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パンある日記(仮)

2006年2月28日 (火)  St.バレンタイン

これを受け取り、食べたきったのはもう先週のこと。冷凍庫で大事に大事に取っておいてくれたバレンタインプレゼントをその夜、ホテルの部屋で夢中になって食べた。

セーグル生地で作られたガトーショコラ……いや、ガトーショコラの配合よりもチョコが多いという、鼻血ブーな贈り物。しかも、どこのどんなガトーショコラよりも遙かに濃厚で濃密で…美味しすぎた…!! セーグルのなせる技なのだろうか。いったいどうしてこんなに美味しくなると言うのだろうか。「パン」が「ケーキ」に勝ってしまった奇蹟? いや、もうすでにアンフェアだ。パンの領域を侵したペナルティの数々…

私が男だったら…これを贈ってくれた姫をかっさらってしまうのに。たとえ惚れ薬が仕込まれていない、フェアなパンだったとしても。

2006年2月26日 (日)  大きな大らかなパンを囲む"主役たち"

B&Cさんのパンを取り寄せて、みんなで持ち寄りパーティー! B&Cさんは、まだ一度しかお伺いしていないのに、私の中でもう無くてはならない存在(ESSAY52-2番参照)。大好きなマダムの存在と、誰かしらいつもB&Cのパンをお土産にくれるという接触率の高さ(笑)。かれこれB&Cさんのパンを食べるのは6回目という(笑)。


それにしてもデカイ!(笑)ひとりでは太刀打ちできないパンも、みんなでならあっという間にごちそうさま。焼き戻して食べたガーリックパンに、イツキヒロシのようにこぶしを握りしめてしまう。もう一度食べたかったパーフェクトシナモンクランチには、首をのけぞって天井をみあげてしまった。美味しいよぅぅ〜。


B&Cさんの大きな大きな大らかなパンたちを、大人数で分けて切り分けて食べる。その場で食べる分を切り分けて食べる。腕をふるった自家製総菜も、ウレウレのチーズも、北国のワインも、いろんな国のフィキシングたちも、和やかな笑いも、全部がB&Cさんのパンたちを美味しくさせるサポーター。…いや、全部が全部、主役のパンパーティー。ひとりひとりが主役のパーティー。

2006年2月25日 (土)  マカロンの運び方。

関西4日間で出会ったパンたちを冷凍クールで送り、本日受け取り。その中に入れておいた唯一のスイーツがこのマカロン! 仲間たちとのスイーツ交換の際に、私が引き当てたのはなぜか東京松原のパティスリーのマカロン(笑)。この店、近く(東京)のくせに知らなかったし。しかも関西の人間にもらったし。立つ瀬なしじゃんよ(笑)。

マカロンは冷凍しても全然そのソフトさ、繊細さは失われない(と私は思う。でも作り手からしたら「すぐ食べてぇ〜」と言いたいだろうか?)。でも致命的なのはそのモロさ。私が東京から運んだマカロンはいくつか崩れていた模様。しかしこの松原のパティスリーのマカロンは、一個ずつ空気を入れて個別包装! これなら縦揺れ横揺れアッパーにフックも耐えられる!(←バカな) 絶品のマカロンたちをありがとう。

2006年2月24日 (金)  天国に一番近いパンランチ。

パンをほとんど食べる機会がない友人にもちかけられたパンランチ。「美味しいパン」を知りたいのだそうだ。昼休みを利用して紹介できるのはここしかない。そう、Pのバゲットカンパーニュ(2006/2/6日記参照)。これを食べればきっとパン好きになる!

大胆にもそのパンビギナーは、その日あるバゲットを3種類すべて買った。全部食べ比べてみたいのだという。バゲカンに、バゲットナチュール、セモット。これとお総菜をデパ地下で選んで、いざ屋上へ! 昨日とはうってかわって真冬の寒さ。バゲットを握る手はかじかみ気味。あぁ、でもあの恵方巻の寒さに比べたらずーっとマシかも(2006/2/3日記参照)。

寒空の中で、曇り空を仰ぎながらバゲットに噛みついた。噛みしめた。何度も食べているパンだけど、初めて食べるかのような感動がじわじわ沸いてきた。たぶんそれは、そのパンビギナーのこの上ない美味しそうな食べ方のせい! この人はなんと美味しそうに食べるのだろう。「人を幸せにする仕事」をしているこの人は、仕事を離れても「素」で幸せを分け与える人なんだろうな。だって、こんなに寒いのに、こんなに暖かい。

あんなに長かった3本のバゲット。囓りかけのバゲットたちはみるみると短くなっていた。

2006年2月22日 (水)  歌姫の唄

以前からよく「元・地元の仲間」の話をしていると思う(直近は2006年2月11日)。その「夢追い人」が今、横浜でのライブをかけて挑戦している。東京から四国に移住し、その土地から唄を発信するシンガソングライターだ。

初めて彼女をライブで聴いたのは2005/7/4(日記参照)。ぐさぐさ刺さるような歌声とストレートなメロディが忘れられなかった。帰り道、いつものように池袋から小竹向原まで見慣れた道を歩いた。一度聴いただけのそのメロディを口ずさみながら。

四国中国エリアでトップにならないと横浜にいけないという。みんなが協力して応援した。私も映像をダウンロードして、エンドレスで聴いている。

神様、どうか。彼女の願いを叶えてあげてください。

2006年2月18日〜21日  関西にいたんだモン!

大阪に3泊して来たんだモン! これはれっきとした出張だモン!! ちゃんとお仕事したモン、だから誰にも文句は言わせないモン!! もともと大阪いくつもりだったとしても、たまたま後から出張が割り込んできて「うっひょーーそれってラッキー?! 交通費浮いた?!」なんて、心の中でしか叫ばないモン!! オリンピックのせいで寝不足で朝せっかくのパン屋さんに行けなくてもへっちゃらだモン!! 飽きもせず毎回毎回同じ店に行っても、飽きるどころかますます大好きになってしまって構わないモン!! 

ESSAY59番で!!

2006年2月17日 (金) 夜  理想的なディナー

さて、この野菜たっぷりのディナー。野菜たっぷりのスープの汁かけご飯(画像には見えないけど、スープの下にはご飯)。そしてテリヤキチキンのレタスサンド。まるでおうちで食べるような野菜たっぷりディナー。

そう、「緑モス」でのワンショット。引越後、行動範囲にモスがないので超久々である。下手な店で食べるよりもずっとカラフル。ファストフードとはとても思えないよ。明日からの怒濤の炭水化物漬け(?)に備えて、ある意味、これは食べ貯めか。

2006年2月17日 (金) 昼  歯医者vsフランそワ

朝早く起きて寄り道してお昼用に調達した、Echikaフランそワのサンドイッチ。しかしお昼前に歯医者で麻酔をぶすりとやられ、1時間近く大口開かれてガーガーやられた。久々の歯医者、実に拷問だった…。

「麻酔が切れるまで食べないでくださいね」

し、しまった…なんてタイミングの悪い(笑)。せっかくのサンドイッチ、鈍痛がする中で食べるハメに。ひー。風邪で鼻がきかなくなるのも辛いが、歯医者も美味しい物の大敵だってこと、忘れてました★

ラタトゥイユのサンド、このラタトゥイユはどっちかというとケチャップ炒め系の味付け(←トマトでじっくり煮込むタイプというよりも、じゃかじゃか炒め煮た、酸味の強いタイプね)。この間食べたアンチョビのやつの方が旨かったけど、これはなんつってもバゲットがより美味しく感じたなー。やるやん、フランそワ。麻酔の悪影響はあまり受けなかったか?

2006年2月15日 (水)  ザマンドは今年のトレンド?!(いやーやめてー)@表参道ヒルズ

2月にしてぽかぽか日和。1日だけの衣替えをして街を歩こう。厚手のコートを脱いで薄手のコートを。ニットを脱いでカットソーを。厚手タイツを脱いで薄いストッキングを。長袖ババシャツ脱いで半そでババシャツを…。…。…。

本日、午前半休。せっかくの重役出勤だもの。表参道ヒルズに寄り道してから出社しよう。「平日ならきっと空いているに違いない!」とたかをくくっていたら甘かった! 明治神宮駅前からものすごーい人、人、人! あなたたち、働かなくていいんですかー? 平日ですよー今日はーー(←オマエモナー)

かの同潤会アパートは一番端に、改装された形で残されている。表参道のあのアパートと通りの雰囲気が好きだっただけに、いくら面影だけ残されたとしても一抹の寂しさは消えない。…といいながら、超・近代的なヒルズの建築物も次第にこの風景の中で当たり前のように溶け込んでいくのだろうな。今はまだ仰々しさと人ごみでわたわたしているけど。

階段をつかわずに、全フロアをスロープで移動できるという珍しいつくり。最初に上からスタートして、下まで降りてくるのが賢い。私は逆をやって、疲れました(笑)。

肝心のフードショップであるが。友達に事前に「JPエヴァンが入っている」ということと、「ザマンドがある」ということを聞いていたが、あとはさっぱり無知。行ってみると、1階のJPエヴァンは行列がずらずら〜と。その隣に、そのザマンドのカフェがあった。

表参道茶房とかいうお店で、店頭では焼きたてのザマンドがずらずらり。その場でオーブンで焼いて、すでに焼成されたクロワッサンに、チョコやらクリームやら挟んでダマンド塗ってまた焼く。イートインもテイクアウトもできる。……私はそのとき、3マルクカフェのチョコクロを思い出されてしまった(笑)。ザマンドがハヤリモノになりかけている! やめてくれぇ〜! …と、危惧を感じずにはいられない。でも食べないで帰るわけにもいかない(笑)。

カフェは、アートカフェと銘打つだけあって、ギャラリーのような内装。ゆったりとクッションを背もたれに、メニュー表を開いた。…開いてまたひっくり返る。お勧めのウインナーコーヒーは900円。ひえぇ〜。ほんとに逃げようかと思ったけどそんなかっちょ悪いことはできない。だって今日は私、重役(出勤)。ザマンドつけたら1300円かよー。今日のお昼はこれでがまんだな(笑)。

ザマンドはいろんな種類を選べる。普通のザマンド、ショコラザマンド、カスタードザマンド。そして、ブルーベリー、バナナチョコ、シナモンアップル、ラムレーズン。なんでもありだな(笑)。そこで、私はラムレーズンにしてみた。たぶん誰も頼まないと思うから、パイオニア精神である。

ウインナーコーヒーはさすがに美味しい!! 最初は900円かよぉと渋っていたものの、納得納得。焼きたてのザマンドには(底にシートが張り付いてここは何とかしてもらいたいものだが)フォークとナイフを出されるが、あまり役には立たない。ザマンドはかぶりつくものである。焼き立てでじゅわじゅわ生地があわ立っている。ザマンドには、ラム酒が香る生クリーム付き。このクリームはそのままぺろぺろ食べても美味。ザマンドのラムレーズンもとてもリッチに香り、クリームとの相性がいい。

…でも、もっとすさまじいザマンドを食べている私である。心はどこか別の方向を向いていたようだ。わはは。

イートインで400円というのは(喫茶店の食べ物としては)そんなに高いと思わないけど、コーヒーがいいお値段するので(笑)、どのみち今日のランチはこれで終了。もちろん、あとで空腹に耐えかねてコンビニおでんを食べた、重役出勤の1日。