20.福岡出張グルメレポ・パン篇




2004年6月。

1年ぶりの福岡。


以前来訪した際に出会ったパンたちが忘れられず、

ようやく実現した2泊3日の福岡再訪は、

幸運なのかはたまた逆か、「出張」でだ。

もちろんパン以外のグルメも散々楽しんできたので

(仕事は? 仕事ー!)

そちらの詳細はPRIV.mi_waにてご覧いただきたく。


***


福岡出張が決まってからというもの、

受験勉強のごとく福岡パン屋さん情報を収集する私。

仕事もこれぐらい熱心に取り組んでいれば

もっと出張の伴う仕事もゲットできそうなものなのに?!

パン屋さんリストを作成、調子に乗り過ぎて集めた情報は30軒近く(笑)。


2泊3日のうち、仕事をこなしつつ、他のグルメもこなしつつ

行けそうなのは5軒程度というところだろうか。

そのうち、すでに2軒は決めている。

1年前に来訪した時に訪れたパン屋は5〜6軒&デパ地下。

そのうち、リピートしたい店が2軒あるのだ。


衝撃的な出会いと感じた「セ・トレボン」はなにがなんでも再訪、

オーストリア風パン屋「サイラー」もはずせない。


福岡には郊外に個性的なパン屋さんがあるようだ。

即興詩人森のパン屋せふりの」「MADOKA」など、

今回新しく行ってみたいパン屋さんはどこも郊外!


特に「せふりの」さんはバスだと1時間(しかも本数が極端に少ない)、

バス停から30分くらい歩いた森の中にあるそうだ(しかも住所は佐賀県)。


…こんなシュミレーションを出発前夜に

延々としていたものだから眠れるわけがない。


準備万端なのは「冷凍庫はからっぽ」にしていることだけだろう。

福岡パンが入場するのをばっちりスタンバっている我が冷凍庫!

良い土産、たくさん手に入れてくるからね〜♪



***



福岡空港に到着したのは朝の9時台。

仕事のため午後4時頃までに天神に戻ってくればよいので

呆れるほどに時間はあり余っている、しかし…。


「即興詩人」さんは金曜日定休(珍しい)。

「せふりの」はバスで行こうにも、昼までバスが来ないらしい。

もし行っても、もどってきたら夕方になってしまう。

あぁ、仕事さえなければなぁ!(って、おい!!)


レンタカーを借りようとも思い旅行カウンターで料金を確認したが、

昨夜は1時間しか寝ていないので運転は恐い。リスク回避。

あーでもないこーでもないと迷っていながら

空港で30分も右往左往している私(←バカ)。


とりあえず天神まで出てみたが、空腹でめまいがしてきた…。

そう、着いたら早々にパン屋行くぞ〜! と気合いが入っていたので

5時におにぎり一個を食べただけ。

とりあえず何か、何か(パンを)食べたいーー!!

そこで前回も来店して場所が一番把握し易い「ジェラールミュロ福岡」へ。





ミュロ様のお写真を掲げたエントランス。

こちらの店のすごいところは、全種類に近い数のパンに「試食」がついていること。

そうそう、前回もさんざん試食させていただいたが(もちろん今回も(笑))

試食すると、それで満足してしまって買わない〜なんてことが多々あるもの。

実際、試食して、それでもなお東京へ持ち帰らせるだけの力のあるパンは

「フリュイ」くらいだろうか、正直言うと。

前回はこれを購入して正解だった。

なので、今回はこのフリュイにクリームチーズと

ペッパーシンケンをサンドしたサンドイッチを購入。





冷蔵ケースに入っているゆえパン生地は湿気ておりイマイチだが、

ペッパーシンケンがぴりりと渋くてクリチとよく合う。

辛さとまろやかさと時折混じるフルーツの甘み。

取りあえずの空腹を満たすにはとても贅沢なサンドイッチ。




郊外へ行くことは時間的に諦め、市内をふらつくことにした。

薬院、平尾の方へと足は向かい出す。

最終日に最優先で行こうと決めている「セ・トレボン」…。

それでも自然に足は向かっていた…。

地図を見なくても身体が覚えている、平尾の駅からの道のりを…。

そうして辿り着いたトレボンで、変わらない「凄み」のあるパンたちと再会。

今日は眺めるだけ…予習して…日曜日分の取置きをして…。

やはり買ってしまった。それがトップの画像のプチミルクバゲット。




途中、とあるパン屋さんによったのだが、

残念ながらおいしいものには出会えなかった。かなり消沈。

これならトレボンで遠慮なく買えばよかった。




さらに薬院のボンラパスというスーパーにパン屋さんが併設されている。

福岡ではメジャーな「ダムドフランス」。

平尾のスーパーにもインストアベーカリーの支店をみかけた。





エントランスは洋館風のいい感じ。

ただし、なんとな〜く惹かれるパンがなかったので何も買わず…。

そのかわり! 以前から食べてみたかった苺ジャムを見かけたので即ゲット。

イチゴがそのまんま浮いている手作り感あふれるジャム。美味!

しかし福岡で伊豆のジャムを買うのってどういうんだろうね。





時間を持て余す私。

もっと福岡パン、堪能したいのに! 焦るなぁ



***



翌朝。土曜日の朝。

仕事は9時に天神集合なので、

それまでに行ける近場のパン屋さんに行こう。

 


天神から地下鉄で2駅の唐人町からすぐの「野菜のパン屋 ベジタリ」。

7時からオープン、イートインスペースもある小さな雑貨屋風のお店。

朝早いお店って、多くの場合、朝から張り切ってずらーっと並ぶ光景は

あまりみられない。ハード系が売りの店なのにデニッシュだらけとか…。

しかしこちらは、美味しそうな「野菜のテンコ盛り」パンが続々と登場!


野菜のパン屋というからには野菜の練り込み系ばかりのパン屋さんかと

勝手に想像していたら、良い意味で期待は裏切られた。

ゴーヤとかつお節がまぶされたパンや、

コーンと枝豆とタマゴがスクランブルになって乗っかったパン、

野菜の原形をきちんととどめた形で、ふんだんにお野菜が使われている。

野菜の味がしない、野菜の色だけがついた練り込みパンが

巷に多い中、こういうお店ってすごく貴重かも知れない…!


ここで作られているのは野菜のパンばかりではない。

むしろ半分くらいは野菜を使っていないかわいらしい素朴パン。

小さなひとくちサイズの豆パンやシナモンレーズンパン、

生バナナ入りのクリームパン、

スコーンやタルトなどの焼き菓子、

野菜たっぷり挟んだサンドイッチたち…。

どれもこれもが私を誘惑する〜!


トングで掴んでは戻し、掴んでは戻し

ぷにゅっとしたベージュ色の焼き色のソフトパンたちに

トングで傷が付きそうで申し訳なく思いつつ…。

朝食べる分と、持ち帰り分の焼き菓子を買って店を出た。


ホテルに戻ってゆっくり食べる時間はないかもしれない。

…それならば1駅歩く間に食べてしまえ!!

…ということで、おもむろにごそごそ。

焼き立てのほかほかばかり…!




どぉ〜ん!!

「ブロッコリーとベーコン」。

こんなに見事なブロッコリーパン、見たことない!

ピザ生地のような薄いクリスピーなシンプル生地に、

しゃっきり塩茹でされたブロッコリーと、

ベーコン、そして、マヨネーズとコショウが振りかけらた

まさに「ブロッコリーピザ」。

熱々を口にすると…。


ふぎゃーー♪♪

ブロッコリーがめっちゃくちゃに美味しい〜!!

ほんっとにシンプルなのに、ブロッコリーが本当に美味しいの。

そこにベーコンの旨みと脂分、マヨネーズがつなぎ合わせて

仕上げにペッパーがぴりぴりっと引き締めて…。

これまで食べた「野菜パン」の中でもとびっきり美味しい!!

もちろん、生地の存在も忘れてはダメ。

ふにゃパンじゃなくて、あえてパリパリ生地を

合わせているところに「技」を感じる。



これはイチジクとチョコの入ったライ麦パン。

チョコとイチジクの組み合わせって、私にとってはかなりレア。

手にべたべたチョコが付く。その指を嘗めながらかじりつく。

チョコもイチジクもねっとり甘いのに、

特にケンカすることなく双方の「甘み」を主張。

これもなかなかどうして相性悪くない。

(ベスト! …とも言えないけど(笑))


他に食べたパンたちも、どれもこれもが混じりっけなしの美味しさ。

パンって、たとえサンドイッチでも

「野菜足りてないな、サイドメニューで食べなきゃな」って思うのが常なのに

ここの野菜パンはほんとにサラダ要らず、おかず要らずなのがエライ。

今度福岡に来た時も、朝の「野菜補給処」はこちらにお世話になろ♪



***



さらに翌朝、日曜日。

日曜日と言うのは困ったことに定休日のパン屋さんが山ほどある。

仕事は10時なので時間はあるというのに…。

そこで、昨年も大満喫した「サイラー」へ行くことに。

天神大丸前からバスで約20分くらい。

(前回は高宮駅から歩いたがどえらく遠かった)




その移動中、午後仕事が終わった後に行こうしている

「即興詩人」さんに電話をしてみた。

とても感じのいいおじさんが応対に出た。

この声があのロシア人的風貌の職人さんかー。


「今日、お伺いしたいのですがパンはありますか?」

「パンがなくなり次第店じまいしてしまうんですよ」

…11時頃ですねぇ。とっておくこともできますよ?」


なにー!! 11時で閉店?!

たとえ取置きしておいてもらっても、他のパンが売り切れたら

店じまいしてしまうらしい。なんとー。

…残念ながらここは諦めよう…次回の福岡では絶対に…。


あぁ、仕事さえなければなぁ!(って、おいおい!!)







さて到着!

二度目のサイラーさん。

不便なところにあるので、車でくるお客さんが後を絶えない。

車でうめ尽くされたエントランスの画像は美しくないので、

これは画像は1年前のもの。お気に入りの一枚である。


併設されているカフェでもイートインができるので、

買ったパンたちを「席でいただきます」とお願いした。

買ったパンは一通りかじりついてから、残りは持ち帰るつもりだった。

テラスでドリンクもオーダーし、しばし待つがなかなかパンが出てこない。

…まさか? まさかー!

慌てて中に入ると、予感適中、パンは御丁寧にも全てカットされてしまった。





はい。これが私の1人前です(笑)。

こんなに一度に食べられませんってばー!(笑)

独り言で「写真撮りたかったなぁ…」つぶやくと、

お店の女の子は、すべて撮影用にパンを揃えなおしてくれたのだ。

ほんっとに恥ずかしかったけれど、嬉しかったなぁ…。

でも、結局時間もなくてこんな写真しか撮らなかった。

ごめんね、お姉ちゃん。そして、ありがとう!


 


(撮影後のパンのトレーを隣のテーブルに放置させてもらって…なんてひどい私(笑))



しかし、どのパンもあまりに美味しくて、

むしろ持ち帰り分がなくなりそうなくらいに食べ進んでしまう私!

中でも一番悶絶ものだったのがベーコンマスタード(エピ)!!




エピって、ベーコンの旨みを受け止める「クラム」が大事。

そのためにも、クラストはできるだけ薄くてパリパリであってほしい。

このエピは、まさに理想的なエピだった!

パリパリっと軽快なクラストに、塩気が抜群に旨いふんわりクラム。

そこに、まんべんなく旨味が行き届く分量のベーコン(ここが激旨!!)

そして鼻を突き抜けるような辛みのマスタード…!

ベーコンの濃厚なコクが、咽を通った後にも延々と引かない。

むしろじわわわわ〜っと込み上げてくる! パニック!!

しかも泣く子もだまる「焼き立て」!!!


こんなに美味いエピ、初めて!!!


(美味しいエピに出会うたびにいつも同じこと叫んでいるけど(笑))

案の定、ほとんど食べ尽くしてしまった。

このエピは一期一会かもしれない。

そりゃ、またサイラーにくれば食べられるとは思うけれど、

この先一生、この「焼き立て」は食べられないかも知れない。

そう思うと途中で止められなかった…。

(ちなみに自宅で冷凍後焼き戻した後でも最高に美味しかった!)


もちろんオザマンドもラム酒ぷんぷんでめっちゃくちゃ好み。

こちらのプレッツェルも大好き。

今回はガーリックバターのたっぷり染み込んだバージョンを。

なまらうまいべなー…これも止められないべさ…


さっきお世話になったお姉ちゃんにも「絶対また来ますからーー♪」と

しっかり約束してきた。あぁ、去りがたし、去りがたし〜!



***



仕事は昼過ぎに終わり、最後のパン調達へ。

もちろん、「即興詩人」さんの評判のスコーンを食べることは諦めきれない。

前日に「珈琲美美」さんで「即興詩人さんのパンは

ボンラパスのパン売り場に売っていますよ」と聞いた。

そこで、ボンラパスで手を打つことにした。





スーパーボンラパスのパン売り場。

おぉ、スコーンはたくさん入荷している!

他の種類のパンも入荷していた。

でも、イメージとは違う、ややソフトよりな感じのパンが多そうだ。

このレーズンスコーンも同様で、こんなに大きいものとは思わなかった。

もっと、天然酵母パンのお店にあるような、

小さなごつごつしたものを想像していた。


しかし、これがやはり想像以上に、

いや、もっとそれ以上に美味しかった!!!

バターによるしっとりとした口当たりと、柔らかな甘み。

とても口当たりがよいので、飲み物無しでも舌の水分を吸い取られずに済む!

かなり大きくてボリュームがあるのに、最後の最後まで全く飽きが来ない。

ちょっとこれは類をみないスコーンかも知れない…。

これは是非ともお店に行って他のパンも買わなくては!!

(*お土産をかねて5個入りを購入したが、結局私一人で4個食べた!)






さてさて、今回の旅(じゃなくて出張!)の最大目的。

平尾の「セ・トレボン」だ。




これも1年前の画像。今回はパンの木箱はなかった。

こちらには、本場で修行された女性職人の方がシェフを担当している。

彼女が手書きで発信するパン通信には、

パンへの情熱、パンの美味しさ、パンの楽しみ方など

読んでいて「この人のパンが食べたい!」と

思わせる言葉がたくさんつめられている。

私は前回の来訪で、心底そのパンたちに惚れ込んだ。

そして「私もパリに行ってパンを食べてみたい!」と本気で思ったものだ。




これがこの店のスペシャリテ、レトロドールバゲット。

この名前を聞くだけで、いかにバゲットに自信があるかを物語っている。





今回は、ここに来る直前にラーメンを食べてしまったので(笑)空腹ではなかった。

それでもたくさん買い込んでしまった…後悔しないように。


イートインテーブルでは、サービスの無料コーヒーもいただける。

そして、少しずつ、全ての種類を齧ってみた。



ここのパンは、どのパンのクラムも見事な水分保水力で

むちむちもちもちっとしている。押せば戻るヘチマスポンジのように…。

素晴らしい食感のパンばかりだと思う。それは健在だった。


…しかし…

…? あれ?

なんか心が踊らない。

…おかしいなぁ。


まさかとは思うけれど、…あまりに私が思い出を美化してしまったせいか、

今日はあまり感動がないのだ。どうしたのだろう。

別に空腹じゃなかったから、というだけではないと思う。

たまたまかもしれないけれど、全てのパンにヒキが生じていて、

パリパリッと弾けることがない。

…なんか、ちょっと興奮がクールダウン。


ただ、私がちょっと過剰に思い出を美しく描き過ぎていたのだろう。

それを認めなきゃならないとき、ものすごく切なかった。

誰にわかるだろうか、その痛みを…。



もちろん、パンは美味しかった。

前回買ったパンで感動したのはパンノワール(フォルコンブロートみたいなもの)、

エレル(クランベリーとクリームチーズの入ったパン)

グルニエのフーガス(バジルとモッツァレラの入ったリュスティック)

などなど…あげるとキリがないが、

今回はあえて手を出さなかったのはバカだったかも。




今回新しく買ってよかったのはパンセレアル。

パリにはどこの店にも決まってセレアルはあるのに、日本ではあまりみかけない。

パリのモンマルトルのパン屋さんで食べたあの感動的なセレアルに、

日本でもっとも味が近かった気がする。そう、Vのよりも、Pのよりも。





そしてフーガスオリーブ。

まるでツチノコのようなこのグロテスクなオリーブ(笑)。

このオリーブは、まるでマッシュルームのような食感&味で、

「えっ、えっ、なにこれ、何の味?!」と狼狽させてくれた。

こういう、パッとは判断しにくい味わいのものって、

「これって何かの味に似ているんだけど…」と一生懸命言葉を探しているうちに

あっという間になくなってしまう(笑)。そういうパンが大好きな私だ。




…期待した以上の感動の再会、というわけにはいかなかった。

しかし…それは家に戻ってから、幾分覆されたのだ。

それはレトロドールバゲットのおかげだった。





水分を補給し、焼き戻し、まずは何もつけずに食べてみる。

…はっ! この味は…。

むちむちとヘチマスポンジのような弾力感のあるクラムのこの味は…。

この米ぬか臭いというか、ご飯のようなこの味は…。




大好きなNicolasのバゲットやリュスティックの風味にすごく良く似ているのだ。

お店で食べた時にはあまり感じなかったけれど、

改めて食べてみると、このクラムの味わいが

とても、とても好きなものだということがわかった。

飽きが全然来ない味だ。いろいろ合わせて食べてもいいだろうけれど、

あえてバターしか塗りたくない。

純粋にこの「ご飯ぽさ」を楽しみたい。

名前負けしない、素晴らしいバゲットだと思う。


…そうか…。

なんで私が前回、こんなにこの店のパンに心を惹かれたのかが

なんとなく分かってきた気がする。

味とか、そういうもの以前のもの。

なにか、私の中で「ビビッ」と共鳴しあうものがあるんだと思う。

言葉にはまとまらない、なにか…。

限りなく「パリの風」を感じられるパンたちに出会えることも含めた、何か…。



バカな私。バカバカ。

やっぱり、福岡には何度でも行きたい。

なんどでもこの店に行きたいよ。

友達が薦めてくれたペイザンもまだ食べていない。

あのパンも、このパンも。


「やっぱり私の思い出の美化のしすぎ?」なんて言葉は、

全てのパンを食べてから言おう、何度も食べてから言おう。



***



1年ぶりの福岡。

たくさんの美味しいパンとの出会い、

美味しい店との再会を果たせたものの、

またもや「心残り」をたくさん残してきてしまった!

こうなったら、来年も、再来年も福岡に来なくては。

そして、またたくさんの「心残り」を作らなきゃ。


あわよくば次回も出張で…と思うのだけど、

やっぱり今回は仕事が邪魔だったなぁ。(おーいっ)

あの店この店、仕事のせいで我慢しなきゃならなかったものね。

ちぇー。(どの口が言うかーっ)




(素晴らしき美味な土産たち)