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パンある日記(仮)

2006年7月13〜17日  '06夏 関西ロングステイ

今年も来ました、職権濫用の夏、日本の夏!!!

夏と言えば、もう、ここなのです。ここなんですが、もちろんココ以外にも恐ろしく濃密で、全然追いつきませんったらありゃしない。

あの店も。この店も。あの人もこの人も、オールスター勢揃いです(←私の感覚的には)。そんな関西ロングステイ。去年と同じ店、いつもとお馴染みの店に行きつつも、どうしてそのたびに違うドラマが生まれるんだろう。

…この画像だって、去年と一見同じに見えるのに???

全6部作、過去最大のボリュームです。
ESSAY67番からご覧ください。
まずはこちら、大阪編からどうぞっ!!

2006年7月12日 (水)  超高級・高額・焼肉祭り

明日は朝10時から大阪で仕事…普通なら前泊して万全の体制で行くべきなのだが、なぜかまだ東京にいる私。

今夜はとある都合で、超高級焼き肉を食べに行くことになったのである。し・か・も、全部「スポンサー」付き。つまり自腹じゃなーい。もう、参加者一堂、目がぎらぎらですわ(笑)。

会社のすぐ近くのとある韓国風焼き肉料理店。昼はともかく、夜はちょっと高級すぎて、縁がないと思っていた店だが、幹事がここをセレクトした。「高くて、会社から近い」、これがセレクトの理由(笑)。

一番高い焼き肉コースにしたのだが、正直私はもう少し手頃の宮廷料理コースがよかったなぁ(笑)だって、チャングムごっこができそうでしょ?(笑)しかし、前菜のキムチ類や、冷麺、その他サイドメニューはすごく美味しかったし、肉たちはほんと贅沢の極み、こんなに霜降り脂のりまくりの肉は近年ご縁がございませんでしたぁぁ(お味的にはお肉はややフツーだったものの)。飲めや喰えやの大宴会、はっと気付くとお会計は一人頭15000円弱??(笑)

烏骨鶏に続き、焼き肉三昧で風邪から完全復活、明日5時に家を出るので酔いを醒ましながら、荷造りしながら、明日からの関西ロングステイに備え…徹夜であったのである。

2006年7月9日 (日) 午後  けっこう、こっけい、烏骨鶏!!

つくづくシャレが好きだと思う、、、自分、、、。

というわけで、本日、烏骨鶏づくしだったのである。

本来メインになりそうなアジの握りですら、ほんのアミューズに。つくづくこの酢飯がほんっとに旨いのに。…しかしこの後に続く「焼き物(またの名をバーベキュー)」たちの前には、ほんのほんの前菜、先付けに過ぎないという贅沢さ…。


モクモクと煙にまみれながら矢継ぎ早に出される「焼き物」たちを、ただただ、遅れないように、ついていくのが精一杯。いや、熱いものは熱いうちに。冷たいものは冷たいうちに。焼きたてのものは焼きたてのうちに!! それが信条! …うっわ、なんつーうまさなの、このホッケは!! 金目鯛は!!(延々と焼き物の画像もどうかと思うのでここは割愛)


ラムやカルビが続き、それはそれでとても美味しかったのだが、主役はこの後に登場した烏骨鶏だった。

烏骨鶏…。
一個500円するようなあの卵である。いや、卵を産んだ主を食べるのである!! うぎゃー、私、卵じゃない烏骨鶏なんて食べたことないかも(私の記憶する限り)。

しかも!!! レバーである。てか、生で食べられるくらいに新鮮なレバーである。ありえない! ありえない! でも、ほっぺたをひっぱたたけば分かるのだ。これは、現実。目の前に、烏骨鶏のレバーが山盛りになっているのである…。酒池肉林…。いや、それは違うだろ。

最初、焼いて食べてみた。うむ。それはそれで実に旨いレバーである。レバーは、私は臭みがあっても全然平気、むしろ「鉄臭い(=血生臭い)」のでも平気。焼いたレバーは、やはり鉄分の味が強い物だと思う。


そこで、生で食べてみたのである。ごま油と塩で即席レバ刺しタレをつけて。

…!!!

うっわ、うっわーー!!!
けっこう、けっこう、うこっけい!!!
すんごいわよ??? このレバー!!!
全然生臭さがない!!! そうか、レバーは生で食べる方が生臭くない! むしろ生臭さを楽しむのであれば焼けばよい。でも、この歯の咀嚼を拒むようなプリンっとした弾力感は生でなければ絶対無理。

続いて、砂肝(いや、砂…なんとか。砂肝ではない名前であった。なんだっけ?)。もはやこのフルーツのような彩りが現実感を喪失させるのだ(笑)。生で早速食べてみる。…が、これは生で食べると、味が全くない。炭火で焼くことで、本来の味わいプラスアルファのうまさが増す。焼いた方が遙かに美味しかったのである。


さらにさらに、ダッチオーブンで大量に煮込まれた烏骨鶏のおじや!!! やばい、もう天からお迎えが来たのか? 最後の晩餐か??? というくらいに贅沢すぎて、もうよくわからなくなっていた自分。うわぁ、、、男の浪漫や…オレはヒト花咲かせたんや…。


恐ろしいほど烏骨鶏を食べ尽くし、鉄分を取り尽くした(笑)。

今朝まで実は身動きが取れないほど具合が悪かったのだ。それでも無理矢理スイーツを食べ(↓下記参照)、時間がないだけでなく、歩くのがしんどかったのでタクシーで駅まで移動した。タクシー代をなによりケチる私が(笑)。

しかし、宴の最中はもちろん、帰ってからもハイパーテンションは続き、そのまま風邪はどこか風のごとく飛んでいってしまったのだ。お、おそるべし烏骨鶏パワー…。夏風邪には今度からは烏骨鶏レバーだな! …といいつつ、たぶんこんなに烏骨鶏を食べるチャンスなんて、一生ない気がするのである(笑)。

2006年7月9日 (日) 午前  えびす顔のスイーツの神様@恵比寿ty

今日の午後は美味しいイベントが待っているというのに、朝っぱらから目指すは恵比寿の超有名パティスリー。そう、トシ様である(←私はトシ様、などと呼んだことはないが、知り合いのスイーツ王様や本日の連れもそろいもそろって熱狂的なトシ様信者(笑))。

モンブランなどは食べたことがあるが、イートインのサロンでいただくのは初めてなのだ。…し、しかし! 順番を待ち、スイーツが出てくるのを待つまで思いの外時間がかかり、なんと「がつがつ」食べるハメになってしまったという(笑)。

…しかし!!! 噂の桃のコンポートは、あまりに美味しかったのである。赤ワインのスープに、大きな桃のコンポートを敷き、その上にハチミツのアイスクリーム、たしか桃の中からも生クリームを凍らせたようなムースみたいなやつが隠されていた(←うっわー、スイーツど素人丸出し)。生クリーム系が苦手な私に、「くどさ」のかけらもない、最後の最後まで美味しさの緊張がほぐれなかった。…しかし、ものの5分で食べるハメに(泣)。

ところが、連れはピスタチオのクレームブリュレ(これも絶品!)、さらにはすいかのジュレ(これも笑ってしまうほどにリアルスイカ…! でもここまで整った甘さにする技に脱帽)を召し上がっていらっしゃる。鬼コーチのような私は隣で「ピッチあげろ」とせかすのである(笑)。

あわただしく席を立つ私たちに、厨房のシェフはえびす様のような笑顔で「ありがとうございました!」と!!! うわーーあの微笑みに私はノックダウン。と、トシ様ーーー!! また参りますぅぅー!(←単純(笑))

2006年7月8日 (土) その4  サザンでサンザン茅ヶ崎パン巡り-3- こなひき…

もう、この時点で足は限界だった。一軒目もすでに駅から遠かったのに、二軒目(駅の方)に一度戻り、またさらに、この3軒目(また来た道を戻る…)へ向かってしまったのだから。

この3軒目が「どえらく」遠かった。いや、普段ならがんばって歩けるのだが、とんがったパンプス、黒いスーツ、荷物はめっちゃ重たい、今日一日立ち仕事、そして微熱ありますけど、アタクシ(笑)。

この店への往復がカラダに与えたダメージは計り知れないのだが、それは店には何にも関係ありません(笑)。だけど、時間が時間だっただけにパンがあまりなかったというのもあるのだが、パンのイメージが大幅に違う(それは前日、友達に聞いてはいたのだが)ため、………私がたったひとつ選んだのは「食パン一斤」ただそれだけであった(笑)。

帰り道、食パンをやけ食い。絹のようになめらかで目が詰まった、しっとりした食パン。4枚切りスライスしてもらった食パンを生食でやけ食い(笑)。

この店のスペイン風の佇まいはやはり絵にはなるわけで。でも、すでに胸のアラートがぴこーんぴこーんとなっていた私には、それすらも楽しむ余裕は残されていなかったという…とほほ。



七夕祭りで混雑したJRを避け、藤沢乗り換えで小田急で帰宅したものの、帰りの電車でみるみる発熱。帰ってすぐに寝た。あぁ、同情はしないでください、同情するなら旨いパンをくれ(笑)。


別行動していた友が帰るのを待つまでもなく…。あぁ、すまん。「あなた、先にお風呂にする? ゴハンにする?」とか言ってみたかったのにな?(笑)

2006年7月8日 (土) その3  サザンでサンザン茅ヶ崎パン巡り-2- ナノッシュ

右を見ても、左を見ても、サザンサザンサザン…。サザン通りを歩いていると、どこからともなくかかってくるのはサザンの曲、それが茅ヶ崎。しかし茅ヶ崎…と言えば、パン好きにはサザンがどーのこーのよりもまずはここを思い浮かべるであろうほど有名なパン屋、ナノッシュ。

実はHPを始めるよりもまだ昔、一度来たことがあるのだ。が! 頑固で頭でっかちで融通の利かないパン哲学をふりかざす私は(笑)、すでにその日、カのムとか他のパン屋さんへ行ったあとだったため「パン屋は一日にそんな何軒も行ってはいかん! 今日は何も買わない!」と、こんなに遠くのパン屋さんに来たにもかかわらず、店に入るだけ入っておいて何も買わなかったという。

…その後、何度も後悔したのだけど(笑)。


リベンジの時は来た。
ナノッシュの代名詞である大納言も予約した。昨日、一足先にこの店で大納言を買ってきた友が家にいるというのに(笑)「明日食べるから要らぬ。おぬしが食べよ」と頑なに受け入れなかったという(笑)。…しかしデカイよ、、、

友が薦めてくれたカレーパン。いろいろ種類があるようだったが、私が行った時にはもう小さいカレーパンだけであった。焼きたてではないが、うずらの卵の入ったカレーパンはめっちゃ旨かったのである。ルゥがとても甘い! フルーティーなカレーであった。コーンフレークがまぶされた生地もうまい。


クリームパンのクリームも、甘さもバニラビーンズの香りも卵の甘みも、トータルで「味が濃く」て、すごく美味しい。


なるほどー、普通のパンが普通に旨いパン屋さんだったのね。都会の洗練されたパン屋さんとは違うけれど、活気ある町の、買い物帰りにふらっと誰もが吸い込まれるような愛される町パン屋さんであった。



コンプレ・フリュイは、画像では写っていないけれど、蜜リンゴなどのフルーツ以外に、クリームチーズがどーんと入っている。これ、相当な量でしょうー。パンを食べている…というよりも、何か別の味わいを感じる。表面のオートミールのせいなのか、独特の…少し糖度の低いフルーツケーキというか…。うーん、なんとも説明しがたい(一口じゃ語れないよな、また後日)。


そして! 大納言。デニッシュ生地に小豆が大量に巻き込まれているものだが、焼きたてのほやほやなのでもう、生地がしなっている。画像的にはこれが限界である(笑)。きっともっと写りのよい画像を見せているブログとかHPとかあると思うのでそっちを参照にしてくだされ(笑)。

一見、「豆をそのまんま巻き込みました」というように見えるのに、実はほどよーく甘く味付けられているのである。豆、が。煮崩れていないから、その見た目とのギャップは結構嬉しいもので。生地が思ったよりも甘くないのも嬉しかった。…でも…見た目は相当グロイよな(笑)。次から次へと沸いてきます(笑)。…小豆が苦手な人はもちろん、虫が苦手な人にも無理でしょう(笑)。

2006年7月8日 (土) その2  サザンでサンザン湘南茅ヶ崎パン巡り-1- 無念の1軒目

そもそも、平塚での仕事を引き受けたのも、茅ヶ崎でパン巡りをしたいがためであった。なのに、七夕祭りとバッティングしたせいで電車や駅はありえない混雑であったし、…まさかこんな体調が悪くなるとは思っていなかったし、スーツ着ていたし、パンプスはとんがってるし(笑)。

それでも私はがんばったのである。夕方、仕事がようやく終わって茅ヶ崎に着いたのは5時頃。一軒目に目指したパン屋さんは、前日訪れた友が「ここは絶対行くべき!」とプッシュしていたのである。私もすごく行きたかった。…なのに? なのにーー???

ご、ご無体な…。まさか七夕祭り効果???? だとしたら、彦星を恨みますーー???

2006年7月8日 (土) その1  生しらす丼@平塚

仕事(?)で、朝9時集合で湘南は平塚まで遠征…。夕べは2時間しか寝ていないので相当グロッキーであった。加えてこの暑さなのに黒いスーツ着ている私は相当いかれポンチ。

仕事の昼休憩時に、早速パン屋さん行くぜと思おうが、ビーチに限りなく近いここの周辺には「全く」食べる店がないため、やむなく海鮮丼が売りの食堂的レストランで昼食。しかし、生しらすが旬であるから迷わず生しらす丼を。

もちろん、ビーチにも足を伸ばしてみるが…。黒いスーツ姿の私はなんと浮いていたことだろう! 裸でビーチバレーを楽しむ人たちの姿を恨めしげに眺めるだけの私だった…。

いいもん、仕事が終わったら七夕祭りとパン屋巡りに勤しむモン???

2006年7月7日 (金) その2  湘南のパン、予告編。

七夕の夜、関西から織り姫様がやってきた。今夜から、我が家でしばらく共同生活なのである。その手みやげに、立ち寄ってきたという湘南のパンやB&Cさんのパンたちを土産にもらう。湘南は茅ヶ崎、アメリカ人女性が焼く、リーズブレッドのフォカッチャ。塩気とオイルとハーブが効いた、爽やかなハンサムなパンである。ありがとう。

他にもいろいろ買い込んできた…でもなぁ…私も明日、湘南行くんだよね(笑)。だからあまり分けてもらわなくても大丈夫。明日は6時起き、…といいつつ、ひえぇ、話し込んでいたら4時寝なんですけど(笑)。明朝の電車の中では湘南爆睡族ってことで。

2006年7月7日 (金)  夏風邪には、ぐちょぐちょねばねばぁー

風邪が潜伏していて本調子じゃないというのに、今夜は会社の送別会。でも、飲みます(笑)。夜に飲むならあんた、昼ご飯くらい大人しく蕎麦でも食べてろと思うのだが、でもオフィス街パン屋、食べます(笑)。

夏の暑い日でも、風邪をひいても、食欲が減退するということが「ありえない」私です、おなじみカニコロを元気に(?)食べる。カニコロは…かにクリームコロッケを単純にサンドしているだけじゃない。マヨ漬けキャベツに、チーズまでぐっちょーんとサンドしているから、破壊力満点。これでスタミナつける???

付け合わせのサラダに、なぜか納豆&オクラ&豆腐のネバネバサラダを合わせてしまったものだから、あぁぁ、なんだか「むぅっ」と来ます(笑)。

2006年7月6日 (木)  銀座のはずれの自然食ランチ

やばいです…。風邪を引きました。やっぱ休めばよかったのだ、今日は…。あ、同情は不要です。同情するなら金をくれ(オイ)。それなのに飲みに行ったり徹夜したりしてる自分が馬鹿なんですから。

てことで、銀座一丁目に天然酵母のパンが食べられる自然食カフェがあるとの友人からのタレコミで昼休みに行ってみた(てか、熱あんなら会社でおとなしくしてろという話)。新富町から徒歩1分、ビルの地下。

ざ、ざんねん…ながら、現在は昼も夜もパンはやっていないんだそうな。せっかくなので日替わりランチをいただいていく。雑穀ごはんにおつゆ、惣菜3品ほどの超からだに優しいランチ。普段の暴ビール暴パン(=暴飲暴食)の自分の体をデトックス…LOHASってやつね…(←流行言葉を使ってみたかった(笑))。味付けは3品ともしっかり変化をつけていてなかなかおいしい。こういうの毎日食べていたらすごいだろな、私、がりがりになれるかしら???(←ていうか、毎日自分で作れ、という話)

明日は(またも)飲み会、週末も忙しい。
てことで、今夜中に風邪を治さなきゃいけないのである。プレッシャー(笑)。

2006年7月5日 (水) 夜  バリバリバルバリ貴族喰い

京橋にあるお店。初めて通りかかったとき、この店の名前が読めなかったのだが(笑)。1階はオープンになっていて大将が通りを眺めながら炭焼きする。2階は…それが目に入らないのでごく普通の居酒屋なのであるが(笑)。

ここのお店のメニュー、やたら贅沢な素材を使ったものばかりでメニューを見ているだけで目がチカチカ★ …といいつつ、あまり値段は高くない、良心的なお店。味付けは全体的にけっこう甘め。

同行者の言葉を借りると「貴族」のような飯を喰らったのだ。

上から順に、
白レバームース!!
(シナモンのような甘い香り付けをしているが、旨い〜)

フォアグラのカツレツ!!!
(しっかり揚げた焦げ臭がインパクトあり)

フカヒレの冷製パスタ!!!!
(フカヒレを塊で食べたの、初めてよ???)

カボチャグラタンからは蟹ミソのクリームソースが溢れたり?!

むぉー、世界贅沢食紀行??? 貴族やヒルズ族やセレブはこんなもんばかり食べているかと(?)。今夜は私も貴族よ、いえ、華族とお呼び?!(笑)


これ以外にも、八角の甘さが個性的なゴーヤチャンプルーやら、締めの卵かけご飯(←この時点ではかなり酔っていたので食べたことすら覚えてない)、幾分庶民的な(?)ものも食べる。これが庶民の食べ物ね、美味しいじゃないの。わたくしのお口にも合っててよ。おほほほほ。


ところが。同行者の一人が「鴨食べたい!」と。おお、世も食したいものよ。ふぉふぉふぉ。…で、お値段はというと…ぎょ! 4000円もする!!(がくがくぶるぶる) …別の同行者が時間があまりないので、時間がかかりそうなこのメニューは頼まないことにした。

…「心は貴族・財布は庶民」の私は内心「ほっ…」と安堵したことは否定できない……(笑)。

2006年7月5日 (水)  セレアルに変えてもよカタネー

訳あって、本日何故かキャタネさん…。

今日こそ、今日こそ、バインミーをっっ…と、雨の中足を運ぶが、またかよ、売り切れ!!!! これで4連敗……(5/6と5/12と5/27の日記から玉砕記録更新中)

で、またラペサンドかよ、と思いつつ、今日はセレアルにサンドしてもらった(デフォルトはバゲット。チャバッタにもチェンジ可能)。飽きるほど食べているラペサンドだけど(実際は絶対に飽きないですよw)、セレアルに変えるだけで表情ががらっと変わる。なにかのタイルのようにみっしりこびりついたオートミールやパンプキンシード。オートミールに付着する真っ白い粉の「粉そのまんま」味がなんだか不思議と印象に残るのだ。

…しかし…
いつになったらバインミーを再食できるんだろ…。難攻不落…。

*キャタネさんは、夏休み7/24〜8/10だそうです。ご注意を!!*

2006年7月2日 (日) その5  突発的来訪のどぜう鍋@飯田屋

この日ロングラン、すごいな5部作だ…。


東京に戻ってきたころにはとっぷり夜。あんだけ食べたのに、おなかの虫がぐるると鳴きだした。後部座席に置いているパンでもひっぱりだして食べようと思ったが…ふと、「どぜう」の文字(ちょうど浅草付近を走っていた)。


「うわぁ、どじょう食いたい! どじょう食いたい!!」


数日前にテレビで「うなぎ」の映像を観て、なぜかどじょう熱が高まっていた(笑)、突発的にどじょうを食べることにした。


合羽橋近くにある、とある老舗どぜう料理の店。かつて、ひとりで来店したことがあり(笑)、どぜう鍋と玉子丼にしこたま感動した覚えのある店である。創業は明治時代だけれども、老舗の良さ(スタイルが変わらない)と新店の良さ(清潔感がある)が融合して、実に居心地がいいこちらの店。


「まる」(=どぜう鍋。骨付き)にして、ねぎをたっぷり入れてぐつぐつぐつ。ほろほろに煮崩れたどじょうは、うなぎよりは秋刀魚とかに近い気もする。少なくとも、以前泥臭い印象があったのに、今日改めて食べてみると全然そんなことはない。多少煮詰まってもそれほど濃すぎない煮汁はそのまま食べても旨いが、やはりここはずっとがまんしていたビールで流し込む! うっひゃー、極楽♪


玉子丼の玉子はちょっと硬めに仕上がってはいるものの、黄身が実に甘くて、ごはんに甘目のタレがしみこんでいて、最高ーーうまぁーーっ。


調子に乗って、柳川も頼んでみる。
「この時期のどじょうは卵持ちですから。卵ものせてあります」
おぉ、なんか鶏そぼろのようにつぶつぶ固まっている、これがどじょうの卵! うっは、おいしいっ。ささがきゴボウもたっぷり入って、なんつってもこの甘いタレがータレがーっ。柳川は玉子丼とどぜう鍋のいいとこどり状態なわけで、汁をごはんにぶっかけてどんぶり状態で食べたい…。はー、、ほんっとおいしかった。世は満足じゃ。ふぉふぉふぉ。


濃密な1日、筋書きのない、どぜうでの締めがたまらない。昼に守谷でパンをむさぼったことが遠い過去のように…(笑)。

2006年7月2日 (日) その4  R'Zopf いつもと違うすごし方

当然の流れでR'Z。いつものメニュー、豚いちじくとパテカンをシェアして、パンペルデュを久々に食べる。キャラメルバナナが口にちゅるりんと滑り込んだ瞬間にまたまた嗚咽モードON。きゅーーーん。。。

この場にそぐわないようなトンマな会話をずっとしていたせいで、閉店時間になっていたことも気づかず。…でも、階段を下り外に出ると日はまたまた高い。時間を忘れる空間、ほんとに名前そのものの店名だよね。

今日のR'Zはいろんな意味でいつもと違った。まずは本来いるべき方がいらっしゃらない…。。。心配である。早くよくなってくださいまし…。

2006年7月2日 (日) その3  夏なのに新作は悶絶カボクロワッサン

イートインコーナーでがつがつ食べていたところに、ジャネ嬢がショーケースに焼きたてのクロワッサンを陳列し始めていた。てけてけて〜っと近寄ってみる。

…うあ!!!

な、なにこれ???? 新作???? その名も「カボクロワッサン」!!! ベーコンで巻いたカボチャをさらにクロワッサンで巻き、チーズを少量トッピングした焼きたてじゅうじゅうのクロワッサン!!!

まだ焼きたての状態のクロワッサンをナイフで等分してほおばる。

…ふっ…

は! 意識が一瞬飛んだわ??? てか、トリップしたわよ、あっちの世界に! すくなくとも守谷にいることを忘れたわ!!! めっちゃくちゃ旨い!!! カボチャの甘さを旨く引き出すベーコンの脂っ気と塩気。ただやみくもに具を合わせているだけでなく、塩と脂のバランスが、クロワッサンと具を繋ぎ合わせている。そしてチーズの香りとしょっぱさもまた、酒の"あて"になるっ!(←隣はスーパー。本気でビール買いに行けばよかったと今さらながら後悔)


あまりのおいしさに、客の呼び込みをしたくなったわ。
だって、ショーケースに陳列されるのがほんっとに惜しかったのだもん。今! 今食べてほしい!! そう叫びたかった。うっわー、、、もったいない、、、焼きたての最高においしい状態で食べたカボクロワッサン。私はやっぱりパン運"だけ"は恵まれているみたい。

2006年7月2日 (日) その2  Nさんちのカレーパン

半蔵門のときも水海道のときも食べたことのあるカレーパン。ここのカレーって、R"お子様"禁ってくらいに激辛キーマカレーだったりする。でも、これがまた旨いのよね。おそらくNにあるパンの中で一番ソフトかつヒキが強い。異ジャンル専門の連れがこの食感に一番なびいていた模様。



画像では撮れなかったのだけど、私的にはフォカッチャもキタね!! キャベツやナスの油炒め(ソテーという名前は合いません。油炒めです(笑))に韓国風のソースを合わせたもの。この間来た時(6月6日日記参照)に友達にひとくちもらったカボチャと謎の青菜を合わせたフォカッチャも斬新だったし…フォカッチャはNのマスト商品ですわよ! 奥様???



画像が撮り忘れたプチ・デニッシュや、マガジーヌ・ルージュたちも相変わらずの揚げ春巻き的バキバキ食感に嗚咽、久々のソレイユは車の中でのいいおつまみに、……心残りは、新作のカイザーゼンメル(各種)を食べ損ねたことかしら。

2006年7月2日 (日) その1  昼ごはん第一部@まず守谷N

NとZに行く…一日のうちに…というのが当たり前になってきてしまった昨今(笑)、それが難しいのは、どちらでも食べ過ぎてしまう、ということ。だから、朝はほとんど食べないで出かけてきたものの、到着までが、つ、つらい…。このあとZに行くんだから食べ控えとこう、と思っていたのに、いざアクロスモール着いたらめっちゃがっついていたわけで。

イートインでは、エスプレッソなど(180円〜)も飲めるようになった守谷Nicolas。超ーーー絶品のフォカッチャ(私はこの日は韓国風のフォカッチャ)を食べても、フリュイをかじっても、バゲットニコラかじっても、マガジーヌショコラをかじっても、んもう、弱点がないよー、Nは…。

…そして…後ほど、すんごい新作登場。こうご期待?!?!


*最近、デジカメとの仲が険悪で、全然まともな店内写真が撮れませんでした(泣)。ちくしょー*

2006年7月1日 (土) その2  ブクロ沿線新しいパン屋さんー2−

この一駅はものすごく離れている。
私には懐かしくも甘酸っぱさの方が大きいかな、でもそういう感傷に浸らせてくれない、旅は道連れ、パンバカが約2名ほど(笑)。

隣駅にも、新しいパン屋さんができているそうな。私は最近全然情報収集をしていないので、全部彼女たちにお任せ状態。ええ? この場所に! 当時はなかったわよーっ。私がいなくなってからパン屋さんができるなんて、ブクロ沿線! どういうこと?(笑)

こちらのお店は、限りなく江古田の某パン屋さんのパンに印象が似ているのだ。量がたくさん作れないのでひっそりとやっていること。一人できりもりしてらっしゃること。…そして、やわらかくも、独特の「ぱつん!」とした食感のパンの美味しさ…!


くるまぶフライサンドはまるでショウガ焼きのような、醤油ベースの味付けのくるまぶフライがサンドしているのだけど…うっわ、うっわ、ものすごく美味しい…。フライの美味しさもさることながら、このパンに寄るところが大きいみたい。うぁー…美味しいわ…。

そしてあんパンも。甘さが至極控えめで、小豆を自然に炊いて、自然に煮くずれた状態を「あんこ」と呼んでいるかのような。小豆そのものなのである。うぁー…美味しいわ…。



その後、ブクロに戻ってきた私たちは
……時間もたっぷり余っていたことだし……
……ごく自然の流れで…
……猥雑な町にしけ込んだ…
……秘密の個室へ…

ご休憩ではございません。
おかげさまで、喉がガラガラですから(笑)。


その後はおまちかねバーゲン三昧。あぁ! やっぱり買い物はブクロよね!! あぁ、これから「今の家」まで帰るのがめんどくさすぎますっ。



「ブクロ沿線はパン不毛地帯なのよねー」と、引越前は散々愚痴っていたワタクシですが(笑)、離れたとたんにこれだもの! 東上線赤塚のKさんもそうだし、まさに美味しいパン屋激戦路線になりつつ…ある??? まさに諸行無常の響きあり…ってこのことなのね???(*意味が全然違います)

こうして、改めて「ブクロ愛」を再確認させられた一日だった。

2006年7月1日 (土)  ブクロ沿線新しいパン屋さんー1−

最近、東京で新しいパン屋さんの新規開拓を全然していなかった。いつもの同じお店、気に入っているお店、家の近所、会社の近所。

それはそれで全然いいのだけど、…近頃、ブクロ沿線が面白い(らしい)!!! このやろーなんで私が引っ越ししてからこうなるのよ(笑)。今日のお店は、友達の友達が関わっているお店ということで連れて行ってもらった。…こ、こんなところに!!! あのころはなかったわよ!! 遅いわよーーー(笑)


できたてのほやほやのお店は、人が3人も入ればもういっぱいいっぱいの小さなスペース。まだ開店したてなので、開店祝いの花が飾られている。おぉ、かのPからの花が♪ さすがさすがーーー。もう、店に入る前から「ここは出来る!!」と、小説の結末を最初に読んでしまったような(笑)…いやいや、もちろん食べてから物を申しますけど?

(まだオープンしたてのお店ゆえ、今は伏せておきます。申し訳ない。…が! 今すぐに、あっというまにブレイクするでしょう(笑)。そのときは是非遊びに行ってみてくださいましー)


某Pでの経験があるシェフゆえ、その面影の残るパンもあれど、…いや! 違うわ。違う。すごく「町にフィットしている」と思った。クリームパン。あんパン。食パン。小さなソフトレーズンパン。くるみぱん。…そう。小難しいパンがないのである。これなら、ご近所のおばあちゃんも、子供も、きっと夢中になっちゃうに決まってる!!



焼きたてのキントキ!! そう、お馴染みのこのくるりんフォルム。ぱきぱきのバゲットに、まるでサクラの花のようなピンク色の金時豆がほっこほこ…! うはは、美味しすぎます(笑)。

ベーコンエピももちろん、溶岩のように大量にあふれ出すチェダーチーズが絶品…!! よくぞここまで入れちゃってくれましたね??? 


次行くときに食べるべきものは決まっている。
そう、潜在的に「一番好きなセレアル」になるかもしれない可能性を秘めた、あのパンを…。



パンバカ3人娘は、商店街を歩きながらパンをむさぼる。ふと、列を乱して2人の背中を後ろから眺めてみた。…そう、客観的に。

すごいバカ(笑)。
すごいパンバカ(笑)。
常軌を逸しているわ、アンタたち!!(←オマエモナー(笑))