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パンある日記(仮)

2005年3月31日 (木)  今年度最後のパンと最後の飲み会と。

また終電帰りの毎日が復活…。パン買いに行く時間がないときは近場で済まそう。もちろん選択肢はふたつ。「オフィス街のパン屋」と「Vモンターニュ」。「ねこさん」に「これからパン買いに行くんだけど、どっち行くべき?」と相談。自分で決めかねるから人に決めてもらおうという魂胆(笑)。

「ねこさん」は即答、「モンちゃん!」と。モンちゃんってなんだよ、モンちゃんって(笑)。彼女は「モンちゃん」の超常連さんなのだ。今夜は送別会だし、胃もたれ防止に(笑)オフィス街のパン屋はやめておこ。

今日はサクラの花びら型のかわいいさくらパン。これが5個、さくらをモチーフに並べて売られているのがかわいいのだ。ほんのりと口の中で咲くさくらの香り。フランスパン生地と全く違和感なくて美味しい。ブリオッシュ生地のさくらあんパンも気になったけどこちらにしてよかった。今夜は飲み会だからね。



今夜は部署内の送別会。店は通称「2階の宮川」。この付近には「宮川」という名の鶏料理屋が多い。角の宮川(通称「角宮」)ではない方(7/13日記登場)。角宮の方にはよく行くので、こっちの宮川にはそんなに期待していなかったのだが、手羽先や手ごねつくね、だし巻きタマゴがえらく美味しくてたまらん!! 鶏スープとご飯の組み合わせは、角宮以上だわ!! ボスが注文しまくって食べても食べてもなくならない、まさに「肉祭り」。いや、送別会だし「肉締め」か(笑)。

飲んで食べてのあとだけど会社に仕事しに戻って、終電を逃す★ やめときゃいいのに家まで40分歩いてしまう私だった。夜桜にはまだ早かったのにね。

2005年3月29日 (火)  エピ…なのに、エピなのに?! @銀座Cドルチェ

今日のお昼は久々に地下鉄乗って銀座パン調達。ターゲットはこちら。イタリアン好きなら知らないものはいない、名店Cのドルチェ部門。ドルチェはもちろんのこと、リストランテ自体行ったことがないぞーー絶対行ってやるぅ。

ギンザコマツの2階にあるこちら、本来ならドルチェを頂くべきなんだろうけどお目当てはパン。入り口入ってすぐに、テイクアウト専門のパンコーナーが並ぶ。種類はそんなに多くないけれど、少ないなりにどれにしようか迷ってしまう私。本当はフォカッチャを買おうと思っていたのに、思いがけないものを発見してしまったからだ。

エピ…なんだけど、どーも様子が違う。一見普通にエピなんだけど、…ぬわんと! イチジク入りなのだ。ほげほげー。さすらいのパン戦士、またの名をエピマニア(←自分でいうかっ)の私だが、さすがにイチジク入りのエピは初めて見た。即決。これとアリコベールも一緒に…。

生地はオーソドックスなバゲット生地のパリパリ、するどい穂先に口の中を引っかけながらバキッとかみ砕くと、どーんと白イチジクが登場! これがなんとも立派なイチジクである。柔らかすぎず、ちゃんと果肉の歯ごたえを楽しめる。イチジク旨し!

まぁ正直な話、フランスパン生地にイチジクって、いまいち生地に果肉がなじまないので、せめて胡桃なんかも欲しくなるところなんだけど、エピにイチジクを入れちゃう意外性、果肉の入りっぷりにはちょっと感動したなぁ。これが5回も楽しめるんだ、300円は安いもんだよー。

アリコベールの方も、大粒のうぐいす豆がほこほこ。こちらの生地は塩味が結構控えめなので、インパクトが薄いんだけど、さすがは菓子専門(?)、具が美味しいのである。



今日は眼科で眼底検査を受けたので、仕事は夕方に切り上げた。なぜなら、瞳孔を開くので、2〜3時間は「近くのもの」が見えなくなるというからだ。つまり老眼と同じ具合になるというのだ。

点眼して瞳孔を開く。最初はなんの違和感もないのだけど、ふと携帯を見ようとしたらびっくり! まじで近くのものが全然見えない。でも遠くは普通に見える。すごい違和感!! おぉ、これが老眼か!(笑) この後普通にデパートで買い物をしようとしても、洋服やパンは見えても値札が見えない(笑)。こりゃー不便だわ。なのでジムで汗を流しに行くことに。貴重な体験でしたとさ。
(*検査結果、ひとまず不安は解消されました。ほっ)

2005年3月27日 (日)  西荻窪パンとお散歩。

花粉症の薬の効果、恐るべし!! こんなにぽかぽか小春日和、西荻で遊んできたのに、なんとノーマスクでも一度も鼻をかまずに済んだのだ。まるで自分が花粉症患者であることを忘れたかのように…。

おかげさまで楽しい西荻ランチとパン♪ もちろんお店はこちら。そしてお相手はこちら。

HALFSIZEで更新中!!

2005年3月26日 (土) 昼  半蔵門のあれとこれとあれのプチ情報。

タクシーとフレンチトーストとコーヒーで3000円。だからというわけじゃないが、友達と別れたあと、次の所用の飯田橋までなんと歩いてしまった。赤坂見附〜ニューオータニ〜麹町〜半蔵門〜九段下〜と歩き続ける。

半蔵門と言えば、この間来たのは6/26(日記参照)。半蔵門の「美食」のパン屋さんと言えばこちら。お昼用にパンとサンドイッチをお買いあげ。

むちむちな白焼きリュスティックには、チリビーンズとポテトとオニオンとレタス、トマトがサンド。リュスを食べるにはもったいない食べ方のような気もするけど、逆に贅沢とも言えるかな? チリビーンズはひき肉たっぷりでものすごくしっかりとした味付け。しょっぱいんだけど、オニオンの生の辛みがなんだか清涼感がある感じ。

「堅焼きバター」は、バターをそのまま中に巻き込んでしっかり焼いているフランスパン。バターが溶けた部分がぽっこり空洞になっていて、温めなくても香ばしさが強くて美味。



そうそう、半蔵門と言えばハナコウジがリニューアルしていた。かなり年季入っていたものね、以前の店は。カフェはなくなった変わりにデリカと食材が充実した、まったく別物の店になっておりました(もちろん馴染みのパンも多かったが)。サンドイッチのラインナップもなんだかえらく気合い入っていたなぁ…ハムとチーズをサンドしたカスクルートはV張りだった(笑)。がんばってます。

あと大好きなきんつばの一元屋が、パン屋じゃなくて和菓子屋として店を構えてしまったのは驚き!! ヤマザキショップの片隅で売られているあの「隠れた名品」っぷりが好きだったんだけどな…。

2005年3月26日 (土) 朝  お優雅に おフレンチトーストを お食べ遊ばす @ホテルオークラ

土曜日なのに平日と同じ時間に起きて電車に乗る。今朝はホテルオークラの「オーキッドルーム」でフレンチトーストの朝食を食べに行くのだ。先日、地下鉄のフリーペーパーでホテルのモーニングパン特集の写真を見た上に、某パンメルマガでここのフレンチトーストのことが紹介された。ちょうどテンションが盛り上がってきたところに友達から「行こうよ」メール。休日の早起きだってなんのそのー。

…とかいいながら大遅刻(笑)。溜池山王からタクシーに乗る始末(もちろん初乗り料金)。なんか優雅じゃなくって? おほほ(←ぉぃ)。オーキッドルームは、なんともクラシックな(というかオークラ自体がものすごくクラシックなホテルだ)、昭和の香りが漂うダイニングだった。お客さんは私たちと一組だけの貸し切り状態? もし一人で行っていたなら、このまま席で居眠りを開始したかも知れないほどにゆったりとした空間だった。

某メルマガには「フレンチトーストはボリュームがあるのでシェアした方がいい」とあったけれど、他のメニューを決めかねて、2人分頼んだのだが…ほんっとに多かった(笑)。いさぎよくフレンチトーストのみ。はちみつもメープルもどちらもお願いしていただく。

たっぷり時間をかけて作られたフレンチトーストは黄金色!! 皿ごと焼いているらしいので皿まで熱いのだ。あっつあつで一口目ではウァチチチ★  ふわっふわで、柔らかくてしゅるしゅる〜っと口溶けする。まさに卵焼きとか明石焼きのごとく。いったいどれだけのタマゴを吸い込んでいるんだろう…。甘さは控えめなので遠慮なくメープルやハチミツをトッピング。じゅわぁ〜。うーん、優雅ぁ〜!

この優雅な朝食は、日本らしい佇まいのホテルなのに、日本人であることを忘れるのだ。外国に行った日本人の気持ちではなく、外国に来た外国人の気持ちになる。…わかるかなぁ…この優雅さ。。。

…でもやっぱフレンチトーストは、1枚目を食べ終わった頃には二人とも飽きていた(笑)。そこで登場させたのはジャム! 苺とマーマレードの瓶を開封して、トッピング。うん! これで変化がついた。むしろこの方が美味しいかも。これなら最後まで食べられるぅ(笑)。

11時頃までゆっくりコーヒーを飲みながら談笑(だんしょう)。コーヒー、サ料合わせて2300円ちょい。きゃー。朝っぱらからなんて優雅なの〜と、お会計時に改めて「優雅さ」を痛感する(笑)

2005年3月25日 (金)  サクラの思いがけない贈り物

オフィス街にほど近いところにお住まいのパン好きさんから思いがけない春の贈り物を頂いた!! BBSでの「Nicolasの限定ベーグル食べ損ねた〜サクラ&フランボワーズが食べたかったなぁ」というどうでもいいつぶやきがまさかこんな嬉しいことになるとはーー!!

待ち合わせ場所は「オフィス街のパン屋」の前(笑)。しかし諸事情により炭水化物のコントロール中とのことで、ほんとコレを届けてくれるためだけにいらしてくださった。確かにオフィス街のパン屋のパンは、、、あれは炭水化物というよりも不純物が混ざりまくっているからなぁ(とくに高脂肪(笑))。ほんっとに感謝…。今度ゆっくりべちゃべちゃパンでべちゃべちゃ語りましょう!

Nベーグルだけでなく、まさかまさか、Zの桜あん食パンや、まだ行ったことのない千葉マインベッカーのアズキ入りのライ麦パンまで…うがーーこんな美味しい思いしていいのでしょうかっ。なんか恐ろしい落とし穴が?!(笑) あぁ、HPやっていてよかったぁーー。まだ冷凍庫から出したてでまたヒンヤリしている。自然解凍時間は短いほど風味は活きるから、まさにベストタイミング!! さぁ、会社に戻って食べますよぉー!

Nの桜&フランボワーズベーグル。色はあまりピンク色していないのだけど、……なになに?! これ、私がかつて見てきたNベーグルの中で一番のベーグルらしい形!!(穴が小さめ) そして大きさの割にずんぐりと重い。いかにもきゅぅぅぅ〜っと目が詰まってる具合が手のひらに伝わってくる。ほんの少しレンチンして頂くと…! ほんのりと桜の香り…に加えて、酸味が結構あるのだ。天然酵母パンによくありそうな酸味なんだけど、もしかしたらこれがフランボワーズ効果?! めっちゃ美味しいじゃーーん!! 家で焼き戻して食べようと半分残していたが、さらに1/4個食べちゃった。もうかけらしか残ってません(笑)。Nさん、ますますベーグル美味しくなってきてるーー! 嬉しい!!

さらにまさか頂いちゃったZの桜あん食パン! 先日頂いたうぐいすあん食パンに続く、あんこ食パンシリーズ。画像ではただの白いパンになっちゃったけど、うっすらクリーム色で、淡い淡いピンク色のうねりが見える。一見やぼったいのに、食べてみたらこれまた絶妙の「ほの甘」具合! これもめちゃくちゃ美味しいっ! これは全部食べ切っちゃいました★ 

マインベッカーのアズキ入りパンも、がしっとワイルドなライ麦風味の中でアズキがしっかり甘い。これは焼き戻して香ばしく食べてあげたいぞ。ふふふ。

桜×桜の思いがけない贈り物に、春の到来がますます楽しみになってきた。そういえばオフィス街のパン屋の桜並木のつぼみも大きくなってきたよ。春はすぐそこだ。

2005年3月24日 (木) その2  カレーとケーキで2000円 @有楽町Sadaharu AOKI

芝方面から会社に戻ろうと、日比谷で乗り換えようとした…ら、ふと思い出す。「あの新しいパティスリーに行きたい!」
会社に「すんません、直帰します★」と電話を入れて、急遽ケーキ食しにレッツらゴー。カレー食べてケーキ食べて…って、給料日前になんて贅沢な?!

Parisで有名なサダハルアオキの日本第一号店。Parisではミルフィーユを食べたことがある(Paris2004.7日目を参照)のだが、噂通り、もうありえない値段のケーキたちのオンパレードに、「なんで今日はちゃんとした格好してこなかったんだろう」と意味不明な反省をするみずぼらしい私(笑)。

エクレアが500円から?! ケーキは500〜800円?! もっとびっくりなのは焼き菓子たち。めっちゃくちゃ小さなフィナンシェが200円くらいすんの。どれくらい小さいかと言えば、「めちゃくちゃデカイ女のつけ爪」くらいな大きさ……ってわかりにくいか(笑)。とにかく、ただでさえ物価の高いParisのものをこっちでやろうとするとこういう値段になるのか、ただ単にブランドなのか(笑)。

お店のお姉ちゃんたちはべっぴんばかりでまさしく丸の内。パティシエ・サダアオは人一倍声を出して、笑顔で接客、くるくる働き回る。なんだかとっても好印象♪ 私はイートインで、タルト・オ・マロン・フリュイ(そんな名前だったっけ?)。厨房が直ぐ横に見える席で頂いたのだけど、中にいる若い男性パティシエもえらく男前!! ケーキよりそっちに見とれていた…おいおい姉さん!

タルトで出来たモンブランなんだけど、このマロンペースト、モロ好みのものなのだ。フランスで買ってきたマロンペーストを、私はよく朝にバゲットにバター&マロンペーストを塗って食べているのだがこれがめっちゃくちゃ旨いの。それと同じ、濃厚な濃縮マロン味! しかも洋酒も効いていたりする! その下には、フランボワーズソースと生クリームが入っているんだが、酸味とマロンの甘みが妙にミスマッチ。それをつなぎ合わせる生クリーム。好き好き、この組み合わせ! 旨いわーこれ!!

でもケーキを食べている、という感覚とはちょっと違うんだよな。なんでだろ…と思ったら、タルトに原因があるのかも。ここのタルト、甘くない。塩気が強い…という感じ。1月24日(日記参照)に食べたミルフィーユでもそう思ったんだけど、こちらの特徴なのかも、塩気の強い生地。だから、「甘いケーキを食べましたー」という満足感はないの。美味しいんだけど、私はケーキは繊細じゃなくちゃんと甘いのが好きなのです。といいつつ甘すぎるのはイヤなくせに。わがまま(笑)。

今日食べたタルトは確実に美味しかったのだけど、「値段」がどーしても素直にそれを受け入れない。「Parisから来たケーキ屋だから高い」とか「有名シェフだから」とかで自分を納得させる部分と、「これなら○○のパンが3個買える…」とか暗算しちゃう部分と、どこか素直に味わえないところがでちゃう。せっかく美味しいのにあまのじゃくになっちゃう、あぁぁ、もったいないなぁ。

私が今のところ一番美味しいと思っているケーキ屋さんHも、当初は「えらく高いケーキ屋だ…」と思っていたけど、ここはHよりも200円くらい底上げだわ(汗)。でも買っている自分。…どこか感覚が麻痺してきたのかも知れないなぁ〜、怖(笑)。いつか1000円のケーキをケロリと食べるような時代がきても可笑しくない?!(笑)

2005年3月24日 (木) その1  カレーとケーキで2000円 @門前仲町didean

仕事で外出、珍しく門前仲町に立ち寄った。ひとたび外出したらいろいろ寄り道してあそこ寄ってあれ買って…って瞬間的に計画立てちゃうのだけど、門仲…って、とくに「ここ!」みたいなものが浮かばない(パン屋がない)。検索する時間もないので、以前ランチで入ったことのあるヘルシーレストラン、dideanで早めのディナーを。以前食べたライスヌードルは特にコレと言った印象はなかったのだけど、ここの売りである薬膳カレー1260円、一度食べてみたかったのだ。

1260円は一人ディナーにはちょうどいい値段かも? 特に今日は本来飲み会だったはずなので…。すぐに出てきた薬膳カレー。キノコと野菜くらいで、特にお肉は入っていない感じだったが(さすが薬膳?!)、これがめっちゃくちゃに辛い!! 今、私の唇はできものが出来て破れて荒れ放題だったので染みるーー★★ でもさらさらしたジャスミンライスと相性がよく、なんだかコクもあってなかなか美味しい。セットでヨーグルトドリンク付き。これで辛さを和らげるそう。美味しい〜…けどしっかし辛いなぁ★

ケーキ編に続く

2005年3月22日 (火)    はちバタに 小雨舞うかな オフィス街

小雨が降ったり止んだりの曇り空。本日もオフィス街に物好きなパン好きが2人やってきた(笑)。オフィス街のパン屋は、1個じゃ足りないけど、2個食べたらお腹一杯、3個食べたら胃もたれ必至(笑)。ほいじゃ3人で6個も買いましょー。…というわけで、個人的な好みで僭越ながらアドバイスさせてもらった。…あぁっ。こらこら、あん生はお奨めしてませんよっ(笑)。

それでは解説しましょう。時計回りに、
・ベーコンエッグ(ここ1年くらいこれがお気に入り)
・トマトボール(コレ食べなきゃ来た意味がない?!)
・あん&生クリーム(…胸焼けしても保証しませーん)
・甘辛ミート(いつもは旨いのだが今日のはもう焼き上がりからだいぶ時間経っていた上にボリューム少ない失敗作とみた。…賞味期限15分だからさ(笑))
・はちみつバター(コレ食べなきゃ真のこの店を理解できない?!)
・かにクリームコロッケ(これも最近特にお気に入り)

いつもの公園のテーブル席でパンを広げる。みんなでランダムにかぶりつき!! 「給食を思い出す!」おぉ、それは名言だ! 今日はそこに小雨が降り出した。はちバタのバターの海に、ぽつぽつと雨が…(笑)。だけど気にせずに回し食い。今日はいつもよりどのパンも具が少なくて迫力不足だった。ちょっとナビゲーターとしては不満気味(笑)。でもはちバタのバターだけは容赦ないのよねー★

私はよく「バターはこそげ取ってから食べる」とか言っているんだけど、最近このはちバタ食べるときは決まってゲストと一緒だから、全部しっかり染みこませて食べるのが普通になってしまった(笑)。…やっぱりその方が美味しいんだもんよ(笑)。認めるさ、認めるともーー(でもしょっぱいっつーの(笑))。

この後、ゲストたちをVモンタまで案内して、コレ買えアレ買えやってさようなら。あの2人、これから有楽町行ってケーキ食べに行くという。なんていうタフな胃袋っ。胃もたれ起こさなかったか、私としては心配だったけど?!(笑)これにこりずにまた来てね★

2005年3月21日 (月) 実食篇  魅惑の天然酵母パンにおぼれる午後。

引き続きのろけタイム(笑)。

*スピカ麦の穂*
パン袋を持参しないで来てしまったら荷物がいっぱいになってしまった。エコロジーイベントで「袋ください」なんて言えるわけがない。そこで目にとまったのがスピカのお買い物バック! パンバック…というよりは書類バックという感じだが(笑)即決♪ スピカも大好きなお店なので、パンも物色ー。クロワッサンは売り切れ。とほほ。かわりに、ちっちゃなくるみあんパンとベーグルを♪ あんパンのあんは粒がごろごろ原型をとどめるいい炊き具合。うまーい♪

*ショパン@佐倉*
今回初めて聞く名前なんだけど、佐倉で卸しと宅配注文でやっている、普段店を構えないパン屋さんなんだとか。「畑の中でやっているんですよ」って語るお店のおじさんが慣れない感じで接客するのがほほえましくて。昨日某HPで知ったこちらのクロワッサンを2個一組300円で購入。「なるべく焼き色強い方がいいなぁ」と言うと、「焦げたのは試食に回しちゃいました(笑)」と。おじさん、いい味してる! クロワッサンはバターの香りが甘く甘く、これは焼き戻して食べてあげたい!

*ルヴァン*
おなじみルヴァンも参戦。「ルヴァンが好きです!」って顔して活き活きとパンを売るスタッフの姿を見るとなんだか元気が沸くのもルヴァン的! 私の中で「ハード系に開眼したパン」であるメランジェはさっきむしりちぎって頂いたもの♪ さらに、今回プチサイズに成形してなんと150円で売っているカンパーニュもゲット♪ 定番のゴマ味噌と一緒に試食もさせてもらうのだ。それにしてもメランジェはいつまでたっても色あせない興奮を呼び覚ましてくれるパンだよな…。この渋皮付きの香ばしい「木の実」な胡桃、他には絶対ないもの。山の味なんだよね、ここの胡桃は…。しみじみ旨い。

それと、画像に写るは先ほどの「大好きな大好きなパン屋さん」のひまわりパン♪ 相変わらず岩のごとくハードすぎてナイフが折れるかと思いました(笑)。

これ以外にもあれこれ物色して参りました。

マールツァイトは、先月お店に訪れたので「戸隠、美味しかったですー」と言葉をかけさせていただいた。嬉しそうに御礼を言ってくれた奥さん。なんかひたむきにパンを作り、売る姿。すごく好き(今回は買わなかったけど(笑))。

わかなぱん@葉山は、以前お友達にスコーンを頂いたお店。名前そのまんまに、女性がこねこね手作りしたちっこいかわいらしーいスイーツばかりだ。

sonne@名古屋は、どこかの自然食品のお店で見かけたことがあるのだが、試食で頂いたもち麦のパンかなにか、これは酸味とまろやかさが同時にやってくる美味〜なパンだったなー(今回は買わなかったけど(笑))。

こんがりパンやさんも来ていた。もうラスト1個になったパンが売り切れるまで奥さんが一人で店番していた。ここは近所だしあえてここで買う必要はないのだが(病気のときしか来店しない私なんだが(笑))、なんだか嬉しいなー人気があるみたいで!!

そして…このお店に初対面するのだ。…パリフワ!!
前からずーっと行きたいと思っているのに行こうと思う日が決まって月曜日定休。まさかここで初めてご対面するとはーー。かわいらしいお姉さんが試食を薦めてくれる。なんとはっきりとしたコントラストのパンばかりなんだっ。いかに野菜をたくさん使っているかは一目瞭然!

そして私が購入したのは「クレヨン」。かぼちゃもよもぎもさつまいもも決めかねて、全部一気に味わえるこのパンはありがたかったのだ。これは焼いたパン…というよりも、蒸したパンという感じか、水分でぶにょんと重たい。むちょむちょで、ナイフがべたつくのだ。うまく切れぬ!! そしてこの切り口のベタさ!! まるで野菜で作った粘土細工!!(笑)

一口目で瞠目!! きゃーー!! な、なんて旨いーっ!! よもぎならよもぎ、そのまんまの味。かぼちゃもさつまいもも、パンとしてはギリギリのラインまで野菜を再現しているの。なによりもこのむちょむちょした食感が、口の中に転がるたびに、伸びるたびに、なんだか安心してくるの。口馴染みがいいというか…日本人なら絶対にこの食感、お正月を思い出すんじゃないのだろうか(←?!)。

この後、会社で残業をしにトホホの出社だったのだが、仕事中もずーっとこのクレヨンをむちょむちょ食べていた。伸びる伸びる生地を「にーーっ」と引きちぎり口の中で転がすたびに、顔も「にーーっ」とにやけてしまう。あぁ、癒しだわ! ほんとに行ってよかった、GAIAのパンイベント。花粉も不思議と止まってくれたしね?!

2005年3月21日 (月) 入場篇  GAIAの天然酵母パン屋大集合まつり!@御茶ノ水

連休最終日。土曜日の猛烈な花粉アタックに目をやられて「もう外出しない!」とヘソを曲げていた。…しかし…以前からチラシをもらっていたこのイベントに行かないわけにはいかぬ…。ふぬ、これもパンのため。重い腰を上げて部屋を出た。うぅ、すごい晴天! 花粉が怖いよぉぉ。

駿河台にあるGAIAはエコロジー&オーガニックの「地球に優しい」お店であり、いろんな天然酵母パンを卸していることでも有名。今回のイベントは、「エコロジー雑貨見本市&天然酵母パン屋大集合」と題され、近くの会場で入場料500円で参加できる。ラインナップはものすごく豪華なのだ。大好きなあの店もあの店も来る!! このところ気が付いたのだけど、どうやら私は「パン屋に行く&パンを食べる」時間だけは、鼻水が止まるのだ!! なんでなんでー?(笑)

入場料を払って会場に入ると、パン屋ブースの空間。もう、ひしめきあってバザー会場のようだ。だいたいどこのお店が出店している…というのはわかっていたのに、想像以上にあの店この店来ているの!! そしてスゴイ人。入場料払ってまでパンを買いに来る人なんてそんなにいないと思っていた私が甘かった。悠々と1時半くらいに来た私はバカッ。チクテはもう売り切れ。そして…「大好きな大好きなあの店」ももうすでにパンがないじゃないの。

その「大好きな大好きなあの店」のブースでは、パンではなく本を売っていた。近づいて、「パンはもうなくなっちゃったんですかー?」と聞くと、お店のお兄さんが私の顔を見て、「以前お店にいらしてくださったこと、ありますよね?」と言うじゃないか。もう一年以上前のことなのに感激だった。私がいかにも親愛深いまなざしを向けていたからなんじゃないだろうか(笑)。「1時に売り切れちゃって…なんだか皆さん早い時間にドドーーっと来られて」と。くはー残念無念。でも、お会いできてそれだけでも嬉しかった。

店「パンもなくなっちゃったから今は本屋さん状態です(笑)」
m「それじゃお客さん来るたびに『もうパンないんです』って謝らなきゃならないんですね、大変だぁ」そんな会話をしていると、「もしこれでよかったらひとつあるんでどうぞ?」と、お姉さんが隠し持っていたパンを一個だけ売ってくれたのだ。「うわうわっ。いいんですか?」遠慮を知らない私はしっかり買わせて頂く。名前はわからないけど、ひまわりの種とか入っているプチパン…。嬉しいーー!!

さらにさらにアクシデント。無言でスススとやってきたパン屋Lの方が彼らに見覚えのあるパンを差し入れしていく。「なんか色々くれちゃうんですよねーよかったら少し持ってきませんか?」と、おもむろにそのパンをむしりちぎってくださったのだ…(←この大らかさがもうもう…)。ぎゃーーーなんてこったい。この果報者っ。またパン好きに恨まれるっ(←じゃあこんなところに書くな(笑))。「ぜーーったい近々お店に遊びに行きますからーー」女に二言はありませぬ!! はせ参じますーー。

2005年3月19日 (土)  つるブノツアー決行

三連休の目玉は初日の土曜日に。
伊勢原ブノへまたまた行ってきましたー! 「つる」って何? と言う方は、ESSAYの38番をご覧ください。パンづくし、です〜。

…しかし…ひどい花粉で目をぼりぼり書きまくったらひどい充血。私は色が白い(と言われる)のだけど、真っ赤になった目はなおさら目立つらしい。はっきりいって鏡見るのも気持ち悪い。帰りの電車では誰とも目が合わないようにこそこそ帰りました(笑)。

2005年3月18日 (金)  不可抗力なキャンセル×そんなのあり?なキャンセル

昼のランチ約束、夜の飲み約束。今日は食べ食べな一日になると思っていたけれど、不運…というか、不可抗力な仕事の制約で身動きが取れなくなっていた。まずはランチをキャンセル。時間もないので、オフィス街のパン屋で一つだけパンを選ぶ。ちなみに新作「トマきゃべ」。トマトボールにキャベツ&青のりが投入された、ネタ的にはもう「使い回し」って感じ(この店にはキャベツ&青のりマヨネーズパンがわんさかあるのだ)。いや、めちゃくちゃ旨いんだけど(笑)、一個じゃたりないよー、でも夜は絶対に飲みに行きたいから一個でがまん。

…だったのに、誰も責めることのできない不可抗力が重なって、一向に退社できる隙がない。時間だけが刻一刻と刻まれて行く。約束の時間は過ぎ、それでもなお、不可抗力が…。でも「これは誰も責められない」。もどかしいけれどひたすら待った。ジョブがあがるまでひたすら待った。

…そして会社を出られたのは23時ちょっと前。ダッシュで地下鉄に乗り、渋谷に駆けつけるも、もうお開きだった…。そりゃそうだよね、本当にごめん。ごめん…でも…不可抗力なの。本当にこればかりはどうしようもなかったの。ただ、謝りに行っただけの渋谷。

気づくと、昼のトマきゃべ以来、何も食べてないことに気づく。ひとつ手前の駅で降り、コンビニでラガービールを買って歩き飲み。なんて寒い夜なんだろう。昼間の暖かさが嘘のよう。缶をもつ手が凍りそう。でも一気に飲み干した。透明な空の星を眺めながら、なんだか切なくなった。…そう…不可抗力なんだ。すべては…。



空きっ腹のビールでくらくらしながら歩いていたら、月曜日の飲みの話についてのメールが。「申し訳ないけど、中止にしていいかな」と。飲みメンツのもう一人と、喧嘩して険悪になったらしい。…なんだよそれ。大人になれよ。でもちょっとホッとした。来週も2本、飲みラッシュは止まらない。

2005年3月16日 (水) 寄り道  ロデヴ2連発!!@丸ビルJUハイム

「今週は日記は書かない(というか書くネタは仕入れない)」…と思っていたのに、水曜日にしてすでに冷凍庫のパンが底をついた。それは仕入れに行かないと!

いつも冷凍庫に何かしらのパンがあるので、会社帰りにデパートとか行っても「冷凍庫が空いたら買おう」とか思うパンが色々あったのに、いざ突然からっぽになってしまうと、どこで何を買えばいいのか途方に暮れてしまう。

…ふと心の声に耳を傾ける。
「あんたの一番食べたいパン屋は? 今一番食べたいパン屋は?」

…ご名答。
私が会社帰りに一番寄りたいのはここしかないだろ。丸ビルである。

しかーし、会社を出たのが20時過ぎ、がんばって歩いても丸ビル着いたのは45分頃。もうパンは何も残ってないだろうなーと思ったら案の定。昼過ぎのZ状態である(笑)。しかーし!! このパンがあったのだ!! そう、ロデヴだ!! ユーハイムのロデヴを食べたくて食べたくてたまらなかったのだ〜!!

というわけで、パン・ド・ロデヴと、フルヒテ(レーズン、胡桃、オレンジ入り)をそれぞれ1/4ずつ。あぁっ。画像が汚い!! すんません、接写しないとその美味しさ、全然伝わりません!! 黒い服に粉をまき散らしながら「フヌケ」になる旨さ。両者、実に甲乙付けがたい。

クラストのカラメルっぽい甘苦さと手にぴとぴと吸着するような「濡れたようなクラム」に陶酔するならプレーンのロデヴを。

クラストの甘苦さは打ち消されるが、替わりに台頭するオレンジのフルーティーさを堪能するならフルヒテを。

閉店間際に駆け込むことが多いユーハイム。品数が少なくなっているのは寂しいけれど、パンがちゃんと売り切れるだけ売れているのを見るのはもっとありがたい。その辺も「さすが」なんだよね。

2005年3月16日 (水) ランチ  オフィス街仕様ランチ@Vモンターニュ

日記1月19日でも告知したのだが、ご近所パン屋さんVモンタのレストラン部門が、メニュー刷新した。それまで2千円前後のランチコースが主体だったのに、めっちゃリーズナブルなワンプレートランチに衣替え。牛モツと白インゲンの煮込み、ミックスフライ、パスタ、クスクス、カレーなどが840円! もちろんパンも込みでこのお値段。まさしく「オフィス街のごはんどころ」になったのだ。時間のないオフィスワーカーにはゆっくりコース料理を食べている余裕などないということを、ようやくこの土地の客層を把握したのだね(笑)。

Vモンタの常連である「ねこさん」は、私よりも遙かにVモンタ(パン屋の方)に詳しい。この人、めちゃくちゃ通いまくっていて、すっかりお店の人にも顔が利くように(笑)。「ねこさん」曰く、「でもお料理が出てくるのがすごく遅くて…」とのこと。13時までの休み時間なのに、料理が出てくるのが50分頃だったとか(笑)。そりゃーオフィス街では通用しないなぁ(笑)。

というわけで、今日はあらかじめお店に電話して「モツ煮込みとクスクス、作っておいてください!」と予約(?)。バゲットを囓りながら談笑しながら料理を待つ。無事、12時半頃には料理が出たー♪ 「ねこさん」はクスクスを。別添のサルサソースみたいなものを入れないとちょっと薄味。でもときたま混じっている羊肉はウマ♪

私は絶対にモツ。「内臓大好き!」なもんで…。パスタと白インゲン豆と一緒に煮込まれたモツ。モツ独特の濃厚な臭みは、モツ自体を口に入れるまで感じない。そう、他の素材に変に移ることなく、モツ自体が旨みをいい具合に隠し持っている。超〜〜絶品! くはー。こんな近くで「おフレンチなモツ煮込み」を840円で食べられるなんて…♪(ただし、量はとってもお上品なので、パンを追加で買って帰ってしまうこと必至(笑))

パン屋の方をみると、けっこう客足もいいみたい。オープン時から応援している私たちとしてはホッとするんだよね、ちゃんと売れているのを見ると(余計なお世話かもしれんが(笑))。

「ねこさん」が突然、マロンデニッシュをおごってくれてしまった。てっきり「二人で食べよう」ということで買ってくれたと思ったのにぃぃ。ありがとーー。最初の数口はアイシングの甘さがひっかかってイマイチなのに、食べ終わる頃にはなんだかとても旨かった。マロングラッセが非常に美味で、これと生地を一緒に口にすることで初めて旨さ増し増しなのだ。

こうやってみると…。豚さんに見える…? …暗示?(笑)

2005年3月15日 (火)  大納言、うぐいす、マイス、フロマージュ…そして続くのは?!

このタイトルを聞いてピーンとくるあなたはまずまずのパン好き。英検で言えば三級程度か(笑)。超名作パン、というか、へんてこフォルムの代名詞的和風パンの草分け的存在?! 大納言シリーズの新作が登場。…といいつつ、私も1ヶ月以上ご無沙汰していたので新作かどうかは怪しいが。

じゃじゃーん、「金時豆」である。きたか…くるとは思っていたけど(笑)。画像は携帯だから全然キレイじゃないけど、お馴染みのハテナマークをスライスして撮影。齧り付くと出てくるわ出てくるわ、大粒の「甘納豆」!! お味はご想像にお任せします。たぶん、あなたのご想像通りですから(笑)。(*赤坂Pは確か大納言がハテナマークだったと思うが、銀座Pの大納言は昔から円形なのである。だから「金時豆」がハテナマーク。間違えなきよう!)

ちなみに手前はフロマージュフリュイ。ブルーベリーとチェリー入りの生地にクリームチーズ。見た目よりもずっとソフトなタイプ。