡山10:40着






東北本線、黒磯で乗り換え。

この車両は珍しいのだろうか、鉄っちゃん(=鉄道オタク)たちが撮影していた。

私もあやかるー。ぱしゃぱしゃ。…って、私も鉄っちゃんの仲間入り?!(笑)



そう、今年も去年のように、普通なら片道3万円かかる北海道への帰省航空券代を

3日間かけて「陸続き」で東北をめぐりながらゆっくり北上しようというのだ。

最初はもちろん「18きっぷ」を使って。

たとえ始発で東京を出ても、まともに各駅停車で行ったなら仙台に着くのは14時頃。

どうしても行くべきパン屋さん2軒行くには到着が遅すぎる。

どこで泊まるか? どういう経路で行くか? どこで食べるか?

延々と時刻表でシュミレートする日々が続いた。

本人、こういうひとときが一番幸せなのである(笑))





夕べ、会社の納会で終電まで飲んで帰り、そのまま帰省支度で

ほとんど眠っていない。というかこの忙しすぎた年末、私は1日3時間くらいしか寝ていない。

そのせいか、この年末年始の列車旅は、終始眠りこけていた…深く深く…

だから、このお城がどこの車窓だったかも覚えてない(笑)。


結局、悔しいけれど郡山まで各駅停車で、

郡山から仙台までは新幹線でショートカットすることに。

宇都宮からでも乗ればいいのになぜ郡山か?

…だって、新幹線代5200円…うぅぅ、これ以上は出せません!(笑)


やまびこ 郡山10:56発 → 仙台11:32着


新幹線を使おうと思ったもうひとつの理由は、そう…メイクをすること(笑)。

スッピンメガネのまんまじゃ、これから仙台で会うかわいこちゃんたちに顔向けできぬ!

自由席は満席で通路に立たねばならなかった。

しかし通路に溢れかえっている人たちを横目に

化粧室に立てこもり化粧に専念する私(笑)。

どのみち立ちっぱなしであることには違いない。

よし、いざ仙台へ!


青春18きっぷ1日分(各駅乗り放題) 2300円

新幹線代 5200円

累計 7500円






2005年 食べ納めパン? その1「バーニャのパン」





荷物を預けて直行するのは、あのマニアックパンの巣、バーニャのパン!!

かれこれ3度目の来訪になるのだが、

やっぱりどんなにたくさんの「本場フランス風のパン屋」が出来ても、

この店以上に「本場」な店を、私は知らない。


匂いが。姿が。味が。…文字が(笑)。





あれ? いつものお母さんがいないんですけど…。

「今、昼飯いってます」とシェフが代わりに接客をしていた。

(シェフ…って言葉がイマイチ似合わない気がするが(笑)以後、兄ちゃんと呼ぼう)





相変わらずもんのすごい造形のパンたち(笑)。

こ、これがクイニーアマンだって?(笑)


「美味しさ重視、見た目は悪くても」というのがモットーらしいが

ほんと、成形がぶっとんだパンばかり…まさに我が道を行く、

「美味しけりゃいいでしょ?」てな、あっけらかーんとしたスタイル。

そのスコーンと突き抜けたところが、逆に、本気で旨そうなのだ。

ついでに言うならば、ネームプレートも「読めりゃいいでしょ?」てなスタンスか?(笑)


兄ちゃん、実はめちゃくちゃナイスキャラなのではなかろうか。

この狭い店内で、じっくりゆっくり選ぶ間に、

徐々に打ち解け始めた。

リアクションが妙〜に面白かった。


「ほんっとかっこいいですよね〜、パン

写真撮ってもいいですか? パンの」


写真を撮り始めた私の背後でぽつりとなにかつぶやきが聞こえる。


「ボクは(撮らなくて)いいんですかね(笑)」

「あのーー、、かっこいいと言ったのはパンであってですね(笑)」





今年行ったParisで憧れのパン職人に会えたことを嬉しそうに語る兄ちゃん。

あぁ、そのパン屋さんなら私も知っています。

今度Paris行った時に絶対行ってみよう!


妙にあれこれ詳しい風な私に「パン屋さんかなにかですか?」と聞かれた。


…いえ。(名乗るほどのものじゃーござーません)

ただのパン好きです。じゃ、また来年…」

と、私は店を去っていた。

(一部脚色(笑))

そう、また来年…。




駅までの道のり、冷たい北風が吹いても私は手袋をはめられない。

パンを取り出してかじりつくためだ(笑)。

5時に食べたきり、激空腹、食べなきゃパワーでなくて歩けましぇん!





しかし、ポーリッシュ法で作られたフルートをかじりつくと

歩き食いがなんて難しいかと言うことに気付く。

…う、旨すぎて歩行困難!!! …だからだ(笑)。

う、うますぎる…甘くてずんずん奥から温泉のように沸き出してくる旨味!!

ま、まっすぐ歩けましぇん…!!(笑)





バトンショコラも、大きなクロワッサンの中から豪快にチョコが飛び出す…。

クロワッサンの美味しさは2004年に散々書いたので端折るが(笑)、

チョコのひとつひとつまでが、本当にいいものを使っている。

美味しいものを知っている人が作る味なのである。


店内の画像であるように、クイニーアマンの造形がすごかった(笑)。

激しく突っ込みたくなる気持ちを抑えてかじりつく。

これが、まぁーーー、口当たりが軽やかなのにとろけるように甘い甘い。

バターと砂糖の実に見事なマリアージュ…。

マリアージュ…なんて高貴(?)な言葉は似合わないけどね(笑)。





このガレット・オ・ポンムも、本場そのもの。

私がParisでパン旅をしたときに、実に多くの店で食べたのがリンゴパイ。

これも、土台が実に美味しく、しかも少し焼くと、カラメルが溶け出して

ものすごい香ばしさになる。絶品…!!



そして私が一番くらくらトド目を刺されたのはオレンジスライスの載ったブリオッシュだった。

(画像は棚の下段にちらりと…)

地下鉄のホームで食べようと思った時。

電車が来たのでスライス1枚分だけ口に押し込めそのまま電車に乗った。

ふた口目を投入することもできない私はその間中、

まろやかなクレームダマンドの甘さがいつまでも口から逃げだせず、

私の美味しさ中枢は行き場を完全に失った…!!


他にも「今日の気泡はいいです!」とお薦めしてもらった

カンパーニュは、旅の間中、猛烈な「匂い」を発していた。

本当に美味しすぎるのだ。この店のハード系は。ヴィエノワズリィは。


あぁ、やっぱり日本一の"すごい"パン屋さんだと、

私は思うとです! 兄ちゃん!!(笑)






2005年 食べ納めパン? その2「Bagel U」


地下鉄で終点の富沢まで。

そういえば、去年の今日は吹雪で、ベーグルを入れた段ボールを抱えて

傘もさせずに駅までの道のりを歩いた。

ほんの5分の道のりなのに、頭にも段ボールにもこんもりと雪が積もったあの日から1年。


でも、同じ場所に来て歩くと、

その1年はなんて短かったのだろうか、としみじみ思う。





仙台在住のパン友さんとUちゃん店頭で待ち合わせ。

遅刻魔の私はまた10分以上も待たせてしまってほんとスマンスマン!

忙しいところなのに、ほんとありがとうね。

そして、Uちゃん! 久しぶり! 1年ぶりにまた会えた!!

久々の再会に、店内ではしゃいでヒートアップ。

外は寒いけど中は元気とHappyでほかほかだった。





…げ! ベーグルがなんにもない?!

土曜日の午後になると特にこんな感じらしい。

早い時間にベーグルが売り切れちゃうのだという。

ほんの少しパンとサンドが残っているだけだった。…す、すごいなぁ。





恐縮ながら取置きをしておいてくれたUちゃん。

全種類揃い踏み!! うわぁぁーー一体何種類あるんだろうか。

全部が全部、個性的な、女の子の食べたい心をこちょばすフレーバーの数々!!

もちろん、買わせていただきますっ!

だって、全部が全部美味しすぎるんだから!

あ、発送用の段ボールはもらえるかな(笑)、すまんねぇ(笑)。





とめどなくおしゃべりをしながら、温め直してくれたベーグルにかぶりつく。

試作ベーグル(まだ売られてない)を1年ぶりに再食したら…

…はっきり言いましょう!

「めちゃくちゃ美味しい!!」

ごめん、私には言葉がみつからないよー美味しい以外の。


そしてジューシーで甘酸っぱいエキスを

たくさんはじきだすシナモンレーズンの美味しさにもやっぱりふらふら…。

美味しすぎるベーグルには立ち食いは無理なのかっ(笑)。





この店でイートインするやつぁ私だけだろうか(笑)

買ったベーグルたちは全部クール便で発送するとして

今日はサンドを食べるとです!

これまた卒倒するくらいに絶品のベーグルサンド。

地中海野菜と生ハムとクリームチーズのサンドは、私の理想的な控えめな量。

クリチたっぷり派ではない私には、一番美味しく食べられる量なのだ。

ソフトだけどチュウイーなもっちもちベーグルを噛み切る時の

あの「ぱつん!」とした食感がたまらなく好き!!


豚の角煮の入ったサンドも絶品。

やっぱパンには、ベーグルには動物性脂肪があうのじゃよ、しみじみ…。





Uちゃんとこはベーグルだけじゃない。

お菓子がべらぼうに旨いのだ。

シュトーレンは何が入っていたのかは未確認だけど

オレンジ、レーズン、アーモンド、そしてホワイトチョコにも似たような

まろやか〜なとろける甘さにめまい…動悸…心不全…。

ほんっとに美味しかったぁ〜!!

このシュトーレンを旅の間にちまちま食べ続けた。

2005年のラストシュトーレンがこの店だったなんて予想外!

ほんっとにありがとう。ありがとう。


2006年、届いたクール便のベーグルたちを毎日食べている。

全部が全部、嘘偽りなく絶品なのだが

3つだけ紹介。大好きなエッグやずんだはあえて端折ります(笑)。





期間限定のかぼちゃのベーグル…。

ただのかぼちゃベーグルじゃあござらぬ、なんとかぼちゃのチーズケーキなの!

シナモンとかぼちゃチーズケーキ、ほんのり甘くて

温めなくても温めてもめっちゃくちゃ美味しい。

塗らずともクリチが食べられるお膳立てベーグル(笑)。





私がUちゃんの中で一番好きなのはこれだ。

食べるのは4度目、モッツァレラチーズベーグル。

チーズが乗っているチーズベーグルもあるのだけど私はこっち派。

上にチーズが乗っていると、Uちゃんの持ち味の表皮のヒキが体感できないから。

「これにも上にチーズ乗せたものを作ってください

っていうリクエストがあったりするんですよー」とUちゃん。

そうかなぁー、私は両方とも食べればいいと思うんだけど(笑)。

このモッツァレラは生地に閉じ込められているから、

温めただけでまろやかぁ〜&むちむちぱつんっ!





でもでも、私が今の所、一番感動させてくれたのが

意外にもベーコンのベーグルだった。

中にベーコンが入っているシンプルなものなのに

やっぱりベーコンエピが大好物の私、

Uちゃんのチュウイーなもちもちヒキのある生地に

甘いベーコンがすみずみまできちんと入っているベーグル、

ベーコンの脂肪が溶け出て生地に染み込んで

まさに「ベーコンエピベーグル」!!!

…頭痛がしそうなほどに美味しかったのである(笑)。



十分すぎるほど美味しいベーグルを作っているUちゃんなのに

いつも向上心があってすごいなぁと思う。

来年もあちこちに出かけて行って美味しいものにたくさん出会って

刺激をいっぱい受けてほしいな〜と思う。

また、来年ここに遊びにくるまで…。



段ボールを両手に抱え、仙台駅へ戻る。

カフェでお茶を飲みながら梱包作業…。

周りの目を気にしながらこそこそ作業する私に

仙台のパン友ちゃん曰く

「仙台のカフェは中でなにしても平気(笑)大らかなんですよ」

かなり恥ずかしいんですけど?(笑)

でも、仙台に来るパン好きたちのパン梱包inカフェに付き合ってきたという

彼女の言葉に従い、ナイフを取り出し、

パンをカッティング、ラッピング。時に口にポイ(笑)。


カフェでお茶を飲みながらおしゃべりしながら

いい時間が流れる。ほんとに貴重な時間を割いてくれてありがとう。

また会おう、…次は東京で? 大阪で? はたまた…?






2005年 食べ納めパン? その3「SAKURAI TOSHITAKA」


もう少し早く仙台を出られたら花巻で夕食を…と思っていたが

そこは東北の落とし穴(笑)、電車の接続が極端に悪すぎた。

今夜、最終的に盛岡に辿り着けばいいのだが

なんと到着は9時! 仙台を5時に出たとしても、だ。

途中、何度か乗り換えをするのだが、平気で次の乗り継ぎが1時間後…とか。

むむ、こりゃー時間がもったいない。

…よし、こうなったら、もう一軒行ってみるか、パン屋さん!





仙台から2駅、岩切という駅から「車で2分」というところにある

Boulangerie Sakurai Toshitaka』というパン屋さん。

つい先日、HPの読者の方から紹介して頂いたお店だ。


最近、自分の名前を掲げたパティスリーやレストランが東京に続出している。

まさか仙台にもそういう洒落た店名をつけるお店があるなんて。

どことなく、「中央(東京)」を見据えているのかなーなんて思ったりもした。


しかし車で2分、って…微妙な表現、歩いてどれくらいなのだ?

行って帰って電車に間に合うか。一か八か歩いてみた。

途中、人に道を尋ねながら到着。

あ、あれ? たったの徒歩15分程度なんですけど…。

さすが車社会だなー(笑)。





国道沿い、まるでスーパーやレストランのように

広々とした敷地を使っているコンビニと牛丼屋の裏道。

「こ、こんなところにパン屋?!」みたいな場所だ。

他にはなにもない住宅街。小さな町のパンとケーキを扱うお店だった。





噂ではクロワッサンがオススメらしいが

残念ながらもう「当日のパン」はほとんどなく、

正月まで日持ちしそうなパンはこれだけだった。

オーソドックスなセ−グルノアレザン。

みずみずしいレーズンとクルミがぎっしり入っているので

年越しまで十分美味しくいただけた。


パン屋さんとは無縁と言えそうなほどに

静かな町にパン屋さんを開いたというのは凄いことだと思う。

きっと、ご近所の方たちは喜んでいるに違いないなぁ。

小さな、がんばるパン屋さん。

2006年も日本全国の町角で見かけられたらいいな。



岩切17:51発 → 一関19:16着

一関19:21発 → 盛岡20:52着



長い電車移動の中、私がしていたことは年賀状書き(笑)

明日泊まる予定の温泉宿で年賀状書こうと目論んでいたが、

その宿はランプを照明に使ってる宿らしく、本も読めないほど暗いらしい。

揺れるから字は乱れるわ、酔うわで…(笑)。






盛岡でじゃじゃ麺 初体験





盛岡についたのは9時近く。

あれだけパンを食べたけれど、さすがにお腹も空いて来た。

盛岡で夕食を食べる予定はなかったので下調べはゼロ。

この時間からもう店を探して歩くのはしんどい

とりあえず、駅前にある冷麺のチェーン店の系列の、じゃじゃ麺専門店に入る。





実はじゃじゃ麺を食べるのは初めてだ。

キチガイじみた寒さの中で冷たいもんを食べるのはどーなのかと思ったが

知らなかった…じゃじゃ麺って、最初は湯でたてで温かいのですか(笑)。





ひとまずビールがなきゃ始まらない。

地ビールをぐびっと飲み干しながら、じゃじゃ麺の食べ方の説明書きをじっくり読む。

薬味の壺がたくさん並んでいるが、どうやら自分でカスタマイズして食べるらしい。

むむ…失敗したらやだよぉ(笑)。





ちまきとサラダと鶏卵湯(チータンタン)がセットで800円程度。安い!(助かる!(笑))

麺が出てくるまでちまきを食べていたが、このちまきは美味しかった。

ちょうど数日前に上海に行っていたのだが、その時食べたようなクセのあるちまき。

オイスターソースの味付けだそう。





一番少ない量の麺にしたが、…ちょーーっと塩っぱすぎる。

麺に対して肉味噌が多すぎたのだ。

しかし時すでに遅し。ぐっちゃぐちゃに混ぜた後だったからだ…。





ほいじゃ、説明書き通りにカスタマイズしてみよう!

ホントは苦手なカスタマイズ。失敗したらやだもんねぇ。

…といいつつ、大量にニンニクを投入する私(笑)。これでもかっこれでもかっ!

これに、酢とラー油も混ぜる。…むむ、さっきよりはだいぶよくなったかな?





本来、麺をほとんど食べ終わってから卵を割り入れ、

そこに鶏のスープをかけてもらうのがチータンタンの飲み方らしいが

ちょっと早めに卵を割り入れてみた。

むむ! 卵のおかげでまろやかになって肉味噌の塩っぱさが緩和。

…遅すぎたよー気付くのが!





お店の人にネギと鶏スープを加えてもらって、チータンタンを仕上げる。

卵が固まり、イイ感じにかきたま状態になるのだ。これに塩こしょうで仕上げ。

さっきまでのしょっぱさが嘘みたいに、イイ塩梅。

これで800円程度で楽しめるならいいかも!

今度盛岡に来る時はじゃじゃ麺めぐりしてみたいぞ。

…冷麺とのハシゴはきついかな?(笑)




今夜予約したのは、駅から10分も歩くチェーン系ビジネスホテル。

5000円切ってる上に、温泉大浴場つき、NEWオープンでぴかぴかだそう。

そりゃー歩いても行くでしょ、と思った。


しかし、雪道の中、スーツケースをごろごろひきずっての

10分を思い切りなめてた。

ちっとも進まないわ、スニーカーですべるわ、寒いわ。

私はほんとに道産子なのだろうか?(笑)





10時過ぎにホテルに到着したら、

なんと大浴場は男女入れ替え制。

「女性の入浴時間は8時までです」

おいおいおいおいーー聞いてないーー。

ビジネスホテルで8時前に入浴を済ませるなんて、、、

そのまま部屋でビデオでも見てろということか?(なんの?)


明日の朝は早くから盛岡パン巡りをする。

…そう、おそらく2005年食べ納めパンとなろうパンたちを。

盛岡のパン友さんとの連絡を取り終え、「大人しく」眠りについた。



盛岡ホテル宿泊費 4900円

累計 12400円



* 翌日に続く *