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パンある日記(仮)

2005年2月25日 (金)〜27日(日)  大阪冬の陣

大阪へ行っておりました。
あらゆるイベントが重なって、パン業界人口が大阪に一気に流入、過密状態でした(笑)。私も多分に漏れず行って来ちゃったわけですが、行く先々に知っている人に会う会う(笑)。パン屋あり、飲みあり、新しく親しくなった方、前よりもっと親しくなった方、ベリー濃密、充実した3日間でした。報告はESSAYにて。

2005年2月23日 (水)  あさいちまるいち★幸せ臭さの効能

朝6時半。何度も二度寝しようと思った。今日は止めておこう、まだまだ眠らせて…と瞬間的に葛藤。でもでも今日を逃したらしばらく行けなくなる……そう、今年最初の代々木上原行き。苦肉の策か、出勤前を狙ったのだ。

朝8時ちょいすぎに上原に着く。この間来たのは12月9日だから…もう2ヶ月もごぶさたしちゃっていた。久々のあさいち!! Mちゃんは今日も変わらず元気いっぱいで、その笑顔を見た瞬間に「あぁ、起きてよかったぁーー」って思う。

久々だし、もうたくさん話したいことがあって、短い時間だけどきゃあきゃあ盛り上がりながらスタンディングイートイン(笑)。私、作ってくれた人の前で食べるのって、照れくさいけど大好きなんだ。だって、こんなに美味しい物をありがとーーって、速攻伝えたいじゃない! 

今日のベーグル君たちは固めの焼き上がり。日によって固かったり、柔らかかったりしてお客さんにも「今日は固かったね★」とか「大きかったね☆」とか言われるんだって。それって超いいじゃーーん! 私ももっと近所だったなら日々の微妙な変化をキャッチできるのにぃ。上原住民、うらめしやーっ(って、毎回言っているなぁ私(笑))。


今日作ってもらったベーグルサンドはツナサラダサンドと、豆腐ウォルナッツレーズンクリチ。切り分けた瞬間にぼわんと吹き上がる湯気ごと噛みしめる。いつも以上に激ハードで、半分食べるのにすんごく時間がかかる。その分、噛みしめ時間が長くて、じわじわ〜と香ばしくて甘〜い粉力に「すごぉぉいぃ〜」としか言葉にならない。ここに来るとボキャブラリィがなくなるんだよーーっ。

ツナサラダはマヨは限りなく少なめでペッパーがすっごく効いていてシャープ! 豆腐ウォルナッツレーズンクリチは、普通のウォルナッツレーズンクリチに豆腐が入った、1月下旬のNYC旅行帰国後に満を持して新登場させた力作♪ NYCで私も豆腐クリチはいくつか頂いたのだけど、豆腐味は強いのに甘すぎたりとか、結構ハズレくじが多かったのだけど、こ・れ・は、超美味ーー!! 豆腐の分量がベスト! 豆腐臭すぎず、甘すぎず、でもほのかに豆腐の香りが。味、ではなくて香り、という感じ。プレーンのウォルナッツレーズンよりも、さっぱりしているのでこっちの方が好きな人も多いかも?! 


後ろ髪引かれながらお店を8時40分頃離れた。しかし会社に着いたのはいつもより10分以上も早くて、「あと5分長く居られたのにぃ」と悔しがる私。おかげさまで今日は仕事中睡魔で頭は大きくグラインド(笑)。

そうそう、ここにくると「まるいち臭」が染みつくんだよね。粉の焼ける甘い甘い香りが染みこんだ自分のカラダが「あぁ、今日はまるいちの日だったなぁ」って、一日中思い出させられるの。買ってきたベーグルたちを机の下にしまっていたら、それこそ家に帰って冷凍庫に収めるその瞬間までずーっと「まるいち臭」と一緒。あー、幸せ臭い。



本当はというと、今日は鬱気味だったのだ。
先日、とあるサイトでネットの公共性を無視した「誰もが不快になるような投稿」を読んだ。確かに読んでいた私も超不快になったのだけれど、心底恐ろしかった。それに対して、たった一晩で何百という人がその人を叩いたからだ。その叩きは、いつまで経っても終わることがなく延々と繰り広げられた。たぶん今でも続いている。たった一人の人に非難されただけでも立ち直れないほど傷つくのに、あんなに何千もの人を敵に回しちゃうなんて…。

なんだか始終ブルーな1日だった。ネットにまつわる不安、怖さ、いろんなことがぐるぐるしていて、なんだか不安がぬぐえなくて…。自分にとって正しいことは、人にとっては正しくないことかもしれない、とか、色々色々ぐちゃぐちゃ考えていたら、今日はとことん気疲れしてしまった。

…そんな時にふと机の下から香る、まるいち臭。
…そうだ。今日はベーグルがあるんだったよ。朝と昼と、そして夜、仕事中にもかじりつく。一層乾いてがりんがりんなクラストと格闘しつつ、心底美味しいと思った。そう、これもネットだから出会えた「幸せ」なんだよね。そう思うと、気持ちが上向きになってきた。

なんだなんだ、なんだか情緒不安定だな。鬱になったり、けどベーグルで立ち直ったり、幸せを噛みしめてみたり。忙しいな、パン好き乙女の1日は!

そうして、週末の有休にそなえて明日一日で終わらせるべく、仕事に再び取りかかるのだった。

2005年2月22日 (火) その3  東京パン屋ストリート:メディア内覧会潜入記 〜お土産品編〜

今回の内覧会来場者には、全員にパンフレットとパン詰め合わせ(3個)と携帯ストラップが支給された。この袋! すごくかわいいのだ。パンの写真も配置もデザインも非常にそそる。パンフレットの表紙の写真(HPのトップページの画像と同じ)もそそる、かなーりそそる。…でも、ふと思ったのは、もしもこの先、万が一、万が一、万が一(笑)店舗が入れ替わるようなことがあったら、この写真も変えなきゃいけないのかしら?(笑)

お土産パンの中身は、このフードテーマパークの看板商品となる3種のパン。

1)釧路のどり〜むというメロンパンが有名な店のメロンパン。釧路にそういうお店があるのは初めて知ったのだが、品揃えをみても、いかにも北海道らしいなぁと、道産子としてそう実感する。でかい! 安い! 柔らかい!(笑) メロンパン自体はよく私はわからんのだけど、焼いて食べると結構美味しい。

2)京都ルークの「TOKYO宇治」。京都駅から近いこちらのお店はまだ来訪していないのだけど、ここはカリフォルニアウォルナッツコンテストで受賞…とかのパンがあるのだが、その東京限定バージョン。これはソフトなパンなので、最初「あれぇ」と拍子抜けしたんだが、切り分けた断面にびっくり! すごくきれい! 2層になった内側はくるみパン、表層のまっ茶層との境目には豆がたくさん入っている。お値段はやや高めの250円。

3)川口デイジイの「クロワッサンBC」。これは超有名なので、私もこれを食べるのは実に3回目だ。これは大ぶりサイズなのだけど、120円のプチサイズも売られていた。中はたっぷりのバターケーキ。甘党向け。

そして私が一番大喜びだったのはSASEBOバーガーボーイくんの携帯ストラップ(笑)。ちょうど携帯ストラップを探していたところなので即刻つけちゃいました。きゅんきゅん。…って、これをもらってこんなに大喜びしているのはたぶん私くらいなんじゃないだろうか(笑)。

そんなこんなで、潜入レポをしてみたが、連れもいたのでめちゃくちゃ楽しんだ。元来祭り好きの私だから、「今日という日」が超楽しかった、という感じだ(笑)。でももし一人できていたら…どうだっただろうか。わざわざこれだけのために来たとしたら…どうだっただろうか。パンがフードテーマパーク化したことについて、その是非についてはとやかくは語らない。語れない。

今後のことを長い目でみてみると、会場のららぽーとがどれだけの集客力があるのかは私は知らないが、この場所で長く続けるのは大変な努力が必要な気がする。まずはみんなものめずらしさにわざわざ来場するかもしれないけれど、その客足がはけた後は(→一回ぽっきりのお客が大半であろうという意味。これはテーマパーク自体にどんなに魅力があったとしも避けられないであろうことだ…TDLは例外として…)、ららぽーとという商業施設のパン屋さん(=デパ地下のパン屋さんと同類の意味合いで)となるのかもしれないなぁ…と感じた。幸い、他のフードテーマパークとは違って、その場で食べなくても買って帰れる、というメリットがパンにはある。入場料も無料。だからこそ、このららぽーとという商業施設自体の集客力がここの命運を握っているんじゃなかろうかと…思うわけ。近場の人にしたら「パン屋が一気に8軒できた」と思えばすごいことだ。

とりあえず、隣の競馬場のおとっつぁんたちのハートもつかんでおくのも手ではないだろうか?!

2005年2月22日 (火) その2  東京パン屋ストリート@メディア内覧会潜入記 〜試食券編〜

今回、入場にあたって試食券2枚とドリンク券1枚が付いてきた(したがって、今日のお昼は交通費しかかかってなーい!うひひ)。好きな店のパンと引き替えられるのだが、一つはもちろん佐世保バーガーと引き替え! 今日はメディア内覧会ということで、メニューはベーコンエッグバーガーのみに限られていた。私たちは二人とも同じことを考えており(=パンよりバーガーが食べたいねぇ)、二人して同じものを手にしたあと、ハッと気付く。「違うのにすれば色々種類食べられたのに★」と…。

佐世保には今年中には「佐世保バーガーめぐりツアー」でもしようと計画していたのだが、まさか千葉で初体験するとは(笑)。バンズの中には、ありとあらゆるものがサンドされいるのだ。めくればめくるほどいろんなもんが飛び出してくる。タマゴ、トマト、レタス、オニオン、ハンバーグ、そしてベーコン。このベーコンが桜チップで燻されたものだとかで、スジはあるけど旨い。あれこれ入っているのに、全然くどくなくてボリュームあってもなんのその、するするりんと食べ切れてしまった。かなり満足。というか、ものすごくお腹空いていたのでガッツリ肉を食べたかったのだ★ これで本来440円ならかなーりいい線行ってる! 私的にはこのマスコット君(バーガー婆ならぬバーガーボーイくん)もかなーーりいい線行っていると思う(と、私は始終主張していた…)。

もう一つは、同じくサンドイッチ系の店(本来はサンドイッチ専科ではない)、奈良の「麦の花」のリエットサンド。相方はラタトゥイユサンドを。今日はもうすでに作られたものが配布されたのだが、実際はパンを選べ、具を選べ、その場で作ってくれるスタイルらしい。リエット…というかツナサラダみたいなペースト。ラタトゥイユの方は非常にタイム等の香草臭が強い。どちらも味付けは結構好きかもー。残念ながら今日は袋詰めゆえか、パンのヒキが強かった(バゲット自体の味はまぁまぁだったのだが)。

周りを見渡すとあれこれネタになる面白いことがあったのだがここではグッと我慢(笑)、淡々とレポートを進めよう(笑)。

青い麦で見かけた「備長炭ライブレッド」。炭が生地に練り込まれているパン。これを二人でいかにも物欲しそうに、熱心に取材をしたら、1本くれた(笑)。炭の味は微妙…で、思ったよりは滋味深くはない…が、ぷちぷちした雑穀がなんとなく食感で滋味をフォローしてる感じ。その淡白な生地のおかげでレーズンの甘みが目立つ仕掛けになっている。これは焼いてバターを塗りたくなるタイプだ(←もらっておいてこういうことを言う…)。
(*ちなみにそれは当日の話。これは常温で放置してなにげなーく食べると味がなじんでウマウマ)

2005年2月22日 (火) その1  東京パン屋ストリート:メディア内覧会潜入記 〜入場編〜

千葉南船橋ららぽーとに2月24日オープンする「東京パン屋ストリート」。もうご存じかも知れないけれど、全国あちこちにあるフードテーマパークのパンバージョンだ。いつかはできそうだなぁ…と、スイーツフォレストの出来た時点で誰もが想像したかもしれない(笑)。そのオープンに先駆けて、潜入取材ができたので(?)ご報告を。
正直な話、ラインナップを見て行くことはないかもなぁ…と思っていたのだけど、内覧会に行けるとなれば話は別。なんとか時間をやりくりして午後半休とって友人と連れだって潜入!

あ、素人ゆえ画像は真っ暗につきひどいです。あしからず!! あ、素人ゆえ言いたいことはたーーーくさんあるんだけど、いつもの口調で辛口で書いたらやばいかもしれないのでサクサクーーっとお送りします(笑)。


【画像1段目】
午後2時オープニングセレモニー開始。関係者によるテープカットや、アンパンマン作者のやなせたかし氏の「パン屋ストリートの唄(※仮名)」の熱唱会(笑)の図。このマスコットは、佐世保バーガーをキャラにしたもので、最初バーガーバーって名前だったのにバーガーボーイって名前になっちゃったのね。なんだか超かわいい♪

【画像2段目】
今回入店しているのは全国各地の8店のお店。どの店も専科ではないのだけど、ここではジャンルを絞って出店しているのだ。本格ハード系、ヴィエノワズリー系、あげパン系、メロンパン系、サンドイッチ系、そして佐世保バーガー。ジャンルを色々揃えているのだが、内装が内装なだけに(スイーツフォレストとか行った方ならあれを想像してくれ…)生粋のパン好きの心をくすぐるものに遭遇するのはなかなか困難につき、やはり一番美味しそうにパンが陳列されているのは「本格ハード系」の大阪の青い麦(画像左)。ハード系のパンはここにしかない感じである。D&Dでも買えると言ってもね、やっぱり窯に近い方がパンの美味しそう具合は全然違うわ。

白金のアトリエ・ド・リーブ(東京大丸の催事によく登場するお店)のブーランジェリーも入っているのだけど、この限定の「モンターニュ」というクルミパンに粒あん&栗&ココナツでデコレーションされたパンは今日は撮影のみ。がっくり…。

【画像3段目】
川口のデイジイは、ここではデニッシュ系や菓子パン系のみを。看板商品のクロワッサンBCのチビサイズを試食で振る舞う若手シェフ。

【画像4段目】
今回、私が「行ったら自分はこれを食べるだろう」と決めていたものがあった。それがこの佐世保バーガーの「ビッグマン」。巷のゴージャスバーガーよりも、もっと庶民的な具だくさんさが魅力の佐世保バーガー、これが一番の目当てだった私(笑)。

あちこちのメディアたちが撮影をしたり、取材をしている。私たちもメディアの端くれ(←???)、あれこれ聞いたり写真撮ったりがんばったけど、結局は「早く食べるぜー」なのである(笑)。お次は実食編!

2005年2月20日 (日)  ぶらぶら池袋、そしてメープルナッツ。女力。

最近、なにもない休日の起床時間の遅いこと遅いこと…。今日、ふとんからおきだしたのも15時!(笑)過去最遅記録更新かー。このままDIARYの更新だけして近所のスーパーで一週間分の食糧買ってご飯作ったら一日終わりかなぁ…と思っていたけど、それじゃいけません!!(笑) ちゃかちゃかとコンタクトいれて化粧して夕方から池袋デパ遊びへGO!

近年、服を買う機会が激減。前なら月に何枚も買っていたのだけど…そのせいで最近は着たきりすずめ状態なので、バーゲン以来久々に洋服を物色。しかし今すぐ着られそうなものほど売っていないものよねぇ、この時期。こんなくそ寒い時期にひらひらしたキャミソールなんか着られるかっつーの。

結局、化粧品を買って、靴のヒールを直しておしまい。化粧品売り場の女の子達はなんであんなにきれいに化粧できるのかしらねぇ…。一度だってあんなまつげにしたこたないよ、あんな愛メーク、成功したことないよ。なんだその透き通った白肌は…。と、しこたま感心。あぁ、女力の低下を痛感する今日この頃…。



あ、もちろんデパ地下チェックも忘れずに! ここで池袋プチ情報(ただし今週限定(笑))。東武の催事に大泉学園のはっくるべりぃが来ていました。が、マフィンとピザのみの販売。販売員のお姉ちゃんに「ここ、大泉のはっくるべりぃさんですか?」と聞くと、なんと答えられず他の人に聞いていた(笑)。おいおーい、専門的なことはともかく、売っている店くらいわかっておきなされ。それと、常設になったもつかの間、Lindeが撤退しました(*DIARY9/5参照)。以上、池袋プチ情報。



変な時間にご飯を食べたせいで小腹が空いてきた。ふらふら池袋西口付近をさまよっている時にふと思い出したこの店。トキワ通りにある、超典型的町のパン屋さん。見覚えある人は相当に池袋通だぞ(笑)。学生の頃は何度かここのカツサンドやカニコロッケサンド(そういう惣菜パンが充実)を食べた懐かしい思い出が。ここのメープルナッツというパンが結構名物で、久々に買ってみた。いわゆるシナモンロールと同じ感じの、甘いメープル風味の菓子パン生地に、クルミとアイシングがトッピングされた王道な菓子パン(笑)。食べた瞬間にチープなメープル風味が口の中に広がる。しかーしこれがどうしてウマウマ。クルミのこりこりっとした香ばしさも、ベタに甘すぎずコシのある生地も、なかなかハマる味。たまーにこういう王道菓子パンでノスタルジックするのも池袋的?! 画像は携帯で撮ったので手ぶれでひどい。撮り直しかねて、もう一度参上しようかしら(笑)。

あー、食欲と女力って反比例しない? 私だけ?(笑)

2005年2月19日 (土) その3  祭りのあとにはトホホの休日残業…しかしユーハイムパンがあるじゃないかっ。

翌週は有休をとる予定が数日あるので、仕事のしわよせは今、受け止め中。丸の内D&Dでのチーズ&パンのイベントが終わったら、そのまま会社へ出社。丸の内でイベントがあったから助かったのかなんなのか…。

夕方18時に会社に入り、退社したのは23時半(笑)。その間、かなーり集中して仕事したのだけど、注意をそらす輩がいるのだ。そう、イベント前に買ってきた丸ビルユーハイムのパンたち(笑)。あれだけイベントでパンとチーズを食べてきたばかりなのに、残業食を食べようというのね、私。さすがだわ、私!(←おぃ)


ユーハイムで買ったのは、BBSで教えてもらった「ヴァルヌスホーニッヒ」。断面で撮ればよかったかなぁ。真っ黒けで何がなんだかわからんが(笑)、胡桃とオレンジピールとバナナチップが入った生地の表面にたっぷりとハチミツ&バターを塗ったもの。見た目通りにべったべたの手を焼くタイプのパンなので(笑)、デニッシュと同じ扱いでプラケースに入れてくれる過剰包装野郎。これがどうしてめちゃくちゃ美味しい♪ オレンジもバナナも同じくらいに輪郭はっきりと甘さを発揮してくれているし、なによりも表面に塗られたハチミツ(べたべた)が鍵!! 表皮に染みこんで焼かれて、カリカリっと飴状になっている。


たまたま購入した「かつおぶしとミョウガのリュスティック」は、そのまんま鰹だしの味がする和風パン。和風のパンを食べることは全然初めてじゃないが、これほどまでに鰹の味がするのは珍しいかもー。ミョウガ? とりあえず食べたひとかけらでは全然わからん(笑)。(*翌朝焼き戻して食べると、インスタント出汁くさい鰹風味は軽やかになり、ミョウガのアクセントが効いて美味しく頂けた)
おかかのおにぎりってそういやしばらく食べてないなぁ。あぁそうか、このパンに海苔巻けばOK? おかかおにぎりにはプロセスチーズをいれたら旨いのよね(笑)なーんて、パンの次元とは全然違うことを考えたり。あ、味噌汁と唐揚げとだし巻きタマゴも付けてね!(笑)


さらに、これ。
茗荷谷の一幸庵で購入したワラビ餅!! これ、ほんの一口サイズなのだけどなんと330円もしましたぞ。柔らかいうちに食べなきゃ意味がないっと思ってパンはそこそこに、このワラビ餅を夕食にした(笑)。これがすんごーーく美味しかったのだ! 指から逃げ出しそうなくらいにとろとろんと柔らかいお餅には、さらりとしたこしあん。このこしあんが甘さ控えめ…控えめすぎる気もするのだけど、本当にさらさらっと粉のように口に広がって消えていく、はかないこしあんだった。もうほんとに一瞬の出来事…。はかないものってどうしてこう美味しいのかしら? はかないから美味しいのね? 
(*友達へのお土産に購入した粒あん(催事では瓶詰めで売られたが、普段は瓶は用意していないので、100グラム単位で分けてもらう形になる)も絶品! 翌日にポワンタージュのバゲットにバターと粒あんをかけて食べて…ラリってしまった私)


一人土曜日の夜に会社できな粉を飛び散らかせるパン好きOL。元はと言えば、パンのせいで仕事にしわよせが来ているんじゃから。戦え! パン好きOL!! 来週もパンでもみくちゃにされるんだからね?!

2005年2月19日 (土) その2   パンとチーズのお話会@丸の内D&D

恒例のパンクラブお話会。今回は丸の内D&Dを貸し切っての開催! 最初は「あまり量は期待しないで」とのことだったのに、フタを開けばすんごいボリュームだった! というわけで、ESSAYにてレポートしております。こちらをどうぞ!

2005年2月19日 (土) その1  茗荷谷マールツァイト

茗荷谷の一幸庵に週末に会う友達へのお土産を買いに来た。もちろんパン屋さんも寄るならこのお店。池袋から地下鉄で5分とはいえ、なかなか行くきっかけがないのが茗荷谷。というわけで、本日こちらのお店に行くのは初めてである。

ミルク酵母のパン屋さん…ということで、パン通にはお馴染みのこちらのお店、HPでは「駅から10分」と書いてあったので、雨だしちょっとめんどくさいと思っていたら、全然。徒歩5分程度だった。赤い屋根がトレードマークの、地元密着型のパン屋さん。パン屋さんだけど、同時に自然食品店の匂いもぷんぷんする健康系なパン屋さんだった。お店は家庭的すぎるきらいもあるのだけど、家庭的…よりももっと具材が懲りに凝ったサンドイッチたちも種類豊富で目移り必死。でも私はこの後大きな「食べるイベント」があるのでサンドイッチは我慢我慢ーー。

画像はないけれど、大きめのパンたちの表情がすごくいい。特にカンパーニュやコンプレのクープの裂け目が、いまにも「パチパチ…」となり出しそうで、見ていてわくわくしてきた。私が選んだのは、「戸隠」というソバ粉の生地に胡桃が入ったパン。ねっちりと目が詰まった生地はソバ粉の香りはほのか。香りすぎないけど、生地がどっしりしているから、噛みしめが必要などっしり生地なので、じわじわとソバ粉の香りをキャッチできるだろう。ハーフで購入可能。
イチジクのプチパンも、ねっとりとした柔らかさとプチプチ感を両立させた白イチジクが入っている。

…そういや、ミルク酵母、というのはまだその違いはわかるほど食べていないので何とも言えないのだけど、いずれのパンも穏やかでまろやかな味わいだ。熱心に神経を傾けて味わうと、どことなく後味にミルク風味が…した気がするのだ。カンパーニュやコンプレで今度味わってみたいものだ。

常連さんたちが支えるお店なのだろう、私はいかにも一見さんだったので「どちらからお越しなんですか?」とおばさまに尋ねられた。「池袋です」と答えたが、それでも「わざわざこんな遠くまで…」という感じで御礼を言われてしまった(笑)。いやー、…池袋から茗荷谷はわざわざなんかじゃないですから…私もっと遠くに行っちゃいますから、パンのためなら(笑)。

2005年2月17日 (木)  過剰脂肪分摂取DAY 〜明治100%チョコカフェ&人形町タンネ〜

2月はチョコイベントが多すぎてニキビに悩まされている。絶対毎年こんなんだ。もうバレンタインも過ぎたのだからそろそろチョコ切れしてもよさそうなのに、今朝は出勤前にこんなところに来ちゃったわけだ。そう、京橋の明治製菓本社1階にできた「100%チョコレートカフェ」。会社から歩いて10分くらいのところにある。

いつもより1時間早く起床して、8時半にチョコカフェ到着。待ち合わせした友達が先に来ていた。狙うはもちろん、ビゴパンとのコラボチョコパン!! チョココロネにしようか、パイにしようか、ブリオッシュサンドにしようか、行く前からあれこれ夢想していたのだ〜。

しかーし! パンを焼くビゴがなんと今朝停電になったとかでパンの入荷が10時だって! んなアホなーー! パンは何もなしで、代わりにワッフルのみ。そりゃご無体な〜! しょうがないので、プレーンカカオのチョコクリームと、日替わりのストロベリークリームをサンドして半分こ。そして普段滅多に飲むことはないチョコレートドリンクも。

ワッフルではあまりに軽すぎてなんだか不完全燃焼(笑)、まぁその分チョコクリームを堪能できるからいいとしようか? ストロベリークリームの方が美味しかった。プレーンチョコはとても軽い。こんなに緩いチョコクリームとは思っていなかったので、これで作られるコロネはさぞかしパンの存在感が強そうだなぁ。まぁ今度食べてみるか。

ここには50種類以上のチョコレートも売られている。色とりどりでまるで文房具屋さんのように。手を出したいのはやまやまだけど…ここは我慢せよ。

美味しかったのはチョコドリンク! 朝からとても幸せ気分。甘いドリンクを滅多に飲まないので、ここまで甘いと逆に女の子になった気分だ(笑)。しかし口の中に残る甘ったるさに耐えられず、スタバでコーヒーを買って会社に戻る始末(笑)。

しかし朝からこんなにチョコ食べて脂肪分摂って大丈夫かぁ?! カロリーは気にしていないのだが、問題はニキビ! ニキビにせっせと餌をやるようなものだ(笑)。



だから今日の昼はオーソドックスな、プレーンなパンが食べたくなった。チャリンコで目指すは人形町タンネ。しかし、プレーンなパンじゃなくて、ついついチーズ入りのものばかり買っちゃうのよねー(笑)。大好きなケーゼシュタンゲン(チーズのかぶったプレッツェル)と、ひまわりの種のまぶしたロッゲンミッシュブロートで作られたサラミチーズサンド。どちらも大好きな定番。あーー、脂肪ってなんて美味しいのだろうねぇ(笑)、人間、脂肪が大好きな生き物なんだよ。つくづく。



夜は深夜残業につき、定番のおでん(笑)。コレで脂抜き…と思いきや、仕事の余り物でもらったまい泉のカツサンドも食べるハメに(笑)。これ、学生の頃からの大好物で、私も仕事で軽食をお客にお出しする機会がある場合よく調達してくる。だからウホウホもらっちゃったんだけど…本日、脂肪摂りすぎですからっ! 残念っ! 明日も深夜残業確定につきおでんで脂抜きだ、明日こそはっ!

2005年2月16日 (水)  「ベニラー」が「ジロリアン」になった日。

港区三田、桜田通り。パン好きならみんな知っている、パン屋黄金ストリートでもある(Mカイザー、ラビラント、谷口などなど…)。しかしここにはパン屋だけではない、とある超有名店があるのだ。ラーメン好きなら知らないものはいない、いや、ラーメンにそんなに詳しくない人もここの名前くらいは聞いたことがあるのでは…。とにかく超有名店の総本山がここ、K大学の隣、桜田通り沿いにあるのだ。

私はよく仕事でこの界隈に来るので、迷わずいつもはラビラントやMKや谷口さんに行くのだが今日は…今日こそはここに来るぞと決めていた。なんでだろうねぇ…魔がさしたのかしら(笑)。明け方にあんな地震があったせいじゃないだろうか? 長蛇の列がとぎれたことのないこの店、しかし今日は絶対空いているんじゃないかとにらんでいた。今日は雨。しかも資材10キロくらいの荷物を抱えていたので相当キツかったのだけど、三田の駅から坂を登る!! パンのためならまだしもラーメンのために…あたしゃ、つくづく「食べ物」のためならなんでもするなぁ…と我を省みた(笑)。

今日は5人くらいしか並んでいない! オッケーオッケー!! 風邪がぶり返しそうなくらいに冷たい雨の中、おっさんサラリーマン学生さんにまぎれて並ぶ。私の前のサラリーマンは、このクソ寒いのにコートも着ないで傘も挿さないで私の傘から垂れるしずくに濡れながら待っているじゃないか。すごい根性だ。何がこの人をここまで駆り立てるのか…。

この店は、熱烈なファンが多く、彼らは「ジロリアン」と呼ばれるそうな。(*詳しくはこちらのサイトを読めばすべてを理解できる!) 私はこの店出身者の店のラーメンは食べたことがあるけど本家は初。とにかくすんごいボリューム、背脂でぎとぎと、味が濃い、野菜がとんでもない量、麺がぶっとい。「二郎はラーメンにあらず、二郎という食べ物なり」という格言があるほど独特なラーメンなのだ。「中毒になるほどにハマるか、二度と食うもんかと拒絶するか」。どちらかなのだ、そうだ。

…これって、パンで言うと、まさにあの店じゃないか! そう、「オフィス街のパン屋」だ。私は自他共に認めるベニラー、オフィス街のパン屋中毒者だ。はまる人ははまる。拒絶する人は拒絶する。ラーメン界のオフィス街のパン屋…(ほんとかよ(笑))。果たして私はこの「二郎」にハマるのか拒絶するのか、さてどっち?!

そのサイトで研究したとおり、本当にキチャない(笑)。こんなにキチャないラーメン屋は初めてかも(笑)。だって、床も壁も真っ黒、なぜか鳩が床に落ちている屑をついばんでいるじゃないか(笑)。それにおっさんたちが食べているラーメンはとんでもないボリューム!! 普通のラーメンの3倍はあるね、ほんとにそれ、みんな食えるの?! 「女性」である私は「小」にした。500円。楽しそうに談笑しながら仕事をするオヤッさんとスタッフたち。その話に聞き耳を立てながらみんな一心不乱にラーメンをすするのだ。ふきっさらしの席なので、凍るほどに寒いよぉぉ。早く食べたいーー!

画像ではあまり迫力がないが、「小」のくせにすんごいボリュームだ。ちなみに、ニンニクでもカラメでもない、一番オーソドックスな形。麺はかなり極太で、もちもちしている。野菜も肉も尋常じゃない量。ぎとぎと背脂が浮いているけど、思ったほどではない。さて、一口…! …?! 一口目から目がぱぁっと開く。…うまい!!! 野菜がなんとまぁまろやかなんだろうか! 油をいい具合にまとったキャベツが実に甘く、まろやかなのだ。そして麺ももちもちとしており噛む楽しさもある。そしてスープ。味が濃くてしょっぱそうに見える。そのままで飲むと確かにしょっぱいのだが、豚骨独特の臭みはなく、毒々しさが全然ない。麺と野菜と絡むことで絶妙なまろみを醸し出す……うまい!!! そぉかぁ…これが中毒者を生む二郎のラーメンかぁ…。まさか、ほとんど食べ尽くせた。自分でもびっくり。これ、まじでまた食べたい…。まじで旨かった…。…まじかよ(笑)。

全部食べ終えたときのすがすがしい征服感。次はニンニクも入れて食べてみたいと思わせる連続ドラマのようなストーリー性。あぁ、これってホントに「オフィス街のパン屋」と全く同じじゃないか!(笑) かけすぎバターも、入れすぎ生クリームも、見た目はえぐいあのパンたちも、やめられない。やばいなぁ桜田通り!

*谷口パン店のおじさんがなくなられたと知らせをうけました。心からご冥福を祈ります。本当に本当に本当に大好きでした。

2005年2月15日 (火)  銀座三越パン勝負!

冬のせいかもしれない、チャリンコに乗るのがしんどいせいかもしれない。ここのところあまり遠くまでパンを調達に行っていない。風邪もほぼ全快したし、ここいらで復帰するぞーー昼パン調達!! 今日はタイトロングスカートとヒールの高いブーツを履いてきたのでこれが歩きにくいったら(笑)。ずるずるしずしずと地下鉄へ向かうのじゃ。

というわけで最定番の銀座三越! ペルティエでは新製品の「ミエルノア」と、「黒豆ココア」を。ミエルノア、ペルティエ新作ものの中では超久々にヒットだ!! ライ麦クルミパンにはちみつが表面にぺっとり。ここのパンオノアは最高に好きなんだが、あれにはちみつが塗られちゃった感じのもの。めちゃくちゃ美味!! しかし黒豆ココアはというと、…ペルティエの菓子パン系(全国のデパ地下ペルティエでも売っている系)に当たりは今までほとんどなかったがこれも★ 黒豆のねっとりした甘さは好きなんだが、ココア生地が、粉の味もしないふわふわしただけの中途半端な菓子パン生地でねぇ…。私はパンの好みの守備範囲が広いはずなんだが、こういう菓子パン生地だけは苦手なのだった。

これだけでは済まない私の昼パン! もうひとつはジョアンにて。ジョアンの中で一番好きなパンがあるのだ。それがこの「ほうれん草とチェダーチーズのリュスティック」!! 何回食べてもこれ絶品だよぉぉ。これ、まじ食べてみてくれ!! ほんっとーーーに旨いから。なめちゃいかんぜよー。ほうれん草のソテーのようなリアルなほうれん草味に、むちゅむちゅもっちりな生地! チーズが生地にとけ込んでいてむちょむちょしているのだ。冷めていても最高にンマイ!! だまされたと思って食べてみて。だまされたときは私と好みが違ったのね、で泣き寝入りしてください(笑)。