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パンある日記(仮)

2007年2月24日 (土) その3  パンパーティーがはねたら……ライブ@上原ル・デパール

パンイベントのあと、友人のひとりが「上原でライブがあるけど見に行く?」とのことで急遽付き合うことに。場所は駅を出て坂をのぼったすぐにあるビストロ。ええ?! もちろん知ってるよ。知ってるけど、あそこってライブできるほどの広い店じゃ無かろうに???

店の奥にギターとベースと太鼓(本来はドラム)の3人が並んで、自由気ままに、自分たちの好きな音楽を奏でていた。普段はプロミュージシャンで、それぞれバックバンドとかで活躍している方たちらしいのだが、ほんっとに気持ち良さそうに、楽しそうに演奏しているのをみていると、こちらまで嬉しくなってくる。

ここは料理が美味しいことでいろんな友達に薦めてもらっていたのだが、ほんとに美味しい。パンイベントでパンパンだった私たちには、温野菜とパスタしか頼めなかったけれども、たかが温野菜。されど温野菜! ブロッコリーやカリフラワー、ニンジンをただ蒸しただけのように見えるのに、ものすごく美味しい。一緒につけるオリーブオイルや塩や黒胡椒のせいかと思ったら大間違いだ。スープで下味をつけた野菜はそのままでも十分に美味しい。こんなに味がしっかりつけられているのに、煮た形跡がみられないほどに歯ごたえが残ってる。…すごい!

ポモドーロもしかり。すごく美味しい〜。オーソドックスなメニューが多いのだが、きっとどの料理も感動できるんじゃないだろうか、この2品だけでそう読むのは容易なことだった。

ちなみに…パンは、おそらくフツーの町場のパン屋のバゲットでしょうかね。パンに鋭敏になっている、パンイベント帰りの晩餐でした★

2007年2月24日 (土) その2  【パンパーティーでパンセレクト係】会場内部

1ヶ月強の準備期間を経て、ようやく絞った8件の愛するパン屋さんからのパンが勢ぞろい。私の息のかかったヤツラ(笑)に買い付け係を分担してもらい、極力「その日」の状態でパンを手に入れることができた。

引き受けたパンイベントの会場は、湘南方面。天窓のあるすてきなスタジオ風のお住まいに、パンが料理がワインがチーズが。そして生音楽演奏つき。8軒ものパン屋さんのパンを全部決め、予約し、調達するのは大変だったけれど、大好きなパン屋さんのパンをまるごとホールで買い、ざっくざく切り分けることの快楽といったら!!!(笑) 無事いい会になったみたいでほっと胸をなでおろす。…もうしばらくいいです(笑)。

後日ESSAYで!!

2007年2月24日 (土) その1  【パンパーティーでパンセレクト係】湯河原へ行く。

友人の知り合いが、美味しいパン屋さんのパンを集めて「パンの会」を開くとのことで、なぜか私がそのパンのセレクトを担当することになってしまった。こういうのを引き受けるのはめったにない(というかほとんどない)のだが、その辺のもろもろのことはESSAYに改めて書きますが、…やるならとことんやってしまうのがヲタのサガ(笑)。

会場が神奈川、ということを聞いてすぐに思いついたのは
「そうだ。B&Cさんへ行こう♪」
…だったのだ。バイヤー(←この表現は正しいか?)の特権である♪


まぁこのときの話もESSAYに書きますが(先送りしすぎ(笑))、この日、もっとも感動したのは、レジ横のピザだったのだ。入り口横のショーケースにおいてあるピザは食べたことがあったけれど、レジ横のピザは初。値段は確か360円くらいで、「あれ? 結構高め?」と思ったら大間違い。1カットがでかすぎる(笑)。

乱切りカットの温野菜がごんごんと載り、トマトなんてもろ原色系。生地とチーズと、チーズだけでは説明がつかないようなプラスアルファのモーレツなコクがすごい!!! ものすごく美味しかった。マダムーー一体どういうことですの???

   大阪のなごり

以前は、翌日、早くてその日の夜とかにESSAYをアップする馬力があったのだけど…最近は行くだけで体力消耗(笑)、アップが遅れてますね…。それも年のせいにしてください(笑)。

2月の関西ステイのESSAYをアップしましたが(ESSAY81番)、載せ損ねた画像がありました。そう、大阪本町hの大好きなルーロ・セーグル。季節をもろ反映させるこのパンは、夏にはオレンジバージョンなんてのもありましたが…1年ぶりの「原点」(?)芋・栗・かぼちゃバージョン♪ hのセーグルは、ほんっとにいやらしいほどにうねりのある「クセ」があって、芋栗かぼちゃの女の浪漫攻撃をどっしりと受け止めてしまうのです。ほんっとうに美味しい。

立川Zの画像ではありませんので、お間違いなく(笑)。

2007年2月23日 (金) その4  ハリッツで密談、そして発売日

生田からそのまま都心の方まで戻り、上原のHarritsで途中下車(ただしドーナツは無い)。スパイシーモカをいただきながら、今日発売した、私たちの友の著書を眺めていた(しかも、編集者はESSAY81番京都旅の連れである、、、なんと言うパンヲタ色の強い本だ?!)

そう、2005年のGW、アメリカ西海岸に彼女を尋ねて海を渡った、あの風景がよみがえる。この本には、私の思い出もここに詰まってる。ほら、あのパン屋も! あのエチオピア料理屋も! 

美味しいものをウインクしながら食べる癖の彼女の顔を思い出す。夢に向かって爆走し続ける彼女。本当に本当に本になっちゃったんだね! おめでとうおめでとう。なんだか感無量…と同時に、なんかすごく刺激を受けてしまったりもする。そわそわする。といいつつ、私は何もしない(できない)ただの人なんだけど。

●2005年カリフォルニア旅はこちら
http://miwa-pain2.hp.infoseek.co.jp/WESTCOASTUSA2005/WESTCOAST2005frame.html
●aykちゃんの本紹介はこちら
http://ayakicks.exblog.jp/6521044/

2007年2月23日 (金) その3  生田へ行くだ! …寒

2005年10月15日(DIARY参照)以来のごぶさただった。
ここほど再訪したい、再訪したい、しなきゃしなきゃーっと思っていた店は他にないかもしれない。言い訳するようだが、「今日行きたいなぁ」と思うタイミングに限って日曜日だったりする。けれど、何度かパン友がお土産にラマンキのパンをたべさせてくれていた。このトマトのパン、なまらうまいなーー! 

どうしても今日、こなくてはならないワケ(ワケというか、こだわりというか、、、)があり、そのパン友を付き合わせて久々のラマンキ! マダムの記憶力はものすごい。話題にはしてくれていたのだろうけど、顔をみてもやはり「ごぶさたしてます」って、すぐわかるなんて?! 「あのときよりもパンの種類増えたんですよ〜」って! 「あのとき」って覚えているのが泣ける。。。

お店は順調だそうで、たぶんこのエリアの人の食生活、パン無しではいられないことになってるんじゃないっすか? パンはますますかっちょいいことになっており、私が買ったパンの中でも特に「!!」だったのは、「全粒粉といちごのパン」。軽くひねりの入ったカタチの全粒粉生地に、ほのかに甘いいちご。まるでホワイトチョコでもセットで入っているかのようにどことなくまろやかさも感じたり。美味しい美味しい〜!

また「明日」。焼きたてのパンに会えることを楽しみにしています♪

2007年2月23日 (金) その2  年始めSS第一弾(今頃?!)

今日はもともと、いつもの盛り合わせプレートではなく、キッシュを食べようと思っていたので、ある意味ラーメン食べてきて正解かもしれない(笑)。今年から登場したSSの新製品、キッシュロレーヌやタルト、ガトーショコラ類は、細長い型で「長く」焼かれている。グラムではなく、珍しいセンチ売りなのである。1センチ250円、2センチからの提供。……私はもちろんMAX2センチです(笑)。

ぴゅるんぴゅるんの卵液はほどよいコクと甘さ。めっちゃリッチなチーズをたっぷり使っているんだそう、…ところが、私はそういや豚肉の脂が未だに苦手で、このベーコンはちょっと辛いモノがあった。ああん、子供の頃の好き嫌いが今でも私を苦しめる(笑)。次回はガトーショコラを頂こうとしよう。…2センチで(笑)。

2007年2月23日 (金) その1  赤いトムヤムクンラーメン1500円

訳あって午後半休、私は池尻大橋にいた。もちろん目的はSSなのだが(午後半休→SSのパターンが多すぎやしないか、自分?)、…今日はちょっと気分が「ラーメン」だった。というのも、渋谷の某ラーメン店(パスタ級のごん太麺の…)の金曜日限定麺に振られてしまったからだ。すまん、これからパン屋行くというのに、ラーメンに浮気する私を許せ。。。(誰に言っているのだ)

池尻の駅の近くに、トムヤムクンラーメンの美味しいラーメン屋があるという話を聞いていたので、渋谷がダメなら池尻だ! と、急遽立ち寄ってみると…

元々はエスニック料理屋だったというのだが、なぜか知らないけれどラーメン専門店になったという(笑)、その華麗な転身っぷり、潔さ、それはたった3品しかないメニューに現れている。…だって、このただの「店名」を書いただけのようなシートが実はメニューなのである(笑)。「赤と黒と、白」。一見さんはまず「赤」しか食べられないんだそうな(笑)。赤をベースにした「黒(胡麻)」「白(ココナツミルク)」は、二回目から食べられるという掟つきなのだそう。…というわけで、私は自動的に「赤」を頼むことになるのである。

とてもラーメンとは思えないようなトロピカルなデコレーション(笑)、しかし、食べてみると一口目からものすごく捕まれる。めっちゃ美味い! 赤いスープには、辛さは強いが出汁の甘みがわかる。辛さが控えめなのではなくて、きっと出汁が強いのだろう。出てくる具も個性的。トムヤムクンと言えばてっきり殻ごと入った海老と格闘するモノかと思っていたら、つみれ団子で食べやすい。大根や蓮のスライスや、もやし、ひき肉、トマト、パクチーなどがわさわさ入っている。そしてなんといっても麺が美味いなぁ〜。こういうエスニックラーメンや担々麺って、麺が安っぽいチープに縮れた乾麺って場合が多いのに、ここのはもっちもちで、味が濃い。

そして〆には、セットでついたご飯で雑炊作り。タイ米にスープをかけ、ナンプラーをかければできあがり。山葵がなぜかついているのだが、不思議や不思議、この雑炊と山葵を同時に食べると、なぜか山葵が甘く感じるのだ。うわー、どんなマジックなんでしょ…。

とにかくオモシロ美味しく奇抜。昼しか営業していない難易度の高さだけど、この1500円はありだ〜。SSとのハシゴも………あ、ありだと思うっ(あとは懐具合の問題か(笑))。次は「黒」、宣言。

2007年2月22日 (木)  だったらいつもの立ち飲みで@丸の内V

あの夏の鮮烈な一枚がふたたび…願えば叶うんだね。

オーダーしたフロマージュ三種は、あり得ないほどに太っ腹の大盛だった(それでその値段?! と吃驚)。味はParisのマルシェで適当に見繕った匂いがした。アパルトマンのキッチンの味。バゲットにたっぷり塗り、リエットを塗り、ワインを飲む。ビールを飲む。ペリエを飲む。

2003年のParis旅行のレポートの最後に、私は「私の中のフランスが風化しないうちに、また帰ってこよう」と言った。その後、結局2回も行っているものだから風化どころかますます私の中のフランスは色濃く褪せることはない。でももし…風化させたくなくても、薄れてくるのなら、ここでワインとバゲットとフロマージュでカウンターにヒジをついて、膝を軽く曲げて立てばいい。そう、ここはあのフランスの街角。目を閉じたら蘇る。

…でも、やっぱり日本で「シルブプレー」は気恥ずかしくて言えないと思う(笑)。

2007年2月21日 (水) その2  幕張、午後3時。私がそのとき食べたかったものは!!!

会場を後にして、さあお茶でもしていくかと、駅周辺の巨大ビル群をさまよっていた。

テナントの飲食店マップを見ながら、店を決めかねていた。…どこに入っても同じようなチェーン店ばかり、、、どこでもいいのだが、どこでもよくないような…(笑)。

「もうこの際、サ胃ゼリアでもいいよー(笑)」
…と、半ば冗談で口走った。(*サ胃ゼリアとは、300円台くらいからピザやらパスタが食べられるファミレスである) モバックでパンやらスイーツやらで、なんでもいいからしょっぱいものが食べたくてたまらなかったのだ。

しかし! 突然思い出したのだ。先日、友人が「学生以来行って、久々に食べてなつかしうまかった」と言っていた店のことを。おお、確かに懐かしい。学生のころは確かによく通ったかも! 私、10年くらい行ってないかもよ(笑)。

「あー、私、どうせならカプリ行きたいなぁ(笑)」

すると、どうでしょう! なんと、飲食店マップの中に冗談ではなくほんとにカプリが入っているではないか(笑)。あまりのタイミングの良さに怖くもなるが、ほんとにほんとにカプリに入ってしまったのである(笑)。

学生のころ、よく食べていたトマトにんにくパスタをほんとに頼んでしまったが…。
カプリ、あなどれじ! 美味い!(笑) 美味い美味い言って、ほんとにぺろりとたいらげてしまった(ほとんどが私)。学生のころ、こういう大皿系のパスタ屋によく行ったよなー、池袋丸井の裏のGオットーネとかねぇ。懐かしい!

いやー、まさかカプリ来るとは思わなかったねぇ。てか、まさかこんなとこにわざわざ来てまでカプリに連れて行かれるあなたたちもどうなんでしょうか、よかったんでしょうか(笑)。

2007年2月21日 (水) その1  2007年モバックショー@幕張メッセ

ゲーム好きにはゲームショー、クルマ好きにはモーターショー、食べモン好きならフーデックス、、、

パン好きには…そう、モバックショーがあるじゃないか!
(モバックとはなにか、2005年モバック@大阪についてはESSAY36-2 こちら
一応業界人向け(プロ向け)ではあるが、私たち一般ピープルでも十分楽しめるのだ。

まぁ、本来はBtoC(消費者向け)なイベントではなくBtoB(企業向け)なイベントなので、もっぱら一般人の我々にとっての目的は…「有名人(ただしパン業界)を見ること」だったりする(笑)。これほどに有名人(ただしパン業界)が集結したイベントはないのである。ふぉ! そうこうしているうちに○○さんが! 今すれ違ったのは○○さん! あそこで実演やってるのは○○さん! 連れらはお菓子に強いので、「今のはパティシエの○○さん!」と騒ぐが……そんなん、しらーん(←ジャンル違い)。

で、3度目になるモバック見学。
まずはZテンチョが実演やっているブースへ陣中見舞い(単に冷やかしにという話も)。初日だからまだまだ元気そうなZメンバーさんたち。テンチョの今回の仕事は、もちろん機材のアピールのお手伝いなわけだが、私たち一般人にアピールしても仕方ない(笑)。なのに、「すごいんだぜーこの切れ味!」とかいって、スライサーでじゃんじゃんパンをふるまってくれるわけだ。焼きたての湯気のこもったパンですら、これならスライスできるんだそうな。すごーい。すごーい。すごー、、、い、、、けど、、、私たちに宣伝してもどうなのか、と(笑) 引き続き4日間、がんばってくださいー。

前回と同様、神戸はCムシノワのN川シェフも、実演をやっていらした。すかさず試食のパンに手を出すが…はふぅん♪ おいしい〜♪ 恵比寿でサンドイッチ屋をプロデュースしたN川シェフ。その話もちらっとしていましたな。

そして二カ所、MKが関わるブースが。フランスで一度も見たことないのに日本ではやたらお会いできるカイザー氏にKムラ社長。またまたつたない(つたなすぎる!!)フランス語で挨拶をして、…やはりつたなすぎて逆に恥ずかし(笑) このときのエピソードは端折るけれど、私の中にほかほかあったまるものがあり…。私信。良かったね!!


…まぁ、そんなこんなでいろんな人に会い、いろんなものをつまみ(笑)、腰が痛くなったところで会場を後にした。また2年後、今度は大阪に…行くんだろうな、自分(笑)。


*ていうか、画像一番下。
「但し」って何?! 「但し」ってーーー?!(笑)

2007年2月18日 (日)  絵になるシリーズ@青山デュヌ

最近、おじゃまの機会が多いデュヌラルテ。
(前回来訪は2006年10月28日)

訳あって、シリンドル二種(筒状のクロワッサン)とキュブ(ブリオッシュ)を購入、ひとり食べ比べ。

…個人的にはシリンドルの方が大好きなのだ。特にショコラが。ショコラのくせに甘くない、けれどそれで十分に贅沢感を与えてくれる。甘くない方が贅沢に感じる、というのが不思議でもあり、デュヌらしいところであり…。でも、絵的にはコントラストとして、キュブも隣に居て欲しい。むーー。悩む!!!

下の二つは左・オニオン ヴィオレ、右・カリス。
ほんの一口で食べきってしまう、アミューズ感覚のパン。単体だとピンと来ないけれど、たくさん並べられたときのヴィオレの紫の美しさといったら! 

カリスはドライトマトとパルメザンのパン。外をカリッと焼き戻せば、中のむっちりは自然とついてくる。目には見えずとも舌に確実に訴えてくるパルメザンの存在感の大きさといったら!!! 細かい点描のようなコクの粒子たちが口の中をもわもわもわ〜っと、瞬く間にとりこんでいく…! ため息がでるほどに、そのため息すら吸い込みたくなるほどに、…絶品だった。

…はふ。。。難航難航。