127.帯広1泊帰省
127.帯広1泊帰省
母方の実家の北海道・十勝。
この時期は毎年のことながら本当に多忙で、
金曜日も月曜日も休みがどうしても取れず、
土曜の始発便、日曜の最終便を利用して強行軍で1泊の帯広帰省。
毎年この秋の時期に帯広に帰省しているが、
祖父母は二人とも重度の寝たきり状態。
相変わらずベッドに横たわったまま長い長い1日、1年を過ごしている。
祖父が肺炎になり、一時はもうダメかと思われたがなんとか持ちこたえたそう。
よかった、毎回ここに来るたびに「次はまた生きて会えるだろうか」と
寂しい気持ちを抱えながら去るが、今回も来られた…
*
週の半分を、札幌から帯広まで介護に来ている母。
まぁ今回は母の顔を見に来るという目的もあったので
早速母と帯広市内のフレンチにやってきた。
すでに母は一度来ているらしいのだが、
さすが北海道価格、本当にコスパのよすぎるランチなのだそう!
もう時間がたってしまったのでメニューや素材の詳細は
ほとんど忘れてしまったが…
(しかも店内がものすごく暗いので画像もあまり美しくない)
ものすごい安くて良質なランチだったのが印象的だった。
だって、アミューズ、前菜、魚、肉、デザートのフルコース。
しかも素材が相当贅沢!!!
それで3000円しなかった…記憶がある(笑)。
札幌でもそうそうないのではなかろうか…
ちなみにこれはアミューズ…だったような(うろ覚え)。
カルパッチョ。
ほんと記憶があいまいなのだが…
画像の順番から言うと、どうやらこれが前菜だったらしい(笑)
なぜ私がとまどっているかというと、
あまりにもこの前菜のインパクトが強烈すぎたから!!
だってですよ、奥さんっ!
鴨+フォアグラ+トリュフの3段攻撃!!
トリュフも結構スライス何枚ものせられていてビックリ。
フォアグラ大好物の私、すごく濃厚で美味しくて涙目母娘(笑)
となると、これが魚料理というわけ。
立派な厚みのある帆立貝柱!
詳細は全く忘れてしまったのだけど(おバカー)
カプチーノ仕立ての泡の中に、ウニが浮いております(笑)。
ブーケガルニを横に添えた肉料理。
仔牛だったかな…忘れてしまったけれど、
量が多すぎず、少なすぎず、でもきちんと〆の役割を果たす
(物足りなさも、ギブアップ感も無い)一品。
ほんと美味しかった!!
デザートもこのようにしっかりと 飴細工をかぶってデコラティブ!!
はーーー、さすが帯広…
スイーツだけでなく、フレンチも美味しくて安い。
そんなようなことを繰り返し繰り返し
10回以上はつぶやく母娘であった…。
*
夜はひとり、街中のホテル(温泉付き♪)に泊まる。
ホテル付きの方が飛行機も安いのでいつもそうしているのである。
夕べは帰宅も遅くて朝は5時台に起きた。
とにかく今はゆっくりお風呂につかって、眠りたい…
最近買ったばかりのコート。
一見もこもこで暖かそうに見えたのに
風を通しまくって寒いっ! ニットコートみたいな感じだったのか。
まだまだ冬本番とは言えない寒さだけど、
十分に凍える寒さの帯広の夜、だった。
*
翌朝。
祖父母の家に行く前に、ちょっくらパンの寄り道を…。
今回はクルマもないし、手段はバスくらいしかない。
そもそも帯広の市街(駅から歩ける範囲)にはますやくらいしかパン屋さんはないが、
バスでも行けそうな郊外にあるようだ。
…ますやの新店が(笑)。
笑っちゃうほどに、十勝のパンはますや一色であるなぁ(笑)
駅からバスで20分くらい。
ビート資料館の隣。
朝日と八方に広がる雲が美しい、帯広の空。
2010.12.4〜5