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パンある日記(仮)

2005年11月29日 (火) 夜  私の懐に飛び込んで来たオリーブパン@湯河原

関西から最終新幹線でへれへれ〜と帰って来た日曜日の夜。郵便受けに不在通知が入っていた。な、なんと、「とあるパンに精通した御人」から、不意打ちのパンの贈り物らしい! しかも、湯河原のB&Cさんのパンじゃないかーー! うぎゃうぎゃ、なんてこと! 月曜日はタッチの差で帰宅に遅れ(仕事のバカヤローー)、今日、満を持して受け取ることができた。

その前に家の近所のアラビア料理店で、グリーンオリーブと、ひよこ豆とピーマンの煮込み料理をテイクアウトして来た。これでパンのお供にしようというもくろみで。そう、なんだかとてもオリーブが食べたかったのだ。

大きな箱には、大きなパンが1個と、紙箱に入ってパウチされた黒いパンが1個。そしてメッセージカード…。あぁぁ、なんて不意打ちなの!! あまりの嬉しい出来事に、府抜けた心の私に、ハートがカムバァーーク!(笑)

そのパンは、偶然にもオリーブのパンだったのだ。小豆島の良質なオリーブが手に入ったとかで作られた「オリーブの森」。あぁぁ、、、ほんっとに私はオリーブが食べたかったところなのです。これって、私がオリーブを呼び寄せたのかしらー(笑)。

「さすがのB&Cさんでも、4日も経ってしまったパンだからなぁ」と、少し差し引いた気持ちで頂こうと思ったのだが…そら取り越し苦労! あぁぁ、なんて美味しいの!!! 4日もたっているのに、このぴよんぴよんと押し戻す弾力のある生地!! まんべんなく刻まれたオリーブ(そしてところどころにまるごとオリーブ)が、なんともいえない甘い甘い甘〜いフルーティーな甘さをもたらす…。あぁ、オリーブってやつぁ、果実なのですねぇ、改めて思いますぅぅ。。。めちゃくちゃ美味しいです!!!(号泣!!!) 生地自体も、とぅ〜っても甘くて、買って来たひよこ豆&ピーマンのディップを乗せて食べて、再度へろへろ悶絶。ほんっとに美味しかったのです!!!!


「パンに精通した御人」、本当にありがとうございます。あなたの不意打ちにぼこすこノックダウンですっ…。私のパン台所事情をいつもチェックしていてくださったという(笑)、あなたの大らかな温かいおちゃめな人柄がとても嬉しいです。あぁ、早くまたお会いしたい。そうね、そのときも私も不意打ちで…。ありがとう。ありがとう。ありがとう。

2005年11月29日 (火) 昼  日本中のパン好きを敵にするような昼ご飯

関西から帰って来てから心がふぬけ〜。ついでに眠い〜。やる気ねぇ〜。
たぶん、和歌山の山奥に魂を置いてきぼりにして来てしまったのだろう(笑)、仕事が久々に比較的楽だったのに、ほにょにょ〜としていた私。

お昼持参パンは、もちろん大阪hのセーグル。3日目の熟成が増した絶品っぷりである。…しかぁし、おかずを買いに行くパワーがなく、…私が買って来たおかずは、、某牛丼屋の豚皿(笑)。あ、ちなみに結構この豚皿とけんちん汁をおかずとして買って来ることが多いのだが(もちろんパンはあるのでご飯抜きで(笑))…ふぬけた頭で「hのセーグルにこの豚丼のタレは合うんじゃないかしらん」と(笑)。

し、しまった! タマゴをつけるのを忘れた。素で食べる豚皿は激しょっぱい!(笑) hのセーグルをつけてみたがしょっぺぇ〜!(笑) あぁ、日本全国hファンのみなさん、大事なセーグルちゃんに狼藉を働いた私を罰してぇぇ。

2005年11月26〜27日  秋を愛でて3都物語(ただしひとつは山奥(笑))

激務の中、むりやり振り逃げ、関西に逃げ込んだ私! そう、今が紅葉ストラァイク!! 紅葉愛でて、hでパン愛でて、そして和歌山の山奥で魂を洗濯してまいりました。

後日ESSAYに書きますけども、今は私、ふぬけです。心ここにあらず、たぶん和歌山に置いて来ちゃったらしい(笑)。

2005年11月23日 (水)  昼ご飯調達と残業弁当

せっかくの祝日なのに、昨日会社を早く出たツケを払わねばならない。…そう、休日出勤。こういうときこそ、まるちゃんのベーグル食べて鋭気養わねばなんね!!

今日はすでにハーフサイズのサンドイッチがショーケースの中に並んでいた。カウンターの向こうから、MちゃんとKちゃんが口を揃えて「めちゃくちゃ美味しいよー!」と太鼓判押してくれたのが、オイルサーディンと野菜のさっぱり塩味サンド!! ポピーベーグルにサンドされているのは、たっぷりの野菜と、見た目ちょぴっとのオイルサーディン。ちょっとだけど、塩気と脂っ気がぐんぐん底から押し上げるようで絶妙な分量っ! クリチはあえて挟まず、夏向け(って、今は秋ですけど)のさわやか〜な一品! このサーディンにはレモンでしめたのか、さっぱりした酸味がしておいっしいーーの!!! まるちゃんのサンドといえば、これまでこってり路線で来ていたから、こういうさっぱり路線はなんだか新境地?!(笑) やるじゃーん。

少し油を売ってから、会社へしぶしぶ出勤。休日のがら〜んとした社内、でも、デスクの横に置いたベーグルたちがものすごい臭気(笑)を漂わせていて集中力喪失!(笑) 夜の残業用には、おなじみのアップルシナモンクリームチーズをサンドしたベーグルをかぶりつき(画像でみると、なんだかツナサンドみたいですね(笑))。ごめんなさい、あまりに美味しくて、ますますやる気喪失(笑)。はかどったんだかなんだかわからないまま、終電までがんばったよ。すべては週末の旅行のために!!

2005年11月22日 (火) 夜  美々卯のうどんすき@中学プチ同窓会

中学時代の恩師が出張で上京するというので、当時のクラスメイト数人を招集してプチ同窓会。店を決めるのは私の役目…だったはずだけど忙しくて決められず、行き当たりばったり(でも祝日前の品川は恐ろしいほどに満席だらけ!)、結局うどんすきの「美々卯」しか席が空いていなかった。私は個人的に一度は美々卯のうどんすきが食べてみたかったのでちょうどよかった(*京橋の本店を忘年会とか歓送迎会に使ってみたかったのだが、閉店時間が早すぎて断念してた)。

うどんすきは美味しいが、めちゃくちゃ高いというのが本音(笑)。2人で1人前(単品3500円!)、それに蕎麦を追加すればちょうどいいと思う。最後の締めの蕎麦が美味しかったなー。


*(ここからはとても私的なことなので読み捨ててください)*

もうひとりメンバーの「彼」が到着したので、店を移し、終電まで飲んだのだが…いろいろ思うことがあった。当時でも珍しい「金八」を意識したような熱血タイプだった先生は、相変わらず変わらない。…でも、確実に私たちは大人になっているから…私は余計な「矛盾」に気がついてしまった。大人になれば「そういうこともあるよね」と納得できる「矛盾」。

でも、子供からすれば…そういう大人の矛盾を子供の頃から見抜いてしまう生徒がいたとしたら、教師とはなんとやりにくい仕事だろう。そういう大人の矛盾を子供の頃から見抜いてしまった生徒は、なんと生きにくかったことだろう。「彼」が当時、とても「生きにくかった」ということは、つい数年前聞かされたことだった。そのときのショックは忘れられない。

今はもう、「彼」は大人になっていた。「大人ならではの矛盾」を理解して「あげる」大人になっていた。…うまく言葉にはできないけど、私は痛かった。その二人の「大人」を残して、私と新妻(11月12日日記参照)は、終電に乗り品川の巨大ビル群をあとにした。

2005年11月22日 (火) 昼  仕事とパンはメリハリつけて。〜平日昼間のパリフワ〜

とてもじゃないが今週一杯で終わらないっすよ! …てなぐらいに仕事が山積み。それなのに午前中は所用で千石方面に行かなきゃならんし、夜は品川で飲み会。…明日の休日は返上して、遊びと仕事はメリハリつけて、がんばらないばなんねぇ(←ちょっとナマって発音してみよう)。

千石方面への所用が済んだあとは、もちろん寄ってしまおうメリットハリット。…じゃなかった、パリットフワット。ほんとはとっとと会社に戻るべきなので、珍しくバスを使って、お店の目の前のバス停で降りてみた。いつも夕方とか休日とかに来るものだから、品数が少ないときにしか来られなかったパリフワだけど、さすがに平日の昼間はばっちりそろってる! 小さいお店には粘土細工だらけ!(←失礼。でもパリフワのパンって、粘土細工に見えます…)

紫いもシナモンは、紫イモ生地に、ふかした黄色イモ(←普通の)が入っている。…が! シナモン投入しすぎ!(笑) まるで黄金芋かと思うくらい(←人形町にある寿堂の銘菓です)、シナモン(下手したらニッキ)がまぶされている。下手したらムセるほどに(笑)。甘さはほんっとにごく自然、芋とお粉の甘みがすべて!って感じなので、ちょっとバターをとかしてあげると美味しくいただけた。このお店のパンは、ほんと、むちょむちょごむごむした生地の食感が魅力の7割くらい占めている気がするなぁ〜。

それと、もひとつ、ちびサイズの3色パン…といいつつ、ゴマとよもぎの2色なんですけど(笑)。これも「ザッツ・無糖!」な味わい。甘さが物足りない、というわけではなく、甘みを感じる神経が敏感になる、と言ったほうがいいかもしれない。口がもうひと甘さ、ほしくなるというか。私はバターを塗って調整したくなるのです。めろめろんに旨くなる。



実は本来ランチに狙っていたラーメン屋が、…甘かった、大行列だった。ラーメンってそれがあるから不便なのよねぇ〜。てことで、久々に日本橋コレドに寄る。MK行くと思った? いやー、、なんか「パン食うぜ!」なパワーがなくて、その隣の坦々麺を食べておしまい。にゅるにゅるんとしたやわらかい麺に、酸味の利いたゴマ坦々麺はわりと美味しかったでがす。さぁ、早く会社に戻らないと!!

2005年11月20日 (日) その2  パリパリフロマージュ・フィグ@渋谷V

丸の内TOKIAにヴィロヴィロ〜ンがオープンして10日あまり(11月11日日記参照)。そろそろ向こうも落ち着いた頃だろうか? 

渋谷のVも相変わらず目がくらむようなパンたちが並んでいる。シュトーレンの販売も始まっていた。あぁぁ、、、シュトーレンを見るとなんだか焦る。「買わなきゃ」「食べなきゃ」「年賀状書かなきゃ」(←なんでやねん) でも今年はシュトーレン買う余裕も食べる余裕もなさげだわ。とほほ。

一個だけ新作を買う。フロマージュフィグは、まるで板のようにパリパリなデニッシュの上にクレームダマンドがかけられ、中にはマスカルポーネといちじくジャムが。いちじくはてっきり「実」が入っているのかと思いきやジャムだった。美味しいのだけど、とーっても軽いのだ。お値段と「重さ」を考えると1g当たりいくらだろう(笑)なんて贅沢な代物だろう。そんな計算はやめなさいって(笑)。

まるで板のようなパリパリ感。歯で噛み崩すときの響くようなバリバリ音がたまらない。それとはまったく関係ないけど、昔「パリパリコーン」というアイスが大好きだったなぁ、バニラアイスに、薄いチョコレートの層が幾層も積み重なっている。ビエネッタなんていうアイスケーキも同じようなパリパリ感で人気があったっけなぁ。重なり合った板をパキパキっと崩すあの快感、今考えたらあれが私の「パリパリ」原体験。

2005年11月20日 (日) 朝  シャンティニュ@赤坂ペルティエ

目がさめたら昼近くだった。二日酔いのように体がだるい。だるいけど、あまり遅く起きたら一日3食食べられない!(←やっぱりそれかよ!) というわけで、だるだると寝床から起きる。たぶん食べたら二度寝(笑)。

昨日赤坂で買って来たシャンティニュ。ペルティエが使うマロングラッセがとにかく大好きで、このシャンティニュも大好物。それだけ食べても肴になるバゲットに、甘くてほっぺたがぼたぼた落ちるほど美味しいマロングラッセが入っている。銀座で買えたら楽なのにぃぃ。

一緒に買った(これまた大好物の)アンチョビロワニョンも、赤坂にこないと食べられないのよ〜。美味しすぎる。二日酔いなのにお酒を飲みたくなる、飲ませ上手なアンチョビロワニョン。向かい酒か? だめー。

2005年11月19日 (土) その2  パン好きさんの結婚二次会パーティー

パン友の結婚二次会に参加。偶然にも会場はランチと同じく赤坂で。だんなさんのご学友たちがずいぶん出し物を用意していて、うらやましいなぁ〜と思った。どうも体育会系に縁のない自分としては、こういう結婚式はありえないなぁと思いながら(笑)。

料理とは別に、新郎新婦が配り歩いたのがこのカレーパン(笑)。どこから来たシェフかわからないがインド人(?)のシェフがマイクで「どっちの料理ショーで勝った」とかなんとかのたまった。さすがパン好き、パンで演出! 私もいつか使わせて!(笑)

このカレーパン。かなーり美味しかった。ヒジョーに辛かった。カレーパンは甘いものもあれば、辛いものもある。まさに、関西出身の辛口な彼女を表すのにぴったりなパンだと思う。辛いけど、…でも、情が深くて、彼にはきっと甘〜いスイートハニーなんだろうな。
末永くお幸せに(←最近この台詞多くないか? 私)

2005年11月19日 (土) その1  赤坂の隠れ家 ビストロブルのランチタイム

当サイトでもおなじみ、フレンチガイドの嶋さんがオーナーのビストロブルゴーニュ。オープンしてから2ヶ月、ようやくランチで初訪問。赤坂見附の駅からすぐ近くなのだが、雑居ビルの2階ゆえ、入り口は目立たないのである意味「隠れ家」。内装はワインが所狭しと並べられ、窓際のワインたちは雑多な通りを隠す目隠しの役割をしている。オープンして2ヶ月なのに、もう10年くらい年月を重ねたような落ち着きっぷり! いい店じゃないですか〜。

ご本人がホールを回ってサーブしている。「ムール貝のファルシが美味しいよ。食べるよね?」「ワインはボジョレーにしてみる?」 あれこれ教えてもらいながらメニューをセレクト。ランチメニューを見て仰天! サラダランチ(前菜の盛り合わせのようなワンプレート)900円、本日のランチ1200円!! この1200円のランチは、サラダとメイン、デザートがついてですよ?! しかもしかも、ランチビール300円、スパークリング500円、グラスワイン300円?! あり得ないあり得ない。安すぎ!! 

嶋さん曰く「もっと気軽に楽しめるビストロだから安くありたいし、昼間っからどんどん飲んでほしいから300円なの(笑)」って。案の定、私はビール(←この期に及んでも麦酒党…)とワイン(ボジョレー)2杯飲んでしまった、昼ですよ? 昼ですけど? 昼間からろくでなし〜♪

(画像ないけど)このビールがものすごくまろやかでめちゃくちゃ美味しくてびっくり。レーベンブロイなんだけど、どうしてここまで美味しいのだろう。どうやら、開けたばかりの新鮮なものだからじゃないかと。あっという間に飲み干し、お次はボジョレーを。これもものすご〜く飲みやすくて、若々しさに溢れたさわやかなものだった。こりゃーがぶがぶ飲んじゃうわよぉ(笑)。

絶品だったムール貝のファルシ!! トマトやピーマンのファルシならわかるけど、ムール貝にひき肉つめちゃうのは初めて。これがまたあんた! ソースにいい出汁がでていて(エビ味噌とか蟹味噌とかああいうまったりしたコクに似ている)ソースごと飲みたくなる。あぁ、パンが欲しい! パンが欲しい!! そういや、以前うちのBBSにも「店で出すパンを探している」と書き込んでもらったことがあったが(最初は赤坂Pのバゲットを遣っていたが、「美味しすぎるので」合わないゆえ、断念したと)、…パン、出さないの? パン、まだ決まってないんですかー? …と聞いたところ、夜は某メーカーに焼いてもらったパンを出しているけど、昼はないらしい。うぅ、全日本パン党の私としては、ビールを飲むしかない!(笑)

パンの代わりに、ランチではバターライスが提供されているのだ。(肝心のメインの画像を取り損ねたが)鹿の赤ワイン煮込みに、白インゲンの煮込みと、バターライスがともされた、めちゃくちゃボリュームある一皿が。この煮込みもほんっとーーに美味しかった。塩気がしっかり効かしてありメリハリある味わい。白インゲン豆の煮込みと一緒に口に運ぶとなんともいえない旨味が…。すごい美味しい。あぁ、ここにパンがあれば!(←しつこい)

さらにデザートは、デミタスカップに、ババ(パンをお酒に浸したやつ)のようなものにバニラアイスが乗ったもの。これも、残り物のパンを再利用したとは思えないほどに美味しい。うぅーーほんっとにこれで1200円?!(←除・飲み物とファルシ) 期待以上、すごい満足度!



夜も赤坂で結婚式の二次会があったので、その後の飲み直しにまたビストロブルに顔を出してみた。残念ながらこちらも結婚パーティーで貸し切りだったのだけど、代わりにスタッフ行きつけのバーを教えてもらってそこで2時間以上まったり。スタッフもほんっとにいい人ばかりで、良い店じゃないですか〜、嶋さん! 今度はパンを持ち込みで、大騒ぎさせてもらいますからね〜。ふふふ。

2005年11月18日 (金)  田町の新しいパン拠り所 ワイルド・ボー

得意先がが田町にあるため、何年も前からしょっちゅう行き来しているこの界隈。オフィス街、学生街でありながら、パン屋さん不毛地帯だったので私はいつもいつも一足のばして白金高輪ゴールデンパンストリート行脚を習慣にしていた。

あの頃はすごかったなぁ、白金黄金パンストリート…田町から白金高輪まで歩く間に、ラビラント、谷口さん、MKなどなど、大好きなお店が集中していたあのエリア。得意先に行く予定の日は、わざと昼休みの時間を狙って納品に行ったり打ち合わせを設定したりしたよなー。動機づけになっていたのだ。…今ではMKしかなくなってしまったけれど、そのためだけにあの距離を歩くパワーはない。そう、得意先に行っても、すぐに帰って来てしまうのが普通になってしまった。


ところが朗報! 田町に小さなパン屋さんがオープンしていたのだ(04年2月だというけど、ここを見るまで全然知らなかった)。今日はちょうど昼時に田町に来たので、ようやく初訪問。

ホシノ酵母のパンってすっごく好きなんだが、ここのパンはどれもがあの甘い香りがする。しっかり焼き色のついた食パン各種に惹かれまくる。いろんなトッピングをしたナンが豊富で、お昼ごはん調達のOLさんたちにはありがた〜いお店ができたって感じだろうな(ほんっと、この周辺って大きい企業が集まっているわりには気の利いたお店がなかったのである…)。

夏なら日差しを避けたいところだけど、もう季節は冬目前。外で食べるにはもうきつい季節になって来た。日当たりのいい運河沿いのベンチを選んで腰掛ける。

ベーグルは3種類あったが、私が買ったのはクルミレーズンと、ブルーベリー。クルミレーズンは、ものすごく扁平で(すんません)、その不格好ぶりが愛らしい。お餅のような生地が、乾燥してつやつや固まっちゃったようなベーグル。クルミもレーズンもたっぷりなのだけど、これがなんとも言えない香ばしさで思わず悲鳴をあげる。なんのだかは定かじゃないけれど、「殻」の味がするのだ! 玄米もそう、全粒粉もそう、クルミの渋皮もそう、どうしてこう、「殻」って香ばしくて美味しいんだろう。あの渋い香ばしさがするベーグルだったのだ。ここ最近食べたクルミレーズンものの中では一番美味しかったかも…!!

ブルーベリーベーグルも、生地のすみずみまで均等にブルーベリーの甘さが行き届いていて美味しかったし…。ここのベーグルは皮の異常なまでのヒキと顎が疲労骨折しそうなほどに噛みごたえのある目の詰まり方。とくにクルミレーズンは、毎回買ってしまうだろう。


わーい。これからも得意先に行く動機づけができたわーん。それが嬉しい(笑)。それでも仕事はやっぱりキライです(笑)。

2005年11月17日 (木)  母のいた一週間

師走が1ヶ月早くやってきた11月。ほんっとーに忙しくて、はっきりいって辛かった。弱音を吐きたかったけど吐くヒマもないほどに忙しかった。その合間に遊びの予定も入れちゃうから、せっかく母が上京していても、ゆっくり食事をしたのは日曜日の蕎麦屋でのみ。

その代わり、母がいる間はお弁当を毎日作ってもらった。炊飯器を4年ぶりに使った(笑)。母がテキトーに買ってきたパンを食べた(コウベ屋とかの)。そして今日、私が会社に行っている間に母は北海道に帰っていった。部屋には洗濯物がたくさん干してあった。柔軟剤の甘い香りが部屋中にただよっていた。

冷蔵庫にはたくさんの残された食材たちが。たとえばほうれん草は、全部ゆがいて個別に冷凍しておいてくれた。自分ではむくのがめんどくさくて買わないリンゴや梨が、あらかじめむかれて冷蔵庫に入っていた。…ありがとう。母さん。もうしばらく私は手抜きをできるんだね。いたらいたで邪魔だなーって思うわがままな娘でごめん。いつも一人になったら反省する、なんてことすらきっと一生伝えられない。

…って、ちょっとこんなに買ってこられても困ります! 野菜はともかく、牛乳2リットルなんて飲めませんよー!(笑)



画像はこの数日間に買ったパンたち。近所の町パン屋さんのエピ。オフィス街のパン屋のトルテーヤ(折ってない。広げて焼いているだけ(笑))とカニクリームコロッケ。そして、冷凍庫には母の好きなレーズンパンがたくさん。困ります!(笑)

2005年11月16日 (水)  リストランテとBAR、パン屋と食堂。

いつもの3人娘で下北沢に芝居を見にきた(05年2月2日日記参照)。さてどっかで軽く食事していこうよということに。ちょうどよく思い出したのが、大好きなリストランテが最近バールを開いたとのこと(PRIV.mi_wa11番)。行ってみると、ほんとお店の向かい側に出来ていた。

バール…と聞くと、少し気取っているのかなと思いきや、思い切りカジュアル。テーブルは、ナチュラル志向の女性の部屋の台所にありそうなタイル張りのテーブルと、カントリー風なカーテン(カントリー風に見えたんだけど…)が、ぶっちゃけバールっぽくないというか。お酒を飲む雰囲気というより、パニーニとカプチーノを元気にいただくのが似合いそう。

リストランテの方はご夫婦二人でやっていらっしゃるのに、バールの方は、若いスタッフも加えてにぎやかだ。ディナーが終わってからだろうか、奥様もホールに立ち、あとからシェフもいろいろなにかを運んで行ったりきたり。

料理がやっぱりすごく美味しい!! 前菜の盛り合わせ(メニューにはないのでリクエストしてみた)で衝撃的だったのは、生ハムメロンならぬ、生ハム柿!! レモンでしめた柿を熟した生ハムでつつむと…うぁーー! これはメロンより絶対合う! ハムに包まれてもなお、こんなに柿って味が強いんだ! 他にも、自家製アンチョビとかでお酒が進む進む。

アクアコッタやフォカッチャ、グリッシーニなどもいろいろオーダー。そしてなにより絶品だったのがラザーニャ!! やわらかくてちゅるんと口に飛び込んでくる。もうね、生クリームのような濃厚なコクがまろろぉ〜って広がるわけですよ。まろぉ〜んで、もわぁ〜ん…。こんなラザニア、あまり食べたことないっす。



シェフは、リストランテの営業が終わってから、バールもかけもちで働くのだろうか。バールでは「シェフ」という風貌でやっているのに、バールの方では、かわいいベージュのキャップをかぶっていた。あぁ、なんだか知っている某パン屋の職人に似てる(笑)。その人も、最近パン屋とかけもちで食堂を開いたのですよ。むちゃくちゃ忙しそうだけど、やりたかったことをほんとに実現しちゃうところが、いい顔して働いているところが、すごく似てる。

…なんてことは口にはしなかったけど、見送ってくださったシェフに美味しかったと伝えて店をあとにした。

2005年11月15日 (火)  マネーと結婚したい。

私、お金大好き!

……だからかなんなのか(笑)、マネーセミナーなるものに参加してきた。オンライントレードとかミニ株とか、お金に関することの超〜初歩初歩なあたりをわかりやすくレクチャーしてくれるという企画。学生時代からのマブ友・ドリィ(仮名)と一緒に参加。

超低金利のこの時代、お金は攻めなきゃ増えないのね! ということで、最初の数ページのガイダンスで、すっかり「株」がわかったような気になっている私たち2人(笑)。怖いなー、この2人、明日からでもすぐに株買いに行きそうな勢いだよ(笑)。この時代、株くらいしか一攫千金のチャンスはないのでは。宝くじ? 無理無理。私、かつて宝くじの印刷工場でバイトしたことがあるけど、あんな気の遠くなりそうな量のくじの中から当たるわきゃないもん(笑)。

コーヒーとデザート付き。バニラアイスがものすご〜く美味しかった。なぜ今日ドリィを誘ったか。それは数年前にドリィはここ(アニヴェルセル)で式を挙げたんだもん。あたし、スピーチやらされたよね(笑)。



たまたま学部時代の「ご学友」たちが新宿で飲んでいるというので、2次会から合流させてもらう。先日の高崎での結婚式の話を肴にしながら。いいねぇ、いつまでたっても「ご学友」は…。

そういや、プリンセスのご成婚も今夜だったのは偶然か否か。支度金1億5千万…。…私はマジで株を勉強するしかないかな(笑)。