2004年10月30日 (土) その2
水海道なんちゃってボランティア(2) 皆の気持ちをお菓子に託して編
すでにお菓子は作り上げられていたので、私たちはその袋詰めを手伝うことに。これはマフィン。これだけの量を作るだけでも大変だろうに(売り物ではないのに!)、集まった義援金分の材料を使ってお菓子を作ったなら、どれだけ膨大な量のお菓子ができるというのだろう?! とてつもない作業だ。でも、寄付してくれた全国のみんなの気持ちを込めて、ニコラ氏は焼き続ける。それを奥さんとHちゃんが包む。…これは並大抵のことではない。少しでも私たちも力になろう。
袋詰め作業をしている中、階下のお店に訪れるお客さんたちが義援金をさらに寄付していってくれる様子が耳に入ってきた。すごいことだなぁと思う。このお菓子たちが、少しでも多くの人の口に入ってくれたら…少しでも癒しになれば…と、心を込めて袋詰めした。
4人でやったらあっというまに終わってしまった(笑)。あららーー、もうやることないの?! すでに箱詰めになっている大量のクッキー(通販の秋収穫セットのおまけに入っていたもの)、これもひとつひとつ袋詰めしたんだろうなぁ…この量をみると、その作業の方がずっと大変だっただろうと思われた。もっと早く来られたら…。これを明日、届けるという。そして、また作る。そして届ける。この繰り返しをやっていくつもりだそうだ。私たちがニュースとかで見る大きめの避難所以外にも、数多くの小さな避難所があり、そこは本当に物資が少ないという。そういうところへも届くようにしたい、と言っていた。本当に、私たちが知らない見えない苦労が新潟には多く存在しているのだ…。
しばし我々は話に夢中になり、すっかりあたりは真っ暗(笑)。あぁぁ、ほんとにおじゃま虫でごめんなさいぃぃ。途中、おやつに「大納言とゴマ」の焼き戻しほかほかを出してもらったり(笑)、お土産パンまでもらって(笑)、なんて罰当たりな私たちー! でもほんとに今日は思い切って来てよかった。東京行きのバスの中ではパンを囓りまくりながら「楽しかったねー」と。あぁ、やっぱり本来の趣旨からそれている私たち(笑)。本当は夜を徹してお菓子作りかと構えていたので、終電の時間もしっかり調べていたんだけどね、まぁ明日の飛行機は7時半だし、よかった、、、また乗り遅れたらシャレにならん。
パンを食べ過ぎたので(笑)、「菜っ葉が食べたいーー」と意見一致、ふたりしてモスの「菜摘バーガー」を食べるためだけに飯田橋で下車(笑)。これだけのレタス、今食べるのはやっぱり贅沢♪ 今週3回も食べている私。これもほんとに不謹慎きわまりないわ…。
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というわけで、義援金をNicolasに託してくださった皆さん、ちゃんと皆さんのお金は、美味しいお菓子に変わって新潟に届けられますことをご報告致します。 …多少趣旨とそれましたことをお詫び申し上げます(笑)。以上。 |
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