105.さいたまんサタデイ〜さいたまをめぐる〜



とある土曜日。
前々から企画していた、さいたま在住のマブ友「ボーカル」との
パン屋さん来訪企画。
「クルマ出すよー」の一声にほいほいとさいたまパン計画をプランニング。

ところが、直前になって「ベビ蔵が熱を出した!」とな。
まだ生後数カ月、ベビ蔵が初めての熱を出したそうな。
そりゃ心配だ、
こっちの心配はしなくていいよ、

…こっちはこっちで勝手にパンめぐり行くからさ(笑)
…友達がいの無い私であるが
だって、もう某パン屋さんの予約しちゃってるんだもーん。
「ボーカル」の友達をそのまま拉致ってパンめぐりにつき合わせた。

御存じのとおり、私は究極の晴れ女。
今日も「雨」の予報だったのに、
朝から灼熱。今年一番の猛暑。
しかも、私が屋内に入っているときや、クルマに乗っているときだけ
雨が降ると言う…そこが私の晴れ女たる所以!!!

来訪は二度目のタローさん。
(前回来訪はこちらからどうぞ)

あの来訪以来、よい交流をさせていただいているタローさん。
当初は、まだパンの焼ける量も少なかったけれど
最近設備投資をされて(笑)、焼けるパンの量が増えました!

というわけで、予約を入れるだけ入れて、
あとはバスに乗って、猛暑の中、住宅街の中をてくてく歩く…
道連れのHチャン、暑い中つきあってくれてありがとう★

おお! 新しいパン棚。
「ようやく理想の棚が見つかったんですよー」
そうおっしゃるタローさん。
お父さまも一緒に暑い中店頭に立って
お客さんの対応をしている。
麗しき家内制手工業…(笑)

「ローズマリーと畑のジャガイモ」パンに使われる、
3種類のジャガイモ!
えええ、赤いのも、黒いのも、全部ジャガイモなんですか?!

驚く私に、この後タロー菜園を見せてくれるという…
ムハーー! この酵母パンの秘密をこの目でしかと見届けることができるとは!

じりじり照りつく灼熱の中、
ポータブルな蚊取り線香を片手に(笑)
タロー菜園におじゃまします!
お店からすぐ目の前のタロー菜園には、
あらゆる種類の季節の野菜が!!!
わぁぁ、私、こういうのたまらなく楽しいです。
たまらなく嬉しいですーー!!

「赤いのはまだ酸っぱいけど、真っ黒のが美味しいですよ!」
これがブラックベリー。
うん、ブラックベリーは知っているけれど
黒くなるまで待つものなのね!!!

これがしっかり熟したブラックベリー!
こんなに違うものとは。
甘酸っぱくて、これをジャムとかソースにしたら本当に美味しいだろうに!
しかし、タローさんちはこれを「パン」しちゃうところがスゴい(笑)
そう、畑の恵みがすべて、「酵母」になってしまうのがタローさんちだ。

紫のエレクトロニックな色合いの花は、
なんとアーティチョークの花なんだそう!
初めてみたアーティチョークの花。
フランスではオイル漬けにして食べる、超メジャーな野菜。
しかし、花が出てしまったらもう遅いらしい。
こんなにきれいなのに、もう蕾は食べられないんだそう…。
すっかり鑑賞用となったアーティチョークであった(笑)。

一見、きれいな赤カブは…

切り分けるとなんと、同心円を描いたきれいな内層!!!
これは、サラダとかにして食べるのがいいらしい。


たくさんの野菜を育てては、酵母にしてしまう、
不思議のタロー菜園。
私がこの日出会ったパンは、それでもごくごく一部の恵みだったに違い無い。

菜園を見せてもらってから、改めて食べるパンたちは
より畑に近く、土に近い、リアルな味がした。

「梅酵母とドライアプリコット」は、
すっぱいもの同士の見事なコラボレーション。
「ラズベリー酵母」のパンは、
紫色のねっちりテクスチャーに見事な花の大人っぽい香り!

「ローズマリー酵母と畑のジャガイモ」は
前出の3種のジャガイモが生でそのまま入ったパン。
ふかしておらず、そのまんま入っているのでしゃりしゃりした食感なのがユニーク(笑)
それとは別の次元で、ローズマリーの香りが絶えず濃厚に香る。

衝撃的な、ミント酵母チョコクッペ!!!
大好きなアイスクリームを連想させる組み合わせだけれども、
あれよりもずっとフレッシュな、「生」のミントの葉の香りがする。
鮮烈! 爽快! そこに甘いチョコが交わる!!

タローさんのパンの良さは、香りのすばらしさだけでなく
なによりも、その弾力感とみずみずしさにある。
ちょっとした時間の経過はなんのその。
ずっとそのテンピュール枕のような弾力感は守られている。
その弾む口当たりをついつい求めてしまう。
正直な話、このパンたち、バカ正直に丁寧に焼き戻す必要ないから!
ちょっとぐらい雑に扱っても絶対美味しいから!(笑)
…ひどいこといってますか? 私。
でも、それだけ、生命力の強いパンだよって、そう思うんだ…





道連れHちゃんを巻きこんで、今度は東大宮まで北上した。
ここには、とあるカフェがあるのである…

駅からバスで10分弱。
爽やかな緑が栄える田園の中には…
野生の合鴨が田んぼに異常に生息する様子を眺めつつ(笑)

このお店、実は、ひょんなことからしったお店である。
そう、カンのよいかたならおわかりだろうか(笑)

某雑誌の対談に参加させていただいたmi_waであるが
そのときに、「nukumuku」と発言したつもりが
「nukunuku」と聞き取られてしまい
こちらのお店がまさか紹介されてしまったのだ。
行ったことも来たこともない。
なのに私が行ったことになってしまった。
そりゃいけません!
そりゃ実際に行ってみなきゃいけません!!!(笑)

すると雑誌を読んだ「ボーカル」から
「うちの実家に近いカフェだよね、来たことあったのー?!」とな。
ないない(笑)。


こちらのカフェは、古い蔵を大改装した素敵なギャラリーカフェ。
都会的なハイセンスさを取り入れ、
陶芸品やアート作品、アクセサリーやお菓子なども買える。
そして、カフェ。

庭に面した席は、圧倒的なマイナスイオンが降り注ぎそうな緑!!

Hちゃんも私も、パンプレートのランチをオーダー。
パンはとあるパン屋さんのパンを入荷しているそう。
きのこと枝豆とじゃがいものコロッケが美味しかったなぁ!
別にオーダーしたコーヒーも、マスターが一杯ずつ丹念に抽出した
美味しいものだった。
とにかく、抜群の存在感のカフェである。


そんなとき、「ボーカル」から連絡が。
「今から合流できるよ!」とな。
おお、ベビ蔵の復活、おめでとう!
しかし助かった! 今からここから次の目的地に行くには
バスも電車も乗り継がなきゃならなかったからーーー
迎えに来て、ボーカル!!! 私たちの「足」になって!(笑)






今回のさいたまの目的の店はここだった。
だけど、この店については約束事に基づいて、何も書けない。
ほんとうにほんとうに申し訳ないけど、オーナーさんの意向につき…
一軒のとある、すばらしいパン屋さん…ということだけ。

ただ、とにかく、フランスの風が吹く
何を食べてもただただ感心と感動しか生まれなかった。
オーナーさんのサービス精神にもひたすら恐縮(笑)。
おなかいっぱいですからーーっ(笑)


またいずれ、お伺いします。
地元の舌の肥えた一部のお客さまのためだけに焼かれる
その素晴らしきパンたちを迎えに…



この後、「ボーカル」の実家でパンの試食&ラッピング(笑)
そういえば、大昔のクリスマスイブに、女三人で
ここでクリスマスパーティーやったよねぇ…
見ていたドラマは「眠れる森」の最終回(笑)
そんなイブをすごした友が、今や立派なママ。
うーん、時の流れは人間を「母親」にもし、「パンヲタ」にもさせるのか(笑)。
2008.7.12



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