2007年3月30日 (土)
スリー”ササ”なパン屋さん
近頃、物騒なニュースばかりで、いいニュースの無かった渋谷区にパン屋さんオープンのいい朗報が…と言っても、オープンしたのは去年の秋、ほんっとに小さな対面式のパン屋さんだった。最近ほんとにもう、疎いんです私。駅の名前も、オーナーさんの名前も、店名も全部「笹」! 駅からとてもわかりやすい場所にあるのに存在を知らなかったのは全て私の怠慢です(笑)。
「街のパン屋さん」的パン…つまり、あんぱん、クリームパン、メロンパンの3種の神器…ならぬ、3種の神パン(笑)がしっかり中央に鎮座、クロワッサンやバゲット、エピなどの「ブーランジェリー」なパンももちろん。目を惹いたのは、がっつりハードなカンパーニュだった。表面のつやっとした感じも気泡のでかたも、見るだけで「美味しかったです!」と御礼を述べてしまいそうな(笑)。
駅のベンチでパン友と二人で並んでパンを囓り出す。プレーンなバゲットを買ったので、もうひと味ほしい、、、と、目の前にあったカルディに飛び込み、カルピスバター@業務用をまるごと一個調達!(笑)だって、バターもう切れてたんだもん、ちょうどよかったんだもん(笑)。
このバゲット、いわゆる気泡ぽこぽこタイプのバゲットではなくて、内側で水分をたくわえまくったヘチマスポンジ系(説明になってない(笑))。まるでこれ、、、守谷Nのバタールみたい! そう、見た瞬間にそう思い、噛みしめた後も遠からずそう思えた。華やかさはないけれど、むっちり潤った内層を咀嚼するとじわじわ、じわじわ…っと旨みが沸いてくる! このバタール的バゲットは帰宅後、カルピスバターと福岡土産のチューブ明太子を塗られ、明太フランスとして私のお腹に美味しく収まったという後日談つき(笑)。
クロワッサンショコラも同じくN的。パキパキっと表皮は揚げ春巻きだけど、内側はむっちり歯ごたえのあるクロワッサン。クリームパンはバニラビーンズの存在感もあるけれど、タマゴ度の高さと同時に脂肪分たっぷりのこってりしたクリーム。くるみフランスは惜しみないほど胡桃がごんごん入りまくっている。
ん? なんか忘れてないか…? と思ったら、そうそう。セーグル系がひとつもない。どうやらセーグル関係は「2時ごろ焼き上がります〜」とな。あーー、残念! パン屋さんは早く来ればいいってものじゃないんだよね(笑)。しっかり平日の閉店時間も伺ってからお店を後にした。 |
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