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パンある日記(仮)

2006年1月14日 (土) その3  「妹」へ。

大好きなPVのパン・コンプレをカットしていたとき、母から電話があった。それはそれは嬉しい知らせだった。最近、人の「幸せ」報告が、どこか両手放しに喜べない難しいお年頃の私だったのだけど、こればかりは切りかけのパンのことも忘れて心から喜んだ。

「いつか幸せになって欲しい」 …そう心から願っていた人が、幸せになる、という知らせだった。青天の霹靂で喜びよりも驚きの方が先立ったけれど、母と私は心からホッとした。

泣いた分だけ、悲しんだ分だけ、あなたの幸せを私たちは誰よりも望んでいました。だれよりも幸せになって。でも、…忘れないでいて。忘れないまま、幸せになってください。


妹のように大事なあなたへ。

2006年1月14日 (土) その2  いけないオリーブ@社内でPV

プーヴーで見つけた「オリーブ」。えんどうまめみたいなフォルムに、オリーブの実が3個入り! このオリーブは青緑。ちょっとびっくりする色だけど、えらく爽やかで甘っーーい!!

生地は丸ビルJUを彷彿させるような、おせんべいチックな「ちょっと湿気た感じの」ハードっぷり。噛めば噛むほどスルメな甘みがじわじわ…。

こりゃエライものを買ってしまったものだ。食べてしまったものだ。気付くと私は食べかけのオリーブを置いて、仕事の手を止めてコンビニに走った。気付くと私はビールを片手に社内に戻った。…いけませーーん!! 仕事中に美味しいオリーブは危険です!(笑)

2006年1月14日 (土) その1  雨の日の休日出勤には

せっかくの土曜なのに休日出勤。土曜日なのになんで昨日と同じことしなきゃならないんだい? なんで一昨日と同じことをしなきゃならないんだい? せめて雨くらい、週末に降らなくていいよ…。

そういえば先月(12/4)も雨の日だった。先々月(11/23)も休日出勤の日だった。こういうときはまるちゃんのベーグル弁当(笑)が私には必要なんだ。会社に行くだけで今日という1日を終わらせたくない。昨日と同じにしたくない。私の私なりの「特別な土曜日」を演出してみる。

お昼には遅すぎる時間のお弁当。夕ご飯と兼用にしてしまえるほどに、野菜とツナとポテトサラダがてんこ盛り。キーボードの上に何度ツナを落としただろう。

まるちゃんのサンドは具がものすごく美味しい。それはもう十分すぎるほどわかってる。けれど、サンドイッチは具だけじゃない。私がサンドイッチを食べるとき、一番好きな瞬間は「最後」。具に没頭し、満喫し、味わい尽くした、最後の最後に口の中で残る「パン」を食べ切るとき。あの瞬間が私は一番好き。そう、まるちゃんのサンドを食べたときに浮かぶ言葉は「なんて美味しいベーグルなんだろう…」。たぶん、他のベーグルじゃ浮かばない言葉だと思う。

これはハーフだけど、まるまる一個なら、朝ごはんすらも保ってしまったかも?(笑) いやいや、悲しいかな、人間「寝貯め」もできないけど「食べ貯め」もできない。朝になればまたぐぅぐぅお腹空いて目を醒ます。

そしたら明日の朝はチェリーベーグルをかじろう。

2006年1月12日 (木)  待っているものと待たないもの

年々出すのが遅くなる人が多いせいなのかはたまた民営化の波か、…例年以上に年賀状の到着が遅すぎる!!(←大晦日に青森の山奥から出した私が言えた台詞じゃない) 特に今年は引越をしたので旧住所に送られた年賀状がまとめて送られたのは今日。…12日だよー。今日来た年賀状は引っ越しましたハガキも年賀状も出してない人がほとんど。むーー、どうしたものか…。

一通、見たくないハガキが来た。写真付き。なにもメッセージはない。見たくはないけど、いつか見るだろうなと思っていたハガキ。もう何年も経った話のことだけど…やっぱ見たくはなかったな。



今日のお昼はVモンタのサンドイッチとショコラバゲット。食べているほとんどが具の、おかず持参し損ねたものにはありがた〜いサンド。入っている具は昨日と同じ構成なのに、脂の摂取量は倍以上違いそうだったりして(笑)。

2006年1月11日 (水)   ロバート★べにーろ の 冬季スケジュール

タイトルには意味はないのですが(笑)
新年初「オフィス街パン屋」始めでございます。(←もう「新春」とか言ってる場合じゃないよ) 
本日はカニコロとオーブンサンド(←「超熟」をトーストしてタマゴサラダとトマトとハムがサンドされたもの。どう考えても家で作れるシロモノである(笑))
今年も変わらずにぐじょぐじょぶにゅぶにゅっぷりを披露してくださることを切に所望♪ 画像が汚いので思い切り小さくさせて頂いたことをご理解いただきたくー。


夕べ映画に行っておいてほんとよかった。「今週は余裕あり!」と思っていたら甘かった…予期せぬジョブがまたわんさか入ってきてもう、またあり地獄に舞い戻り状態。「今月は仕事もマイルドそうだから、あれもやろう、これもやろう」たくさん計画立てていたのに。がらがらめっしゃーん…である。そういや年間スケジュールから予測すると、そろそろインフルエンザにかかる見込みなのだが(笑)。そういうスケジュールだけは崩れて欲しいものである。

2006年1月10日 (火)  「昭和」

三色パン。クリームとあんことジャム、子供の大好きな3つの味を一個で楽しめる菓子パン。クリームパンやあんぱんなら今でも食べられるけれどジャムパンはもう見かけることはない。「昭和」のあの時代なら、どのパン屋さんにもあたりまえにあった、あのペクチンで固まったようなイチゴジャム…。(*といいつつ、みんなのぱんやの三色パンのジャムは…フランボワーズである!(笑)) もう、どこのパン屋さんでも見かけることはない、昭和のパン、それが三色パンであり、ジャムパンだった。


意図せずしてその夜、映画を見に行った。昭和30年代、戦後の高度経済成長期の、人々の希望に満ち溢れた時代の日本映画だった。東京タワーが建てられたその年の、人々の暖かい生活が、作りこまれた映像とセットで描かれていた。最近年末年始の時代劇を見ていてもそうだけど、CGを使わないともうこういう風景は再現できないんだなぁ…と思ったりもした。

私はさすがに昭和30年代生まれの人間ではないが、随所に「あぁ、懐かしい!」と涙がにじむようなシーンがいくつもあった。最初にぽろりと涙が出たのは、サンタクロースのシーン。サンタが「メリークリスマス!」と手をふるシーン。お父さんが坊やの枕元にぬきあしさしあしでプレゼントを置くシーン。サンタがいると信じていたのは「子供だったから」ではなくて、「あの時代だったから」と今なら思う。

そして、体温計。熱を出した坊やの体温計を、親父がぶんぶんとふって冷ますシーン。そうそう! 小さい頃はデジタルなんかじゃなかった! あのシーンを見なかったら、私はずっと、子供の頃に当たり前に使っていた水銀の体温計は思い出すことは一生なかったかもしれない。

特にどういうストーリーというわけではなく、そのままの昭和の空気だけで泣かせる映画だった。じんわりと、じんわりと。古きよき時代を懐かしむ…というよりは、もう会えない、あのころの子供たちにはきっともう、会えない。この日本ではもう会えないんじゃないかな、そんな、喪失感みたいなもので切なくなった。

2006年1月10日 (火) その1  「立ち食いしてもいいですか?」

本日の昼。仕事の外出時に、ちょーっと迂回して寄り道するは、丸の内V。今日選んだカスクルートはプーレロティ。ちょろちょろんとはみ出たニンジンに磁力あり! 鶏のローストをディジョンマスタードで和えた、かなりさっぱり系の味付け。といいつつ鶏のボリュームはレトロドールを凌駕し、ちょっと肉肉しすぎる…かもしれない?

それはさておき。ただでさえリッチなこのカスクルート。立ち食いで十分と思いスタンディングバーで食べさせてと頼んだら、時計をみると14時ジャスト。14時からはパンをイートインできるカフェタイムらしい。ご丁寧にブラッセリーに通されてしまった★ あー、飲まなきゃだめですよね?(笑)ビール飲むわけにもいかず、エスプレッソを無難に…。
「アンカフェシルブプレ!」…ギャルソンの声がフロアに響き渡る。

ゆっくりしたいときならありがたいけど、今日は仕事さぼり中なのです(笑)、がつがつ食べて滞在時間10分(笑)。結局1000円もランチ代かかっちゃったりして。私はやっぱり立ち食い専科?!

2006年1月9日 (月)  B&C …といってもブレッド&サーカスじゃあございません。ブレッド&カンパニー

言い訳がましく先に言っておくと。
…この店に行こうと思ったのは先週の木曜日の話。グルメ司令塔mちゃんからの指令書が来たのだ。「アンデル戦の新形態のパンレストランに行ってみまーす。mi_waさんも早く早くー」とな。ほうほう、ほいじゃー週末に私も行ってみますわ。

…と思っていた矢先に某パンサイトに大々的に記事になっているじゃないか。あぁ、そういうときって「ちっ。先越された!」と舌打ちしたく…なるのは私だけですか?(笑)あぁ、私だけですね(笑)。



ブレッド&カンパニー(以下、B&C)という名前を冠したそのレストランは、表参道スパイラルのすぐ側。アンデル戦の手がけるお店なのだが、店頭にも、フライヤーにもどこにもアンデル戦の名前は書かれていない。何も知らない人は「新しいレストランなのね」と入ることだろう。

広い店内は、2フロアのロフト調の作り。一階の中央に窯があり、パンが絶え間なく焼かれている。…つまり、いつでも焼きたて!! うぉう。パンを食べる最高のセッティングじゃあないか! 

かの「パンに塗るCOMPANY」、「パンにのせるCOMPANY」の魅力的なパンのお供プレートセットは、ディナータイムだけだという。がくぅ〜ん…。…しかも今日まで「お正月メニュー」ということで、ランチはずいぶんハイプライスなメニューだったのだ。ぬわーこりゃパンを食べて食べて元を取ろうぜ!(←低俗な発想)

私はランチビール、連れはランチワイン。ともに300円で昼からろくでなし! 乾杯ー! そして登場するは、いずれもバゲットと同じ生地の焼きたてのプチパン。なんと一つはエピ型だったのだ。うわーーあつあつのパリパリっすよ、奥さぁん!! これがめっぽう旨い!! めちゃくちゃ旨い。焼きたて、というのもあるだろうけど、これはこれだけで酒の肴になるくらい、絶妙の甘さと塩加減。うまい! うまいー。プチパンも、中はむっちむちでしとしとなクラム。絞ったら水がでてきそうなほどに潤ってる。うまいーうまいー!! 

メインがくるまでに一体何個食べただろう。何度も焼きたてを出してくれるから、その都度むしゃぼった。むしゃむしゃ。メインが来てからソースでぬぐって食べてみたものの、あまりにパンが美味しいので、逆にソースではぬぐえない。もったいない、と思わせるバゲットだった。

メインはメインで、これも非常に美味しかった。私は「仔牛のクリーム煮 たっぷりの冬野菜とともに」(1800円)、連れは「特製ビーフコンソメと国産牛のしゃぶしゃぶ春菊風味」(1500円)。パンとコーヒー込みとは言え、決して安くはないけれど、満足度はとても高かった。

ね、ね、これ絶対夜にも来ようよ。絶対だよ。バゲット何本食べられるか、耐久戦で!!

2006年1月8日 (日)  「なます」を食べられて、よカタネー。

みなさん、おせちは食べましたか?
おせちには「なます」は入っていましたか?
えぇ、私のうちでも当然のごとく「なます」は入っておりました。
が、私はどーにも「おせちのなます」はあまり好きじゃございません。なます自体は嫌いではないのですが…。てなわけで、私は今年のおせちでは、「なます」には箸をつけずにおりました。…でも…「なます」は食べなきゃいけません、新春ですから。


私の新春「なます」始めは、こちらでございました。「よカタネー」のバインミーでございます(笑)。

今日はしぶしぶ休日出勤。お弁当代わりに「よカタネー」でサンドイッチでも買っていこうと立ち寄る。当然買うは、豚肉のバインミー! 豚肉のソテーと「なます」、クリームチーズとパクチーが、こぶりのバリバリバゲットにサンドされている、あれ。ラペサンドと同じくらい愛してる!!

「なます」はこうでなきゃ。やっぱパクチーと一緒に食べなきゃ。バリバリっとカスを飛び散らかせながら食べなきゃ、よ(←そうか?) これでようやく私のおとそも終わり。仕事せー。仕事。



画像はないけど、おやつにレモンタルトも購入。これ、超ーー懐かしい、レモンカードそのもの!! とろとろの濃いレモンバターだけが載ったシンプルなタルト。正直言ってとても濃厚なので、トーストを取り出して塗りたくなる感じの(笑)。あー、今年は食パン、たくさん食べたいわ。

2006年1月4日 (水)  2006年仕事始め★お昼始め

1月4日。仕事始めとはいえ、正月休みを延長している人が多くて社内は閑散としている。あぁ! 私もやっぱり休めばよかったー! 「あれーめずらしいね、今年はちゃんと出社してるんだ(笑)」とイヤミを言われる始末。

かなり迷ったのである。
今朝、午前半休をとるべきか、否か。

夕べ、最終便で羽田に向かう便を待つ空港ロビーにて「フレックストラベラー」を呼びかけるアナウンスがかかったのである。

「フレックストラベラー制度」とは、航空会社が空席を見込んで予約を多く取りすぎたために、予約全席を確保できなかった場合に緊急に取られる措置のことである。時間の融通が効くお客に対して、別の便(もしくは翌日の便)に自主的に振り替えてくれる人を募集する、という制度。報酬として現金1万円あるいは7500マイル(翌日なら2万円あるいは15000マイルと交通費宿泊費!!)もらえちゃうという、マイラーにはあまりに美味しい制度。以前からチャンスを狙ってはいたのだ。

私は迷った。ヒジョーーに迷った。夏の旅行に向けて今、喉から手が出るほど15000マイルが欲しい。今夜中に持ち帰りたいパンが今回はなにもない(←もしパンを買っていたら冷凍庫に入れるために私はちゃんと帰宅するであろう?!)。どうせ明日会社に行ってもぼんやりだらだら仕事するだけに違いない(←?!)。

延々と迷っている間に「ご協力ありがとうございました〜」のアナウンス。あぁぁ、好機のがした。。。結局終電で家にたどりつく。あーだこーだ片づけをしていたら寝たのは結局3時頃。翌朝がいかに辛かったことか…!(笑)



1月4日からオフィス街は始動しても、オフィス街の食事処までは合わせて仕事始めはしてくれない。例年、飲食店が仕事始めするのは7日過ぎてから。年明け早々のオフィス街のランチタイムは、ランチ難民が続出するのである。もちろん、あのパン屋だってまだまだ正月休みときたもんだ。うぇーん。

でも逆にチャンス! 選択肢がないときの選択肢(笑)、なか○の親子丼。なにげにここの親子丼が大好き(笑)。この親子丼を食べながらもなお、「やっぱり今日は休んでも良かったのにぃぃ」と、逃した15000マイルを惜しんだ。そんな2006年、仕事始め。…仕事しろよ?!(笑)