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パンある日記(仮)

2006年4月27日〜5月4日  フランス5日間+ベトナム2日間(+機内泊3日…トホホ)GW大旅行

今年のGWは! 2年ぶりのParisです! そしてストップオーバーでベトナムも。寒さと暑さと機内泊続きでへろへろでしたが、見るべき物を見て、食べるべき物を食べた、濃密な10日間でした。TOPページのPARIS2006からご覧ください!

2006年4月27日(木)  旅立ち直前のはちバタ

今回の渡仏は羽田から。羽田→関西空港→と、国内線を乗り継いで旅立つ…ゆえ、関西の友人に「焼きたて当日」のこれを渡すチャーンス! そして私の遅い朝ご飯。そう、まるちゃんのベーグルである。

時間がないので歩きながらかじりつく朝ご飯。なのに私はプレーンにはちみつバター…。あぁ、美味しい…。パンの本場フランスと言えども、こんなにうまいもん、ないだろー。ふふふ(当たり前だ)。しかし美味しさのリスクか、ベタベタとしたたり出すはちバタ…。やはりどこのはちバタもハイリスクである(笑)。部屋のキーも取り出せないほどのベタベタな手になりながらも。

2006年4月26日 (水)  旅立ち前夜の慟哭

明日からまた旅に出る。旅立ちの前は、身辺整理…といったら不謹慎だけど、どこか潔さが必要だ。気持ちの整理、いってきますの挨拶、掃除洗濯、冷蔵庫整理。夕べは冷蔵庫一掃のために、食材全部を使い切るよう料理して夜更かし。今夜は洗濯と荷造りで夜更かし。そしてDIARY。

今夜は終電近い時間の退社だったのにもかかわらず、ぐるっと遠回りな寄り道をしながら帰った。なんだか小一時間くらい歩きたかった。水面に映る高層ビル群の光を眺めて、切なくなった。歩くと決まってあまり前向きなことを考えられない不器用さ。

先日、人の旅話を聞いていたとき、ふと蘇ってしまった風景がひとつある。その蒸した夏の山の情景を思い浮かべ、6年…いや7年か、昔に引き戻されてしまった。私は今年もあの場所に行く。行かなければならない。だから、私は何がなんでも無事に帰ってこなければいけない。未練たらたらで帰ってこなければならない。それが、旅人の使命。土産でも土産話でもない、帰ってくることが旅人の唯一の使命。


画像は、出勤前に買った、近所の焼きたてのチーズエピ。名も無き町パン屋のベーコンエピだけど、これが何よりの大好物。朝に食べるパンがなかったから会社でがぶついた。昼が来る前に大きな一本を食べきる私。エナジーはすぐ近くにある。いつでもそばに。

2006年4月25日 (火)  行くなだなんて言わせない。

今週の頭は「三晩連続徹夜!」の覚悟をしていた。まぁ確実に明日は徹夜なんだが、夕べも今日もなんとか帰宅できて、ホッ。滅多にみせない、千手観音的処理能力でがつがつこなす。私だってやるときゃやるんですよ、ボス(笑)。

「頼むから無事で帰ってきて。おみやげいらないからっ」と懇願するボス。あぁ、ボスってばなんてお優しい……というのは嘘。それって、連休明けの忙殺がもうわかっているからなんだよね(笑)。言われなくたってわかっちょります、ちゃーんと帰ってきますから。

忙しいときは第二のオフィス街パン、Vモンタ。今日はなんだか大盛況だったなぁ。パンの棚がすっからかん。パンが売り切れて嬉しい店のひとつである。売れ残っていたらなんだかしょぼんだもん。画像はウォールナッツレーズン、クリームチーズ入り。そしてパンペルデュ。

2006年4月24日 (月)  LECON CINQ@浜町公園でドイツパンランチ

初夏を思わせるぽかぽか陽気、今日のパンランチは隣町は人形町にチャリンコで。ちょろちょろ小川のほとりに腰掛け、たくさん買い込んだパンを広げてまさにピクニック気分。なのに画像はこれだけか(笑)。久々に食べるひまわりの種のセーレンは、ちょいとウォーリーを探せ気分(くわー! 懐かしい!)。そう、一個だけかぼちゃの種のサービス付き(笑) タンネさん浜町店がGW明けに移転するそう。といっても数軒隣なのでご安心を。

もちろんここまできたらMムラさんのクリームパンは外せない。ふふ、ほんっとにフツーのクリームパンだよね(笑)、でもでも好きなの。たぶん、近くにあるから。近くにあるから好きなもの。ドイツパンのこのお店も。オフィス街のパン屋もVモンタも。近くにあるから好きなの。このオフィス街には野暮ったくて古くさくて懐かしくて、そして愛しいパンがいつだって側にある。

…とはいいつつ…
次のパンランチはどこにしよう。あちこち案内したいけれど、パンをあれこれ紹介すればするほど、「ほんとに食べてもらいたいパン」は東京にはないじゃない(笑)。遠く、遠くのパン屋さんに連れて行きたくなる。この気持ち、このHP熟読しているあなたならわかってくれようか(笑)。上原・八幡くらいならまだしも、立川は遠いかなー、松戸は遠いよなー、守谷も無謀かなー、湯河原も遠いよねー、大阪なんて論外かなー、究極は和歌山と小樽の海かなぁ(笑)。もやもや。押しつけがましいパンおたネエサンの葛藤は続く。

2006年4月22日 (土)  PIZZAをむさぼる母娘。

母が数日間上京。ここぞとばかり、以前から行きたかった店に晩ご飯を食べに行く。豪快なボリュームとアメリカの風が吹く、外国人だらけの某WP・Cafe。噂通りの豪快な料理だった。ハーフで頼んでも、恐ろしいほどのてんこ盛りで来るじゃないか! スープにサラダ、ピザなどを頼んだが、サラダとピザに関してはさすがに女2人じゃ食べきれるものではなく、かなり恥ずかしながらも「お持ち帰りに包んでください」(笑)。

この店がどうしてこんなに人気なのか、一度行けば納得。豪快なのに、全然大味なんかじゃない。すごく美味しくて母とひたすら美味しい美味しいを連呼。高校生の頃だったらきっと全部食べ切れていたはず(笑)。ましてや「OH、ニホン ノ レストラン、チンマリ ネー、サミシーネ」なんてため息をついているような外国人の人が連日押し寄せるのはなーんの疑問の余地もなし! よし、今度はいくつか売られているパンをテイクアウトしてみよーっと。

2006年4月20日 (木) その2  パンのお話し会@TOKIA VIRON

私が行かないわけがないじゃないですか(笑)。パンクラでしょ、お話し会でしょ、そしてVIRONでしょー!!

お料理もチーズもデザートもつくということだし、パンはそんなにたくさんは出ないのかな、レトロドールだけでも食べられればいいかな、と思っていた。Vのブラッセリーはなかなかいいお値段しますから。

…しかし…まさかあんなに温かく、気さくで、太っ腹すぎて困っちゃうくらいのすばらしい会を催してくださるなんて、参加者の何割が思っていただろう!!  

今回もありえないほどの感動をありがとうございました。あまりにパンの画像が多すぎて編集が全然追いつきませんってば(笑)。大盤振る舞いの悶絶イベントの模様はESSAY64番で! 明け方までかかって書いたレポなのでまたまた「真夜中に書いたラブレター」状態。見返すのも恥ずかしいほどです(笑)。

2006年4月20日 (木) その1  みんなのぱんを買っちゃった。

待ちに待ったTOKIAでのイベント開始あと30分! 平日昼間開催というのは有職者にはちとつらい。はっきりいって連休前のあまりにタイトなスケジュールの中で午後半休とかとっている場合じゃないんだけど、もう申し込んじゃったもんね(笑)。

早めに到着したので余裕をかましてみんなのぱんやにも寄り道。今日はもう食べられないから冷凍してもよさそうなものを選ぶ。ふむ。そうなるとなかなか選択肢は難しい。コッペパンとか揚げきなこパンとかは冷凍してまで食べるものじゃないわな(笑)。

でもまさか! あんなにイベントでお持ち帰りパンがいただけるなんて思いも寄らなかったから大誤算! みんなのぱんを買ってる場合じゃなかったのだ。とほほ。でも、夜中に食べたジャムパン、くるみパン。絶品なり♪

2006年4月19日 (水) 夜  焼くなり茹でるなり揚げるなり好きにして!

はちゃめちゃに忙しくても夜のおつきあいはかかせません。今夜は幡ヶ谷の餃子が有名な店で乾杯。人柄の良さそうな大将、やたら片づけをしようとするネエチャン、有名らしいが庶民度の高い中華料理店。焼き餃子、水餃子、揚げ餃子全部注文し、ビールで流し込む。さらには炒飯、春雨、ピータン豆腐、おしんこ、エリンギ&焼豚のオイスター炒めなどなど、へヴィに頼み倒す。3人ともほんとよく食べるねぇ(笑)。

3種の餃子は、中に入っているものはもしかしたら同じなのかもしれないのに、こうも違いがあるとは。やっぱり一番美味しいと思ったのは水餃子。焼餃子の焦げ付いた油もいいけれど、一番タネの味がするのが水餃子では。

他のお料理は正直、ひと味ふた味寂しいものもあったけど、今夜はあまり関係はなかったかもしれない。餃子屋で「女の人生」を語る。くー。渋いね。こりゃ。

2006年4月19日 (水)  隣町のオフィス街(?)パン屋

本来今日はもう反対方向の隣町のパン屋に行く予定が、あれれドタキャンに。とほほ気分を払拭するなら別のパン屋に行くべし! チャリに乗って向かうは久々の築地K村屋。ここもある意味オフィス街パン屋である。キワモノあんパン多いからねぇ(笑)。白あんにクリームチーズを合わせちゃうパン屋なんてココくらいでしょーが(←以前食べたことがあるがとて〜も微妙(笑))。

オフィス街系な町パン屋は、わざわざくると肩すかしを食らうもんだが、チャリで5分のこの店、私はたま〜に訪れることがある。でも基本的にあまり変化はなく、菓子パン系よりも手が伸びるのは総菜系やサンド。ここのミックスサンドは値段は高いが結構うまい。自家製のピクルスが個性あるのだ。今日選んだロースカツサンドなんて、かぼちゃペーストがパンに塗られ、甘い野菜系のとんかつソースがカツに染みている。これはうまい(ボリュームの割にはお値段高めだが)。

そして実は名物あんパンより、ここはクリームパンがうまいのだ。むふ。王道のグローブ型。基本のぺっちゃんこ。決め手のもったり甘めクリーム。オフィス街には総菜パンとクリームパン。あんパンよりはありがたい。

2006年4月18日 (火)  くるみとあんこ。そしてレーズン。

はちゃめちゃに仕事が忙しかった。たまにこうして働くのもよかろう(←いつもどうなのよ?)。そういうときは、ぱたぱた…とお財布だけ持ってオフィス街のパン屋へ。あぁ、なんだか私って、OLさんみたいー♪(←いつもはなんなの?)

ようやく落ち着いてきたのかオフィス街パン屋、今日は久々に一番大好きなカニコロがあり。カニコロ食べるときは、もうひとつは軽めに抑えるとバランスがよい。今日は(この店にしては)ミディアムなサイズの「くるみあんパン」を。この店のあんパンは数種あるが、昔からこれが一番好きなのだ。

なんといっても、これがただーのあんパンじゃござーません。あんこは「あんた、他に力を注ぐものはないわけ? もっとやることあるんじゃないの?」とツッコミを入れたくなるくらいの甘さ。そして包み込む生地は、ハード系(!)のクルミレーズンパン。そう、別物としてクルミレーズンというパンがあるのだが、その生地をそのまんま使い回している、ある意味幅の狭さ(笑)。しかもゴマかかってるし。あんことレーズンのデュエットを体験できるのはこの店くらいじゃないの?

さぁ、パワージャージ。午後もこの調子でフルマラソン。

2006年4月16日 (日)  労せずしてhがやってきた。

「大阪へhのためだけに行く」
これ、おかしいことですか? 異常なことでしょうか? でも、彼女は最初に言っていた。「さすがに私は大阪にそのためだけには行けませんー」と。しかーし、出張で大阪に行ってみて、私たちの「大阪へhのためだけに行く」ことが全く異常なことでもなんでもないことを身をもって体験してしまったのである(笑)。

というわけで、感動のレポを直接聞きながら、新作(というかあの店はいつだって新作(笑))のパンたちを食べる。ぐぅーーー!!! うますぎて可笑しくなるわ、この変態パンたちめ!(笑)

ココナツ生地にパイナップルの入ったパン、アワイセーグル。私はセーグルトロピックが大好物なんだが、あれから他の常夏フルーツたちを取り除いてパインだけにしちゃったようなもの…に一見見えるのだが、ところがどすこーい、パインが100倍旨くなってるっ! わなわな…シェフ、仕事しすぎーーー!(笑)

もひとつは何味だったのか忘れたが(笑)、ホワイトチョコ入り。これもなぁ…。あぁ…。むっちりなのに、歯切れの良さが小気味いい。そしてミディアムに甘いホワイトチョコ…絶妙! うわぁん…。

テキトーにレンチンした(すまん(汗))セーグルの旨さには、改めて畏敬の念すら覚えた。「なんという変態パン屋…」と。…って、なんだか最近の私、変態と言う言葉が口に出過ぎか? 過剰に褒め言葉なんですけど、なにか?(笑)

2006年4月15日 (土) 夜  ベーグルを焼く会=ベーグル誕生日。

友達がベーグルを焼いてくれる…というパーティーだと思っていた。行くまでは。ところがどすこい、自分で自分のベーグルを作る、プチ・ベーグル教室だったのだ! うわぁぁぁ…こんなすごい面白すぎることって他にないでしょう?! というわけで、私のベーグル誕生日。そう、私は初めてベーグルを焼いたのです。すばらしい講師の元で。

ESSAY63番で詳細をレポート! 東京のすばらしい夜景とともに。友に感謝を込めて。

2006年4月15日 (土) 昼  ルヴァンの窯焼きピザ

おなかぺこぺこで駆け込んだのはルヴァン。ちょうど焼きたてのピザを切り分けている最中だった。すんません、それくらさい! ちょうど焼きたてのひまわりベーグルも並んだところだった。すんません、それもくらさい!

焼きたてのじゃがいもピザ、1カットだけ切り取ると絵的には迫力無いけれど(私の未熟さゆえ。申し訳ないー)この美味しさと言ったら、どう説明すればいいのだろう? 本物のピザ屋さんのよりも美味しいから。そう説明すればいい? だって、生地の粉の強さだって、ハムを使っていないのにハムを使っていると勘違いさせられるほどに旨みを感じるチーズ、そしてここまで濃厚なトマトソースを知らない。

青のりのように、唇にオレガノ(パセリ?)が付着していたことすらわからないほど夢中に食べた。だめだ。「食べる」だけで幸せになれるなんて、私はどうしようもないほどに単細胞だ。でも、きっと誰にもわからない。これが私が一番やりたかったこと。私の「選択」は間違っていなかった。