2005年5月14日 (土) ランチ
前菜+パン。…以上。 @初台のフレンチレストラン
初台の商店街にある評判のフレンチレストラン。以前、「予約の取れない超人気店」が同じ場所にあり、そのとき来訪しているので場所はよく覚えていた。そうそう、商店街が終わりかける頃に現れる、こじんまりとしたレストラン。
前のお店も安くて味ががつんとしていてボリュームたっぷり、という感じだったけど、こちらもそういうタイプ。1890円のプリフィクスで、しっかり前菜+メイン+デセールもつく。パンは自家製、リエットやバター、オリーブもついていてそういうところが心憎い。
● 前菜はボリュームたっぷりの名物豚肉のテリーヌ、連れはフルーツトマトのスープ。もちろんシェアしていただこう。テリーヌはビストロ的に分厚い。味はわりとよくある感じだが(無難に美味しい)、パンと合わせると本領発揮! パンがいいのだ。小粒の自家製ライ麦パンはもちろんそのままでも美味しいのだけど、このテリーヌが一番美味しくなる瞬間はパンありき。パンもさぞかし嬉しいはず!
連れのフルーツトマトのスープは嗚咽を出させる美味しさ! 甘くて甘くてトマトすぎるトマト味、実に濃厚なのだ。うちの近所の安スーパーなんかでトマト調達して来たんじゃ、このスープは作れないなぁ(笑)。絶対青臭いスープが出来るはず(笑)。連れは「毎日でも飲みたい」って。うんうん!
…常々思うのは、私はパンと前菜があればそれで満足しちゃうのだ。メインまで進む頃には「あー、まだメインあったか、もう腹一杯」という、もったいない人である。
● 前菜+パンでいい感じにだったのに、残念ながらメインで失速してしまった。 私はウサギのトマト煮込み。ブロッコリー、オクラ、カリフラワーや、素揚げジャガイモ(でかい)下敷きに、かなりの大きさのウサギちゃんのアンヨが(…こう書くと残酷だな…)。…正直言って、とても大味だった。淡白なウサギにはもっとこってりさせてもいいような気もするけど、決定的に塩気が足りなくてカスタマイズも必要だったし、野菜もただトマトの中で柔らかくなりました的な頼りなさ。うーーん、不発弾。
連れの鴨肉のローストも同様。レンズ豆の煮込みがやっぱりピンぼけなお味で、ボリュームだけが私たちにのしかかる。うぅぅ。
● 極めつけはデセール。…あー、、、。画像は割愛★
今日、かなり私辛口(汗)。ビストロ的な(味の)お店だという心構えを持って行っていたなら違ったかも。たぶん、ビストロであっても、それ以上の上質な何かをメインに期待しちゃったんだろうなー私。まぁ、後半は失速したけれど、ボリューム的には1890円は安い。前菜+パンと、楽しい会話があればランチは成功するから。…一人で行っていたら痛かったかも(笑)。 |
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