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パンある日記(仮)

2004年11月30日 (火)  伝え忘れた「オフィス街のパン屋」攻略法。

昨日の午後に来たメール。「明日オフィス街に行きますー」…そう、この手の「オフィス街に行きますー」メールはHPを開いてから一体何通目だ(笑)。すでにパン友が来る時以外「オフィス街のパン屋」には行かなくなっている私…だって、おかげさまで毎月のように誰かしら来てくれるんだもの(笑)

今日のゲストは! ずーっと前から「行きたい行きたい」と言ってくれていたパン友Nちゃん。元気な彼女はなーんと渋谷から歩いてきたというじゃないか! さすが肉体派パン食いガール! 店の前で待ち合わせ。久しぶりだねー。前に会ったのは初夏だったものね!! というわけで、お店の中へ入店〜。しかし今日はなーんかパンたちが大人しい。とくに「はちみつバター」は、全然バターとはちみつがとけだしていなくて、本来の「はちみつとバターまみれのべったべたのトレー」を見せることができなかったー。残念っ!

ずいぶんパンを買い込むもんだから、私は彼女を制止した。「ここのパンは焼きたて賞味期限30分…いや、15分程度よ? 持ち帰りはしない方がいいよ?」と言うが、友達にお土産を頼まれたそうな。ふぬ、保証はしないぞぇ(笑)。…と、「攻略法」を伝授するのだった。



銀杏が舞い散る公園で早速かぶりつき!! 今日、私が選んだのは「ぷりぷり海老カツ」。前回かにコロッケパンを食べたが(日記11月5日参照)、揚げ物系もパンも最近どうやら美味しくなってきたことがわかったので(笑)。ルックスはこの店のわりには大人しいけど、いやー、やっぱりこの店らしく、意味不明なピーマンが張り付いているところがポイント(笑)。ケチャップにまみれたカツの中にはホワイトソースを泳ぐエビたちがたっぷり…。文句なく美味(笑) ←うまいのに「(笑)」マークをついつい書いてしまう(笑)

さらに、お土産でもらったパンを食べるー(画像一番下)。これがとんでもないパンだったのよね、もらった直後に食べた時よりも、あとで夕方頃デスクで食べたときや、帰り道に食べたときにはそりゃー美味しかったんだもの!! 明日まで放置しちゃおう(笑)。



そして、Nちゃんがついにパンに齧り付く…。どきどき。本当は私は怖いのだ。わざわざ来ておいて期待はずれだったとしたら…と。だから口を何度も酸っぱくして言うが「この店はあくまで『オフィス街の、どこにでもある、ご近所パン屋』なんだよ」と。そう予防線をいつも張るのだった。

…しかし…彼女の食いっぷりが証明していた。彼女もものすごくこの店にビンゴする子だったのだ! ほんとーーーに美味しそうに食べるのな! しかも、私がまだ未食の新製品「甘辛ミート」なるパンの意味不明な美味しさ(甘すぎるひき肉ソースとキャベツマヨネーズがどろどろにミックスされたもの…てりやきバーガーとかそういうものを想像させる…)に、はげしく興奮しているじゃない?! なんてうまそうに食べるんだろう、この子も…。あたしゃー嬉しいよぉ。涙がにじむよ。あぁ、秋の空はなんてきれいなんだ…泣いちゃいないさ、泣いてなんか…み、見るなよぉぉ。

彼女は5個くらい買ったくせに、2個くらいは完食、他のパンも半分ずつたいらげていた。い、いくらなんでも食べ過ぎ!! なめちゃいかん! ここのパンの恐ろしさを!! …あぁ、そうだ、言い忘れていた、肝心な「攻略法」を。ここのパンの恐ろしいところは、じわじわと「胃」に来るところなんだよぉ! そうね、2時くらいが一番しんどいだろうか(笑)。何年もここのパンを食べ慣れている私でさえ、2個が限界(笑)、2個くらいにとどめておくのが無難、ましてや「あん生」と「はちバタ」を追加で買うだなんて…! あぁ、その後の彼女の胃袋がとっても心配。食後は安静に(←?)していることが回復への近道なのよ!

2004年11月28日 (日) 後編  「三食パン女」の「三食ご飯党」家庭訪問

鎌取から数駅先の大網で下車、そこで迎えに来てもらった。一度新婚早々に来たことがあるのだが、今度は新しい家族が増えてからの再訪。車に乗り込み「いやー、いつぶり? 久しぶりだねー」みたいな会話をしながらおうちに到着。降りるまで全く気がつかなかったのだが、後ろの座席のベビーシートに、8ヶ月のベイビーが鎮座していた!!(笑) 全く泣かない、声も立てないから全然気がつかなかった…もう驚いたのなんの。「あれーー?! いたの?!」みたいな。

「うっわーかわいいねぇ。男の子でしょー? 男前だねあんたー」
「…この子、女の子なんだよね…」
「…げっ。…す、すまん(笑)」

だって、あまりにもダンナとうり二つ…(笑)しかし男親に似ると女の子は幸せになるってよく言うじゃーん、よかったじゃーんとか意味のないフォローをするが時すでに遅し(笑)。
…なーんていう「ありがちな会話」が一通りかわされるのだった(笑)。

すっかりママさんになった友人宅でお昼ご飯をごちそうに。お土産に買ってきたパンたち、もうもう、ものすごーく評判がよくって! ダンナが3食ご飯党なのでパンは全く食べない家庭らしい。そこに美味パンの風を注いだってわけ。二人でむしゃむしゃ食べながら話が弾む♪ 

前日焼きのハード系の二つ(カレンズのパンと、ルヴァンのカンパーニュ)は、やはり焼き戻して息吹を戻してあげないと…という感じだったのでこれは私が持ち帰ることに。

感動の嵐だったのがこの食パン! 耳にハリはない食パンなのだけど、うっすら茶色い生地はまるで三温糖のような色に染まっている。トースターがないのでそのまま生で囓るが(私は食パンの生食が好きなのだ)、これがもうもう、うなる美味しさ。粉の甘みが強くて、不思議と豆乳のような香りがする。私以上に友人の方が感激していた。「うわぁ〜! ほんっとに美味しいわこれー」 クロワッサンもバターロールも本当に美味しそうに食べてくれて私も感激♪ だろー? パンもたまには美味しいだろー? と、得意げになってしまう私(←買ってきただけだろ)。ほら、ベイビーも食パン食べたそうにしているじゃないー? ほ〜れほれ食うか〜? 食いたかったら早く大きくなーれ。

このベイビーは全く眠らない子らしい。寝るのが下手くそなんだって(笑)。お乳を飲んでお腹一杯になっても、西日が差してお部屋がぽかぽか陽気であっても、全然眠らない。元気元気。…というか、むしろ私が眠いんですけど…私が睡魔にさらわれる寸前に、外へお散歩へ行くことに。公園の芝生にぽんっと放置(笑)。さぁ遊びなさい〜眠くなりなさい〜。

…本当にのんびりとした町で、子供がたくさん溢れている。こんな町で子供を育てるのもいいだろうな。もし自分がこういう町に住んだら…パン屋さんは近くにないのなら…そのときはいよいよパン作りに目覚めてみたい。はい。もちろん子供はパンと母乳で育てます(笑)。

2004年11月28日 (日) 前編  元ボクサーのパン屋さん@千葉・おゆみ野

高校時代の友達から電話が来たのが9月末(9月30日DIARY参照)。千葉の外房の方に住む友人宅にようやく行く日が来た! イコール、念願のパン屋さんへ行く日でもあるのだ〜。たくさん買っちゃうだろうから、冷凍庫もこの日のためにせっせと食べて、いざ行かん!(…といいつつ、昨日もbagelでいろいろ買っちゃったので羽目ははずせない(笑))

メトロ+京葉線+総武線+外房線に乗り継ぐこと約2時間弱。JR鎌取駅から徒歩15分くらい(お店の紹介ページの地図は思い切りアバウト。たぶん車向け(笑))。このル・クールというお店は、かの! 伊勢原Bで修行されたシェフ…しかも元ボクサーだった、ということとかその他モロモロで(笑)オープン時にも話題になったお店。今がきっと行き時だ! と思っていたのでものすごーく楽しみにしていたのだ。

すっきりとした店内は、失礼ながら「この土地にこんなにおしゃれなパン屋さんが?」と、周辺の人は驚くだろうなぁというほど。厨房が見えるようになっており、男前のシェフがパンを焼く姿が垣間見える。しかもちゃんといらっしゃいませもありがとうございましたも、顔をあげて挨拶している。ちゃんとお客の顔をみているんだなぁ〜。そういうのってすごく好き。

ハード系は午前中につき、バゲットと、前日焼きのパンのみだったので、珍しく食パンを一斤とか買ってしまう。これから赤ちゃんのいるお宅におじゃまするからいい土産になるかなぁと思って(結局私が半分以上持ち帰ることになるのだが)。クロワッサンものが充実! おぉ、このひし形のフォルム、まさに…まさに…あのBのクロワッサンを髣髴させる…(日記10月1日参照)。こりゃ駅までの帰りの道のりが楽しみだわ〜♪

伊勢原B出身だからといって、その店のパンをそのまま引きずっているのではなく、自分のカラーを出すべく全く違う品揃え。でも…でも、素材の選び方とか、ものすごーーくいいとこどりのように受け継いでいる感じ。国産小麦であるところとか。そして、食べてみるとわかる! 旨さはまさに師匠譲り!! 本当においしかった!!

歩き食いしながら、あまりの旨さにおひざがくがく(笑)、歩行困難はおろか、立っているのもままならないほどに旨いクロワッサンたち…!! 口にふくんだ瞬間に「ふぎゃっ」と悲鳴。激しい旨さ。「ハゲウマーー!」なのだった! Bのクロワッサンは、あげ春巻きのようなパキパキパリンとした板のような層が特徴だけど、ここのはその逆。外のはらはらサクサク…とした皮は、まるでもともと「細かい粒子」の塊だったのではないかというほどにいとも簡単に砕ける。外層が圧倒的で中身がほとんどなく、いわゆる「みよよ〜ん」というヒキはない。しかし…しかし…なんという味のよさ。美味、なのである。バターの香りが本当においしい。単純に誰が食べても「これは旨い」とわかる。食感が、とか、見た目が、とか以前にこのクロワッサンは、一番の条件、「味がよい」を楽勝クリアしているのだ。ちょっとこれは感動した。Bのクロワッサンと同じくらい感動した(私の中ではBと水海道Nのクロワッサンがベスト2)。

同じようにバゲットも! 国産小麦のバゲットであるのだが、食べてすぐには旨味が沸いてこない。必要なのは唾液。「うるち米」の旨さ? なんていうのかな、後味が「白米」なのだ。すっごくおいしいご飯って、納豆とかおかずすらいらないでしょう?(笑) そういう白米を連想させてくれた。バキバキの食感はやっぱり歩き食いならでは。

そしてバターロールたち♪ もう、かわいいでしょう!! 赤ちゃんがいるお宅に行くからちょっと多めに買ってしまった♪ これも本当にうまい〜♪♪ バターロールというとすぐにイーストの香りを連想するのだけど、これはひたすら粉の甘み。コシのある食感。

…というか、駅までの15分間で、私はクロワッサンもバターロールもバゲットも齧りきって、「粉(クロワッサンかす)」と「粉(バターロールの打ち粉)」と「粉(バゲットかす)」で顔中が粉まみれ!(笑) 赤ちゃんがみたら「おひげのお姉ちゃん!」って思われちゃいそう。…と、たくさんのパンを抱えて再び外房線に乗った。

2004年11月27日 (土) 後編  阿佐ヶ谷オフにおじゃまします 〜タイ料理編〜

メンバーが全員集合して目指すは、JR駅高架の北側、赤ちょうちん…というかバーやスナックが建ち並ぶ渋い(?)エリア。阿佐ヶ谷近辺に住む人が半分を占める、今回のオフ会メンバー。そういや私自身、「初めまして!」と自己紹介するようなオフ会って久しぶりかも!! やはりパン好き同士、あっという間に意気投合するのはいつものことなのだけど、今回のメンバーは実はみんなめちゃくちゃ同世代。なんだか童顔の方が多かったのに!(←失敬!!(笑)) パンネタ以外にも「昔はまっていた番組」とか「歌手」とかで妙に盛り上がりを見せる! やっぱ話がすぐ通じる〜嬉しくて泣ける〜(笑)。あのネタ、このネタが通じる…泣ける〜!(笑)

このPッキーヌというタイ料理屋は、ものすごく突っ込みどころが満載だった。以前は1階で営業していたのに、なぜか2階での営業だけになったという。というか…これ、めちゃくちゃ普通のお宅なんですけど。ひとんち、なんですけどーっ。靴を脱ぎながら「おじゃましまぁす」と思わず言ってしまうところとか、たぶん営業が終わったらここに布団敷いて寝て居るんだろうなと思わせるような、思いっきり生活臭が漂っているところとか(笑)。だからだろうか、妙にくつろげ、ついついあぐらをかきたくなる(笑)。

しかし料理はやはり本格的。主宰お奨めの一品、タラバガニの甲羅のカレー(名前、全然覚えとらん)。ココナッツミルク風味なのだけど、「コク」の塊のような味噌(?)とカレーとご飯を和えて頂くと美味!! なーるほどね、これはご飯を甲羅に投入して余すところなくいただかなきゃ!

これも美味しかったのがエビワンタンスープ。思い出すのが香港麺のような、干しエビの出汁がよく出た甘い醤油風味でうまいーー。ちょっぴり浮いた脂が効果的なのだ。

ずいぶん食べた気がするし、私はよく飲んだ。…のに、会計をみて驚愕! ひとり2000円強しか行ってない! うそぉ、絶対なんか間違ってない?! あまりに少額で済んじゃったので「ま、まだ食べられるんじゃない? 実は」と、勘定で自分の満腹具合を計ってしまう私(笑)。やっぱり人数で行くならエスニックが一番!! 

二軒目でも大いに話が弾み、時計をみて慌てて帰り支度をするほどに長居した。地元組は徒歩で帰れるんだよね、ちくしょー恨めしいっ。また阿佐ヶ谷で集結したいっ。

2004年11月27日 (土) 前編  阿佐ヶ谷オフにおじゃまします 〜bagel編〜

某サイトの「阿佐ヶ谷タイ料理オフ」に参加。以前から行ってみたいタイ料理屋であるし、なんせ久々の阿佐ヶ谷!! 以前、友達が2人住んでいたこともあって、阿佐ヶ谷はかなーり馴染みがあるのだ。うひ。もちろんパンもはずさないぞよよ。だってこの週末のために冷凍庫のパンたちをせっせと食べていたんだもーーん!

集合よりもちょいと早めに阿佐ヶ谷に来て、一足先に「bagel」へ。ここに来たのは…1年とか2年とかの話じゃない、恐ろしいほど久々だったりする。ここのオレンジベーグルの美味しさは記憶にあるけど、チーズボールの焼きたてチーズ溶岩でやけどをした記憶もあるけど…。

相変わらず小さくて、かわいくて、温かみがある。めがねをかけて入ったらめがねが曇りそうな(笑)。意外と男性も多く買いに来ていて、きまってみんな食パンを買っていくの。そこがまさに「地元密着型」って感じでいいよね、町のパン屋さんの風景だもの。色々とややこしい注文をしてしまったにもかかわらず対応してくれてめちゃくちゃ恐縮。おわびといってはなんじゃが、色々買わせて頂きやす★ 

買ったパンはどれもがなんだかぬくい。そういや昔オレンジベーグルを食べたときは、連れとFレッシュネスバーガーでこっそりイートインしちゃったんだっけ(笑)、ぴろぴろぴろ〜んと伸びるヒキに驚愕したっけ! 

久々に食べるオレンジベーグルも記憶に違わず甘いオレンジピールの存在感が強い。でも、そこまでヒキはなく、ぴろぴろぴろ〜んにはならなかった。意外とシンプルな風味ともちもち食感。ほんとに「優しい」という言葉が似合う。ここのベーグルは、具が入ったものの方が美味しくいただける気がする。

半分こにしたベーグルサンドは、くるみベーグルに、ドライトマトのクリチをサンドしたもの。最初、なんだかサーモン色だから「間違えた?」と思ったのだけど、いやいやー、こういうクリチだったのだ。たとえるなら、トマトソース、ポモドーロの風味。これはくるみベーグルにして正解だったみたい、胡桃の甘いコクが具の一つになっているから。

もいっちょ、ブルーベリーとクリチのマフィン。この組み合わせは無条件降伏よね、とくに生っぽい生地と一緒に口の中で溶けていく感じで美味しい。タイ料理がなかったら、たぶん一瞬で食べ終わっていただろうなー。そうそう、外からうっすら透けて見えるジャムがまるで「甘納豆」に見えてしまった(笑)、幻覚です(笑)。

2004年11月26日 (金) おまけクイズ  さて、どこのベーグル?

たまたま見つけたベーグル。買っちゃった。
明日朝でようやく冷凍庫パンを食べきる計算だったのにバカだねー(笑)。まぁいいや。
このベーグルさんは、…よく使われる言葉だが「パンとしてならまぁまぁ」(笑)。ハネのように軽いです。でも自然な甘さで悪くないです。でも、「パン」ならここまで表皮にヒキはいらないので、微妙です(笑)。明日の朝はバターと「はちみつ」を塗って食べてみよう。美味しそ♪

2004年11月26日 (金) 昼ご飯・夜ご飯  組成90%パン女の番外編。

とある二つの「内職」を引き受けてしまったせいでなんだかバタバタ。お昼休みはゆっくり一人で考えたくて…というか、アタマの中をパンから切り離したかったので(私の頭の中9割はパン(笑))、今日は外ごはん。

気分的に「魚!」だったので、超めずらしく魚定食の居酒屋へ入る(オフィス街にはカレーと蕎麦の他には妙に魚料理、鳥料理の店が多い)。今日の煮魚はかれいの煮付け。美味しい〜のだけど、食後にパンが食べたくなるのは悲しいサガ(笑)。



さくっと食べ終わったので、会社の人がこなさそうなコーヒー屋でも探そうと、少し遠くまで歩く。今のように昼休みのほとんどを「昼パン調達」に費やしていなかった昔は、会社の周辺をよくちょろちょろ歩いてはいろんなお店を発見するのが楽しかったのだが、久々に歩いたかも、こんなに目的なくふらふら…と。

思いがけず、超穴場の「いこいの場」を発見してしまった。ここなら絶対会社の人も知らないはず。…こんなところに庭があるなんて?! 紅や黄に衣替えた木々の下で、しばしぼーっとアタマをクリアにした。クリア〜にしたつもりなんだけど、こんなところでこそ、パンが食べたくなるのは悲しいサガ(笑)。



夕方、仕事で外出したついでに夕飯もすましちゃおう。これはスープ専門店のベジタブルスープに、ごはんをプラスしてリゾットにしてもらったもの。いろんな素材が入っていてかなりボリュームがあるんだけど、まさにこれって家のごはんと同じ(笑)。トマト系のスープを作ったら、いろいろアレンジして食べきるのだけど、最後はこんな感じになっちゃうの。…といってもうちはご飯を炊かないから、もっぱら投入するのはFANCLのフリーズドライ玄米。かんたんにリゾットになるので3分クッキングにおすすめ。
リゾットも悪くはなかったのだけど、スープと来たらやっぱりパンが食べたくなるのは悲しいサガ(笑)。

2004年11月24日 (水)  パン買いをがまんする秘策とは?

今日は早く切り上げてジムに行こうと準備していたのに、そうは問屋が卸さなかった。結局8時過ぎまで会社に居たので、私のお腹は激空腹空間プロ野球! とりあえず会社で味噌汁(会社に常備している乾燥わかめをインスタント味噌汁に投入する(笑))をすすって飢えをしのぐ。こりゃ寄り道でもして空腹を埋めないと…と思って東京駅まで…。皆さんご存じの通り誘惑が多いこのエリア。さすがに丸ビルまで足を伸ばすパワーがなかったので大丸&東京駅をふらつく。

お腹をぐぅぐぅ鳴らしながらあの店この店物色する…が、パンを買う気になれない。家に帰れば冷凍庫にたくさんパンがある…のはもちろんなのだけど、今日はデジカメを持ってこなかったのだ。パンを買う予定などなかったわけだから。ふと気がついた。私、HPを持ってからというもの、「デジカメがない=パンを買わない」の図式ができあがっているらしい(笑)。どうせなら食べたパン紹介したいしーとか思うと、うかつに今買えない。育ちの良い方なら「じゃあ家で撮ればいいじゃない?」って思うでしょ? いや、家に帰る前に食べ切っちゃう予定だからだ(笑)。そうか、今後もしも「パン買っちゃだめー! がまんしろー!」って時は、デジカメを持ち歩かなければいいのかっ。…いや、むしろ財布を持ち歩かない方がいいのかっ。…というか寄り道せずにまっすぐ帰れ(笑)。

で、「どうせ買うなら画像を残したい」MKやPなどの誘惑をするりと抜け、結局買ったのはマコーズの…じゃなかった、Jノエスクのベーグルサンド。これって失礼かしら?(笑) マヨ和えささがきゴボウと蒸し鶏とほうれん草を、ほうれん草ベーグルにサンドしたやつをテイクアウト(←名前くらい覚えろよ(笑))。具だくさんで、おかず度高くてちょっとお得。
…最近、私、妙にベーグルばかり食べてませんか?(笑)

2004年11月23日 (火)  つかの間のパン離れ休日〜映画鑑賞編〜

久々の休日。…休日といっても、「パンを休む」休日である。今日は朝からパン屋へも行かず、HPも触らず、あれこれ所用を済ませる…といいつつ、食べているのは冷凍庫のパンなんだけど(笑)。

久々の映画。池袋の映画館へ(奮発して2000円の指定席)。子供の頃から宮崎アニメが大好物! 映画の好みも王道なのだ。今回は「ナウシカ系」「もののけ系」ではなく、どちらかというと「宅急便系」「千と千尋系」かなぁという印象。宮崎アニメにかかわらず、私は何回か観て初めて「あぁ、そういうことがいいたいのか!」みたいに気付くことが多い。今回も、テーマのわかりにくさや唐突にエンディングに突入していったところとかがあったのでパンフも購入してしまう。600円。しめて映画代2600円。うん、娯楽費にお金をかけると「休日を過ごしたー」という満足感がある(←?!)。

あれこれ感想は述べたいが映画評論サイトではないので端折ります(笑)。パンフでもしっかり復習すると、この映画のテーマみたいなものが見えてきた(遅いって)。そうそう、主人公が住む町は、まるでアルザスのあの町並みにそっくりで(コロンバージュの建物や石畳…すべてが懐かしく思える)パンフを観るとやはりあれはモデルだったとか。映画の後に面白さが増す。「復習」も大事だわ。とにかく、やっぱりこの「世界観」がたまらなく好きだ。



映画が終わって、夕食がてらに南池袋の新しいダイナーに寄ってみる。元B&Bで、リニューアルとでもいうのだろうか(内装はほとんど変わらずそのまま)、もちろんベーグルサンドもあり(ラップサンドやトルティーヤもある)。でもどちらかというとサラダがメインなのかな? どのサラダも特大。700〜1000円程度で、かなりのボリュームのサラダが登場する。これはメキシカンサラダで、カレーソースをかけて頂く。ビールに合う、というのでこれにしたが、サラダが来るまでにほとんどビールは飲み終わっていた(笑)。

2004年11月21日 (日)  フェルベールジャム品評会

フランス・アルザスでフェルベールのジャムをたくさん買ってきたのだが、一つ開けたら一つ食べ切らなきゃならないのでいまだ開封できずにいた。なんせ冷蔵庫は小さいからなぁ。今すぐにでも開けたいところをぐぐっと我慢して封印していたけど、同じ時に同じくフェルベールでジャムを買ってきたHさんと品評会を開催! 未開封の瓶から2品と、開封済みの瓶1品と、昨日西荻窪で買ってきたパン、ソーセージたちを持参し、ご自宅までレッツらゴー!

昼時だったのでお手製料理を作っておいてくれた。駅前スーパーで買ってきたボジョレーヌーボーを開けてさぁ乾杯! ん! 18日に飲んだものよりもすっきりしていて飲みやすくて美味しいかも。豆乳で作ったというクラムチャウダーは、豆乳臭さがなくて美味しい♪ カボチャのコロッケは肉度が高し〜。なんとベーグルを挽いて作ったパン粉を使っているので、ところどころにセサミベーグルの名残のごまが(笑)。私の持参した「もぐもぐ」のレバーペーストは、レバ臭さがほとんどない。ボジョレーにはこれくらいの優しい味わいのレバペが相性いいのかも。そしてソーセージがどれも自然な旨みで美味しいなぁ〜。料理を食べ過ぎて満腹中枢に危機迫る…危険!

もっと危険だったのはパンたちだった。用意しておいてくれたのはVのコンプレとパンドミ。私はVのパンドミは初めてだけど、甘さがはっきりして生食向け! さらにトーストしたらサクサクっともろく。ここのパンドミ、めっちゃ好きかも〜。さらにさらに危険だったのはMソレイユ@西荻窪のぶどうのルヴァンナチュレール! ほかほかに焼き戻したこのパンは…がりがりっとハードなクラストに、酸味の強い香りのねっちりクラム。酸味は鼻孔に香るだけであって、味わいは甘〜くてフルーティーで、めちゃくちゃコク深くて超うまし!! そう、このがりんがりんのクラストと香りは、フランスで食べてきたカンパーニュたちを思い出させる。うーー、ジャム塗る前に満腹中枢、危機!!

そしてメインのジャムたち〜! 集まったのは全部で8種類。ひとつの瓶にひとつのスプーン。こうして並べてみるとさながらVのプチデジュネを彷彿させる。…いや、こっちの方が苦労して手に入れた分、こうして一度に食べられるのは感無量。Vのパンドミを切り刻んで「ご試食」風に(笑)。これにジャムを塗ってぺろり。お次もぺろり(画像右下)あぁ、なんていう豪華絢爛な品評会〜!

〜本日のお品書き〜
・マーマレード ラム酒風味
・グリオットジャム キルシュ入り
・ルバーブとりんごのキャラメル風味ジャム
・カシス+ライチ+バニラの2層ジュレ
・チョコレート+オレンジペースト
以上がHさんご提供。

・ゲウシュトラミネール(アルザスワインの銘柄)のジュレ
・アプリコット+グリオット+オレンジ+シトロンのジャム
・ミラヴェル+バナナ+シトロン+ラム酒風味のジャム
以上が私の提供。

全てのジャムについていろいろコメントしたいけれど大変なので端折るが、結論としては、単独のものよりも、フクザツに素材を混ぜ合わせたものほど美味しいということ! 二人とも単色のミラヴェルジャムは購入していたのだが「あれはイマイチだったね(笑)」というのは一致している。去年私がParisに行ったときに買ったフレーズのジャムも、美味しいけれどわざわざ買うものでもなかったと思う(ましてや日本では!)。特にラム酒もの、キルシュものなど、香り付けがなされているものが美味しい! いろんな素材が混ざっても、どれが目立つわけではなく、混乱した味わいではなく、一つの味わいに統一されているのがすごい。混ざりものこそ、本領発揮、という感じだ。

完全に満腹中枢は破壊されたがデザートも食べる私たち。Pステルの出来たてのシューにカスタードクリームを注入したもの(画像一番下)。「これがカスタードぉ?」と突っ込みを入れたくなるようななめらかすぎるホイップクリームのようなものだったのだがカリカリのシュー生地が美味しくてあわや完食(笑)。中枢が〜っ。

アルザスの楽しかった旅の思い出がよみがえる今日の品評会。あぁ、フェルベール買い付けの手前で止まっている、フランス旅行repoの続きを書かなくてはならない。あの苦労を書き留めなくては私のフランス旅行は終わらない。やる気を取り戻してくれた品評会だった。ふー。中枢…。
(*11/25加筆*フェルベール買い付けレポ、Parisレポ6日目にて更新! こちらから)

2004年11月20日 (土)  目黒ランチのはずが舞台は西荻窪へ

久々にイタリアンランチでございます。これは…久々にヒット!! しかもその後に西荻にも行ってきちゃいました(笑)。BBSで話題に上っていたあのお店、このお店、一挙勢揃い! ものすごく濃密な1日だったので、DIARYじゃ画像が重すぎるので(笑)ESSAYにしちゃいました。ESSAYの28番からご覧くださいーとりとめもない文章ですが。

2004年11月19日 (金)  感動2連続 「パン屋」と「青春時代」

★感動★その1
「静かに感動するパン」

火曜日に予告したとおり、今日のお昼は近場パン屋のVモンタにて、ボジョレーヌーボー使用のパンを買いに行った。いつもよりレストランの方も混んでいるようでなによりなにより。で、そのパンは、既出の「プティ・ヴァン・ルージュ」(水を使わずワインで仕込んだ生地に、マカダミアとレモンピール、胡椒とシナモンを加えた超お気に入りのパン)を、マイナーチェンジしてみたものだった(画像右側)。今回は、マカダミアとレモンピールだけにしぼり、スパイスは加えておらず、ワインの香りを全面に出そうとしているよう。でも、ワインはほのかすぎてちょっとわからない。…でも…これが本当に心底美味しかった。マカダミアにレモンの香りが付着したかのような一体感、さりげなさに感動。

そして画像左側、もう一つのパンが金曜日限定の「柿とクリームチーズのパン」。これもカットして初めてわかる、干し柿がそのまんま入っているの。考えてみたらこの手の柿のパンは初めてだ…! クリームチーズはほんの微量だけ入っているのだけど、これは「具」ではなく、「味付け」として入っているのが大成功。チーズに頼り切らずに、柿の旨さを際だたせる絶妙の分量なの。

…私はちょっとこの2品に感動していた。散々言っているけれど、「近くにあれば嬉しいタイプのパン屋」。…だったはずだ。いつも近くにあって、「それってどーなのよぉ」とか一言言いたくなるようなパンも数々ぶちあたっていても、それでも通っていたし、そしてめきめき美味しくなってきている。成長している。それを行くたびに感じ取れるのって、なんて幸せなんだろう。

たとえば水海道のパン屋もそう、代々木上原のベーグル屋さんなどでもそう、「成長」を実感できることって幸せなんだ。だから、パン屋さんはまるで連続ドラマのよう。ちょっと見逃していたらきっと、一番肝心なシーンを見逃しちゃう。たった1回ぽっきり行っただけ、2,3個食べただけでは絶対その店のことなんて語れない。だから…パン屋さんは面白い。勉強熱心な、どん欲なパン屋さんほど、それが面白い。



★感動★その2
「12年たった今、再び生で見るあの人は」

今日は用事があったので早めに家に帰ることになっていた。定時で会社を飛び出して、ちょっと寄り道を…そう、BBSでヴィエノワズリー好きのmさんが丸ビルユーハイムに「ブッタークーヘン」を「作り置き」したというのだが、それが夕方だというので、せっかくなので私も食べてみたい。それで丸ビル直行したのだが、、、がーん、6時だというのにもう売り切れていた。あぁー私も予約しておけばよかった!! えーん、、、というわけで代替で買ったのはクリームシェル。ショーソンイタリアーノみたいな感じで中にラムレーズン入りカスタードが入っている。…クロワッサンやデニッシュよりは「ブッタークーヘン」に近いかなぁと思って(笑)。案の定、数日前に食べたVのものはひたすらラム酒が香るバターリッチなものなのだが、こちらはさらさら…っと、甘さが思った以上に控えめ。いずれにせよ美味しいので満足!

買ったパンを囓っていると、一階の方でなにやら女性の黄色い大歓声が起こっている。何かと思って一階に登ってみると、イベントが催されていた。丸ビルの吹き抜けにはクリスマスツリーが飾られ、各階にびっしりと人が集まっており、中央のステージで演奏がされていた……誰? 誰が来ているの? …!!! あの人は!! 私がかつて、ファンクラブにまで入っていたほどに夢中になっていた、あの青春の人だ!! これには驚いた。本物が、もう目の前にいる。ほんの数十メートル先に、生の「あの人」が…。

私が彼を最後に生で見たのは、12年前の札幌での解散コンサート。私は基本的に「熱したら最後、冷めない」のが性分。この人たちが「解散」してしまうことで、私の熱も徐々に冷めていかざるを得なかった…青春の甘酸っぱいすべてが詰まっている。その人の生歌をまさかこんなところで聞けるなんて…。昔と変わらない「やっしゃーん!」(ファンだけが使う愛称)という黄色い声援が飛んでいた…。昔、私がライブ会場で叫んだ同じ名前を。丸ビルの高い吹き抜けを彼の声が響いていた。

…って、12年もたっているのか。そりゃ私も年取るわけだ。

2004年11月18日 (木) 夜  国立ライブでプチ同窓会?

数日前に思い出したのが、「そういや今週木曜日は『ボーカル』のライブの日だ!」ということ。今回は国立(くにたち)なので、正直行く気はあまりなかった。だって遠いしー。忙しいしー。ワインイベント行きたいしー。(って、名古屋まで同行しているくせに…ESSAYの27-2.名古屋こてこてグルメ篇を参照)
しかし、不意に思い出したのが、国立在住の親友のこと。彼女とは中国へ卒業旅行も一緒に行った「糞尿を共にした仲」(笑)。そっか、彼女を呼び出して一緒に見に行こう〜! ナイスアイデア、一石二鳥、目的がもう一つないと国立までなんて行けませ〜ん(←ボーカル、ごめん(笑))

19時まで必死にジョブを片づけ退社、20時ジャストに国立in。出番がまだ控えていたボーカルとも合流、いつものライブ常連仲間も合流してちょっとしたプチ同窓会になった。名古屋のポンさんに同行した男女ユニットの2人とも久々に再会できて嬉しかった。

国立在住の親友も実はドラムもキーボードもやるバンド娘である。なんか私の周りには妙に音楽やっている人ばかりがいるのだ。…そういや私自身は音楽とは無縁。…いや、カラオケは好きだ。というか、履歴書に「趣味:一人カラオケ、特技:利きパン」(超はったり(笑))と書いて今の会社に入社したくらいだから。…って、あまり関係ないか(笑)。そういや先日上司に「最近、一人カラオケ行ってるの?」と聞かれ「もう忙しくてここ数年一人カラオケなんてしてないっすよぉ。卒業しましたよぉ」と言うと、「なんだ? 一人カラオケやってるなんていうから採用したのに。詐欺だ」とまで言われた。…なんで?(笑)

アコースティックな雰囲気の喫茶店風ライブハウス。なぜか「焼き魚」「おでん」まであるので、焼き魚(ブリかま)を食べながら音楽鑑賞。…脂の乗ったブリかまがうまいー。うちでは「焼き魚」は絶対やらないから、なおさらうまく感じるわ。

楽しい音楽の夕べ。澄み渡るボーカルが気持ちよく響くいい店だった。もっと語りたかったけど終電もあるので解散。あぁ、これが金曜の夜だったなら!

2004年11月18日 (木) 昼  ランチでフライング ボジョレーヌーボー解禁@COREDOカイザー

ボジョレーヌーボー解禁。普段、ワイン音痴を自称している私でも、なんだかお祭りがやってきた気分で、飲まなきゃ損ソン! てな感じで、今日は飲むぞーとスタンバイしてた。夜、国際フォーラムで解禁イベント(試飲とかあるらしい)があるというので、それに行こうと仕事を前倒しで進めていたけど、定時で退社するのは無理があった。…なんせ、今夜は20時に国立に行かなきゃならないのだから!!



今日は久々の、会社の「ねこさん」(唯一の当サイト愛読者♪)とカイザーランチ。せこせこーーと小走りで日本橋COREDOへ向かう。と、さすがボジョレーヌーボーがメニューにあった。グラスで650円、シェフおすすめのカナッペ付き、とか言っている。おぉーー、「ランチだけど、の、飲んでいい?」おそるおそる「ねこさん」に聞く。「NO」なんて言うわけがないことをわかっていても一応ね(笑)。私はお酒を飲んでも全く顔に出ない特性を悪用、ランチワインなりー♪(よい子は真似しちゃだめよん♪)

今日は週替わりのプレート(もち豚とキャベツの煮込み)と、チキンとアボカドのサラダをそれぞれセットで。お肉を使った煮込みは大好物さ! もち豚がめっちゃうまーーい♪ 私も「ねこさん」も二人して「ぶひぶひ」言いながら豚を友食い(笑)。

そしてパンもやっぱり美味応酬!! 最初の一かご目は、オーソドックスにトゥルトやコンプレ、パンオ日本橋、アサスマカダミア、キュルキュマなどが盛られる。あっという間にパンカゴを一通り食べ終え、「レーズンもののパンだけおかわりください」とお願いすると、おぉーアプリコのパン、ナツメのパン、セーグルレザンまで盛ってくれちゃったの!! どれもこれも超美味しいのだけど、久々に食べたアプリコの酸味とほんのり脂の効いた甘い生地にメロメロ♪ 改めて食べ直すと、美味しい発見がいっぱいある。

「ねこさん」がいきなり「エビーーー」って叫ぶ。「なんでエビ?」と聞き返すと、「うまくてエビぞりーーー」だって(笑)。笑わせないでくれーー(笑)。

ボジョレーは…というと、正直お子様味覚の私にはよくわからーん。薄いし、渋いし、よくわからーん(そもそも赤ワインが苦手なのだ)。でもでも、こうやって「ワインと親しくなりたいっ」って思わせるこのボジョレーヌーボー解禁騒ぎって、すごい貢献度だと思う。だって、昼間っからOLにワインを飲ませる力があるんだもん(笑)。

で、カナッペがめっちゃうまい。豚のリエットにチャツネみたいなものが載っているんだけど、くはー。この一皿だけで650円払ってもいいよ。お得、絶対お得! 眉間にシワを寄せて「くーーー」と唸っている私に、「ねこさん」は、「(私の眉間を指さし)ここに『し・あ・わ・せ』が集まってるねーー?!」だって。笑わせないでくれーー(笑)。むせるからっ。

…なんか、「ねこさん」語録、作りたい(笑)。そんなボジョレーヌーボー解禁ランチrepoでした★(「ねこさんとランチ」は日記10/8、8/31、8/16などを参照)

2004年11月17日 (水)  日本橋マダムになれなくて。@日本橋三越F&M

夏に起きた会社のチャリンコパンク事件(日記7/15参照。たぶん犯人は私…?(笑))。だいぶたってから新車が来たのだが、防犯上、屋内にしまうことになったので、昼休みにチャリンコを乗るのが大変になった。倉庫から出す→エレベーターに乗せる→外に出す。この間に扉が3カ所もあるのでひどーくめんどくさい(それにちょっと恥ずかしい(笑))。…しかしそれでも今日は初めて新車に乗った。目的地が地下鉄or徒歩で行くにはちょっと不便だからだ。



久々の日本橋三越! そう、お目当てはフォートナム&メイソン。一ヶ月ぶりの再訪(日記10/10参照)。見事にソフト系ばかり(しかも食パンとスコーンとデニッシュだらけ!(笑))なので、ある意味選択に非常に迷う。なんか今日はハードなもんが食べたかったのだけどそれはこの店にはちょっと難題だったみたい(笑)、悪い意味で延々悩んで、昼用に買ったのはこの2つ、ローズマリーとフルーツのカンパーニュ(これは即決)と、イングリッシュメロンパン。

そうそう、超美味のコテージ(天然酵母のカンパーニュ)で作ったサンドイッチにしようと思ったのだが(シュリンプとアボカド!)なーんと840円もしよる。そりゃー悩んださ。みんなは私のこと、パンには金の糸目を付けない金満女と思ってんだろー? でもねー、この840円サンドイッチや980円サンドイッチたちが私に訴えるの。「貴方みたいな若造はおよびじゃなくってよ、おほほほ」って。「あと20年早い」って。さらに「せめて身なりを整えてからでなおしてらっしゃいざーます」って…そう訴えてきた(笑)。…うー、、疲れからくる幻聴か?(笑)



冗談はさておき、お昼パンをかじる。
ローズマリーの方は、よくあるがっつりとしたクラストの香ばしさとレーズン&クランベリーの甘酸っぱい風味の練り込み系なのだけど、その合間に香る確かなローズマリーが斬新。これは…いいぞ。…いいけど…肉料理を連想させる(笑)、肉食わせろー(笑)。しかしさ、大サイズは840円もすんだよ、誰が買うんだ(→やっぱり日本橋マダム向け?)

イングリッシュメロンパンの方は、挽いたマロンが降りかかっており、中にもほんのうっすらマロンペーストが混じり込んでいる。なんでイングリッシュなのかは文化にうとい私にはよーわからんが(笑)、ビスキィのリッチな旨みが日本のメロンパンとは一線を画してますな。そうそう、以前にひどいクロワッサンオザマンドを食べて憤ったときに「これはクロワッサンで作ったメロンパンじゃないか! クロワッサン甲羅だ!」ってメロンパンを引き合いに出して文句を言ったけど(日記7/12参照)、まさにあれなんだよね(笑)、ビスキィがバターたっぷりで美味しいの。…オザマンドだったら激怒したけどメロンパンなら許す(笑)。



しかーし、実は一番美味しかったのは、画像にはないけど「モーニングロール」という小さなソフトパンだったのだ。仕事中、無性にお腹空いてついつまみ食いしたのだけど、これが超超超〜〜うまいーーー!! 眠くてガチャピンの目状態に垂れ下がっていた私の目はパチクリ開いた。小さな生地は意外と目が詰まっていて、「ハイジの白パン」をよりはっきり甘くした感じ。柔らかい甘みに身も心も一気に和んだ。残業食用にとっておいたのだけど、もっと買ってこればよかったー! 

…なので今夜の残業食は代食:はるさめヌードル(担々麺。今月2度目(笑))。わびしいんだけど、おかげさまで残業のおかげで私は体型コントロールできるのかも(笑)。

2004年11月16日 (火)  なんだかんだいいながらも御用達ご近所パン屋さん@Vモンタ

うちの会社の近く(あくまで徒歩5分圏内)には何軒かパン屋さんがあるが、もっぱら使うのは2軒。もちろん、周辺のパン屋さんは全て利用したことはあるけれど(入社当時とか(笑))やはり自然と愛用する店は絞られてくるわけだ。

で、このVモンタも、うちのDIARYに頻出してくる店。なんせ近いから! …というだけではない。もう一つの愛用店(=オフィス街のパン屋)は、体調が良くないと食べられないパンが多いので(笑)、ごく普通の、それなりにおしゃれな、まぁそこそこ美味しく、値段が手頃で、小ぶりなパン(←ここ重要(笑))が買える店だからだ。要するに、普通の美味しいパン屋なのだ(オフィス街のパン屋が普通じゃないから…)。結構会社の人の間でも、Vモンタのパンは食べやすくて好かれているようだ。

口を酸っぱくして言っているけれど、わざわざ来るお店ではないと思うよ!(笑)



行くと必ず新製品があるのも好きな理由の一つ。今日はめちゃくちゃ小さなメロンパンを発見。なんかコンビニの袋パンで5個一袋で売っていそうなタイプの(笑)スナックメロンパン。

そして火曜日限定のきのこパンは、菓子パン生地にキノコ入りホワイトソースが入ったもの。ここはレストランだけあって、こういう「具」ものが非常に美味しい。おかず感覚で購入したのはアスパラベーコンパン。これは定番商品なのだけど初めて食べてびっくり。アスパラ自体にちゃんと仕事がなされている。なんか醤油のような出汁の味がする。(意外に美味しくて)びっくりした顔をしていると、同僚が「それ、うまいよねー」と横から口を出す。おぉ、私よりもこの店の良さを知っているんだね。

そして愛食しているクリームパン♪ いつも以上にパサパサで(褒めてない(笑))、今日のクリームはいつもより甘さがはかなくて(褒めてない(笑))、でもなんか淡々と美味しかった(褒めている)。

明後日からのボジョレーヌーボーの解禁に合わせて、ボジョレーパンがでるらしい。こりゃまた明後日行かなきゃなのだわね?(←ワイン音痴のくせにっ) そういえば某MKも毎年この時期にパン・オ・ボジョレーなるパンがでるが、私は2年くらい前に食べてちょっとショッキングだったっけなぁ…。あまりにしょっぱくて(笑)。ワインを使っておきながらワインがなきゃ美味しく食べられない感じのパンだったっけ(笑)。