165.札幌再発見! はじめてアクティビティはじめてパン屋


今年の札幌帰省は、チビ子とふたりだけの帰省。


アクティビティ豊富なパパ実家の栃木に比べ、

あいにく、私自身があまり札幌事情に詳しくないのと

うちの両親も私に輪をかけて疎いので

子ども向けスポットをなかなか開拓できなかった


近所の動物園いって、近所の回転寿司いって…

といういつものパターンで終わってしまっては、

栃木に負ける!

チビ子がどんどん純正栃木っ子になってしまう!

負けるな札幌!!(笑)

(といいつつ、早速いつもの回転寿司…)





ところが今回、

そこに力強いサポーターが!


うちの叔母が長年保育士&定年まで保育園の園長先生を

やっていたので、なにげに子どもの喜ぶスポットを知っていた。

もちろん、チビ子が生まれてから叔母にはたくさん

チビ子と遊んでもらってはいたけれど、

家の中で遊んでもらうことが多かったのだ。

冬の帰省のときは、一緒に雪まつりに行ったが)


今回、叔母も同行して遊びに行ったのは

滝野すずらん公園。

もちろん、名前も場所もよく知っているけれど、

むかーーし、小学校くらいのころに学校行事でいったような

いったことがないような…


そこが、想像をナナメ上いく楽しい子どもスポットだった!!

いやー、驚きのスケール感!!




まるで雪山のようなポンポン岩!トランポリン好きの子どもたちがみんな飛び跳ねてる!





雄大すぎる。バランスボールをスキー場のような斜面でころがしたりする遊びらしい。

チビ子にはまだ早い…くもないんだろうけど、付き合うには老婆で腰痛持ちの私には

ハードすぎる気がしたのでパス(笑)





これもこどもにはたまらない木のおうち!

○十年前の私なら、一日中この中にこもっていられたな。

ビバ!木のおうち!!

ありの巣の迷路なるアトラクションも楽しかった。

ほんとに迷子になった(笑)




このすべり台も圧巻。

何レーンもあって、貸し出しのヘルメットもある!


これはごくごく一部のアトラクション。

どれもなんつーかスケールがすごい。

これ、幼児は入場料無料(大人は410円)てのがすごい!


とにかく喜んでいたチビ子!

札幌に来たら今度からここだね!!




画像は省略するけれど、

このあと、近くの芸術の森美術館の野菜のバイキングへ。

地味だしやや野暮ったさはあるけど、味はかなりいい!

食べても罪悪感ない!(笑)

1500円は手頃感あり!!




さらに、南区方面行ったときの定番パン屋、マルゼルブにも立ち寄り。


さらに夕方は、チビ子とふたりで八軒のスーパー銭湯「花ゆづき」へ。

これだけでも充足感たっぷりなのに、さらにママはひとり夜のすすきのへ…(笑)




高校時代の友達と飲むためにすすきのへ。

すすきのに夕方から明け方までやっているパン屋さんがあるとのことで、

集合の前に立ち寄ってみることに。




すすきののど真ん中の雑居ビルにあり、昼間やっている別店舗「しげぱん」というお店の支店。

お客さんの名前からとったネーミングのパンがいろいろ、

いわゆるパン好き向けのパンというよりは、

万人向けのファミリーパン。

でも意外とクリームパンがさらっと甘め控えめの自家製クリームで美味しかった!!

食パンは友達へのおみやげに。







もう一軒、新川のポームの支店、南三条店がすすきの近くに。

ポームは好きなお店なんだけど新川がいかんせん郊外で、車なしではちょっと不便。
お店は19時までだったのでもう閉店していたけれど、場所だけチェック。

なるほど、ここね。

新川よりはまだ比較的便利な場所かもしれませんな☆ 今度行こうっと。




今回選んだお店は、狸小路7丁目の、パンとワインの酒場!





感度の高い飲食店が集まるタヌキスクエアにあるワインバー。

パンは自家製で焼いており、本格派。特にブリオッシュは秀逸!

立ち飲みでは無いけど、一言で言えば札幌のアヒル?!





タルティーヌがついて来た!




前菜の盛り合わせはこれだけでも十分なほどのボリューム。

パテドカンパーニュにキッシュ、チャーシュー、そしてサラダ。





きました! 自家製パン!

嬉しいハード系2種に黄金色に輝くブリオッシュ。


このブリオッシュが非常に美味しかったなぁ〜。

持って帰りたいと思えた逸品。




自家製サルシッチャもジューシーで美味しい。

札幌の夜はどこへいったらいいかわからない、という

パン好きさんにはおすすめできるお店かと♪




さて、3日目。

昨晩飲んだときに友達に「家の近所にできた!」と教えてもらった、

星置のクロワッサン専門店。

場所が場所だけに驚き桃の木!(※5号線沿いのみよしののの目の前で目印になる) 







このスタイリッシュさと、クロワッサンオンリーという攻め具合と、

街中でならまだしも星置というローカルで売れまくってる具合に驚き!




プレーンなタイプのクロワッサンがあいにく売り切れていたけれど、

創作系クロワッサンをあれこれチョイス。





画像はラムレーズムとカスタードクリームのサンド。

かなり甘めにカスタマイズされているので

クロワッサンというよりはデニッシュペストリーを

食べている感覚かも。

プレーンは食べていないけれど、

アレンジしてなんぼな感じもする。

しかし260円はかなり手頃かと☆

面白いお店が増えて来ているな、札幌…♪





さて! 今回の札幌帰省パンめぐりのハイライト!

今回はあえて海のパン屋さんは行かず、

これまで行ったことがない、当別町という札幌より来たにある町へ。


ここに、海のパン屋さん出身のパン屋さんがあるという…!


札幌からはるばるJRで揺られること1時間弱。

かの海の風景とはまた違う、絶景に囲まれたパンとの出会い…! 再会と言うべきか。





北海道医療大学という駅からそのパン屋さんまでは徒歩でいけるらしい。

その駅名の通り、駅直結の大学があるのみの一面田園風景!





田園風景を眺めながらあること約10分。

ぐるっと駅を回り込んで踏みきりをわたって行くが、

直線距離的にはだいぶ駅からちかい。




看板というか、家にパン屋さんの名前が!

「パン屋きみかげ」。

海外をも思わせる牧歌的風景にひらがながミスマッチ。





どことなく、改装前の海のパン屋さんを思わせる、

自宅 兼 工房 兼 パン屋さん。





パンの種類も、パンの顔も、お店の雰囲気も、

ご夫婦で切り盛りされているところも

そして「こんな遥々とした場所で…」というところも

海のパン屋さんを彷彿させるけれど

海とはまた違った空気感を感じさせる。

たぶん、それはまだどこかただよう、初々しさなのかもしれない。





その絶句すべきクロワッサンの美味しさは、

約束されていた以上の感動にあふれてた……!!


まるで、以前の海の家と生き写しのような佇まい、

そしてクロワッサンの悶絶しかない美味しさ、

だけど、風景は海ではない。田園の中。





シナモンロールにも悶絶……!

しっとりしみしみとシナモンの香味とかすかに香るクリームチーズ的なコク。

底にはキャラメリゼのカリッとも。

これを家まで残しておくのは不可能、30分以上来ない汽車を待つホームでひとり、

人目もはばからず(というか、人がいない…)に食べきってしまった。

しばし、風に吹かれながらの陶酔余韻タイム…。




ハード系、ずいぶんたくさん買ってしまった(笑)。

フルーツのロデヴなど、なじみなパンも。

(少しくるみの風味がアレだったものの)

秀逸だったのはパンドミ!





札幌から当別町は忍路と同じくらいの距離。

次は今回行けなかったのもあり、やはり忍路へ向かうだろうが

その次は迷うかもしれない。どちらに行こうかな…と。


北海道で訪れるべきパン風景にまたひとつ出会った。




さて、札幌のアクティビティ、次は?


チビ子が生まれてから、人ごみがいやでなかなか花火大会に連れて行けなかった。

すると、タイミングよく、近くで花火大会があるとな!


しかも会場は、こどもの頃さんざん通ったばんけいスキー場!

ばんけい、懐かしすぎるーー!!




祭りの趣旨を理解しておらず、到着して入場料が2000円もしたので

びっくりしたけれど、夏祭りの一環で花火大会がある模様。






スキー場の麓に特設ステージが設けられ、

ジャズのコンサートや、子ども向けのアトラクション、屋台がひしめく。

夏のさわやかな札幌の夜に、こんな開放的なジャズライブは、

パパが来たら喜んだだろうなぁ。




花火が始まった!!
こんな真下でゆったりと眺められる花火なんて、いったいいつぶり?!

東京では神宮花火大会くらいだぞ!

チビ子に至っては初めての大きな花火!

しかも、懐かしいばんけいでの花火!

入場料2000円もしたけど(笑) 来年も行きたい!




さてさて、札幌最後のアクティビティ!


うちから車で15分程度なのに一度も行ったことがなかった、

白い恋人でおなじみ石屋製菓のチョコレートファクトリーへ。

チビ子がおそらく楽しめるだろうと思われる年齢になったのでようやく…。




単なる工場見学だろうとかなりなめてたら、意外や意外にも楽しかった(笑)
入場料600円でここまで楽しめるなら、子連れなら行く価値はあるかも。





白い恋人がつくられる風景を見学し…




クッキーペイント体験もして…

クイズラリー的なイベントがなかなか楽しく景品(お菓子)も豪華だったり…




有料だったけれど、なかなか楽しめたのがミニ列車。

ただ敷地内のレールを往復するだけかと思いきや、

結構な長さでいくつかのパビリオンを通過して行く…という、

「石屋製菓、お金かけたなー!」感が凄い(笑)





コンサドーレの練習グラウンドを眺めながら食事できるレストランもあるので、

今度はパパも連れてくるかな。

(といいつつまた行きたいかどうかは微妙(笑))




かの日がたまたま土用丑の日と重なり、

故人が好きだった鰻を食べに、近所のうな明へ。

ふわっと肉厚に蒸された国産鰻の美味しさよ……!

鰻自体を久々に食べるのでなおさらの感動。

やはり鰻は美味しすぎた…




あの頃はまだオープン仕立ての新参だった印象があったのに、

今ではすっかり札幌を代表する名店に。

そりゃそうか。あの日からもう15年もたつんだから。

(ということは「この世にパンがある限り。」ももうすぐ15年…!)




栃木に負けるな、札幌がんばれ!

と言わんばかりにたくさんのアクティビティを詰め込んだ今回の帰省(笑)


すずらん公園に、チョコレートファクトリーに、と

今さら感のある、定番スポットだらけなのだが(笑)

チビ子には夏や冬に札幌に帰ることが

楽しみで楽しみでたまらないようになってほしいなという

母の願いを混めこめて…♡


※あわよくば、もう少し大きくなったら

ひとりで夏休みに北海道にじじばば合宿にいってくれないかしら…しめしめ…

なんて、

いやいや思ってませんから!(笑)



2017.8.3〜8.7

#miwapain