1.秋のサッポロ はんぶんこ 〜ココペライ&アンシャンテ〜




だ〜いすきなココペライのカレンズ!



彼女と知り合ったのは茨城(笑)であるが、

なんと同郷、家もそんなに遠くない、

しかも東京に住んでいたころは近所だった。

そんな偶然もあって、札幌帰省時には

パン屋さんへ行ったり、フレンチ行ったりと

美味しい時間を共有してきた。


***


03年11月。

札幌出張に2泊3日で帰ってきたため、

最終日に彼女を誘ってパン屋さんめぐりを開始!

札幌ではあまりパン屋さんを開拓していない私。

家の近くのパン屋さんで十分満足していたので

行ったことのない店がたくさんあったのだ。


いちおう「パン屋さん巡り」と称して待ち合わせてみるものの、

結局行ったのは以前からお気に入りのパン屋さん二軒のみ。

その二軒で満足し過ぎて、新規開拓はなし!

もういいやーって投げ出した(笑)。




星置にある「ココペライ」。

こちらのお店は以前来店して以来、とっても気に入ったお店だ。

お店が遠いのでなかなかリピートする機会がなかった。

11月の札幌はもう薄手コートでは寒い。

駅からだってそんなに近くはない。

「パン屋さんへ行く道のりって、なんでこんなに遠いのかね〜」

「帰り道はパン食べながらだからあっという間なのにね〜」

そんなやりとりをしながら到着。


 



小さいながらも、一つ一つの造りがとても丁寧なパンばかりが並ぶ。

凝ったパンも多くて、ひとつひとつのパンにファンが付くような感じだ。

「二人で全部半分個ずつしよう!」ということで

トングとトレーを持って選ぶが、

「これいいね!」「これとこれとどうするー?」

「また焼き立てがあがったよーぎゃーどーするどーするぅ〜」の

「ツボ」どころがどうやらぴったり同じのようだ。

…かといって、どのパンにするかは結局迷うのだ(笑)。





お店のマダムもとっても気さくなかたで、

写真も撮らせてもらえてしまった(わりといつも隠し撮りの多い私だが(笑))。

さてとこれでお会計! 全部半分個するのだからたくさん買えるのが嬉しいぞ!


さてとお店を出て…どこで食べる? ということになる。

家まで持ち帰ってから食べるという発想は

全然持ち合わせてないのがいいでしょう(笑)。


駅前に大型スーパーがあった。

そこのベンチで…私達はナイフを取り出しカメラを取り出しパンを取り出した。





買ったパンをすべて全部ここで半分個!!

どれもこれもが私達の「あちこちのツボ」をついてたまらなく美味しい〜!

例えばこのオザマンド、オザマンドマニアにはこれがどれだけ美味しいかが

画像を見れば一目瞭然かと思う。リッチでバターの濃厚なクレームダマンド、

ラム酒の香りもほどよ〜く効いていて本当に美味しかった!

二人してスーパーのベンチでぎゃーすか喚きながらパンを食べる。

この時に我々の「はんぶんこスタイル」が確立したといってもいい(笑)。


***


もうすっかりここで出来上がってしまった我々(笑)。

あと一軒大好きなアンシャンテに行けばもういいやーってことで

JRと地下鉄を乗り継いで澄川の「アンシャンテ」へ。






この店は大好きなタイユバンロブションでシェフをされていた方が

この地で開いた、とっても小さな「町のパン屋さん」である。

しかし、ものすごい腕前でごく普通のクリームパンとか食パンとかを

作ってしまうのだから、そこがなんて贅沢なんだ、この町の住人は!

と思ってしまうのだ…わざわざ東京から帰省のたびに寄ろうとする私にとっては…





残念ながら、この日は夕方だったのでもうパンは3種類しか残っていなかった。

(しかも3種類ともルヴァン生地のものばかりだった)

彼女にもぜひともここのクリームパンやオザマンド、

食パン、ベーコンエピなどを食べてもらいたかったなぁと残念だったなぁ。


それでもパンをすべてはんぶんこ。


***


と、こんなわけで始まった「はんぶんこ」。

彼女はまだHPを開設していないのだが、

すでに結構書き集めているらしい(笑)。

というわけでここを発表の場にさせちゃおうという企画。

どうぞ御期待くださいませ。


★ クロスレビューはこちら ★