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パンある日記(仮)

2004年8月5日 (木)   

夕方の便の飛行機にのるために午後半休。一度家に帰りたかったけれど(冷凍庫のパンを食べたかった)外でゆったりランチをとることにした。私の中でとても思い入れのある、乃木坂のデンマークカフェ。ここの料理とパンが好きで、忘れられない素晴らしい晩餐をしたことがある。ランチは初。うだるような蒸し暑さだが、幸い曇り空だったのでテラスでいただくことにした。クーラーの効いた中の席よりも、ぬるいテラス席の方が逆に気持ちがよかった。

ランチは1050円のサラダ&スープのランチに。コースランチを食べるぞ…と思いつつ、あまり食欲がなかったからだ。にしんの酢漬け(以前BBSで「いわし」と書いたが間違い(笑))が載ったサラダにカボチャのスープ、パン。パンは本当は食べたい黒パンがランチにはなかったので少ししょんぼり。しかし、私はこの空間に、この日に行くことはとても意味があることだったので、もう少し時間を過ごしたかった。プチデザートに合わせて、カプチーノ(+450円くらい)を。このカプチーノはオーダーして正解。美味しくて波々と注がれていて…。

その後、お客様にお出しするためのお菓子や食べ物を購入するために広尾まで荷物を引きずった。ラ・プレシューズでパウンドケーキを、明治屋でチーズやクラッカーを、コヌレ広尾でクッキーなどを購入、恵比寿から乗車して品川〜羽田…と目指そうとした。

しかし! 山手線の中で青くなる私。17時半発だと思っていた飛行機は16時半だった!!! 時刻を見たら、今16時すぎ。もう間に合うわけがない…。あぁぁ、なんか以前にもこういうことがあったよな、、、出発時刻を全く勘違いしていたことを。そのときは大阪だったし、航空会社の特割便だったので、いくらかのキャンセル料を払うことで済んだが、今回はツアーでの申込。しかも繁盛期の札幌便! 30300円まるまる払いなおし…あぁぁ、もう、なにやってんだか。乃木坂から恵比寿まで歩いている場合じゃなかったのだ。

偶然にも品川駅で、前夜にお会いしたパン関係者たちと遭遇してしまった。「あーーー!!」「うそーーー?!」本当にすごい偶然だった。あちらさんたちは大阪へ、私は札幌へ。お互い疲労がにじみ出ていて苦笑い。

家に着き、飛行機の時間を間違えたアホ話をしたら「よっぽど疲れているのねぇ」と言われてしまった。…それもあるけど、これは決定的に私に何か致命的なものが欠けているような気がしてならないのだが…

2004年8月4日 (水)  ランチビールもたまにはありで。

会社の同僚とランチへ。会社で唯一の当サイト読者である彼女と一緒にランチへ出かけるのは初めて。会社の近場(歩いて行ける範囲)でいい店がなかなかない中、私が指定したのは隣駅の方のトラットリア。この辺りでは一番お気に入りのイタリアンで、幾度となくこちらにはおじゃましているけれど、あらら、ちょーーっと今日はイマイチの出来だった。デジカメで料理を取ろうとしたら、「ランチじゃあまり撮る甲斐ないですよーディナーで撮ってくれた方が」とお店の方。おいおい、ランチじゃだめですかい?(笑) ボリュームもはんぱじゃないが味付けも超こってり。ジェノベーゼも、ゴルゴンゾーラ&トマトのパスタも、半分ずつ残してしまった。4種類もついていたパンすらも★ 

ちょっと今日は特別な意味合いのあるランチだったので、ついついランチビールを頼んでしまった。私の強みは、お酒を飲んでも全く顔にでないこと。絶対ばれない自信があるので「ぷはーっ」と飲み干した。私はお酒に酔っても、泣き上戸にも笑い上戸にもならない。しかし本気で酔っぱらうと「ろれつ」が回らなくなるのだ。一生懸命言葉を発して伝えようとしても、自分でもよくわかる、全然言葉がままならない。「れろれろ」言っている自分がもどかしくなる(笑)。でも一杯くらいなら、ランチビールでも大丈夫。…ちょっと眠くなってしまうのだけどそれもいつものこと(笑)。

彼女はいつもいつも(掲示板以外は)隅々まで読んでくれて、いつもダイレクトに感想を聞かせてくれる。身近にそういう読者がいてくれるのは張なんていうのか、手応えが感じられてすごく嬉しいのだ。でもでも、会社では彼女以外には絶対知られたくないこのHP(笑)。

今日はどうもごちそうさまでした! またランチしましょ。またランチビール飲んじゃってもいいかしら?

2004年8月3日 (火)  全く望郷の思いはないもののスープカレー

今日は仕事で午前中汐留直行。ボスと待ち合わせ前にスタバでコーヒーを買って3分で一気飲み(よい子は真似しないように! 口の中が破れました(笑))、眠気覚ましはOK。そして打ち合わせ終了後、またボスが「コーヒーでも飲むか」ということでおごってくれた(笑)。さっき買ったばかりだったので嬉しいけどちょっとフクザツ。なので飲んでみたかったマンゴーフラペチーノを。このところマンゴーものばかり食べている私! しかも↓日曜日にHP作りながら飲んでいたカクテルもマンゴーもの。そろそろ肌が黄色くなるか?(ならねーって)



サッポロはスープカレーの発祥の地、などと言われているが、私が高校生のころにはそんなものは存在しなかった。つまり、こっち(東京)の人間になってからできた食べ物だ(たぶん)。だから、懐かしさも、恋しさも全然ない「新しい」食べ物だ。…しかし。私はスープカレーは好きである。とかなんとかいいながらサッポロではまだほとんどスープカレー経験がなく、東京で2〜3軒食べたくらいかな、程度だ。

新橋にスープカレーの店があるので、お昼はそのままその店を探し、入ってみた。とり野菜カレーは1200円、これに「マサラ」をトッピングして1300円。画像はすでにお肉や野菜を崩した後のもの。

サッポロでも経験があるが、スープカレーというのは、お上品なものを想像してはいけない。野菜や肉の具の大きさが桁違い。へたしたら器は洗面器状態だ。この店のもやはりとんでもないボリュームで、私はご飯を半分残してしまったほどだ。なんせ野菜の5割をしめるのがカボチャとじゃがいも。しかも、午後は胃が張って仕事にならないほどだった(笑)。

これが美味しければ別にいいのだけど、美味しかったのは最初のひとすすり。あとは野菜や肉を崩していくと、なぜかスープが薄くなっていく感じに。そもそもスープと具がなじんでなくてバラバラなので、薄まったスープと、味のあまりついていない野菜を食べるのは難儀だったなぁ…。もはや後半は格闘。あまりに重たいおなか。せっかく新橋から銀座まで歩く途中にO川軒やらTらやなどスイーツ処を通っても触手伸びず…。げふふ。

しかし、女性好みのおしゃれなチェーン店が建ち並ぶ汐留とは違って、新橋のサラリーマン街のオヤジくささ…もとい、男くささはなんだか惹かれるものがあるよな。飲食店だらけの駅前商店街を通ったせいだろうか。通り全体が「午後に備えて食うぜ!」みたいな活気を感じる商店街だった。同じサラリーマン街でも、うちの会社付近はどうもくたびれている。「早く会社帰って昼寝しよー、、だから立ち食い蕎麦」みたいなくたびれ感。

サラリーマンパワーの溢れる町にいると、ついついランチビールを飲みたくなってくるんだな(笑)。

2004年8月1日 (日)  日曜日はドランクライター

今日は一日家に閉じこもって先日の関西レポートを書いていた。
そうそう、せっかくHP作成ソフトを買ったというのに、全然使い方を勉強していないので相変わらずタグ打ちでページを作っている(笑)。どうにもこうにも作業能率はあがらないが、一番自分らしいページが作れるんじゃないかなぁと思っているのでしばらくこれで行こうと思う。

朝からそういやまともにものを食べてない。いや、パンは食べてますよ(笑)。パンと、野菜ジュースと、チーズと…酒(笑)。わりと最近、週末に一日中家に閉じこもってHP作成やることがあるのだが、そういうときはろくに食事しないで缶詰。一度はまると途中で止められないのだ。そうそう、昔ドラクエとかFファンタジーとか、その手のRPGにはまった学生時代、本当に何も食べないで一日中ゲームやっていたときがあった。一日で食べたものはチョコレート一粒なんてこともあった。今考えたらそれは「若さ」としかいいようがない…。

で、今日も酒を飲みながらESSAYを書き上げた。その時の興奮をそのまま書こうとすると、やっぱり酒が一番いいらしい(笑)。クーラーをつけない部屋では、酒なんて飲もうなら汗がだーらだら止まらない。2缶目にさしかかった頃には、もう3カ所も蚊に刺される(笑)。いやー、今年はよく蚊に刺されるさ。若いさ、まだまだ私も(笑)。



余談:今朝洗濯機を回したら、なぜかブザーが2回もなり、「すすぎ」に進まずに「洗い」を2回もしよった。闇。…まさか…止めてくれ…。今君にまで故障されたら我が家の家計は破産宣告じゃ!!!

2004年7月29日 (木)〜31日(土)   

出張で大阪方面におりました。
相変わらず出張というのは名ばかりの、「旅」をしてきました(笑)。
大阪、京都、神戸…に加えて、和歌山まで(笑)。
詳しくはESSAYで報告予定。

2004年7月27日 (火)  たっきーよりたけのうちがいい。

土曜日の上田の旅で、デジカメを壊した。
それで翌日早速デジカメを購入したのだが、某Bカメラでお店のお兄さんとの協議の結果(?)ものの30分で即決してしまった。閉店間際だから「ま、どれでも同じでしょー」みたいな気分だったのだ。

が、全然違う! 家に戻って、いつものように部屋の明かりだけでフラッシュたかないでパンを試し撮りしてみた。…全然ピントが合わないの。マクロの意味が全然ない。これまでの機種では全然平気だったのに…。あーー、お店でいくらキレイに撮れても、自分がいつも使う環境に合わせて選ばないとだめね!! これじゃ薄暗いレストランでお料理が撮れないよーー(泣)。

以前使っていた機種が良いということをつくづく痛感した。今日は会社帰りに東京駅のカメラのS屋で以前使っていた奴の現機種をいじってみた。思いっきり暗くして、マクロ撮影してみた。おぉ、やはりしっかり撮れる。というわけで、しばらくしたら買い換える。ちくしょー大赤字じゃ!! やはりたけのうちの機種の方がよかったのだ(CMの話)。



というわけで、このところ不調なのは、デジカメのことだけでなく、夜中に虫さされで眠れないということ。さすがに二晩連続だとしんどい。…そして今朝は寝坊した…! あわてて野菜ジュースを一気飲みし、冷凍庫からパンだけ取り出してかばんに入れてノーメークで会社へダッシュ! 会社についてから化粧をし、朝ご飯を食べる(そういうたるんだOLなのです…)。

パンはルヴァン上田のメランジェ。パンだけだと寂しいので、持参したクリームチーズ(PRESIDENT)を挟み、セブンで買ってきたフランクフルト(いつも食べている炭焼き鶏串がなかった★)を副菜に(笑)。もう全然キレイに写真が撮れないよ!! 買い換えてやる!!(笑) …ていうか、その前にちゃんとケチャップ塗りなさい?!



睡眠が足りなくて頭がぼーっとしているのなら昼休みくらい寝てろと思うのだが、じっとしていられない私。今日は日傘も忘れたので、地下鉄でとなり駅の日本橋コレドまで(笑)。カイザーには今、めちゃめちゃうまそうなフォカッチャがオンパレードしているのだ。サーモン&ディル、アスパラベーコン、…あとなんだったか忘れたが(笑)。私はブルーチーズ&ノワのフォカッチャを♪ これがえらーくしょっぱいのだが(フォカッチャは薄いのにブルーチーズが多すぎるから)、なんかすごく贅沢なものを食べているなぁ…と思う。次回はサーモンねらいの私。デザート(?)にはプチパンオショコラ。ここのクロワッサン系の層のパリパリ食感、大好き。だからプチサイズがベスト。



こんなに毎日あれこれ美味いパンを食べていて、いざとなったら平凡なパンが食べられなくなるんじゃないかと思うのだが、いや、意外と平気なんだ(笑)。あーだこーだいいながら、本当は「パンはなんでも美味しい」と思ってる。

本当は、知識なんてないほうがいい。「これはどこそこのチェーン店のだから××」とか、無理に知識のせいで美味しさがゆがめられてしまうこととかある気がする。でも、知識があるからこそ、美味しく感じるものもある。日々矛盾を感じながらも結局は「美味しい」って食べたい。ただそれだけなんだ。

2004年7月24日 (土)  行ってきました日帰り18きっぷ旅

遠方のパンめぐりには欠かせない18きっぷ。
夏の旅第一弾はこちらへ行ってきました! この時の模様はESSAYでレポートしています。またまたはじけてきちゃいました♪

2004年7月23日 (金) ディナー  ひとりご飯の上限はいくらか? 〜外苑前でフレンチディナー

水曜日に引き続き、青山近辺で職務。でもって、空き時間がまた2時間もあったのだ。今夜の欲望はどこで満たそうか? 仕事場所はキラー通りだったので、この付近をふらふら歩く。実は目的のカフェレストランを探していたのだが、どうにもわかりにくい奥まったところにあるようなのでいろんな路地に入り込んで迷い込んでいた。今日はヒモのようなサンダルを履いていたので長距離は歩けん!

たまたま見つけたお菓子屋さん。一軒、昔ながらの汚い弁当屋という感じなのだが、よくよく近づいてみると、クッキーやキッシュ、パイなんかを売っている。それこそ総菜屋という感じで、冷蔵ショーケースの中にクッキーが…。アイシングで絵付けされたクッキーが並んでおり、この庶民くささは、昔ながら…というより、コロッケを売るお肉屋さんを思い出してしまった。呼び鈴を押すとおばちゃん(ほんとおばちゃん!)がひょこっと顔を出した。オレンジとチョコレートのイタリアンクッキーを購入。こういう年季の入ったお店って、めちゃくちゃ大ハズレか、めちゃくちゃ美味しいかのどっちかのようなバクチ性がある。果たして…結果は…んん! 美味しいぞ! イルピノーロのチョコレートサンドのクッキー(丸い奴。名前失念。お土産に時たま使う)、あれと同じ感じで、マカロンのような形状。オレンジピールのぴりっとした甘さが効いたクッキー生地にチョコレートがぴったり。しかも冷蔵庫に入っていたからヒンヤリしていて美味い。おぉーーなんだかこういう唐突な出会いも嬉しいぞ。今度はキッシュを買ってみようかな(250円だって! 安!)。

さて、ようやくみつけたその目当てのカフェは、表にとくに看板がないので目立たない、半地下のガレージのような店だ。ここではチューリッヒ、パリ、フランクフルトでコック経験のある方がご夫婦でやっている、年季の入ったカフェレストラン。地元の人しか来なさそうな、まさにネイバーフッドカフェだ。フレンチも出しつつ、カレーやピラフなんかも出す、なんでもありなお店。

メニューを決めかねて、お得な2500円の「フレンチディナーコース」にしてしまった。最初に出されたサラダ、…これって…、なんかめちゃくちゃ「おうちご飯」なんですけど?! もやしのナムルっぽい奴とコールスローとカボチャのマリネ。ガンボスープはこれまたおうち的なお味(自分も好きでよく作る味)。メインのホタテと海老のサフランソースは、さすがに自分じゃ作らないけど、…ちょっーっと不完全燃焼。だって、だって、パンが美味しくなかったんだもん! 時間をかけて食べたいコースのパンには、たとえ胚芽パンでも、スライスで出さないでおくれー。

ドリンクデザート(あえてデセールという言葉は似合わない)は別。ディナーで2500円ってお手頃って思ったけれどこれで2500円というのは、ちょっと不本意な私。これならスープとサラダ(?)だけで1000円くらいで押さえておけばよかったとつくづく思った。このスープとサラダ(?)に、美味しいパンを添えたらそれで普段の自分の夕食みたいな「地味メシ」が完成する。それはそれですっごく嬉しかったりする。給料出たばかりとはいえ、このコースはちょっと痛かった。

ふと思ったのは、「ひとりご飯って、いくらまでなら出せる?」ということ。ランチ好きの私は、昼なら3000円くらい出せるが、夜は…ひとりだったら飲み物込みでせいぜい2000円かなぁ…。旅先だったり、人と一緒であったり、飲みが入るなら一向に構わないのだけど。

珈琲を飲もうと、D珈琲店へ行こうとしたが足が痛くて断念。そこで、ふと見かけた雰囲気のいいカフェへ入る。「香咲」と書いてcasaと読むようだ。ここはスコーンやホットケーキなどのハンドメイドのスイーツがすごく美味しそうだった。でも今日は予算オーバーにつき珈琲のみで。クッキー付きなのもつくづく嬉しい。ここでほかほかスコーンとかホットケーキにしておけばよかったかなぁ。

仕事が終わった後も、夜の青山は人がゆる〜いスタイルで思い思いの楽しみ方をしている。ここは本当に日本離れしている、永遠にあこがれのままの、私にはある意味不似合いな町なのかもしれない。明後日の日曜日は、今日食べたガンボスープを真似して作ってみよう。ごく平凡な夜の私のひとりディナーのために。

2004年7月23日 (金) ランチ  人気ラーメン店でカレー弁当

なんだか今日は「パンを買いに行くぜ!」みたいなテンションにならなかった。遠出はしたくないーという気分。時間があまりなくて席でさくさくっと食べられるものを買ってこようか、あるいはどこかでさくっと入ってしゃかしゃかっと食べて出られるサラリーマン飯でも食べてこようか。熱気むんむんの社外に財布だけを持って出た。

足を向けたのは、会社の近くの行列ラーメン店S。マニアの間では超有名。平日の昼間しかやっていないのでいつも長蛇。他のエリアのラーメンマニアには難易度の高い店なのだろう。パンにもあるよね、そういう店(笑)。私はここの味噌ラーメンとお粥が好きなのだ。さすがにこんな灼熱の中じゃ並んでないだろうと思っていた…のだが、あらら、行列絶好調。なんでこんなクソ暑いのにラーメン食べたがるのか、全く意味不明(←自分のことは棚上げ(笑))。

で、ふらふらーーっと消防署の裏手のぽっぽっ屋へ行ってみる。ここも人気店。外には人が並んでいないのでがらっと開けると、なんと店内で長蛇の列(笑)。ありゃーーこれはパン好きの私にはラーメンなんて食わせない策略なのね。ふぬー。その代わり、テイクアウトができる「ラーメン屋のカレー」なるものを持ち帰ることにした。レディース用で500円。女性にはおまけでデザート付き。(杏仁豆腐とか日替わり、と書いてあった)。しかし、このデザート、ぷっちんタイプのこんにゃくゼリー2粒だった(笑)。商売繁盛、デザートまでは手がまわらないみたい(笑)。まぁ、それもご愛敬。

「らーめん屋のカレー」は、すごい脂の浮き方だ。しかも、とても複雑なお出汁の味がする。魚系なのか、豚骨系なのか「カレーうどん」をもっと複雑な動物系の臭みをプラスした感じ。カレー専門店ではこの味は絶対出せないだろうなぁ。ちょっと脂がきつくてヘビーだったけど、ものの10分で食べ終わり、仕事へ復帰。

さて、今夜も仕事で青山だ。今日は外苑前にて。どこで食べようかな〜。
(つづく)

2004年7月22日 (木)  酸いも甘いも…もとい、淡いも甘いも…

毎日暑い!
けれど、会社にいたらそんなことはつゆ知らず。
今日のお昼は人形町方面へチャリンコ〜っと思っていたのにチャリにまたがってから、「げ!」。まだパンクのままだ★ いちおうこのチャリは会社のなので管理者がいるのだけど、実質的には私のもの(笑)。なので私が修理にださなきゃならないのだろう…。くそー人形町行けない!

どのみち新生銀行に振り込みの用事があったので八重洲まで歩く。ひやー、日傘ないと灼熱、つらいですー。ビル陰をなるべく歩き、日向のところは駆け足。ダッシュ! 汗をかくよりも、日焼けすることを恐れる私である。

新生銀行に入って、思い出した。ここって振り込みはインターネットでやればいいのだった(笑)。なにしにわざわざここまで来たのだろう(笑)。

なのでそのまま八重洲PAULまで足を運ぶ。パヴォのファルーシュサンドイッチと、大好きパンペルデュ! ファルーシュサンドの淡泊さ(笑)をフォローするがごとく、相変わらずに美味しいパンペルデュだ。隅々までしっかり卵液が染みているので、どこを食べても絶品パンプリン♪ 粉糖による甘みがなおさら制覇感(淡泊なパンを食べると、濃い味のパンも食べたくなる)。これで今夜のジムを乗り切れる!

2004年7月21日 (水)  クラブサンド&ブレンドコーヒー#3@青山

夕方、仕事で青山へ。仕事は空き時間が多く、2時間ばかり時間つぶしが必要なのだ。これは「欲望」を満たすのにはもってこいの時間!! 

仕事があったのは南青山3丁目付近。まさに、日本離れしたエリアである(自動販売機がない!(笑))。学生の頃とか、今よりレストラン食べ歩きとかが好きだったときはよくこの付近を徘徊したが、久々だ。裏通りをうねうね歩くと、点在する魅力ある店にいちいち立ち止まってしまう。うーーん、目に毒目に毒!

もう夏服は買わないって決めていたのに、ふらふらぁっと洋服を買ってしまった。17000円使ってしまった。あぁ、今日は今度の出張費をいかに抑えて宿泊代をフォローしようか延々プランニングしていたというのに、ここであっさり散在してしまう私。これだから外出のある職務は怖い!(笑)



南青山にある好きなカフェで夕食を、と思って坂を下っていくと、なんと水曜日がお休み! ががーん、わざわざココまで来たのに…この間もここは改装中とかで閉まっていた。あぁぁ、どうしたらいいのーー。
しかもヨックモ○クでオザマンドを買ってみようと思ったらすでにクローズの看板が出ている。19時3分。3分オーバーなのに看板出すの早すぎるっての!(笑)



とほほで向かったのは、先日掲示板で話題になったLe cafe BERTHOLLET。客は私しかいない貸し切り状態。あらー、お隣は盛況なのに…。でも、ここの黒いソファーは座り心地がよくて、贅沢な気分をくすぐってくれる。(いちおう)職務中なので、ビールではなくサッポロのアルコール0.5%のビール風味炭酸飲料を。キンキンに冷えていてすごーーく美味しい。以前、缶で飲んだときはこんなに美味しく感じなかったのに! たとえアルコールがほとんど入っていなくても、「麦の味」というのが私はつくづく好きなんだなー(笑)。

そして頼んでしまったのがクラブサンド1300円。ほんと、噂通りのボリューム…と思いきや、ほとんどはフライドポテト。なのでサンド自体のボリュームはそうでもない。がぶりと噛みつくと、ローストチキン、ベーコン、ハム、卵と、動物性タンパク質のオンパレードで、食べ応えあり! クラブハウスサンドはParisで食べた以来かも知れないけれど、やっぱりお肉と卵とトマトとマヨネーズの組み合わせって、パン食の中でも一番満足感が高いなぁ。ポテトはほとんど残したけれど、これで1300円ならお得かも。



職務に戻る前にもう一軒。福岡の「珈琲美美」で話題が出たD珈琲店へ久々に行ってみる。通りに面しながらも喧噪から隔絶されたセピア色の空間。豆の香りが充満した、珈琲を楽しむためだけの空間。

私は中間くらいの苦みの珈琲が好きなので#3にしたが、マスターは「苦みが強いほど、甘みも強くなるんです」とレクチャー付きで教えてくださった。この話を聞いていると、ライ麦パンの「酸味」を思い出す。酸味が強いほど、あとから沸く「コク」が比例する。それに似ているなぁ…と思いめぐらせてしまった。

とりあえず#3に。これでも十分に濃いのだけど、マスターの熱い(?)「苦みと甘み論」に、これは#1(もっと濃い)も頂いてみないと! と、まだ後日来店することを約束する。もちろん美美の話も出しておいた。



仕事が終わって、青山を離れたのは21時。ムシムシとした港区青山界隈を徒歩で去る。そのまま…調子に乗って千代田区まで歩いてしまった(笑)。この熱帯夜の中、1時間半も歩くアホウがどこにいる?! 職務中に、2時間で2万も使ってしまったのでその懺悔の気持ちからだろうか。他に懺悔の仕方を知らないのだ。…いや、結構こういう自分好きだし(笑)。

2004年7月19日 (月)  人は年をとると同窓会がしたくなる?!

連休の最終日。この連休は遠出をしようと思っていたのに「18きっぷ」は7月20日から使用開始、ということをすっかり忘れていたので東京でおとなしくしていた…おとなしく…といっても御幣があるな、「家にいた時間もあった」という程度かもしれない。

7月下旬〜9月いっぱいにかけて、仕事が忙しくなる上にあちこちに飛び回る予定がびっしり入っているので、落ち着いてHP更新する時間はなくなりそう。だからNYCレポとか今のうちに完成しておかないとーっとがんばってみる。普段平日は冷房に脳みそを氷漬けにされているので、休日くらいは冷房はつけない、とがんばっていた。冷房をつけない部屋でPCに向かうと、じめじめした汗をかいてからだの内側からかきむしりたくなるような不快感。だけど、こういうのも好きだったりする(笑)。体が夏らしさを求めているのかもしれない。あるいは私が単にM気があるだけなのかもしれない(?)。



夜は、小学校の時の同級生4人が集まって飲み会。プチ同窓会というわけだ。そのうちの2人とは高校時代も一緒だし、社会人になっても会っている。しかし、1人は、なんと十●年ぶり!! 中学入学と同時に転校していったので、それ以後は消息不明だったのだ。今回会うきっかけというのも、同窓会サイト「この指とま●」で私の名前を見てメールをくれたからだ。そして私がよく会うほかの2人を集めて、懐かしいメンツで飲んだ。

一気に十●年の時を越えて再会したのだが、人間と言うものは小学生にしてある程度原型が整うのだなぁと痛感した。顔もオーラもまったく変わっていない(変わらなさ過ぎて笑いが止まらなかった!)。いろんな懐かしい同級生達の名前が挙がる。その時にその名前が出なければ、一生私の中で思い出すことのなかったような名前ばかりだ。一番おもしろかったのは「あの時誰が好きだった話」(笑)。男の子サイドからみた「初恋話」は、当人達を知っているだけにすごくリアル。そんな話で盛り上がりながらすでに午前2時。珍しくタクシー帰りになってしまった。



土曜日に学生時代の友達と会って「変わった」「変わらない」について書いたが、今日の同窓会はまた違った意味で「変わった」「変わらない」を考えさせられた。これだけブランクがあると、懐かしい友達に会う、というのに加えて「新たに友達ができた」という感じもある。学生時代の友達の変化は「ミクロ」。小学生時代の同級生の変化は「マクロ」。あまりに大きすぎる変化は、関係ないんだろうな。結局「変わってないねぇ〜」で落ち着くのだ。

考えてみたらここ最近、妙に「小学校の時の友人」「中学時代の友人」とか、十何年単位でごぶさたしている子達と再会することが多い。…みんな「同窓会」を求める年頃なんだろうか(笑)。人は年をとると同窓会したがるのだろうかなー。誰かこの日記を見て、私が○○小の、△△中の、□□高校の「私」だとわかる人がいたらご連絡を。同窓会しましょう(笑)。

しかしネットってすごいよ。ネットがなかったら今日、この日の同窓会は絶対成立しなかったのだろうし。ネットがなかったら食べられなかったパンもいっぱいあるのだから。(→パンネタがないから無理やりこじつけて〆ようとする私(笑))

2004年7月18日 (日)  タイユバンとZ'Sで悶絶パン(予告)

日曜日、炎天下の中またまた新妻と恵比寿へ出向く。
激しく美味くて目の焦点が合わなかったり、
鼻毛が見えるほど大穴あけて息したり、
端から見たら異常な興奮度。
このときの模様は後日(笑)。

2004年7月17日 (土) その夜  良き学生時代は永遠に変わらない。

午前中にパンとスイーツを堪能したので、夜にそなえて少しでも燃焼してこようと、土曜の昼間はジムで燃焼系、燃焼系!! ケーキ1/2分くらいは消費できたかな?

この夜は、江古田で友人がライブに出る。月1回の恒例行事だ。私は何度か彼女のライブには行っているが、同じく仲良しの新妻S(注:パンで登場する「新妻」とは別人(笑))は初聴衆。

新妻Sとは3月の西麻布のランチ以来、なんだかますます落ち着きが出て来た。なんか…なんでか…独身の頃より「女っぷり」があがっているのはなぜだ?! そういうものなのか?!

ボーカルの友人とは、学生時代には散々カラオケを一緒に行っていたものだが、まさかこんな風に人前で歌うような子に…育てた覚えはありません!!(笑) 

私たちの近況報告には「最近いいことな〜い?」なんてシケた台詞は登場しない。ボーカル始めていたり、新しい名字になっていたり、パンばかり追いかけていたり(←あまり変化ない(笑))。変わらないな変わらないなと思っていつつも、少しずつ変わっている私たち。…それは決して「大人になる」ってことじゃなくて…「いい女」になっていっている、って、そう言えたらいい。それなら本望だ。



そして、プチ打ち上げには、学生時代の頃から通いつめているイスラエル料理の店。私は学生の頃から、いったい何度通ったかわからないほどこの店に来ており、いろんな友人(そういや母とも来た)を連れて来た。ボーカルの友人とももちろん来ているので「江古田っていったらここでしょ!」と合点承知の助。ライブがメインなんだかこっちがメインなんだか。

NYCで食べたものよりも、Parisで食べたものよりも、ここのユダヤ料理が一番好きだ。なぜなら、ここのファラフェルは「初めて食べたファラフェル」であるからだ。何度も何度も、飽きることなく食べた店。なおかつ、学生の頃の思い出が凝縮されている店。どんな美味しい店があっても、きっと、ここの味を懐かしむ。恋しく思う。そういう思い入れのある店が今でもちゃんと残っていることがうれしい。

ファラフェル以上に、ここのトマトスープが大好き。ここの味をまねて、試行錯誤を繰り返して、何度も作ってみたっけなぁ。学生の頃、あれだけ好きだった味を久々に食べてみた。今改めて食べてみても…変わらない!! やっぱりこの味だ。よかった、変わってない!! 

あれから○年もたつのに、いい意味で成長していない自分の味覚がうれしかった。変わらなくていいものは変わらなくていい。学生時代の仲間がみんな変化していっても、根本的なところは変わっていないのと同じように。好きなものはいつまでも好きでありたい。
安堵にも似た気持ちでスープを飲み干した。

2004年7月17日 (土)  企画中! 新妻と朝パン(予告)

今日の午前中は、このDIARYですっかりおなじみ(笑)、新妻とパン屋さんへ。待望のお店へ行って参りました!!

詳細は、ESSAYにて後日改めて。
ちょっと面白い企画を考えております。
というわけで、ちらっと画像だけ(笑)

2004年7月16日 (金)  不本意ながら画像だけ(笑)

日記を更新する時間がないのでかいつまんで日課の食生活を暴露(笑)。

昼、オフィス近くのパン(Vモンタ)。

夜、上司にゴチってもらったラーメン、
  自腹でデザート豆腐(←絶品!)。

…トマトラーメンは売り切れだった…。
なんのためにわざわざ…。

2004年7月15日 (木)  夏だ!カレーだ!ダバダバダ

今日のランチは八重洲にある南インド料理店「ダバインディア」。八重洲PCPのPAULの近くだ。数人で集合して制限時間1時間(昼休み)、たっぷりカレーに浸っていた。12時5分にはもう満席、行列が出来はじめる。これが、12時であれば大丈夫なのだ。オフィス街の飲食店の共通現象。

なので私も11時50分には会社をフライングしてチャリチャリ…と思ったら、なんとチャリンコがパンク! パンクしたチャリンコを無理に走らせてみたが、めっちゃくちゃ怖い。だって、引きずったタイヤがぎゅぎゅぎゅーーっと止まろうとするので、カーブできない! 徐行運転でのろのろ参上。あー、こんなオフィス街じゃ駆け込みで空気を入れる自転車屋も見つからないよ! 事故ったら労災降りるんだろうか…降りるわけないよなー、完全に私物化している会社のチャリで事故っても…。



1200円の「ランチミールス」というセットには、
・本日のカレー3種(マトンひき肉と卵のカレー、ほうれん草入りチキンカレー、マイルドポテトとロビヤ豆のカレー)
・サンバルカレー
・ラッサムスープ(辛いがサラッと飲める。これをカレーに見立てて食べても○!)
・ライス 
・バトゥーラ(ナンを揚げたような奴。揚げパン)
・パパド(煎餅)

いずれのカレーも、具を変えるだけ、なんていう小細工は一切なし! たっぷり香草が入っているので風味が強く、それぞれが個性のある味わいで美味しい〜♪ そうそう、これぐらいクセのあるカレーが食べたかったの〜♪ 
5種類もつける物があったのに、私はどうもこの手のカレーはそのまんま食べちゃうクセがあるので(ナンはナンで食べちゃう根っからのパン好き(笑))、誰よりも早くカレーは底をつき、ライスもパン類も余ってしまった。なのでSくんに揚げパンは譲渡。私としてはナンも食べてみたかったなり! 

私、もっと以前はパン以外にも色々どん欲にお店開拓していたのに。このところすっかり浦島状態。レストランって、連続ドラマのよう。1,2回見逃すとすっかりトレンドがわからなくなってしまう。で、仕舞いにはどうでもよくなってしまう。だから、またランチでこうやって集まってお店開拓したいなぁ。一人だと最近はどうもパン屋にばかりふらふら〜って行ってしまうから(笑)。



さてさて、食後はやっぱり冷たいスイーツでしょー…と、食いしん坊メンバーたちは次のスイーツの店へと移動しようとしていたのだが私はタイムアップ。会社に戻らなきゃ…と、なくなくパンク自転車にまたがり、皆に手を振りながら退散…。彼らはなんと銀座まで行ってPマルコリーニでアイスorチョコパフェを食べに行ったらしい! あったまに来るなーー(笑)。

そこで私も、帰りがけに千疋屋でマンゴープリンを買って帰る。525円もしたのだが、嬉しいことになぜか千疋屋来店者に某ビールメーカーの新製品フルーツ発泡酒のサンプリングしていたのだ。フルーツブリュワリーという発泡酒を2缶もらい、ほくほくで会社に戻る♪ 
マンゴプリンは、マンゴ部分がさっすが千疋屋、濃厚でかつとろける旨さ〜! プリン部分はいらないから生マンゴだけいっぱい食べたかった(←なんて露骨な(笑))。



なんかここの日記ページには、パンとカレーの画像が実に多いかと思う。単に夏だからカレー頻度が高まるだけである。たぶん「暑い夏にはカレーが食べたくなるものだ」という思いこみと(笑)、巷でカレー特集とかがじゃかじゃか組まれるせいなのかもしれないな。でもでも、たとえカレー屋でナン(パン)を食べても「パン食いてぇ」って欲求不満になる(笑)。これってどういうことなんだろう?! な〜んか、明日はカレーパンでも食べたくなってきたなぁ(笑)。

2004年7月14日 (水)  パンゲル係数が高いワケ ←誘惑に弱い!!!

近頃掲示板で情報を寄せてもらっているのが、大丸のPボキューズのカナディアンホワイトという山型食パン。これ、なんと1本2100円もするのだ! で、画像の1/4本は525円。味見程度には1/4でも多いくらいだが、うーん、これを「どれどれどんな味よ?!」って買っちゃえるところに、私のパンゲル係数の高さが伺えるってものでしょ。「コンタクトケア用品がなんで一月1980円もかかるのか」、真剣に悩んでいる私なのに(笑)。
ジリジリムシムシ炎天下の中、東京大丸までチャリンコこぎこぎ、今日のお昼パンはこのカナディアンホワイトをゲッチュー!

配合を見れば、水は使っていないという。卵もバターも使っているのだから、これは食パンというよりはもうブリオッシュの世界じゃないの? …って思っていたが、食べてみると、確かにリーンなパンドミよりはずっとリッチではある。かといって、リッチすぎないので飽きが来ないというところが食パンとしての条件を満たしているのかもしれない。生食でも結構美味しくいただける(私の中の食パン基準は、「生食」でも美味しいというのが絶対条件)。でもむしろ、これは軽くトーストしたほうが美味しいのかも。サクサクホロホロっともろい食感になりそうで、明日の朝食に試してみることにする!! というわけで、明日の朝もカナディアーン。
…しかし、525円ってのはさすがの私でもどう考えても高いよ、だはは(笑)。

ちなみに、横っちょにあるカスタマーズビューで作られたプチパン、Pボキューズの中ではリピート3回目のフランスパン。そのまま食べてもいいのだけど、これには会社に常備しているカルピスソフトバターを塗って食べるのが好き(Mって名前書いてあるでしょ)。この店のハード系にしては、クラストがガリッとしていていいのだ(なんかほにゃほにゃっとしているハード系が多いからね(笑))。カルピスソフトバターは、味わいはさらっとしていてタンパクなのだけど、ソフトタイプゆえ冷蔵庫から取り出してすぐに塗れるところが非常に重宝する。家ではゆっくりバターを柔らかく戻す時間はあるけれど、あわただしい会社でのパンランチには「カルピスソフトバター」は欠かせないアイテム。

…こんなことやってるからパンゲル係数高いんだよな(笑)。私、もし米食だったなら、もっと貯金できているはずなんんですけど(笑)。



帰宅後、ビデオを見る。小池さん(仮名)がBSの趣味番組に登場したので、実家の母に録画&発送してもらったのだ(小池さん、見てるー?(笑))。小池さんのラーメンライフを見ながら、すべて「ラーメン→パン」に置き換えれば、全部私のことを語っているように思えてきた(笑)。毎日パン。心からパンを愛する。パンを作る人を愛する。愛情を注いでパンを作る人のパンは美味しい。パン仲間と食べ歩き。月に1度パン食べに地方巡業(笑)。

ジャンルは違っても、食べ手と作り手のコミュニケーション(時には辛辣であっても)で、「美味しさ」を作り上げていくんだなぁって思った。

ちなみに、腹筋を鍛えながらのビデオ鑑賞。ここは小池さんとは違うね(笑)。

2004年7月13日 (火)  灼熱のお昼は老舗の焼き鳥丼を

東京36度。もうなんか当たり前になってきた…。そして、オフィスにいる限りは、今日がそんなに灼熱地獄だったなんてことも気づかないままで過ごせてしまうのだからある意味怖いこと。

7月1日から入社した新人の女の子に「この付近の美味い店」を紹介すべく、週1ペースくらいで外食日をもうけることにした。今日はその第1弾、唐揚げ定食がうまい焼き鳥の老舗。老舗だが、近年改装したのでキレイ。12時5分にはみるみる行列ができるのがオフィス街の食事処の特徴だ。この店の定食はうちの会社内でも、周辺のオフィスワーカーたちにも人気の鶏料理店だ(なんせ安い。800円程度だ)。

私もこの店には何度も来ているが、定番の唐揚げではなく、今日は焼き鳥丼を。ネギマ、レバー、砂肝の載ったシンプルなどんぶりだが、一緒に着いてくる鶏スープが胡椒辛くて結構好き。必ずおかわりできるのが嬉しい。焼き鳥丼にはどばどば山椒と塩をかけてカスタマイズ♪ あぁ、やっぱ真夏は和食もいいなぁ。どこのダレ? 猛暑にご飯なんて食えないーなんてぼやいていたのは(←数日前の私)。

外食した後は決まって冷たいスイーツを買って帰る私。今日はハーゲンダッツのオレンジ。これ、すっごくクリーミーで、オレンジピールの香りが強くてウマウマ! 今日は長丁場。これを食べて乗り切るぞってなもんだ。



このHPを始めてから、たくさんのDMを頂く。たいてい「パンを検索していて」とか「Paris情報を検索していて発見しました」とかだったのだが、ここ最近、グルメ関係やNYC関係のキーワード検索でもこのHPにたどり着いてくる方が増えている。いろんな食べ物、いろんな場所に行けば行くほど、私のHP内のキーワードが増え、いろんな方たちにも知って頂くきっかけが増えるようだ。なんか、もっといろんなことを書きたい。いろんなものを食べて、見て、感じたい。…それよりも、早くNYCレポを完成させたい〜!!(時間をくれーー!)

皆様、いつも読んでくださってありがとう。DMはマメに返せないけど替わりにDIARYとBBSでがんばってます(笑)。許して★

2004年7月12日 (月)  辛口でごめんね狼少年 〜クロワッサン甲羅〜

来週末は連休。本当は18きっぷ使って遠出する予定だったのに、18きっぷは7月20日からだった…。忘れてた。発売はもうしているというのに。あぁ、週末の予定がオジャンになった。くすん、こうなったらふて寝してやるぅっ。…じゃなくて、ふて酒? ふてパン?(笑)



今日は特に何を食べたい、というものがなかった。チャリンコこぐパワーもなかった。とりあえずパンは調達に行かねばならないが…なーんにも思いつかない…時は、体がもう地下鉄に向かっている。とりあえずペルティエへ行く私だ。それで、何も決めていないときの定番、パンドカンパーニュ。これがあればそれでいいのだ(って、この間も日記で書いたな、同じこと)。これとプレッツェルも購入。…しかし、なんか買い足りない気がして(ボリューム的にはこれで十分なのに(笑))、さらに地階、某三越系のチェーン店パン屋さんも覗く。私はほんと何も昼に目的がなければ三越に来てしまうので、このチェーン店パンの利用頻度もめちゃくちゃ高い。結構面白い季節パンが並んでいるし、たまにすっごく美味しいリュスがあったりする(ほうれん草とチーズのリュスは絶品)。

で、今日手にしたのはオザマンド(3番目の画像)。以前「日本橋あたりでオザマンド買える店はありませんか?」と掲示板で質問されたことがあったので、とりあえずMK以外でこのオザマンドをお勧めしておいたのだ。だいぶ前に食べたときに「結構美味しかった」という記憶があったのだ。

しかーし…これが大きな記憶の歪みだったことが判明(笑)。このオザマンド、確かにクレームダマンド(っぽいもの)がクロワッサンにかかっているものの、本当にそのまんまなのだ。かぶさっているだけ! というか、こりゃークロワッサンで作ったメロンパンじゃないか!(笑) シロップのしみこみもないし、中にはクレームダマンドがサンドしていない。しかも、この被さったクレームダマンドは激ハード! しかもアーモンドの香りがあまりしなく、ぽりぽり食感だけが目立つ。ほんと、メロンパンそのものだった。メロンパンがどうのこうのじゃなくて、これをオザマンドって呼ぶことにはちょっと憤ったワケだ。私はいろんなオザマンドの形や造りがあってもいいと思っているしむしろその方が楽しいと思うけど、これは見過ごすわけにはいかーん!! 名乗るなら「クロワッサン甲羅」と呼べ!!

お口直し(?!)のパンドカンパーニュ(2番目のの画像)は相変わらずいい感じに切り立っている。ちぎる指も、かじる口も血だらけになりそうなくらいにハード♪ プレッツェルも、デカイ方を買ったので、ソフトな食感がいい。ハードが食べたいときには小さい方を買えばいい。今日はソフトな方が欲しかった。



1/2個食べ残したオザマンド、そのハードっぷりは帰宅後にも健在。ジムの着替え類がぐちゃぐちゃ詰まったバッグの底の方に沈んでいたにもかかわらず激ハードな「甲羅」のおかげでびくともしない。すごいぞ!(←褒めてない) しかし、夜遅くに再度囓ってみたところ、あれれ、クロワッサンの油が少し「甲羅」に染みたのか? やはりこれも、時間をおいてしんなりさせた方が美味いみたいだ。明日の朝まで放置してみるか?

ちなみに、クロワッサンとしては、両端がザクザクと細かい層で、バターリッチ、結構美味しいのだけど、あくまでオザマンドとして考えたらやっぱりどうなのよ? って思うのだ。今日は辛口になってしまったが、ついついオザマンドに関しては熱くなってしまう暑苦しい私。

この「クロワッサン甲羅」を食べてから、「人にお勧めするときは、注意せよ」と肝に銘じることにした★

2004年7月11日 (日)  買い換え時期同時到来のジンクス

よく、トイレットペーパーや、洗剤、シャンプーが、なぜか同時にキラしてしまうなんてことはないだろうか。私にはよくある。それを「買い換え時期同時到来のジンクス」なんて思っているのだが、薄給の我が身にはかなり堪える。食費以外であまり出費したくない性分なんで(笑)。

しかし! 一人暮らし歴も相当年季の入ってきた昨今、ついに、家電製品たちが悲鳴を上げはじめた。そろって大合唱! 私は意外とアナログ人間なので、電化製品のトレンドに全然ついて行けない。○年前の上京の際に全て買いそろえた以来、ノータッチだった。ボーナスが出るたびにひとつずつ買い換えていこうかなと思っていたのだが、リストにあげると結構な量だ。

まずは
・ビデオ(今はHDDが主流なんだそうで…最近までDVDとの違いを知らなかった(笑))。
・オーブン(これも懸念! 私はガスグリルでパン焼き戻している)。
・冷蔵庫(自炊はする方なので、冷蔵庫の小ささを夏場に実感する)。
・ノートパソコン(まぁ、これは後回しかも…)。
・ホームページ作成ソフト(うちはMacなのでソフトが限られてくる…どれも高くて!)。
・デジカメ(なんか、レンズの奧に「草」「泥」のゴミが付着(笑))
どれも、使えないわけではないので、ずるずるそのまま使っている。

しかし! まさかこいつが一番先に「全壊」するとは思わなかった。トイレのウォシュレットだ。私は中学生くらいのころからウォシュレットを愛用している。これがないとすっきり快腸ライフの妨げになる! …ということで、今回のボーナスで購入する家電はウォシュレット最優先となってしまった…。

で、昨夜ビッ○カメラで一番シンプルな機能のものを購入。少しでも浮かせようと自分で持ち帰る。ほとんどむき出しの大きな箱を持ち運ぶのだ。池袋の駅でウォシュレットを必死の形相で運ぶ女。幸いなのは、自分の姿は自分では見えない、ということだ(笑)。

もちろん、翌日(今日)取り付けも自分で行った。…が! 今日は幾分涼しかったとはいえ、トイレの中で格闘すること約2時間。蒸し風呂のようだった…。栓を止め忘れて水はぶしゃーーっと飛び出るわ、金具はうまいことはまってくれないわ、一つパーツを水没させるわ…(ど、どこに?!(笑))

ようやく設置完了。ふぃー。もう3時だ…。お昼も食べないでがんばった! もう恵比寿にパンを買いに行く時間もないので、冷凍庫の昨日のパンを食べよう! …と思ったのだけど、…トイレに2時間も汗みどろで格闘していると、なんだか食欲まで水洗してしまったらしい(笑)。結局今日の昼は何も食べず。にわか断食。だからなんだって感じなのだが。

2004年7月10日 (土) その2  予定のない週末のパン屋さん〜あのぼうしパンとの再会〜

団地のパン屋さんを後にして、そのまま地下鉄に乗ろうとしたが、…足はもう一駅歩こうとしていた。実はこの隣町に私はかつて住んでいたことがあった。学生の頃、上京して初めて住んだ町だ。引っ越してからも何度か足を運ぶことはあった。そのたびに、必ず寄るパン屋さんがあるからだ。

この付近は、マスコミに露出するようなパン屋さんはひとつもない。駅前にはチェーン店のパン屋さんがあったり、ごく普通の町パン屋さんも数多くあった。私は昔からパン好きなので、このエリアのパン屋さんは気分によってルーティーンしていたけれど、その中でも一番好きだった店がある。

なんてことはない、全然普通の町のパン屋さんだ。あえて人にも教える店ではない。しかし、その店が私に与えてくれたものは大きい。実は大学に入るまでクリームパン嫌いだった私に「自家製クリームパンの美味しさ」を教えてくれた店。それがぼうしパンだったから、ぼうしパンの美味しさまで教えてくれた。それと、先日日記にも書いたブルーベリーベーグルをこの店でもいつも食べていた。チーズ入りのフランスパンの美味しさを教えてくれたのもこの店。もしかしたら、すごい店なのかも知れない。

その後も何度も食べているので、再会…といっても、前回来たのが1年ちょっと前だっただろうか、このぼうしパン。大好きだったパンと再会するときはいつもどきどきする。「美味しかった」という記憶は間違いじゃなかっただろうか…と。しかし、やはりこのクリームは変わっていなかった。あのころと同じ、いつ行っても変わらない、「家で作るとこうなるクリーム」なのだ。ホッとした。懐かしさでホッとした。

地味な商店街の中の地味なパン屋さん。久々に来ると、近くにあったチェーン店のパン屋は閉店し、コンビニですら古本屋に変わっていた。そんな厳しい環境でもこの店は残っていたし、クリームもベーグルも健在だった。

いろんな思い出がよみがえる土曜日の午後。まさか昔の地元まで来てしまうなんて…。予定のない日だから、予定外のことが起こるのだ。予定のない週末の面白さって、ここにある。

2004年7月10日 (土) その1  予定のない週末のパン屋さん〜みんなが好きなのはこんな店〜

今週末はなんにも予定が入っていない。こういう週末は貴重! 思いっきり好きなことができるわけだ。だらだら部屋で午前中を過ごし、昼からは色々片付けをしてからジムにでも行って、夜はHP更新に勤しもうと思っていたが…。じっとしているわけがない私。なんせ冷凍庫はからっぽ。天気もいい具合に曇り気味。よっしゃ、飛び出せ青春! 地下鉄に乗ってとあるパン屋さんに行ってみることにした。

ここは板橋区某団地の中にある、ショッピングパーク内のパン屋さん。団地の1階にあるにも関わらず、石窯で焼かれたパンたちは素朴で体に優しそうな表情をしたパンばかりが並ぶ。食パンが人気らしいが、なるほど、とてもソフトで、トーストしたら美味なタイプ(生で食べてもあまり甘さを感じるタイプではない)。バゲットの焼き色もいい感じだ。

本当はここの他に、もう一軒パン屋さんに寄りたかったが、思いのほかいい感じのパンが並んでいたのでしこたま買いまくってしまった。まぁ、どうせ半分くらいは今食べ切っちゃうのだからいいかーと調子に乗ってぱくぱくと、店先のテーブルで食べ進む。

この角切りベーコンのパン、これはすごい! もっと画像アップさせなきゃ見えないと思うけど、ごろんごろんとベーコンが入っており(画像ではもう1個しか残っていないが、実際は6個ぐらい角切りが入っていた!)、焼きたてゆえ、ベーコンとの接触面がむちょむちょまるでチーズでも溶かし込んでいるような状態…! そこにスパイスハーブがたっぷりかかっていてウマー♪ クリームパンも自家製、ウマー♪ メランジェはこれでもかとクランベリー、フィグ、レーズン、胡桃が入って、メロリンキュー♪(死語) このほかにもわんさか買ったのに、ぺろっと食べきり。

団地の中なので、ものすごく生活に密着した感じのお客さんがひっきりなしに訪れる。団地内のスーパーでたくさん買い物をした後に、パンだけはこっちのお店で買うんだろうな。食パン1斤とメロンパンを2つ買っていく女性を見ると、「ここんちのお子さんは2人なのかな」とか、そんなことを想像してしまう。おばあちゃんがあんパンと黒豆きなこのパンを買うのを見ると、「やっぱパンは食事じゃなくておやつなのかなーこの世代は」とか想像してしまう。子供が母親にクリームパンを買ってもらうのをみると、「この子にとって、一生『一番好きなクリームパン』になるんだろうなぁ」とか想像してしまう。

周りに何もない場所にある、僻地のパン屋さんもステキだし、大好きだけど、その場所のお客さんのニーズに応えながらも自分の個性を出せる、そして受け入れられているパン屋さんもステキだ。

2004年7月9日 (金)  とりとめもない花金・追憶の銀座の夜

タイトルからも想像できる通り、とても自分に似つかわしくない夜を過ごした。花金。花金? 花小金井? いやいや、ハナの金曜日。お誘いがあったので指定された店まで駆けつける。銀座の某イタリアンでおディナーだ。私はイタリアンはあまり食べる機会がないが、今夜は珍しい。正直言うと、料理はどれも…うーーん、B’(ダッシュ)?(笑) その中ではアクアパッツァが美味だった。

そして同じ建物内にあるBARでブラックヴェルヴェット(黒ビールとシャンパンのカクテル)を。お次は名前は忘れたけどクチナシの花が浮かんだ甘いカクテル(そりゃカクテルは甘いだろ…)。さらに、黒ビールとオレンジジュースを割ったカクテルを作ってもらう(名前は忘れた)。…なんか、私チックじゃない路線であるが、遠い昔を思い出す。

銀座のBARと言えば、大昔学生の頃…そう、上京したての頃。まだ田舎臭さの残る垢抜けない女子大生時代(今だって垢抜けないが)。社会人との飲み会に参加することになって、おごりだと言うことで、しこたま飲んだ。ビール、日本酒、カクテル、チャンポン三昧。…2軒目のBARでも強いカクテルを3杯くらい、ありがたみもなくカーカー飲み干した。…たぶん一人当たり10000円くらいは飲んで食べた覚えがある。そして忘れもしない帰りの地下鉄の駅で…私は粗相をした覚えも忘れられない。よくあんな小娘に、おごってもなーんのメリットもないような小娘にゴチしてくれたなぁ、あの社会人たちは…と振り返る。

今考えたら、社会人になって何年もたつ現在でも、銀座で食事、BAR、2軒とも人にごちそうするなんてこと絶対にできないなー。人にごちそうするというのは、経済的な余裕だけじゃない。たぶん。おごれる人とおごれない人がいると思う。私はたぶん後者の人間だ。…いや、単に私が女性だからかもしれない。時々、そういうことができる男性の気前よさみたいなものを尊敬することがある。

全く関係ないけれど、その帰り道の有楽町には、赤い蜘蛛男が行き倒れていた。隆起した筋肉を見て、私は「明日もジムるぞ…」と心に決めた。

2004年7月8日 (木)  これが私の生きる道。〜昼パン調達〜

あちこちで目にする「今年の梅雨はどこへ行った!」。いや、ほんとどこへ行ったのだろう。さすがの私も万年寝不足、ジムでの筋トレ、かなりへとへと。なのに…こんなにクソ暑いのに(言葉汚くて失礼)全然食欲が落ちないのはどういうこと?! 暑いときはパンが売れないっていうけど、私はむしろパン食べたくなるぞ。普段ご飯食べないくせにこんな猛暑にご飯食えるか? ましてやラーメンなんてありえない(笑)。



というわけで、私の生き甲斐の一つ(笑)、昼休みのパン調達。これがあるとほんっと一週間見違えるように元気。今週は持参パンなくて済むほど冷凍庫はスカスカ!(明日の朝食べるパンしか入ってないぞーいいぞいいぞ!) 思う存分昼パン調達に励むのだ。

昨日は銀座松屋の浅野屋で。浅野屋さんのパンで私が決まって買うのは軽井沢レザンでもフルーツライでもなくて、リュスティッククルミ。ここは軽井沢にも店があるせいなのかなんなのか(関係ないと思うが)、異常にクルミが美味い。ただし、このリュスは生地に旨みが足りない(なんか湿気ているんだな、いつも)。だが、むしろその生地の弱さがクルミの猛烈なコクを際だたせているんだかな。計算尽くかー?(←そんなわけないって…) このー憎いねぇ。

ついでにブルーベリーベーグルも。このベーグル…わかる人にはわかるだろう。オリジナルではないだろう。きっと某社のベーグルだ。実は私の大好物だ。このわざとらしいほどのブルーベリー臭と甘さが好きなのだ。半分残して残業中にも食べたが、それまで机の下に置いておいたらぷんぷん臭い臭い(笑)。私の足のニオイか? と思ったらブルーベリーベーグル臭だった、みたいな(そんなバカな)。
浅野屋の焼き方は残念ながら表面にシワが入っていてへんなヒキが出ている。カリッと焼いた奴が好きなんだな、このベーグルに関しては! …とかなんとか文句いいながら何度も買っている私も好きねぇ〜。あんたも好きねぇ〜。



翌日。つまり今日。
今日は東京駅へ赴く。チャリンコに乗っているときは日傘を挿せないのでおでこにはたっぷり日焼け止めを塗らねばならぬ。すべてはパンのため…あぁ、けなげ。

で、定番PAULに直行するも、おかずがあるからカスクルートは重たい(というか高い)。なので迷ったときは必ず買う定番、アンシェンパヴォのプチを1個。ほんと、飽きるほど食べているのに飽きない。倦怠期知らずなのよね。

そしてはしごする。大丸にもカイザーが入ったわけだけど、「もうこれ以上お店増えなくていいよ!」なんて悪態ついていたわりには、なんだかんだいってあんたも好きねぇ〜。しっかり買ってるじゃない。今週2度目だわ。

今日はトルコのパン、エクメックを。パンダサスの旨みに、はちみつの甘さを加えたようなパンである。以前食べたときよりもめっちゃくちゃ美味しかった。その時は、すでにヒキが出ていたので、単に甘いパン、はちみつ特有の風味はキャッチできずじまい。しかし今日食べてわかったのは、このパン、クラストが命だってこと。はちみつの風味はクラストに集中している気がする。クラストがシナったら、タダの甘いもちもちパンになっちゃった(それでも美味いがはちみつっぽくなくなった)。すんごいでかいのに、お昼でぺろりと3/4も食べてしまったよ!! ほんとにデカイパンなのに(隣に写るプチパンアンシェンパヴォと比べるといかにデカイかわかるでしょ?)。明日の朝、何を食えばいいのだー。

なんか、夏の昼パン、ますます絶好調。私の辞書には「食欲減退」の言葉はないらしい! 今週も残りあと1日、近場の「オフィス街のパン屋」にするかVモンタにするか…「明日はぁ〜どぉっちだぁ〜」(明日のジョー風に)

2004年7月6日 (火)  一ヶ月ごぶさたペルティエ@銀座

私のお昼休みは忙しい。チャリンコでパン調達に行くのはもっぱら東京駅、丸の内、人形町方面であって、銀座は定期を使って行く。もちろん、銀座は区間外だがわざわざ購入している(笑)。しかし、先月はあちこちでパンを買っていたので、パンを家から持参していたので昼休みパン調達率が激減。私が一番昼パン頻度が高いのは銀座三越のペルティエであるが、なんと1ヶ月もごぶさたしていた。

もうひとつ無駄にしていたのは三越カード。年会費が2000円もかかっているのだけど、全ての買い物に5%offのメリットがある三越カードを作ったのも、そもそもペルティエのため! 週に1〜2回ペルティエでパンを買い、プラスお総菜なども買ったら、一回に500円(25円お得)×年間80回使えば2000円の元が取れる! という計算をしていた。しかし、この1ヶ月は全く使わなかったわけで、結局損をしているんだろうなぁ(みみっちいなぁ私(笑))。よし、これを機に解約することをここに宣言しよう(笑)。

というわけで、今日のお昼はペルティエ。平日昼のペルティエって、品揃えはわりとワンパターン。いつ行ってもだいたい同じ顔ぶれ。だいたいパターン化していて、生地は同じであんこやフィグなど、同じような素材をローテーションで使い回している感じがあって「どーなのよ?」と思うことが多い(美味しいから別にいいんだけどさ)。かといって、工場からやってきました的なソフト系のパンたちにはほとんど目をくれないクールな私、いつも買うのはパン・ド・カンパーニュ(=バゲットカンパーニュ)やパンオノアとプラスアルファで何か1個、というパターンなんだけど、今日は久々に新製品があった! 

「スリーズカネル」(シナモン生地にチェリーとカシューナッツ入り)、久々にヒットでしたな。洋酒でしこんだチェリーが甘くて甘くて、カシューナッツの存在感を消す(いいのか?(笑))。ベースになるシナモンはいい意味で控えめ。これもやはりシナモンの生地ってことを忘れるくらいほのかなのだけど、もしこれ以上効いていたら絶対チェリーと喧嘩するから。これがベストな配分なんだろうね。

「ポワブルエノア」も絶品だった。私の大好きな胡椒パンだけど、ピンクペッパー、もしかしたらブラックペッパーよりも存在感が強くて好きかも〜。そこにカシューナッツとマッシュポテトが入っているようなんだけど、カシュナッツとポワブルと戯れすぎて、マッシュポテトの存在感も忘れていた。後になって「あ、入っていたんだっけ?」なんて思うんだけど、食べている最中は「なんてまろやかな生地なのぉ〜」とのろけている私。…ていうか、ノア、入っていないんですけど?(笑)

でもでも、やはり定番エピが好き。こうやって昼に色々買ってきたときは決まって残業中のお供になるんだけど、夜だからすでに乾燥しているし、レンチン(うちの会社オーブンないから)したら当然さらにパリパリ感がなくなってヒキが強くなるでしょ。だけど! その逆境が逆に好きなの(笑)。だって、そういう逆境に置いても甘くてジューシーで美味いなんて、本物でしょ?(笑) というわけで、昼夜、幸せなペルティエ三昧でした。はー、明日はどこのパン買いに行こう♪

2004年7月4日 (日)  無垢な寝顔を横に食べる宅配ピザのお味。

立川に住む友人の出産祝いに訪れた。(*出産祝い購入のドタバタについては6月13日 (日) の日記参照のこと)

私は手みやげのお菓子も兼任。吉祥寺あたりで優雅に(?)お菓子探しを考えていたのに家を出るのがぎりぎりになり、やむなく池袋で探すことにした。(あわよくば大好きなMソレイユやDンディゾンにも寄りたかったのに!)

池袋で手みやげのお菓子を探す時は、たいてい東武のテオブロマやオッジにしているが、今日はミクニにしてみた。ここって、結構手頃だし、見た目も美しい。手みやげって、自分でも食べたいものを持って行くのが常套でしょう(笑)。そこで、東武限定のフルーツてんこ盛りなタルトをセレクト♪ それに、出産祝いのぬいぐるみ(画像の茶色い奴。私も自分用に欲しい(笑))と昨日千駄ヶ谷Bで買った大好きスコーンをたくさん持って立川へ向かう…。

が! 意外に遠い。なんと15分も遅刻してしまった。しかも、「モノレール立川南駅の北口で集合」という、ややこしい集合場所だった。立川は滅多に来ないし、しかも、到着して私が向かったのは「モノレール立川北駅の南口」(笑)。もちろん迎えの車も、友人たちもいるわけない。電話をして、全くの反対口だとわかり、がーーっと走る! あぁ、てんこ盛りケーキを持っているのに走っちゃダメぇ〜。…と、案の定、ケーキはごらんの通りの惨状に…。モノレールに南駅と北駅があるなんて知らないよぉ〜っ。結局30分の遅刻でひたすら恐縮。しかも、私は一人用事で早く失礼したのでケーキを食べず仕舞い(笑)。美味しかったかなぁ。みんな美味しく食べてくれたならそれでいいけど(…といいつつ未練がましい私(笑))。

つい先々月に別の友人の出産祝いに行ったときも、宅配ピザを注文した。私はこの10年くらい、宅配ピザというものには縁がなかったので、むしろ嬉しい。いろんなピザ屋のパンフレットを見ながら決めかねて、ピザーLAとピザ帽子(伏せ字になってない(笑))の2軒から同時注文、食べ比べの開始〜! 同時にママの授乳タイムも始まり、ベイビーはピザを前に満腹ご満悦顔で眠る♪ かわいいねぇ…。人間、赤ちゃんも大人も、満腹の時が一番幸せだね。私たちも、ピザで舌鼓♪ みんなでわいわい、ベイビーが起き出すと、その一挙一動に大人たちは和まされる。ピザーLAのクリスピー生地も美味いしピザ帽子は具が美味しかったなぁ。

出産祝いに行く=宅配ピザが食べられる。この図式はまた実現するか?(赤ちゃん見に行ったのに食べ物のことしか書かない私って…)

2004年7月3日 (土)  フレンチにおける異業種交流会?

今日は千駄ヶ谷のフレンチレストランでランチ。(どこのお店かは、一目瞭然でしょ?(笑)) メンバーは小池さん(仮名)と食いしん坊仲間のSさんの3人。

ここのお店、パンは何度か利用しているけれどレストランの方はお初。全部Sさんにセッティング等お任せしてしまったので申し訳ない〜。その代わりと言っちゃ何だけど、隣のパン売り場でおすすめスコーンとクイニィアマンを「これ美味いの買って買って買って」といつもの熱いパンテンションで(?)買わせる私。



私はパンおたく(笑)だから、パンを表現する言葉なんかは簡単に羅列できる。けれど、全然詳しくないワインに関しては、

「フルーティ」「辛口」「すっきり」
「飲みやすい」「これ苦手」(笑)

…程度なボキャブラリーしか浮かばない(笑)。
ここのはワインメニューが面白かった。「トーストとバターのような」?! なんじゃそらー、初めて聞いた、そんなワインの表し方。ついでに蜂蜜とナッツ、なんてのもあるし、3人とも違うのをセレクト(もちろん私がトースト&バター(笑))。

…うーん、、、?! よくわかんなーい(笑)。素人の私にはてんでさっぱりわからーん!! どこをどう味わえば「トーストとバター」なんていう表現が思い浮かぶのか?! 蜂蜜とナッツ、というのも、わかるようでわからないようでもどかしい。おしりがかゆくなってきた(こういう奴に飲ませるにはもったいないワインなのでしょうが(笑))。ギャルソンの方に言わせると、ワインってもっとわけのわからない表現を使うらしいね。馬小屋のような…とか、母の香りの…とか? ワインって奧が深いのねぇ…。

ラーメンに詳しい小池さん(仮名)も、ラーメンに関してはいろんな表現を使い分けるらしい。たぶん、スープの出汁も「これは魚介系と豚骨のブレンド」とか、ラーメンの系統も「これは○○系の分家」とか、そういうのわかるんだろうなぁ。ラーメンの画像を見ただけで「これはどこの!」とかわかるんだろうなぁ。もしかしたら、チャーシューをみただけでもわかるのかしら? シナチクならどうだ? なると はどうだ? ほんと、みんなそれぞれ専門分野があるんだなぁ。

そうだろうな、パンだって、

「丸型とも四角型ともとれぬ、無成形のルックス。水分が抜けきったバリッとしたクラストの中には大小のぼこすかした気泡がみられるクラムが閉じこめられている。しっとりと濡れるように光るそれはきくらげのようにもみえる……うんにゃらかんにゃら」

…という説明で、これが何のパンかわかるのは、あなたそれは相当なマニア(笑)。わからなければ、一般の人(笑)。



ランチは3500円〜。メニューを見て、ちょっと唖然。3500円のコースと5000円のコースの内容があまりに開きがあって、どう考えても5000円の方を選ぶべきだろうなぁ。だってー。3500円の前菜が生ハムメロンってどーゆーことぉ?(鴨のハムではあるものの) 5000円の前菜の方にはフォワグラのロワイヤル“トゥーエル風”なる、スペシャリテがある。3人で来て、たいていの場合って違うものを選んでシェアするけれど、3人とも一致してこれに決定(ほぼ即決?!)。すごいの、2人ともちゃんとお店のHP見て「予習」してきているのだから。私なんて、しっかり値段だけは予習してきたくせに(笑)、スコーンを買うことしか頭になかったの(笑)。

店名の焼き印がなされたブレッド。普通、こういうパンドミが出ることってあまりないけれど、これはある意味正解なんだと思う。ハード系のパンも出されたものの(種類豊富に!)、ぶっちゃけた話、ここのハード系で感銘を受けたことが私はなかった(ここの焼き菓子系は絶品だけど!)。その分、フォアグラをパンドミに載せて食べることがものすご〜く斬新だったわけだ。コシのありつつも、柔らかなパンドミの食感が、なめらかなフォアグラをスムーズに口の中で滑らせてくれるわけ。うぅん、この一皿は選んで正解だったはず。ハード系も「ここはパンドミの方が美味しく食べられるねー」なんていいつつもばくばく食べる私たち。フルコースだというのに、相当な量のパン、胃に納入!

他のお料理たちはごくごく正当な、オーソドックスな感じだったのだけど、最後まで楽しめた。ギャルソンは妙に会話がフライング気味だったけど(笑)とてもフレンドリー。他のサービスの女の子たちもとても感じがよかった。レストランでは、やはりメンツが大事ね。一人でフレンチすることが割と多い私だけど、たぶん一人で来ていたら、こんなにお料理自体にも楽しめなかったハズ。今日はありがとう、また「小池さん(仮名)を囲む美女の会」(←おい!!)を開催させて頂きたく。

2004年7月2日 (金)  「あのころの君は美味かった?!」カイザーザマンド検証編

ザマンド大好き人間の私。行くパン屋さんのほとんどでザマンドを買わずにはいられない。その中でも、これまで何度リピートしたか数え切れないのがメゾンカイザーのクロワッサンダマンド。(*詳しくはこちらで)
原型をとどめずにじとじとにシロップを吸い込んだぺっちゃんこフォルムのこのザマンド、ほんっとこのクレームダマンドのケーキのようなバター&卵甘さがたまらんのだ。

しかし、このところ「最近ちょっと湿り具合が足らない!」と思う事件があった(6月27日の日記参照)。そして、会社で唯一の当サイト読者より「なんかちょっと具が少ない感じだったのよねぇ」との感想を聞いた。…そ、そんなの認めたくない! 今更「GALLERY」のページを書き直すのめんどくさい! 怖い! …けど、これは勇気を出して、検証すべきか…。目をそらさないで、私! 一歩前へ踏み出すのよ!!
(勝手にやらせておいてください)

で、久々にチャリンコひっぱりだしてカイザー@コレド日本橋へダッシュ。
ついでに、新製品の「アサス マカダミア」もゲッチュ! パン・ド・アサスは、カイザーのハード系の中でも特に好きなパンである。それに砕かれたマカダミアがごろりんちょ。はっきりいって、美味いです。
私の中でマカダミアパンといったら、ユーハイムのマカダミアショコラと、ミクニのマカダミアの入った棒パン。この2つもとても美味い。リピート度高い。
でも、このカイザーの新製品はより食事感が強くて、まさに昼に食べたかったタイプのものだった。アサスの塩気の効いた、もちもち生地に、ガメラ的なごっつん岩なクラスト。噛みしめると唾液じゅわぁ〜ん♪ 後味はマカダミアのコクが強力サポート。うまいなぁ、これー。

…と、話題がそれたが、本題はこのザマンドだ。さて…久々の「私の中の王様」との逢瀬、…カットしてみると、やはりクレームダマンドはたっぷり入っている。今日のは、上部に被さったダマンドの方が多いのみたい。一口かじりつく…ん、ん、ん、ラム酒がかなり効いている。…湿り具合はいい感じ、…クレームダマンド…うまぁ〜いぃ♪ まるでサツマイモの餡でも食べているようだ(へんな例えだな)。先日友人にお土産したD&Dで買った奴よりも遙か遙かに美味しい。こっちが私の好きな奴だわ!

…でも。なんか違うんだよね。…そうなんだよね、繰り返し何度も食べているせいで、最初のころのサプライズがもうないの。そう、「出会った頃のときめき」みたいなものがないの。言うならば長期付き合ったカップルの倦怠期? まさか熟年離婚?! うーん、それは悲しい。あなたは何も変わっていないのに…私が変わったのかしら。あのころのあなたに会いたい…素直な心で…。るるる…。

×××

というわけで、マカダミアとザマンドを1/3個ずつ食べ残して、ラップに包んで放置、残業中の夕食に食べることにした。夜仕事が残っているときはよくそうするんだけど、こうして食べる「ラップにくるまれたパン」もなかなか美味しいのだ。コンビニでお総菜を買ってきて、さて、再食。うむ、マカダミアはクラストにヒキができても旨さ変わらず。むしろマカダミアの旨みに没頭できるわ。幸せ♪

そして…食事の締めにザマンド。倦怠期のザマンドを、おそるおそる口にした。

うぐ…!!! うまーーー!!(愛)(愛)

そうなの、そうなの、これなのーーー!!

買ってきたばかりではなく、むしろ、ラップに包んで粉糖が染みこんでさらに一層ぐちょぐちょになったころが一番美味しいの! そうそう、それを忘れてた。なんだかんだ言っても、やっぱり好きだったわ、このザマンドが。人の味の好みは千差万別だから、「私はこれはイマイチ…」と思われることも多い(このザマンドに関しては賛否両論聞くもんなぁ)。しかし、私はたとえ「イマイチー」と言われようがなんだろうが、いろんな人に薦めちゃう。

もう離さないよ、ハニー!
(…なんか、私今日はちょっとヘンですね?)

2004年7月1日 (木)  午前半休はスイーツスイーツ! その2

根津から上野桜木を通って、入谷方面へ向かう言問通り。そういやだいぶ前に「愛玉○」なる、昭和を通り越して大正臭い化石のような、文化遺産的な店にも寄ったことがあったわ、あぁ〜、なんとも微妙なスイーツだったなぁー(笑)。でも、いくら不味くても、その店が平成の世の中に未だ存在している、というだけでなんだか説得力のある店だったものな。あれはあれですばらしい店だと思う(?!)。

***

思い出(?)に浸りながらこの通りを上り詰めるが、時計を見て真っ青。もう13時をすぎている! やばいやばい!

…と。もちろん上野桜木と言ったら、寄るべき店は一つ。そう、今度は洋スイーツ部門の名店、パティスリーI!(たまに雑誌で伏せ字イニシャルになっていることがあるが、なぜに伏せ字にする必要があるのだ…有名すぎるのにかえって可笑しいよ) 今日は平日なので行列はなし、よ、寄らないわけがないでしょ、この私が〜!(笑)

以前来たときは、やはり名物「上野の山のモンブラン」を食べた。上野の山…というか、こりゃ東京ドームだろってくらいに巨大なモンブラン。最初の一口二口は、そのリッチさに脳天の裏側までとろけたが、だめ、濃すぎ。私には脂肪分が濃すぎて、1/3くらいがちょうどよかったのかも。

今回はやはり名物「特製苺ロール」。本来ショートケーキの類は食べない私だけど、どーにもその店の名物って奴に弱いのよね。ん? ただのブランド好き?(笑)

入谷駅まで超競歩! 暑くて汗が吹き出す。足の豆が破れて血のかわりにリンパ液が流出して足がずきずき痛い。あぁ、それでもタクシーに乗らない私。だって、もし万が一間に合ったらすっごく悔しいもん(笑)。
…おかげさまで電車には間に合いました。ほっ。

***

会社着いて、仕事はじめる前に福岡珈琲美美の絶品珈琲を入れてから、さぁロールケーキを実食!
(*珈琲美美についてはこちら) 一口、二口…。…うぅん? …ちょ、超普通のケーキなんですけど? …確かにこの苺ソースはとても濃くて美味しい(パンに塗りたいとか思うワンパターンな私)。…しかし…よくわからん。スポンジがそれほどリッチじゃない。洋酒でももっと効いていればよさそうなのになぁ…。ここのケーキって、絶賛する人も多いけど、私みたいに、ちょっと合わない、という人もいて、意見が分かれるらしい。私はたぶんマイナーなんだろうな★ …私にとってナンバーワンショートケーキはやはり近江屋のショートケーキだから(笑)。でも、ここのパイとか、その他のケーキはきっとおいしいんだろうなぁ。美味しそうな顔してたもん! あぁーーもっといろんなもの買ってこればよかった。

   …仕事せい、仕事ー!(笑)

ちなみに、あんみつはやはり夕食になりましたとさ。おしまい。

2004年7月1日 (木) その1  午前半休はスイーツスイーツ! その1

午前半休をとり、バーゲン初日に参戦。なんとでも言って欲しい。私にとってバーゲンはエナジーなのだっ。そういう女性がなんと多いことか。平日朝10時には女性たちの列がずらずらずら〜。12時には池袋を出ないと間に合わないので、焦点を絞り、着々と獲物捕獲。

新しい服を買っても、来年再来年には「なんか古いんだよねぇ…」といってお蔵入りしちゃうのが婦人服。近年の私はかなり買い控えしている。ようやく「服にお金を使いすぎるのは無駄」ということがわかりはじめた…が、今日はそういうことは言いっこなし。せっかくボーナスがでたのだ、初日はババーンと使っちゃうのだ! 

***

向かうは根津の近くにある小さな喫茶店。掲示板で何人かの方にお勧めしてもらったキッシュを食べるためだ。今日はかなり暑い。けれど蒸し暑くはないかも。夏服のバーゲンはいいなぁ。いくら買っても荷物が軽い!

小さな小さな喫茶店。なるほど…これはいくら検索してもひっかからないわけだわ。地元の人しか知らないタイプのお店だもの。自家製の日替わりキッシュやケーキ、焼き菓子、ラスクなどが並ぶ。キッシュが何種類かあり、迷った末にカレードチキンのキッシュとトーストのセットにしてみる。

ボリュームたっぷりのサラダとキッシュとトースト。キッシュのパイ部分が美味しかった。手づかみでわしわし食べてしまった。このカレードチキンはタマゴ部分よりもモッツァレラチーズのボリュームが多く、肉はやや少なめでカレーの風味がちょっと足りなかったので、内心、具はブロッコリーかマルゲリータにすればよかったかも…とも思う。隣の奥様たちが食べているものを物欲しげに眺める私だった(笑)。ただし、トーストは美味しかった。バターを塗っただけのシンプルなトースト。よく喫茶店のトーストは塗りすぎのことが多いだけに、こちらの控えめなバター加減が嬉しかった。

懐かしいなぁ…。私の学生時代を思い出す。いわゆる学生街(といってもこじんまりとしている)だったので、学校の周辺にはこういう小さなランチをやっている喫茶店が多かった。○○を食べるならここ、というように、どのお店にも「武器」がある。私にとってのナンバー1のオムライスもその街にあるし、やはりキッシュがすごく美味しいおしゃれなカフェもあった(今はもう閉店…めちゃくちゃショックだったなぁ…)。

どんなに美味しくても、有名なのはその大学に通うものたちや、住民たちの間だけ。外部からわざわざやってくる人はいない。けれど、卒業後もあの味を求めて何度も通ってしまうそんな店があの街にはある…。このお店を紹介してくれた方たちも、きっと私が持っているような思い入れがたくさん詰まっているんだろうな。そんなノスタルジィな気持ちにさせてくれたランチだった。無性に、自分の母校の学生街に行きたくなった。

***

14時までに会社にたどりつかなくては! …しかし欲張りな私。さっさと地下鉄に乗ればいいのに、残り時間を日比谷線の入谷駅まで歩き出した。…根津からだとどれくらいの距離だったっけ? この「ギリギリ感」が好きで危ない橋を渡る私。

そうそう、根津には大好きなあんみつのお店「茶房はん亭」がある。数年前にあんみつに極端にはまったことがあったけれど(毎日あんみつ食べていた(笑))、私にとっての火付け役がここ。ここの杏白玉あんみつ、是非とも食べて欲しい。あんみつマニアになること請け合い?! 過去2回あんみつ&ランチを食べに来た(もちろん裏の串揚げも来店済み…結構いい値段するがね)。今回で3回目だ。

時間もないので、あんみつはテイクアウト! 本当はその場で食べたかったのだけど…もう一軒行きたいお店があるのでさくさくーーっと足早に退散。で、二軒目もまたもやスイーツなのだが…このあんみつ、買ったはいいけど、いつ食べるの?! …夕食にでもするか?(笑)

2004年6月29日 (火)  マイナーチェンジの天国と地獄。

パンを買いに遠出をできない忙しい昼は
近くの小さなパン屋さんへ小走りで向かう。
ほんの数分だけど梅雨知らずの夏空の太陽が
私の肌をほてらせる。

この店の小さな焼きカレーパンは
お野菜をカラフルに乗せておすまししている。
白いパン粉が涼しげで汗ばむ私を「くすり」と笑っているみたい。

今日のカレーは以前のカレーとは違っていた。
トマト風味のラタトゥイユにも似た酸味の効いた
「赤いカレー」とは変わって、
お肉たっぷり、ターメリックが刺激的な「黄色いカレー」。
ころころとジャガイモが転がってくるなんて!

次に会うときは何色のカレーになっているのだろう。
再び私を驚かせてくれるのだろうか。

カレーパンと「もも串」。
この2つのハーモニーに名前をつけるならば
「八丁堀mismatch」。
…だれ? 「ブ」食、なんて言っているのは。

***

AAJパン風にお読みください(笑)。。。
*AAJパン
今日もタンパク源にセブンの「もも串」を食べている私(笑)。脂身は苦手なので取り除いて食べているけど、貴重なタンパク源として今後も活躍してくれるよう期待している(笑)。

話は変わるが、今日のお昼のカレーパンじゃないが、そうなのだ。たまに食べると、パンはマイナーチェンジをしていつの間にかまったくの別物になっている可能性があるのだ。

今日掲示板で書き込みがあった。「モナのザマンドがひどかった!」と。オープン当初にモナでザマンドを買って食べたときは、結構美味しかった記憶があった私にはちょっと衝撃的な内容だったので、会社帰りに速攻試しに行ってみた(この辺のフットワークは異常に軽い私である…)。

ふぬ! 本当に焼けこげ。焼き過ぎ。以前食べたものとは全然ちがーう! 確かに被さっているクレームダマンドは少ないし、そこだけはネチッとしているけれど、焼けこげたクロワッサン(まるで炭化した食パンの耳のよう)のぱさぱさした食感とアンバランス。以前食べたときは、層がもっとパリパリとしていたのに…。極めつけは中にほんのちょびっとブニュっと絞り出されたパティシエール。全くクロワッサンとなじんでいない…クリームパンじゃないんだからっ! 

そういやおとといD&Dで買ったカイザーのザマンド(私が一番好きだった奴ね)も、全然違った。D&Dに卸しているカイザーのパンは高輪とか日本橋とは別のところのだから(たしか)やむを得ないのかな。うーぬ。

うーー。こういうマイナーチェンジはうれしくない。悲しー!

2004年6月27日 (日) その3  東京にはまだまだ未踏襲のエリアがあったのか

そうして一駅歩き続け、南千住のガード下を越え、例の名珈琲店へ向かう。以前AAJパンでも紹介されていたあの喫茶店だ。ここに通う友人から「このエリアは『歩きにくい』ところだ」と聞いていたが、果たして噂は本当だった。私は以前大阪の新今宮の一泊2500円のビジネスホテルに泊まったことがあるが(若い女性にはお勧めしません)、そのときのようなホテルや施設がたくさん並んでいる町だった。男性がふらふら意味もなく徘徊している町だった。…路上にいきなりお布団が敷いてある町だった。

そのような町に、珈琲通には有名な名店があるのが不思議。店員さんはみなえらくフレンドリーで、ほっとかれない。悪く言えばほっといてくれない(笑)。始終誰かしらに話しかけられ「ご説明しましょうか?」とかまってくれ、本当に親切だった。たまたま私が飲んだ珈琲自体は私の嗜好に合わないものだったが、珈琲のいれ方は大変勉強になった。きっと、明日からの私の会社で飲む珈琲は格段においしくなっているはず!! 今度はぜひここのパンを食べてみたいものだ。

そして今来た道とは違う道で三ノ輪駅まで向かう。商店街を通ったが、なんとまぁ…東京にはまだまだ知らない場所があるんだなぁと痛感した。こういう町散歩は学生の頃はよくしていた。学生の頃は、町散歩がメインであり、それに付随してパン屋さんを覗くという感じだった(今はパン屋さんありきの町巡り)。今日はなんだか純粋に見知らぬ町を歩くことに興奮を覚えた次第だ。

そんな気分だったので、久々に都電に乗って池袋方面まで帰ることとする。私は山手線が大嫌いなので、乗り換えることを考えたら時間はいくら掛かっても良いなと思っていた。たっぷり1時間弱の都電の旅。買い物袋からは珈琲豆と納豆臭い(Zでもらったブルーチーズものが原因)匂いがただよっていた。帰宅するともう20時すぎていた。

…しかし、今日はほんといろんな人と話した日だな★
そういう日は日記のネタも増えてしまうのだ(笑)。

2004年6月27日 (日) その2  北千住で怪しい洋食屋にひっかかる

さてさて、北小金から帰りがてらに寄り道したかったところがある。南千住にある名喫茶。今度Zに行ったら、帰りにここのコーヒーを飲みにいこうと決めていた。が、せっかくなので北千住で途中下車、新マルイを覗いてみる。

久々の北千住、すっかり町並みが変わったなぁ! そして、この新しいマルイは溝の口のマルイのように、フードコートがあったり、食料品街があるのがなるほど郊外ファミリータイプ。北千住PAULも覗いて来た。ははは、本当に噂通り試食三昧だ(満腹ゆえ試食はパス)。それに、他ではない「限定品」もずいぶんあったなぁ。掲示板で聞いていたテリーヌのカスクルート(高い!)や、パヴォがまぶされたファルーシュ(初見!)にチキンがサンドされたものもあった。…そして、とても庶民的なPAULだった(笑)。雑貨屋さんも覗いたり、ひと通りマルイを流した後に南千住方面に歩き出す。一駅は離れているけれど、腹ごなしにはよいだろう。

***

商店街を通っていると、怪しい張り紙だらけの洋食屋を発見した。店頭にはレトロというかなんというか、「ザ・ドレッシング」ってなに? 「フレンチオニオン」はわかるが「クリィーミィー」ってなに?(笑) なんだか怪しいが、その怪しさに惹かれ、ひとつ買ってみようと思い、店の中のおじさんに声をかけた。「表のドレッシングください」。すると、「よかったら試食してきます?」と店の中にひっぱりこまれ、席に座らされた! …そして、出されたのは4種類のドレッシングがかかった野菜(笑)。あまりに唐突な展開にしばし現状把握できない私(笑)。

「アド街にこの間でましてね」とか「遠くから買いにくるお客さんが多くて」とかなんとか、延々とお話するおじさん。店内ではてっきりTVかと思っていたら、このドレッシングがニュース番組で紹介されたときのビデオでエンドレスで流れている(おいおい)。そもそもアド街見てないし、マスコミに出たとかぺたぺた貼っている店はあまり好かない私は、内心(つかまっちまったなぁ)と思った。ドレッシングもうまいことはうまいが、わりと普通にありそうな感じもする。しかし、おじさんが「このフレンチオニオンはこうして食べるともっとうまいんですよ」と、おもむろに胡椒、しょうが、ごま油、しょうゆをかけだした。奨められるがままに食べると、びっくり仰天、「うまい!!! うまいっす!!!」 

…というわけで、同じ話を2回くりかえされたあげくに、「フレンチオニオン」を購入して店を去ることとなった。手みやげに「アド街」出演時に作られたポストカードももらった(笑)。「遠方から来るお客さんもいっぱいいるんでね、ぜひまたどうぞ」と見送られた。ははは、パン屋ならどこまででも行きますが、ドレッシングではどうでしょうか(汗)。マスコミ大好き度はどうかと思うけど、このおじさんたちはすごく良い人たちだった。いやーー。人情の街ですなぁ(笑)。この出来事は一生忘れません。

2004年6月27日 (日) その1  R'Zopfランチ♪ 手みやげには激甘ドーナツ?!

本日、ランチにR'Zopfに行って来た。
11時に待ち合わせだったので、カイザーのザマンドでも持っていこうと日本橋コレドへ行ったのだが、なに?! 日曜日は10時から?! あと30分もある…ならば大手町のD&Dはどうだ! と大手町へ戻りD&Dへ行くが…なに?! ここも日曜日は10時から! もー、オフィス街は土日に弱すぎる! 雪にやられた東京交通網のごとくだな! 北海道を見習え!(意味不明)

というわけで、遅刻する旨をメールし、10時オープンまでしばし待つ。他にも2〜3人、待っている人たちがいる。「D&Dもまだまだ安泰なのかな」と思っていたら、どうやらお目当てはこれらしい。そう、ドーナツプラント。ずらーっと並んでいる。私はこの光景を見るのは二度目だ。そうだ、これもお土産に持っていこう♪ (ちなみに画像のヴァローナチョコは、私用に買ったもの。テンチョも味見した(笑))

北小金11時ジャストに着いたらががーん、たった今バスが行ったところ。あと15分来ない…なら歩け! と思い、競歩で腰ふりふり小金団地を目指す。気温が高くないのに汗はだらだら。今日はタイムラップ新記録か?! と思ったら残念ながらやはり25分はかかるのだな。ふぅー。良い運動だ。

待ち合わせはMちゃんBちゃん、偶然遭遇のEさんとだんな様、お土産ドーナツも5等分して食べる。激しい砂糖甘さ! 一気に血糖値がぶおーっと上昇。とはいっても油っぽくないのがポイント。いろいろちまたでは言われているようだけど、私はこの揚げパン的ドーナツは日本に来る意義はあると思う。なぜなら、「これまでに日本で食べられなかったほどに甘いドーナツ」であるからだ。日本でも作られそうなものを日本に持ち込んだって意味ないもんね(笑)。…しかし、これはやはり1/5くらいが一番美味しく食べきれると思う。ははは。

しかし今日はえらく食べた。というか、食べさせられた(笑)。新作の試食も散々して、いろいろ面白いトピックもあっての、楽しいひとときだった。R'Zopfに来ると、オーダー以上に「なにか」を食べることになるんだよなぁ〜。ははは。おなかがうれしい悲鳴。
(料理の画像等はまとめて近日中にESSAYにてアップ予定…いつ?(笑))

待望のザマンド! 既出の「アマンド」を食べたことがあったので、あまり期待していなかったの、実は。あれはあれで悪くないのだけど、「タマゴケーキ」って感じで本場感はなかったから。しかーし! このザマンド、想像を大いに裏切ってめっちゃくちゃうますぎる!(ひどいなー(笑)) だって、まさかこんなにラム酒とシロップがビチョビチョになっているものだなんて思わなかったから!! クロワッサンは胚芽クロワッサンにすることで存在感がアップしているし、アーモンドスライスのぱりぱりした食感も○。そしてほんのり香る紅茶のフレーバー! がんがんに効いているラム酒! うますぎるぅぅぅ! おみそれしました、テンチョ! 例の新作開発もがんばれー!

そうそう、どうでもいい余談だけど、お土産に持っていったカイザーのザマンド、D&Dで買ったせいかもしれないけど、全然しっとりしていなかったの。しかも中のクレームダマンドもあまり入ってない。ラム酒もあまり効いてない。あれー。全然違うものなんですけど★ 私が好きだったカイザーのダマンドは、まさに今日食べたZの感じなのにな(紅茶味じゃない方だけど)。かなり残念。

…そして…私のその後の「一人旅」は続くのだ★
(DIARY初の3部作(笑))

2004年6月26日 (土) 後編  ブラボー!! 池袋以西にも待望のパン屋さん!!

*最初にお断り。画像は欠けています(笑)。

新妻とデート、本日の2本目は(笑)、池袋から私鉄ででんでこでんでこ乗り継いだ先にあるとある新星ブーランジェリー。通りから隠れるように佇むこちらのお店。入る前からもう、すごい店のオーラがムンムン(笑)。これはすごい店ができたもんだと直感でわかる。入った瞬間から焼きたてのパンの「高貴な」香りが鼻孔をくすぐった…。ハード系の焼き色もルックスもすごくかっちょいいし、菓子パンたち(マニア向けのも、一般ユーザー向けにも両方バランスよくある)も小ぶりでかわいらしい。

こじんまりした対面式のスタイルで、P@代々木上原、G@久我山、O@経堂、L@中野富士見町…といったらイメージがわくだろうか。パピさん@名古屋にも通じるなぁ。要するに、どこかの名店で修行されたようなシェフの雰囲気を持ち合わせるようであるのだが、…わからない。どこ出身だかはわからない(たいてい何かしらの名残はあるものなのに)。

新妻(新妻新妻言ってすまん(笑))とはすべてを半分個、そして近くのショッピングセンターのベンチで実食!! もう二人して興奮のるつぼ。フリュイをかち割ると、真っ黒にフルーツがみっしり入っている。アプリコット入りなのに、酸っぱくないのだ!(酸っぱすぎるアプリコットパンが苦手な私) クルミ入りのリュスティック、これはなんと「砂糖醤油」でキャラメリゼ(っていうのか?!)されているもの。これも意外にも合うの! リュスティックの餅にも似た穀物の甘さは、醤油との相性も抜群なのだろう。

特筆すべきはクリームパン〜〜! ぴゅるぴゅるしたゆるさのクリームがたっぷりで、なんか汁がてらてらしてる(笑)。エッグタルトの中身のような。外側はオーソドックスなのだけど、クリームがめちゃくちゃ好みで一気食いじゃ。

一軒目はランチのキッシュが絶品だったし、二軒目はパンが光る!(パン屋だからあたりまえか(笑))。特に二軒目のパン屋さんはまだまだいろいろ食べてみたい。往復400円あれば行けるのだから、リピート確実。もう、最高のデートだったな、さすが新妻(意味不明)。次はパン以外の老舗めぐりしようぞ。

ちなみに、私は上記で書いたお店には全て行ったものの、なかなか場所柄リピートできない店たちだ。だから、他の人たちにとっては逆にこの店は「遠くて行きにくい店」ってなるんだろうな。…しょーがないじゃんよ、池袋は「北の玄関口」なんだからよ。

*後日談*
たいそう気に入った新妻は翌日リピートしたとのこと。すると、どこの店で修行されていたシェフかが判明! …なるほど! 言われればその片鱗はある! 納得。

2004年6月26日 (土) 前編  半蔵門の「美食」キッシュランチ

カンのよい方ならもう私がどこへ行ったかはおわかりだろう(笑)。
今日は友人の新妻(笑)と半蔵門でランチをすることにしていた。名称変更してから一度だけ来店しているのだが、それ以来の2度目。パンは前回来店したときよりも明らかに変わっていた(良い意味で!)。噂通り、オープン当初よりパワーアップしているようだ(当初は全然いい印象を持たなかったのだ)。

ここは「美食」ディナーは有名だが、ランチはワンプレートに盛られたカジュアルなスタイル。新妻と私は同じキッシュランチに。そしてたくさんのパンを買い、それらも全部お皿に乗せてもらう。

パンは…正直に言うと、焼き過ぎなのが残念。どれもこれもががりがりに焼かれていて、エピでさえかりかりスナッキーパン状態。もしもう少し焼き時間が短ければもっと良くなるのに…と惜しく思うものばかりだった。しかし中段のフルーツとナッツの入ったカンパーニュが一番美味だった。焼きたてほやほやで出て来たブラックチャナ入りのリュスはすごい「餅」度! 塩気がもう少し控えめだったら(ちょっと効き過ぎ)完璧かも! 噂の「空豆リュス」はなかった…。無念。焼き過ぎ、と書いたが、もしかしたら今日だけかもしれないし。レトロバゲットは次回食べてみたい。

さてさて。パンについてはそういう感想だったのだけど、料理が…これがめっちゃくちゃうまいキッシュだった! なんてこと! 本当にほっぺたが落ちました。たぷぅ〜んと落ちました。新妻と「こんな美味しいキッシュ、初かも!」とまで騒ぐ。私はタマゴ度の高いキッシュが好きだけど、このキッシュはチーズが冴えていた。入っている具もユニーク。キノコ&チキンはチーズの風味に絡まれて絶妙なバランスだったし、豚ひき肉のキッシュも(良い意味で)肉っ気が全面に出ていた。付け合わせの野菜のマリネもよかったなぁ…サラダのドレッシングも美味。一緒に出されたライ麦パン(名前忘れたが、ライ麦のリュス的なやつ)はそのままで食べると舌が脂を欲するような未完成感があり、「バターくれ!」と思うのだけど、サラダのドレッシングの油を吸わせるとがぜんよくなる。うむ、、、これはディナーはすごそうだ。

***

久々に半蔵門付近を歩いた。「以前」はちょくちょく来ていたのだが(笑)。学生時代によく来たハナコウジさんも感慨深く覗いた。懐かしさで「これ昔好きだったのあれ昔好きだったの〜」と騒ぐ私。しかし買わない(笑)。ひどい(笑)。それから大好きなきんつばの店に寄ったりと。

新妻とは好きなパンのジャンルが似ているので(二人とも雑食!(笑))、全てのパンを仲良く半分個♪ フレンチに行ってもこんな感じの私たち。そして…二軒目へ向かうべく西へ…西へ…。

2004年6月25日 (金)  味覚の表現について学ぶ、品川の夜。

近頃寝覚めが早すぎるので、夜に除湿をかけっぱなしで寝てみた。そうすれば、7時半頃に無事に目覚めるのでは…と信じきっていた。…が! あまりに寝心地がよかったのだろう、なんと目覚めたら9時〜。ひえー。完全遅刻。あきらめて午前半休。朝、ゴーヤチャンプルーをちゃんぷるぅし、パンを焼き戻して朝食。そして二度寝。そういや福岡出張のせいで今週は休みなしだったものな。疲れもたまるさ、しょうがないさ(って、福岡で遊び惚けていたのはどこの誰)。みなさまも寝苦しいくらいがちょうどよいらしいのでご注意を。

再放送で「魔女の条件」をやっているのをぼーっと布団の中で見ていた。これって何年前のドラマだっけ…女の化粧を見ると、時代を感じるなぁ。これ、相当昔のドラマだっけ?(笑)

***

夜は品川で飲み!
品川と言ったら寄るところはひとつ。D&D品川アトレは定番である。週末はパン屋三昧なので(またかよ)買い控えようと思ったけれどひとつだけ手にしたのはフーケのクロワッサン。一見ぎしぎし重めのクロワッサンかと思ったら意外に軽い〜。ちょっと拍子抜け。お味? …えーっと、…ちょっと時間がたっているかな、なんか生地が呼吸していないみたいなので(笑)、明日朝焼き戻して息を吹き返してあげましょう(笑)。

飲みの場では、相変わらずパントークに持っていく私。なんか…私からパンを取ったら、なんの会話があるんだろうか(笑)。物静かな大和撫子になれるかも? …いや、きっとジムでの筋トレの話でも始めるだろう(笑)。

今日飲み会に来ていた男性たちは、パンには3種類しかないと思っているらしい。

「甘いパン」
「堅いパン」
「パン」。

ちなみにあんぱんやクリームパンは「甘いパン」、
フランスパンは「堅いパン」。ベーグルも「堅いパン」(←?!)。
で、食パンやクロワッサンは「パン」だそうだ(笑)。

久々にいわゆる「ダイニングバー」で飲んだ。久々だ、「ダイニングバー」(笑)。「ダイニングバー」…。たとえ料理がおいしくても翌朝には何を食べたかさっぱり忘れてしまう印象の薄さはいったいなぜなのだろう? 常々謎に思う私。ちなみに、料理はわりとおいしかった。…でも、もうすでに何が美味しかったかなんて忘れてる(笑)。

が、あえて美味しくなかったものだけは印象に残るものだ(笑)。下の「ビビン麺」はまるで糸こんをごま油でごねごね練り回して唐辛子を加えた味。名付けるならば「こんにゃくナムル」だな。難あり…。でも、ある人は「このソバ、甘いね」とおっしゃる。…人の味覚の表現はさまざまだなぁと思う次第だ。

2004年6月24日 (木)  やっぱりこれだね論〜夏はカレーだ、パンは巨匠だ〜

いよいよ本格的に暑くなって来た…。連日暑さで目が覚めるので慢性的な寝不足状態。通勤電車では立ったまま居眠り、あやうくぶっ倒れ寸前。これは昼にはピリッとカレーが食べたい! …しかし、本日もやはり持参パン。今週末までに食べきれるわけはないけれど、毎日福岡パンの消費に努めている。そこで、ルゥだけを買ってくることにした。

何度も書いているけれど、うちのオフィス街にはカレー屋だらけ。テイクアウトの店も乱立している。その中で、気に入っているお店は八丁堀のromantei。カレーをテイクアウトするならここと決めている。1階がキッチンで、2〜3階はイートインスペース。ここのカレーはタマネギじっくりいためたデミグラソース的な欧風カレー。面白いのは、ご飯の他に、よくある冷凍焼成パンを一緒に売っているということ。昨日書いたようなデリカフェでの冷凍焼成パンはむしろマイナスに感じるけれど、こういうパン専門以外の店でみかけると「お! おぬしこだわっとるな」とプラスに評価してしまう。

というわけで、今日の日替わりカレーはなんと「ゴーヤチャンプルーカレー」! しっかりゴーヤもタマゴもカレーになじんでいる(というかカレーに埋没している?)。ここのカレーは生クリームでコクもしっかり出すのでとても美味しい。…が! 今日持って来ているパンと言えば、例の福岡即興詩人さんのスコーン(笑)。5個買ってので毎日持参しており、今日は3日目。この大事な大事なスコーンをカレーにつけて食べる訳にはいかない(笑)。それにカレーはすごく濃いのでそのまま食べるのはちょっとヘビーだった。あぁ、失敗したなー。プレーンなバゲットとか持ってくればよかった! あ、良いこと思いついた。もしも失敗パンを買ったとき。家で焼き戻すのもうざったいようなパンが冷凍庫に入っているような時に、おかずをこのカレーにすればいいのだ(笑)。遠慮なくカレーソースにずぶずぶ浸して食べるのだ。いいぞー、今度やろ(というか失敗パン買いたくないけど(笑))。

***

アフターファイブは久々にデパートを流す。ふふふ、これぞ都会OLの醍醐味だ(どこがだ)。さくさくーっと地下、婦人服などを流し、丸ビルへ♪ そう。ここしばらく巨匠レシピのパンを食べていなかったことに気がつく。銀座Pにもここ1ヶ月くらい顔を出していない。ここのバゲットカンパーニュを食べなきゃ私は私は…! ストレスで吹き出物でもでそうだ(でるかっての)。

8時くらいにユーハイムを覗くと、たいてい巨匠Sシェフがいらっしゃるのだ。小さな高い声で「いらっしゃいませー」とやっている。私は毎度のことながらあこがれの野球部の主将を見つめる乙女のように心がコトコトしてしまう(笑)。

そうして、今日もバゲカンを齧る私。あぁーー。これなの。たぶん世界で一番美味しいバゲカン(って、世界中のパンを食べてから言え)。私もいろんなとこのバゲカン食べたけど、やっぱこの人の作るパン以上のバゲカン、知らないなぁー。ヒキがでようと水分が飛んでいようと、旨みを損ねない強さ。ストローングな甘さ! はぁー、シヤヤセ♪

そしてもひとつ、プチデニッシュシリーズのひとつ、サラミ入りのプチクロワッサン(他には栗、アンチョビなど各種あり)。まるでレストランのアミューズのような小ささだけど、入っているサラミがジューシーでウマウマ〜。たった50円で至福を手に入れられるなんて。あぁ、パン好きでよかったわ♪

2004年6月23日 (水)  オフィス街で「美食」は可能か否か。

ジムに通いだしてからと言うもの、時間がなくてなくて泣いている。遊びもHP更新も忙しいので、必然的に削られるのは睡眠時間。しかしそれもせいぜい1時間程度…じゃあ、何を私は削っているのだろう?

1)デパ地下遊び (最近全然デパ地下チェックしてないなー)
2)友達へのメール (すんません、不精で…)
3)自炊の時間 

そう。3番目の自炊の時間が減っているということは、手抜き(切っただけ、ちぎっただけ、ゆでただけ)のおかずばかり食べているということ。このところ私のお昼は家からの持参パン、切ったちぎったゆでた野菜。ゆで卵を作る時間すらない。それにプラス決まって買うのはセブンイレ●ンの炭火焼き鳥(笑)。たった100円であのボリュームであの味だ。はっきりいって、この1週間の私の昼のタンパク源はこれだけだ(笑)。一度はまると(パン以外は)毎日同じものでも全然平気な私…。しょうがないのだ、忙しいのだからと言い分け。苦しい言い訳。

そして夜、残業中に食べる食事はひどくチンケなものばかりなのだが(遠出したくないし席を長時間離れたくないのでコンビニ食ばかり)、やはりセブンのおでん(笑)。ナサケナカー。

そうそう、会社の近くにダイブ前になるがデリカフェができた。うちのオフィス街って、オヤジ向けの店ばかりで(立ち食いソバ、カレー、ラーメン、焼き魚定食の店…)OL向けの店は皆無だったわけ。そんな時にできたデリカフェであるのでかなり期待していた。…が、はっきりいってセンスなし。がんばっている感じはあるけど、どうもいろんな店の真似事的なカフェである。惣菜の味はなかなか旨いのは救い。だが量が少なすぎ。惣菜50グラムってあなた、ジャムじゃないんだから! パンはヒューシュタントっぽい冷凍デニッシュ(あんこギッフェリとかもある)。ふかふかな食べ応えのないパンで作ったサンドイッチメニューが目玉商品らしい。…とかなんとかケナしながらも、こんなオヤジ臭いオフィス街にできてくれて「マイナー路線でがんばってくれ…」と心の中では応援していた。

が、最近、ここの目玉はランチどんぶりにシフト。500円程度でおしゃれ(?)などんぶりランチが食べられるようになったようだ。しかもお粥まで登場するらしい。ご飯メニューが増えてきたのだ。

…そうか…この街はやっぱり、パン<米、なんだな(笑)。パンの需要が低いからパン屋が育たないのだな…。そういや向かいの「オフィス街のパン屋」は、あれはパンではなく惣菜だからなぁ(食べているほとんどが具とマヨネーズとチーズだから(笑))。新川のVモンターニュができた時も「なんでこんな街にこんなパン屋が」と思った。あの店も今必死に新製品開発している。がんばってるなぁっていつもながら感心する。…けど…あまり混んでいない気がする。

だからこの街でOLやっているとどんどん食生活がオヤジ化していくのがわかる。炭火焼き鳥におでん。こんなんばかり食べていちゃいかん。私は抵抗勢力となってパン食推進するぞー。

…といいつつ、昨日のおかずは吉●家の豚皿&温泉卵(笑)。美食には程遠い…。

2004年6月18日 (金)〜20日(日)  福岡出張2泊3日

出張につき日記はおやすみしておりました。
…というわけで、福岡グルメ詳細については
食べ物全般→PRIV.mi_wa
パン→PAIN ESSAY
の方で後日レポートします。
まだ先のことになりますのでこうご期待(笑)

2004年6月16日 (水)  カノムパンを買い控え…後悔先に立たず!!

平日! 水曜日! 会社外に外出することは少ないのだが、今日は願ってもないチャンス。水曜日のお昼時に新宿方面で仕事が入ったのだ。こうなったらもう寄るしかない、あの店この店〜! …というわけで、一軒目は世田谷パンツアーでお土産にもらったオレンジベーグルのお店へ…。全く無名の店だが、昼時はやはりOLさんがわらわらやってくるお店。手書きのPOPや独創性にあふれるパンのラインナップに心を鷲掴みにされてしまった。予約して押さえておいたベーグル、変わり種のクロワッサンなど、ちょこまかいろいろ買い込んでしまう。週末に向けてあと1日で食べきる分だけを…と思っていたのにあららあらら。本当はもっと買いたかったけれど買い控え。

すごいのが画像中段のキウイのクロワッサン! こんなの見たことがない。ぎしぎし天然酵母系クロワッサンにキウイが挟まれ(生地は色までキウイだけど味はそれほどキウイらしくはない)、ヨーグルトクリームがサンドされている。これがなんともうまい! ヨーグルトクリームがポイント。後味は確かに生地のバターが残るのだけど、キウイの酸味でいくらかさっぱりいただける。雑穀のクロワッサン(これまたチビサイズ)もぎしぎし(ぎしぎしどころかバキバキ?!)歯がなるような食感で、雑穀の複雑な風味。こりゃうまい! が、チビサイズとはいえ、これらを2個一気ぐいしてしまったので満腹。大きさをなめてはいかん。パンの腹持ち具合は「重量」がポイントだ。

***

そうそう、ここだけではないのだ、水曜日に行くべき店は…。仕事に戻らなければならないのに、寄り道したのは渋谷D&D! そう、カノムパンが入荷する日である。余談だが、今日出張で(また?(笑))京都のP嬢が渋谷に来ていたのでほんの15分程度だがD&Dで遭遇し、一緒にパンを齧った。別に約束していた訳ではないが、「遭遇」した。超ピンポイント…。

半年ぶりのカノムパン!! 「激ハードパン系」というジャンルを作るなら、最も愛する店である。丸の内D&Dに卸していたときには散々お世話になった。毎週カノムパンを食べられていた幸せな時代だった…(遠い目)。回想…。るるる…。

一番好きなチーズオレガノは必須、後はどれを買おう! ……しかし、今週末のために買い控えなければならぬ! …うぬぬ、イチジククルミを目の前にしながらためらう私。あぁ、私らしくない…しかし、今週末はもっとレアなパンたちをゲットする予定につき、ココナツボールなどのちびサイズで手を打つ。丸の内で食べていた頃と比べると、なお一層乾燥が進んでいるのはなぜゆえと思うが(かぴかぴにひからびていた)やはりうまい…。うまいなんてもんじゃない。焼き戻して食べようと残しておこうと思うにも、チーズオレガノの美味しさは尋常じゃないので、まさか1/3個しか残らなかった。指にチーズ臭がこびりつくほどの強烈な臭気&オレガノのワイルドな芳香。「焼け…焼いた方がさらにうまいぞ…家まで残しておけ…」と頭で別の私がささやくが、静止できなかった…なんつーうまさ…。

クロワッサン2個とベーグル1/2個、チーズオレガノ2/3個、その他のパンたちもちびちび味見…をこの昼時に食べきってしまった。どう考えても食べ過ぎ! 今日の昼、明日の朝、昼でちょっきりなくなってしまう。あさっての朝の分まで食べてしまった…。あぁ、買い控えの必要なんて全然なかったよぉぉ。私の悪いクセ、買いすぎて後悔することなんかないのに(食べるピッチがとても早いので)、買わなすぎて後悔することは過去何度あったことか…。くそー。週末は後悔しないようにがっつんと買うのだ!

2004年6月15日 (火)  冷凍庫計画推進中。

今日は遅くまで残業予定だったものの9時には帰宅。7時をすぎるなら会社で残食とるか、外食して帰宅するのがいつものことだが…すべては冷凍庫計画のため(もちろん家族計画と言葉は似ているが同じではない(非女発言))。

なんとしても週末までにパンを食べ切るには夜の一食というのはかなりの戦力。もちろん、「無理に力を振り絞ってスパート感覚で食べている」わけでは決してない!! 昼にちゃんと焼きたてパンを食べられれば、私は朝夜冷凍パンであるのは全然かまわない。

ちなみに今日の昼パンは昨日の予告通り「オフィス街のパン屋」の焼き鮭(笑)。やっぱりマヨ溶岩に青のり、しゃきしゃきキャベツが続投、上に鮭フレークと刻み海苔がかかったもの。なので美味しいことには美味しいのだが、昨日のコンビーフよりもくどいのは何故?! このパン屋が嫌いだという同僚に食べ指させたら「しゃきしゃきキャベツが気持ち悪い」とのご意見。ええ〜? そこがいいじゃんよ。わかんない人だなぁ〜(…ちなみに彼女はコロッケパンとかに入る千切りキャベツも嫌らしい。全然参考にならない意見だな)。

というわけで、今夜ついにNパンを食べきった! 今夜はバタールにZのはちみつバターを塗って頂いた。あぁ、なんでバタールなのにこんなにむちむちしているのだろう…。押せば押し戻ってくるテンピュール枕のごとし。クラストが薄くて小麦の乾いた旨みがなんともいえない。

土曜日の麻布十番Pマロンリュスもラスト! これも、解凍焼き戻しだというのにこのもちもちクラムの充実度。気泡を埋め尽くすかのように入ったマロングラッセ…。舌の上でとろける…。とろぉん…。あぁ、なくなっちまったぃ。二つともなんと美味しいパンだったのだろう。ありがとう。私はこの一週間、君たちと過ごして幸せだったよ…。アデュー…。

…そうして、冷凍庫はがらんとした空間を露わにし、再び絶品パンたちがご来場することになるわけだ。このエンドレスな繰り返し…。

ちなみに今冷凍庫にあるパンは、明日朝食べる予定のクリームパンとあんパン、そして何週間も前に行ったカレー屋で余して持ち帰ってきたナン(笑)、1ヶ月くらい前から入っているコンビニおにぎりの残党(笑)。かれらが冷凍庫退場するのはいつの話か。それは私にもさっぱりわからない。

2004年6月14日 (月)  本日も快調オフィス街のパン屋さん

ここのところ、オフィス街のパン屋さんが(うちのサイトでだけだろうが(笑))話題騒然。毎週毎週誰かしらお客さんがうちのオフィス街に訪ねてくる。本日のお客さんは文京区勤務のTさん。午前休を取ってまでのご来店!! しかも今週のzopfベーグルも買ってきてくれた。サンキュー!

先にzopfの限定「モーンベーグル」の報告を。ポピーベーグルなら大好物だがモーンベーグルは初めて。というか、世界どこを探してもないんじゃないの? ポピーは英語、モーンは独語、パヴォは仏語だけど、私の中では「すり潰しているケシの実」がモーンで、「すり潰していないケシの実」がポピーというイメージが定着している(実際のところその線引きはよくわからん)。だから、「モーンベーグル」というのは食べたことがない。かなりドキドキである。

生地はすっごくもちもちで、ややトルネードされているあたり、(マジで)NYベーグルを彷彿させる〜。意外にも外に張り付いているポピーよりも、中に練り込まれたモーンの風味がとても強い。生地自体が甘みが強くて、モーンの独特の風味もきちんと効いていて美味い!! そうそう、NYCのベーグルも、こういう風に生地自体にしっかり甘み付けがなされているものが多かった。だから、それほど噛みしめなくても甘みがすぐにキャッチできる。ポピーはなんかワッ●ス的な匂いがするのが気になってしまった。しかしこれはお勧め。いつまで? 今週中だと思うので未食の方はダッシュ!

さてさて「オフィス街のパン屋」に話を戻すとしよう。時間がないのでサクサクセレクト(本当ならもっと悩んでもらいたかったが…私は一人で来ても、20分は店内で悩み続けるのだ)。Tさんは王道(?)のキャベツナ、はちバタ、あん生セレクト。やっぱりみんなの「すごかった! (なぜか)うまかった!」の報告を読むと食べたくなるんだろうなぁ。次回は是非ともトマトボールを。

私はというと、新製品に手を出す。この間は明太子、今度は…こ、こんびーふ?! キャベツナや明太子と同様に、キャベツ入りマヨネーズ溶岩(+青のり入り)、そこにコンビーフが乗っかり、ケチャップまでつけられている。はぁぁ…コンビーフか(笑)。なんだか、パターンが読めてきたぞ(笑)。おじさんはすっかり「青のりキャベツ入りマヨネーズ」の組み合わせに味をしめてしまったんだな。最近このパターンの新製品ばかりだ(笑)。いや、これがめちゃくちゃ美味しいからたちが悪い(笑)。コンビーフ+マヨネーズなんてひどく脂っこいイメージなのに、青のり効果なのか全然くどくない。ケチャップにぶち当たった時なんて嗚咽を漏らした私。ウメーウメー。やっぱこの生地がうまく脂っこさを受け止めてあげているんだろうなぁ…。これ、大成功だよ。いつか牛丼とか麻婆豆腐とか入るのも時間の問題だろう。

私がまだ食べていない新製品シリーズラストは「焼き鮭」。いや、これもおそらく中身は「青のりキャベツ入りマヨネーズ」。それに焼き鮭がどどんと乗っかっているだけのものだけど。海苔までべろーんと張り付いているいわゆるキワモノ。おっしゃー、今週中にはこれを食べるぞい!

2004年6月13日 (日)  好みの違う3人が集まると。

父の日が近いので、色々物色。母へのプレゼント選びは楽だが、毎年父へのプレゼント(旅行の土産)は至極困難だ。こだわりがないくせにこだわる(要するに難癖つける)。好きな料理は「刺身」。北海道に刺身送れってか? なので日本酒にしてみることに。池袋東武で散々日本酒の試飲。頭がくらくら気持ち悪くなるほど飲み比べた(笑)。一緒にとろシーチキンもセットにしてみた。これ、スーパーには売っていないシーチキン。身が甘くて脂がのって非常に美味しい。もし見かけたらお試しあれ。

***

友人Aの出産祝いを買うために、友人B、友人Cと新宿で待ち合わせ。ルミネの和カフェYでランチを食べながら近況報告。彩りのいいランチプレートで、一つ一つのおばんざいの味付けはいいのだが、主食がカリフォルニアロールときたもので、舌休めがない。どうやって漬け物を食えというのだ。ご飯をサイドオーダーすべきだったか(!)、あるいはパンでも持ち込むべきだったか(人でなし)。

タカシマヤのベビー売り場で物色するものの、ことごとく3人の趣味が合わない。根本的に「色の趣味」が合わないのだ。たとえばぬいぐるみ一つ選ぶにも、友人Bは「女の子チックな淡いピンク系」好みだし、友人Cは「カラフルでビビットな派手系」だし、私は「ブルーと白のシンプル系」好み。あーだこーだとバトルを繰り広げる女3人組。私は画像のぶさいくなぬいぐるみに一目惚れ、ずっと抱っこしていたが「赤ちゃんは女の子でしょ!」とあっさり却下された…くそぉ。男女平等を謳うこの時代にどうでもいいじゃないかぁ。このぬいぐるみと一緒におねんねすればきっと下唇の大きな子に成長しただろうに…残念だ(意味不明)。「私の出産祝いはこれをちょうだいねぇ!」なんて懇願している私。

結局決めかねて、「じゃ、ばらばらで各自買って当日渡そう」ということになった。なんなのだ、結局ランチを食べに来ただけか(笑)。あるいはお互いの「自分らが出産したときに欲しい出産祝いをアピールしあう」ために来ただけか(笑)。

2004年6月12日 (土)  銀座→麻布十番→品川→蒲田。いったい何人に会っただろう?

夕方のベトナム料理ディナーまでの間、ほんの数時間ぽっかりと空き時間。今日はパン屋さんに行く予定はなかった。が、偶然(?)Uさんと遭遇し、麻布十番のパン屋さんへ行く運びとなった。いやー、思ってもいない誤算。銀座から六本木まで日比谷線で移動。考えてみたらUさんとは幾度となくお会いしているのにパン屋さんにご一緒するのは初めて! なんか新鮮な感じである。

その数日前にBBSで「麻布十番のPに行ったらマロングラッセのリュスティックをぜひぜひ〜!」などと勧めておきながら自分はしばらくそのリュスを食べていないことに気が付き、無性に食べたくなる。人にお勧めパンを教えるのは「ある意味自虐的だ」と思ったりもしていたところだ(笑)。ひゃひゃ、こんなに早く再会できるなんて♪ 今日はパンは買わないと決めていたのにあえなく理性は吹っ飛んだ。あぁ、ありがとう。私一人じゃとても行く気にはなれなかったです(笑)。


途中、ヒルズの超人気ショコラティエを通りかかるが、「行列しているはずなのに行列がない」のを目撃してしまう。例えこれからベトナム料理を食べるとはいえ、このタイミングに素通りするなんて人としてどうかと思う(笑)。目移り必至のケーキたちの中で一つ「オペラ」を購入。もちろん、Uさんがいてくれたおかげでシェアできるのだ。あぁ、ありがとう。私一人じゃマカロン1個でやめていたでしょう(笑)。

そして麻布十番ポワンタージュ♪ いつもD&Dで買っているので久々感はないけれど、考えてみたら半年以上来ていない。早速捕獲、愛しのマロングラッセリュス〜! 最高です。生地の隅々まで砕かれた柔らかいマロングラッセが行き届いていてとろけまする。大好きなマロングラッセ、使ってます。私の中では「マロンパン」の中では頂点でございます。

外のテーブルでコーヒーとオペラをこっそり頂いてしまおう。もちろんそういう非常識なことをするのは私の提案(笑)。あぁ、すみません。私一人でもやっていたでしょうけどUさん巻き込んじゃいました(笑)。洋酒がしとしとしみこんだスポンジとモカクリームの層。意外にもすごさとか迫力はないけれど、上品なバランス感。うん、美味しい。ここでUさんと別れ、バスで品川へ向かう。

***

品川D&Dで東京出張中の京都Pちゃんと待ち合わせ、カウンターでコーヒーを飲みながら彼女の本日の戦利品を味見させてもらう(笑)。ずいぶんあちゃこちゃ回ったらしいな。しかも全部歯形付き(笑)。私と同じようなことをやっているなぁ…。

***

急いでグルメ仲間たちの集まる蒲田へ。ここには一度行ってみたかったベトナム料理店があるのだ。他の料理もたまらんくらいに香草がぶっかけられており(乱語失礼)、非常にうまい。イチオシはイカのカレー炒めと揚げ春巻きのビーフン。少人数で言ったらたぶん看板メニューくらいしか食べなかっただろうから、大人数でほとんどメニューを網羅できたのは幸いだ。そしてついにバインミー!

パリパリのバゲットには野菜と香草、焼き豚がサンドされており、…めちゃくちゃ辛い! しかしマヨネーズのおかげでまろやかさもプラス、舌の上で滑りよく具をまとめ上げる。チキンの方もいいが、マヨ入りの焼き豚の方が好みみたい。いずれにせようまい! これは毎昼食べたいわ。Sちゃん曰く「ベトナムではもっとレバーパテくさい肉を挟んだバインミーを食べた」。ほえぇ〜これは日本人向けにアレンジされているのかな。だって、このバゲットは新宿の某バゲット屋のバゲットのようだし(主催N氏とも見解一致)、かなり日本チックなのかもしれない。

***

帰りはいつも通り余計に3駅くらいウォーキング。昼飯を食べていない日だったので、たんまりと胃袋に入れ込んだ。それらを消化しようというのもあるけれど、今日は実にいろんな人に会った一日。こういう日は最後に部屋に戻る前にゆっくりと「一人」に戻る時間が必要なのだ。家に着く頃には汗がにじんできた。そろそろ熱帯夜の始まる季節がくるんだな。

2004年6月11日 (金)  男色…ならぬ男食(おとこしょく)。

うちの会社の周りはさすがオフィス街。カレー屋乱立エリアなのだ。チェーンのカレー屋はもちろん、インド系、エスニック系、欧風、アジア系、とにかくカレーだけには困らない。「ここはインド人街か?」って思うほどに多いのだ。そば屋にも事欠かない。老舗鶏肉料理屋も余りある。あ、昼定食夜居酒屋みたいな店も多いぞぉ〜。そのくせパン屋が少ないからなー、頼むよなんとかしてよ。さすがオフィス街! 男の街! OLに優しくない! 

…というわけで(どういうわけだ)、今日は広島から出張で来ている幼なじみがわざわざ昼休みに合わせてこっちまで来てくれるという。久々のランチ外食。うきうきと会社近くの未訪のインド料理屋でカレーランチ♪ と思っていた。

ところが幼なじみは40分も遅刻してきたのだ。池尻に宿泊中らしいが、そこからタクシーで乗り付けたらしい(なぜ電車を使わない?!)。アホかと思ったが、例え20分でもあきらめずに顔を見に来てくれたのは嬉しかった。しかもおごってもらえたし♪ うしし。

このお店はこのエリアの数あるインド料理屋の中でもわりとおしゃれ系。かわいらしい雑貨でまとめられた女の子受けするカフェ風のお店だ。しかし…残念! ナンが美味しくなかったのだ。なんていうか、「台ふきん」的な匂いがするというか…(そういう店、結構あるのだよ)。自分のHPなら好き勝手なこと書けるからいいなぁ(笑)。カレーはエビのトマトクリームカレーはトマト色が濃く美味しかったが、エビのクリームカレーなら銀座のGルガオンやHリドワールの方がまろやかさでは上手かも。ほうれん草とチキンは、もう少し緑臭くてもいいのになぁ。

***

午後、打ち合わせで汐留へ行った。4時頃に解放されカレッタ付近を少し歩いていると、目に入ったのが某有名ラーメン屋。

私はいわゆる「行列店に人がたくさん並んでいる」場面はそれほど心惹かれないが、「行列店なのに誰も並んでいないですぐに入れそう」な場面には極端に弱い!! さすがに雨の4時には待ち時間はゼロ。全然おなか空いていないのに、ふらふらふらぁ〜と吸い込まれてしまった(笑)。も、これは早めの夕食ということで…。

噂のラーメンは醤油味。豚骨系、魚系の出汁が混在してなんだか複雑な味わいだ。味が難しい。そしてなんだか不思議な「とろみ」がある。脂のとろみではなくて、でんぷん系のとろみ…。あるいは、キムチ鍋に納豆を投入したときのとろみ(わかる?!)。

スープを一口含むと瞬間的にぐわっと甘さと臭みが来るのだけど、すぐにさーーっと引く。ぐわっときてさーーっと引く。ぐわっときてさーーっ……
…た、食べていて疲れるラーメンだなぁ!(笑) 美味しいのかなんなのか、感覚じゃなくて頭で理解しなきゃならないような小難しい味だった。マニア向けだなー。パンにもあるよなーこういう理屈で食べるようなやつ(笑)。

結局最後まで美味しいんだかなんなんだかわからなかったけど「何の味?」としつこく検証しているうちに完食。…美味しかったのかも知れない(笑)。

振り返ると男臭い食事ばかりの一日だった。それをフォローしようと思ったかなんなのか、ジムの帰り道にはウイダーインゼリーのBEAUTY(オレンジ味)。あ、すっぴんぼさぼさ髪のままで電車に乗っちゃう私なんだけどね。

2004年6月10日 (木)  TOKYOを去る人へ。

曇りがちな一週間。
心のモヤも取り除けないまま木曜日になった。仕事はようやく忙しくなってきた。来週の出張に向けての準備、それまでに済ませなくてはならないこと。ヒマに慣れた心身にそろそろ渇を入れようか。

20時すぎて退社する日は、家に帰る前にどこかしらで軽い夕食を食べてから帰宅する。今日は東京駅の中のMカフェ。オープンセールはいつまでやるのだろう? 半額じゃないともうパンは買えない。田舎パテの入ったサンドイッチも、300円台なら許せるけど600円台ならちょっと考えもの。パテが濃厚すぎて、薄っぺらいパンが受け止められてない。アボカドの意味もよくわからない。パテの脂がいつまでも舌にぺっとり残っているよう。

サンドイッチって、ただ美味しい具を美味しいパンに挟めば美味しくなるではない。パンの質、分量、つなぎの存在。人と人との関係もそう。相手をみてこちらも調整して行かなければ。時には厚めに、時にはハードに、時にはソフトに…。

そういえばこの店には、友人とお茶をした思い出がある。八重洲Pで二人で呆れるほどにパンランチをした日、語り足りなく店を移してここでお茶をした。

彼女は今日、遠くへ旅立つ。濃厚な付き合いを重ねるほど、彼女の不在の期間の長さが途方もなく思える。寂しいけれど、ふと涙があふれてくるけれど、もう会えないわけじゃない。私にパワーがある限り会いに行けばいい。私にはそのパワーがあるから。元気に行っておいで。そしてまた無邪気な笑顔で美味しい感動を分かち合おう。

もう一人、旅立つ人がいる。長いこと不思議なご縁のある人だった。一番好きなパン屋さんを同じくらい大切に想っている人。どこへ行っても変わらずに「活躍」してくれると信じてる。

たくさんの「ありがとう」をエールに代えて。彼らの残したステキな財産を胸に、私は明日もここTOKYOで食べていく。

2004年6月4日 (金)  どらやきなければなんなんだなんなんだ

仕事がヒマなので午後半休を取ってみた。

美容室に急遽予約を入れてみたが「今日は混んでいるのでかなり待たせるかも」とのこと。ちょっと無謀臭い。だめでもともと、4時までジムで一汗かくぜぇ〜と思う。以前の私なら、午後半休となれば「平日にお得なランチ!」と、どこかのレストランを探すものだが、ジム熱の方がどうにも高い今日この頃。家に一度戻れば冷凍庫にはCのパンがまだまだ残っているのだけど、家に戻っていると美容室の時間に間に合わない。…ジム優先!

…というわけで、神楽坂のベッカーでサンドイッチを買って歩き食いしながら坂を下り、ジム直行。…が! 夕方からしかジムはやっていないと! なんなんだなんなんだ。家にそのまま帰っていればCのパンを食べられたのに…明日からの怒濤のパンラッシュまでに少しでも食べ進んでおきたかったのになぁ。

とほほで一時帰宅、改めて通っている池袋の美容室へ。
ここのお向かいには、平日しか開いていないどらやきのお店がある。いつも土曜日に美容室にくるので一度も店が開いていることがなかった。おぉ、ラッキー、念願のどらやきが手に入った♪ 生地はそれほどはちみつの風味がしないけれど(はちみつ風味が強めのどら焼きが好みなのだ)、とろとろぉんとした甘さ強めの粒あんが美味。

美容室はやはり待ち時間がかかりそうだった。しょうがないのでシャンプーだけを買おうと思ったら、「せっかくだし、お茶出すからどらやきでも食べて雑誌でも読んでいって〜」とのオファーが♪ この美容室は、もう通って何年もたつけれど、ほんとホスピタリティがあって大好きだ。こうやってお茶も出してくれて。「センスのいい店」がほとんど皆無のこの街で、「ここは池袋である」ということを忘れさせてくれる貴重な店なのだ(笑)。

実はこの後、某アパレルのファミリーセールに行くつもりだったのだ。恵比寿までデンデコ行ったはいいものの、いつもながらの大混雑のバーゲン会場、洗濯機の脱水後のような、絡まりまくった洋服たちの山に、ほとほとパワーを吸い取られる。戦利品? ナッシング! せっかくの恵比寿だ、パン屋さんに寄ってみたはいいけれど、すでにもうパンは売り切れ、早々の店じまい。なんなんだなんなんだ。

まっすぐ家に帰ればいいものの、ついつい寄り道してしまったのは有楽町(全く方向が違うのに!)。デパートを軽く流し、MUJIのカフェで夕食を食べるが、あらら? これって、どうも普通の会社帰りと変わらない。いつもと同じアフターファイブ。貴重な半休なのに普段と同じことをするのはもったいなさすぎる…。こういう考え方って時間貧乏かしら?

…今日の戦利品はどらやき一個、ということで。

2004年6月3日 (木)  マフィン…カレー…結局パンにハートは捕まれる。

本日、晴天なり。

外苑前のベジタリアンカレーのお店に行くことに。待ち合わせは7時なので、一駅前の表参道に少し早めに到着! そりゃあなた、普段山手線の外側で働いている人間ですよ、青山に来るんだったら手ぶらでは帰れないでしょう! …ということで、今日のターゲットは手作りマフィンのお店。いろいろパン屋さんがあるこのエリアだけど、今週はこれ以上パンは買いたくないので…。

マフィンのお店。そう、20代で自分のお店を持った(しかも表参道駅前だぞ!!)という女性のお店。スパイラルの並びのビルの2階にあるこちらのお店はカフェになっているのだけど、時間がないのでテイクアウトで小さいマフィン(210円)を2個と、友人へのお土産クッキーもゲット♪ 

店内はすっごくいい香りで、ディスプレイもすっごくかわいらしいの。NYCのマフィンを思い出す…(といいつつ、私はNYCでマフィンをほとんど食べる機会がなかったのさ)。ふわふわみちみちっとしたマフィンたちは、日替わりだそう。その日入荷した素材で作るらしく、たとえ「バナナキャラメルが美味しかったよ〜」なんて勧められて行ってみても、「バナナは今週は熟したものがなかったので別のを作りました」みたいなことはあるみたい。だから、行ってみてから決めるのがいい!

このマフィン。最初の一口は甘い! 小さいボディにはっきりした甘さが濃縮されている。…のに、後味が全然残らない。めちゃくちゃ引き際があっさりしていて、結局は「甘くないマフィンだなぁ」という印象を持つ、謎な味わい(笑)。レモンカスタードは、カスタードっていうのはよくわからんが、レモンカード(懐かしい…)の味。懐かしいレモンパイフィリングの味だな。これもすっごく甘いが…やっぱり引き際早い! 今度ラタトゥイユマフィンが食べたいぞ。

というわけで、カレー。そう、カレーを食べに行ったのだ。ベジタリアンだから、肉もどきやら豆やら野菜やら、肉っ気がまったくないのに、スパイスハーブの香りが強力で、しっかりお出汁の味がする。あるカレーはパクチーが極端に効いていて(うまい!)、あるカレーはニンニクが極端に効いていて(うまい!)、肉使ってないのにこのコクを出せるのってすごいなぁ…。…しかし、ナンが良くなかったの。焼きたてじゃないとナンって食べる気しない私。これはほにゃほにゃぁっと、焦げ目がほとんどなくて…。そこでパン好きの連れと「次の店!」とさくっと退店。

二軒目は、紀ノ国屋仮設店舗の通り向かい辺りにあるワインバーのお店。名前は忘れたけれど、自家製の全粒粉パンやフォカッチャを出す店。真っ暗で写真も撮れないくらいのエロチックな(どこがだ(笑))照度の低さ。これなら七難隠せるぞぉ、女性諸君!(意味不明) 周りにはOLさんが2〜3人で飲んでいるんだけれども、その姿を見て連れと「なんか青山OLって感じでいいねぇ〜」と恨めしく眺めていた……って、「あんたも青山勤務やんけ!」…と連れにつっこみを入れる私。

ここのお料理はワインに合わせてか、濃い味付けだったのだけど、パテなんかもしっかりパンに合うタイプ。焼き温められたパンがむっちりとコクがある全粒粉でなかなか美味い。フォカッチャもまるでパンドーロのようなしとしとと重たい感じ。カリッとしていないのに、クラストの香ばしさがちゃんと残っている。とどめは全粒粉のパンで作られたクロックムッシュ! うぎゃーーチーズがくっさい!(グリュイエルかな?) サンドしているのがプロシュートだから、なおさら臭い! つまり、すごく美味しいってことだ! なんかカレー食べていたこと何てすっかり忘れている私。二軒目でしっかり食べるなんてことほとんどない私なのだが…。恐るべしパンパワーだわ。

もちろん、帰り道はヒールでがしがし2駅くらい歩いたのは言うまでもなし。

2004年6月2日 (水)  天才の作る最強青のりパン

すっかり「オフィス街のパン屋」の魅力(魔力?)にとりつかれた友人がまたもやランチにわざわざ「オフィス街」にやってきた。もうすぐ日本を旅立つ友人にとっての「食べ納めておきたいパン」なのだという。…確かに。ここのパンは中毒性があるからなぁ〜。かくいう私も、かつては中毒にかかって、毎昼食べていたから(笑)。彼女は、彼女なら絶対にはまってくれる! …と思っていたら、まんまと罠にかかってくれたわけだ。かわいいネズミちゃん♪

というわけで、今日も絶好調にぐっちょぐちょのどろんどろんパンが焼きたてで並んでいる。二人で4個選んだ(一人あたり2個でもここのは多すぎるくらいなの…)。私がこの店でワースト3をあげるならば(笑)、コロッケパンとかの揚げ物系と、なすミートと、焼きそば系。これらは、脂を使いすぎていて「くどい」とか「もたれる」なんてもんじゃない。胃の丈夫な男性ならともかく、私にとってこの店のこのパンたちは、他のパン屋さんのパンをあわせた総合ランキングの中でもワーストなの(ひどーい・笑)。彼女にはそれ以外のものを自由に選んでもらった(笑)。

私は新製品の「明太子面包(メンパオ)」を所望!! すごいよ、これは…。明太子が上にどぶっとかかり、白ごまやらピーマン(?!)やらかかっていて(ここの店のパンって、なにかしらの変なトッピングが多い。…柴漬けとか(笑))、中にはキャベツマヨネーズがぶちょぶちょ詰まっているキワモノ。これ以上のキワモノがあったらぜひご一報を。

明太子の存在よりも、青のり(!)がとんでもなく入っているの。で、味のすべてが「青のり」。青のりの味が明太子を凌駕するなんて信じられる?! これがなぁ…ほんっとにおいしいわけですよ。それ以上に美味しいのはやはりキャベツツナ。ツナマヨにしゃきしゃきキャベツが入った、これまたキワモノ系♪ みよ、このマヨ溶岩!! ここまで普通マヨネーズ入れないからねぇ…。度を超した入れっぷり、他じゃありえないから、やっぱりここでしか食べられない味なんだろう、と。おじさんは適当にどばどば入れちゃうんだろうけど、計算なんかしていないんだろうけど、ピタリとはまる味にしてくれる。これを天才と呼ばずになんと呼ぶ?!

でも、やっぱりあん生はやりすぎだ(笑)。彼女はなんとか素で食べようとしているけど、私はこそげ取らなきゃ食えぬ!! 胃が大事なの!(笑)

…本当にこの店のことを理解してくれる仲間ができて私は嬉しいよ、まさかこの店のパンを食べて一緒に「おいしいねぇぇぇ〜!!」って顔をぐちゃぐちゃにして幸せを分かち合える人がこの世にいるなんて!(笑) 私くらいだと思っていたからなぁ〜。あぁ、幸せなランチだった。

余談。
今日は珍しく胃もたれを起こさなかった。…と思いきや、ジムに行って歯を磨いて口をすすぐと、青のりが出てきた(笑)。ぎゃあぁ、まさか誰かに気づかれなかっただろうか? 昼も歯を磨いていたにもかかわらず。まったくもぉ。さすがとしかいいようがない。このしつこさ。

2004年5月30日(日) 午後   新妻とランチ〜面影残るあの店で。

最近友人が結婚して、うちの近くに引っ越してきた。
お互いの家に近い場所でランチすることになったのだが、
この店は、かつてパン屋さんだったところだ。
店の佇まいはそのまんまで、フレンチレストランに変わってしまったのだ。

そりゃー、この店が閉店した時はショックだったわ。
わざわざ来るほどの店かどうかは私には判断できない。
だって、私はそれほど苦労せず来られる距離にあったわけで。
近くのパン屋と遠くのパン屋を同じ尺度では測れない。
…といいながら、数ヶ月に1度くらいしか行かなかったけれど(笑)。

新しく入ったフレンチのお店は評判は上々。
決して利便な場所とはいえないのに席はほとんど埋まっている。
久々に会った友人は、正月に会ったときとほとんど変わっていない。
もともと幸せオーラに包まれている子なので
変わった感じに見えないのかもしれない(笑)。

昨日行ったZとCのパンを結婚祝い代わりに差し出す私。
なーんて安上がりな結婚祝いだ(笑)。すまん…。

彼女とはこれまで何度も「美味しい!」を共有している間柄。
こんなに近くに引っ越してくれたなら、
今後もがんがん呼び出しちゃおう。連れ回しちゃおう。ひひ。

1800円のランチは、スープ、お魚、お肉のメイン、デザート、パン、
と、なかなかリーズナブル。
正直なところをいうと、思った以上にカジュアルすぎたかもしれない。
お魚料理を盛りつけていた皿は、まるで取り皿のような小皿だったり。
パンはむちむちっと目が詰まっていて美味だったな。
画像の豚肉とトマトの煮込みは、とても爽やかな味付け。
オリーブオイルの爽やかさが活きているのだけど、
あっさりしすぎていて軽い感じだった。
こちらは「今日の昼はフレンチだ! 朝は軽くしておこー」と
気合いが入っていたわけで、
思った以上にヘルシーすぎる内容で拍子抜け(笑)。
美味しいことは美味しかったのだけどね。

なので、帰宅後はクイニーアマンとスコーンでカロリー過剰摂取し直す私。
彼女に頂いたマリアージュフレールの紅茶を入れて、柄にもなく
アフタヌーンティーとしましたとさ♪

2004年5月30日 (日) 午前   5月の灼熱フリーマーケット

土曜の夜に友人から電話があった。
「明日明治公園でフリマやるから来てね」と。
フリマかぁ…懐かしい響きだ。
私も学生のころはよくフリマを出店していたっけ。
渋谷文化会館屋上、高田馬場戸山公園、
なぜか練馬の某教習所のコースの中…(笑)。
いろんなところでフリマをやっていたっけ。
たいして売れもしないので荷物運びの大変だったこと…。
灼熱の中、何時間も地べたに座り込んでいたこと…。

5月なのに東京は30度!
友人は一人で出店していたが、
品揃えを見て呆れてしまった。冬服ばっかり!(笑)
タートルネックのニットやら、
コートやら、ちゃんちゃんこまで…。
「こんな暑い中で冬服売るか?! ここだけ暑苦しいなぁー」と
叱咤したけれど、これが意外にも売れるのだった。
…そうだ。
フリマの面白いところは、「まさかこんなもの」が
意外にも売れてしまうということ。
そうそう、ネットオークションじゃ売れなさそうなものを、
フリマで売っちゃえばいいんだ!
…昔のフリマ根性がめらめら燃えてきた。
だって、他のブースではファミコンを売っている店もあったりした。
(ファミコンですよ! 動くのか?!)

ネットオークション全盛の今、もうフリマなんて
やることはないと思ったけれど、こりゃー絶対近々やってやる!
…いや…秋になってからの方がいいかなぁ。
だれか一緒に出店したいかた、ご一報くださいな♪

***

明治公園(千駄ヶ谷)と言えば…
もちろん、この店に寄るから朝早くめんどくさいながらも
行く気になったわけで。
いつも友達に勧められていながら、
大好物のスコーンばかり買っていた私。
今日、初めてクイニーアマンをゲットしてみたわけで
(もちろんスコーンも購入♪)。

最近渋谷Vのクイニーアマンを食べたけれど、
あちらはキャラメリゼ部分よりもみっちりと凝縮した
生地部分の方が存在感が強かった。
ハンパないほどの目詰まり感で、
引きちぎって食べるような、変わったクイニーアマンだった。

今日食べたこちらのクイニーアマンは、
キャラメリゼ部分が厚くて、心底甘い!
私はキャラメリゼ部分が濃厚なこちらの方が好きだな〜。
この灼熱の中で食べるにはちょっとヘビーだったけれど、
涼しい部屋の中でコーヒーと合わせて食べたらさぞかしうまかろふ…。
でもでも、やはりここのスコーンに勝るものはないわ。
今日改めてプライスをみたら、プレーンは80円だって!
なんとまぁ。昨日Cで買ってきたスコーンたちもあるし、
今うちにはスコーンがごろごろ転がってる。罪〜♪

フリマ出店した友人にもこれを差し入れたのだけど、
きっと食べてないだろうなぁ。
全然興味示してなかったもの! ぷんぷん。
絶対溶けてると思う…。
あげなきゃよかった(笑)。

2004年5月29日 (土)  朝Zと夕方Cの両立の可能性。

金曜日の夜に客人到着。
明朝は朝Zopfの予定なのに午前3時まで夜更かし…。
パンの話題ばかりと思いきや政治の話やら化学に関する話やら(笑)。

9時の予約に間に合わなさそうなのでバスに乗ることにしたが、
なんとそのバス停でkさんに遭遇!
さらにZでは、某BBSでお名前を拝見している方々とも遭遇!
…行けば誰かに会う、というジンクスは毎週末語り継がれているなぁ。

というわけで、美味しい美味しいサルティンボッカ
(kさんの予約がなかったら食べられなかった〜! 感謝!)
パテ・ド・カンパーニュ、プロヴァンサル、
イベリコサルシチョン(スペインのお肉)、
…青汁ジュース!
とにかく画像を見せなくては始まらない。
これはESSAYに改めてアップしようと思う。
(NYCレポが終わったらね。いつのことやら(笑))

来週の予約も入れて、ココナッツチョコベーグルも捕獲してさよならー。

…そしてそのまま目指すのは多摩境のあのお店!!
そう、私はこの店を「袋に包まれた状態」でしか食べたことがなかった。
生パンは初めてなのだ!!
多摩境でもう一人と合流、3人で汗水垂らしながらえんやこらウォーキング。

ほんっとに小さなお店、ほんっとにかわいいお店、ほんっとに……。
あぁ、日記で書くにはやはり伝えきれないよ、
essayに書くよ(こればっかり(笑)日記の意味ない(笑))

帰り道は、みんなで歩き食い。
それぞれが「焼きたてほやほや」のものをかじりついていた。
私は画像のプチマンゴー(囓りかけ)。
私はCのクリームチーズ系のパンって、チーズの酸味が強すぎて
喉ごしが悪くてそこまで執着は感じなかったのに、
これは全く別物。
ほの甘くて、ほろほろっと崩れた感じ。
ちゅるちゅるーって口溶けがいいの!
それに「ザクザク」(いや、パリパリ?)っと薄いクラストに
包まれているの…こんなに柔らかい端切れのいいCのパン食べるの、初めて!

…パン観変わるよ。ほんと。
「袋に包まれた状態」ではもう、Cのパンは語れないよ。まじで。

2004年5月27日 (木)  500円玉でパンバイキング@人形町タンネ

先週王様のブラン○で出ていた水天宮の洋食屋さんの
グラタンハンバーグが食べてみたくてチャリンコ飛ばす。
しかし…あらら定休日? やってない! 
しかし代替案は浮かばない。
人形町界隈をチャリンコで徘徊したけれど、
入ってみたい店はどこも行列しているので断念。

…そこで…通い慣れている店ではあるけれど、
イートインはしたことはないタンネのカフェでパンバイキングへ(笑)。
ここ、たったの150円(ただしワンドリンク制)でパン食べ放題!
500円でパンとチーズが食べ放題!(ドリンクはなくてもOK)
もうこの店とのおつきあいも長いけど、バイキングの方は初めて。
出されるパンの種類はすごい。ハード系8種類くらい、
甘系も8種類くらい(いや、もう少し少なかったかも)。
チーズは画像の通り。温めたら美味しくなる系の
チーズが多かったかも…(エメンタールとかね)。

周りは、どうもパンおたくな女性の集まりや
(オフ会、というよりはパン教室のお友達同士的な文化チックな感じ?)
いかにーもパン好きそうなOLさんとか(私か?)。
見事に女だらけ。殺風景なホールの中央に、
パンがどんっとおかれて、なんか奇妙な空間だった。

パンは、いつも食べているのとやはり同じ感想。
「素朴でいいな」。そう、ここのパンはほんっとに地味で飾り気なくて、
それでもなんかホッとする。
すんごい美味しいというのではないけど、
本場へ行けばきっとこんな味だろうと思う。
(丸ビル某店は美味しすぎる(笑))

しかし、…ここの問題点は、パンと飲み物とチーズ以外は
本当になにもないということ。
そういや自分が好きなパン食べ放題の店はどこも料理が必ず一緒にある。
Z、愛知ポン、八重洲P、コレドMK、
近くのロイヤルホテルだって、総菜持ち込み可だ。

じゃあ、唯一あるサラダ200円をオーダーすればいいのでは?
…いや…、今日、私はなんと財布を忘れてきた。
定期入れに忍ばせている500円玉のおかげで、
ちょうどバイキングを利用できたのだ(笑)。
いつもこの定期入れの500円玉には助けられてる。
いつも昼に財布忘れるのだ、私は。税込でよかった(笑)。

…そうか、これで例の水天宮の洋食屋がやっていたなら、
私はまた無銭飲食するところだったのか(笑)。
よかったよかった。

2004年5月25日 (火)  新店オープン! 神楽坂ベッカー

本日定時で退社。
今日はまっすぐ帰ってNYレポでも書こうと思っていたのに… 行くつもり、買うつもりじゃなかったのに、飯田橋下車。また神楽坂を登る私。ベッカー神楽坂店行って参りましたよ、そんでもって買っちゃいましたよ(笑)。

新しい店舗は、本店とは全然タイプが違って、広々としてます。縦に長すぎる本店の反省をふまえ?(いや、あれはあれでいいと思うのだ)6時頃の割には品揃えはよく、明日のお昼の「持参パン」のために、菓子パン系(コンディションにあまり左右されないタイプ)を少しと、大好きなクルミレーズンスティックなどを購入、
(週末にそなえ、ドイツパン系はあえて買わなかった。強い忍耐力だ、我ながら)

近くの公園へ。
不思議なUFO状の丘をバックに、なかなかいいショットでしょう(笑)。
このタマゴパン、久々だけど、私には本当にノスタルジーなパンなのです。
この味を、大昔から食べているのです…。
まずはするする〜と「ふち」をクッキー感覚で♪
ぼうしパンは、いつのまにかキャップパンに変貌(ツバがなくなった)。
このバターリッチな生地がね…子供の頃大好きだった味なの。
甘くて、タマゴよりも底抜けにバターの旨みが効いていて美味しいのだ…。
ソフトなくせにコシがあって(美味しいパン屋のソフトパンって、
必ず「いいコシ」があるよね)

あれれ? 明日の昼までとっておくんじゃないの?! 
歩き食いって怖い。止められないからね。

神楽坂の裏通りを歩きながら…習性って怖い。
どうやら勝手に体はかつて何度か来たことのある店へ向かってる(笑)。
私はここのクリームパンはちょっと相性が合わなかった記憶があるので、
再度リベンジしてみようと思ったかなんだか…。
亀○堂は、もうパンはすっからかん。あら、繁盛してらっしゃるのね。
(内心、ほっ)

そのまま江戸川橋まで歩く。
関口ベーカリーや自然食カフェがある目白通りは危険なので(笑)、
あえて裏道を通る。
面白い商店街を通る。地蔵通りという商店街。
ここにもノスタルジーなパン屋があったけど
(おじいちゃんが焼いているようだ)
…何も買わなかった。
でも、「おじいちゃん、がんばれ」って
心の中では応援していた(買わなきゃ意味ない)。

…なにを血迷ったか、江戸川橋で乗車せずに、
そのまま目白方面に足が向かってしまった。
そのまま椿山荘〜田中邸…と、歩いてしまった。
…そして、そのまま池袋まで歩いてしまった。
…疲れたぁ〜。
いくらなんでもタマゴパンを食べた分は消費できただろう。

…帰宅後、バレーボールを観ていて、余計疲れた。
これからまたNYCrepを書こうというのに…。

2004年5月22日(土)   

ランチに祐天寺のフレンチレストランへ。
前菜とメインの料理は申し分なし! パンにはバターとかオイルとかではなく、リエットがついてくるというのもイカす。値段もお手頃。画像の3種類の豚肉の煮込みは、豚足、豚バラ、豚タン(!)。それぞれの部位の味わいが違い、自分の豚への愛情が初めて芽生える感動を味わった(私は本来豚肉は苦手だったはずなのだ!(笑))。
とりわけ、豚足の詰め物の濃厚なコク、とろけるような脂と甘みがたまらない…。こってりしていそうで、ビネガーのすっきりしたソースが、いくらでも食べられてしまう錯覚を誘う。恐るべし!

サービスはもっといい。
普通、BILLをもらったら、合計金額が書いてあるだけのことがほとんど。
サ料とか消費税とか合わせると、自分の支払い分ってわけわからなくなることが
多いのに連れ(1800円ランチ)と私(2800円ランチ)の、
税込価格をきちんと明記しておいてくれた。
さらにちゃんとシェフが店の外まで送り出してくれて、
我々が見えなくなるまでずっとそこに立っていてくれて…。
こういう店が「人に紹介したくなる店」なんだなぁって思う。
惜しむらくはデザートが平凡だったこと、それだけだった。

せっかく祐天寺(東横線)に行ったので、
帰りはもちろんパンも買ってくぞーと思い、代官山に寄り道。
代官山は、上京してからコンスタントに訪れる街ではあるけれど、
意外と新規開拓せず、いつもおなじ店に通ってしまう。
私がパン屋激戦区であるこのエリアに行ったなら、一番はアルトファゴス。
それと、ヒルサイ○(あえて伏せる必要もないが(笑))。
たまにナイーフにも寄る。
今日は上の2軒のみ。

アルトファゴスでは面白いパンを発見。
フィグと胡桃の入ったスティック状のパンに、
栗の甘露煮がホクホク入った小さな「フィグ・マロン」。
私はあまり甘露煮って、つるんとしていて、
栗以外の変な味がついていることが多いので
パンに使われる場合はあまり好きじゃないのだけど、
これは違う!「ほくほく」なの。マロングラッセに近い感じ。
でも甘露煮。あっという間に食べきってしまった。
(フレンチ食っただろ?!(笑))

他に、試食で食べた醤油とうもろこしリュスが妙にツボにはまり、
2回も試食しちゃった(笑)。
じゃあ買えよ、って思うでしょ? 
いやー、試食って難しいわ、それでなんか満足しちゃって、
あえて買わない(笑)。
ほんのりトウモロコシバターの香りがするのに、
実際キーポイントは「青のり」。青のりとパンってすごく合う。
そうそう、「オフィス街のパン屋さん」のパンも、多くのパンに
青のりがかかってる(笑)。
あれは別に味のバランスを考えているわけじゃなさそうだけど(笑)。

ヒルパンでは、いつもの
天然酵母クロワッサン
(今日もバリバリ絶好調♪)とコーヒーを。
ここのパンって、他のものはあまりインパクトないのに、
「これだけは絶対!」って思えるパンがあるのって強みだと思うなぁ。
全体的に美味しいパンがそろっている店よりも、
一つでもとびきり好きなものがあれば無理してでもよれてしまう。

…しかし、無理して寄ったのもここだけ。
雨と寒さのせいで動きの鈍い私。
お気に入りの雑貨屋さんも覗くことなく、
本当にこの2店だけを脇目もふらず寄る。
昔のように、新しい店を発掘するぞ〜とか、
店全部覗くぞ〜とか、
アクティブさがなくなっている…。
晴れだったなら、暖かかったなら、
ガーデンプレイスのTRまで行っただろうかぁ。
…雨や寒さを理由に行かないなんて、どうした、私。

というわけで、うまいパンがちょこっと家にあります。
(NYCベーグルも晴れて完食したし!)
来週末から始まる怒濤のパンラッシュに控えて(笑)、
ちょこっとのパンを、ちょこっとずつ楽しんでいこうと思う。むふふ。

2004年5月16日(日)  ポンさん初通販…家はにわかにビストロ化

NYCから帰り、時差ぼけ重症状態が続く。
日増しにひどくなる一方。
夜の8時には布団に入るものの、11時、2時、4時に目が覚め、
6時には活動を始める始末。授乳中の母親じゃないっつーのに。

朝パンを食べ、二度寝に入っていた私をたたき起こしたチャイムの音。
じゃじゃーん、ポンさん到着だ!!

青春18きっぷの季節になったら名古屋へ日帰りで行くことが私の定番となったポンさん。夏まで待てずに通販をしてみたのだ。
ほんの少量だけ注文したら、ほんと小さな箱で到着、
しかし…!! まさかのおまけパンが!! 
でかいから断念していた愛するヨーグルトサワーライがスライスで
ちょこっと入っている〜!!
うわーーん、ありがとーございますぅぅぅ。

お昼は、ポーク腕肉のシチュウ。
これは冬の陣の時にも食べているのだけど、
はっきりいって、今日食べたときの方が美味しくなっている!!
誤算だーー。本当にまろやかで、どことなくフルーティーなコクがあって、めっちゃくちゃうまいっす。
腕肉のぷよんぷよんな脂肪の塊が、私をにわか肉食獣とさせるのだ。
そして…サワーライがこれまた…あぁぁ、うますぎますぅぅ。

さらに、カマンベールシャンピニオンも焼き戻して、
とろとろ〜んとさせて食べる〜。
これ、食べてみてわかったのは、外側はミッシュブロートですな?! 
どーりでザクザクと美味しすぎるわけだぁ。
(よくよく後でi-shopみたら書いてあった)

春爛漫のミルキーな甘さも私のツボに入った。
秋味や冬物語と食感がほとんど同じ。
生地にヒキは全くなくてさくりと歯切れがいい。
これ、意外にも焼き戻しよりも、常温生よりも、
レンジでチンして温めるだけ、が一番美味しかった。
(クラストのざくっとした感触は焼き戻さないと復活しないけど)

そして、私の中の意外なヒットはレーズンブール!!
レーズンはすごく控えめなのに、生地の甘さが後引く感じで超美味しい。
だから、たまに遭遇するレーズンの美味しさに「びくっ」となる。
あーーパン控えめ宣言したのにぃぃ。
…といいつつ、NYCでついた「お肉」を減らすために減食中の私。
いつもよりも全然食べてない(泣)。
ゆっくりゆっくり食べていくこととしよう…。

2004年5月12日 (水)   

やはり睡眠障害状態(笑)。
今は超眠いけど、…また数時間後に目覚めて…を繰り返すようだ。
最近、NYレポを朝の5時台に書いている…。

さて、今日のお昼報告。
明日から天気悪いというし、今のうちにチャリンコ乗っておこうと、
TOKYOブ□スのパン特集に載っていた、
「銀座にできた本格ブーランジェリー」とやらに行ってみる。
が、パンの品揃えをみて落胆。おーい、山パンじゃないかよ!!(笑)

なので、買うのは止めて、今日もコロッケパンにすることにした。
東銀座のコロッケパンの店。
ここも3年くらい前まではちょくちょく来ていた店だ。
今は、本当にこの銀座東京駅界隈はパンレベルが高くて、
毎日選択肢が多くて迷うところだが、
当時の私は、本当に老舗の町パン屋さん利用率が高かった…
ここの店も選択肢のひとつだった。
コロッケに、サラダを一緒にサンドしてもらうのが私の定番だった。

今日は別々に入れてもらうことに。懐かしい紙の包みがいいのだ。
そう、この包み紙のインク臭を嗅ぎながらかぶりつくコロッケパン…。
久々に食べるコロッケサンドは、コロッケの脂がちょっときつくて、
昔みたいにダブルコロッケにしたりなんて
もうできないかも…年だわ…。でもサラダが美味しくて、
私はニース風サラダのサンドはイマイチ好みじゃなくても、
ポテトサラダサンドは好きだわぁなんて思ったりして。

夜は、丸の内遊び。
ドーナツプラントまだ残っているかなぁと思ってD&Dを覗いたら
(といってももう8時くらいだからあるわけがない)
ついついお店のお姉さんとパンについて話し込んでしまい、
また余計なパンを買ってしまう羽目に★

…眠い!!

2004年5月11日(火)  肉っ気いもっ気ソースっ気

最近、時差ぼけが抜けないんだかなんだか絶不調。
ちゃんと睡眠取っているのに慢性的に眠い。
夕べは、すんごく眠かったのに、なんと一睡もできなかった。
なので今日もめちゃくちゃ眠いので、帰ってきて8時頃、
「もう朝まで目覚めないだろう」と思って本気眠りをしたのに、
11時頃目が覚めてしまった(笑)。
おはようございます気分で目覚めたのに…(笑)。

で、今日のお昼。
白金高輪は、私はちょくちょく行くエリアである。
今日のお昼は久々にコロッケサンドを。
3年くらい前はここのお店は月1通っていたのだけど、近くにいろいろパン屋さんが増えて(MKとかLラントとか…とくにLラントは私常連やし(笑))、
最近は回数がとんと減っていた。
ここのコロッケサンド、ホント食事感が強くて大好き。
単純なコロッケサンド(コロッケ+ソース+マスタードのみの)も私は好きだが、
久々に食べるこのコロッケサンド、甘さが効いていてうまい。
コロッケは具だくさんで、ニンジンも入っている。
すっぴんパン生地はめちゃ甘い、肉はたっぷり肉臭い、じゃがいもくさい、ソースは甘くてマスタードは少し辛い。
すんごく美味しいわけじゃないのに、すんごく好き。
なかなか手に入りにくいパンだから、なおさら愛着があるのかもしれない。

2004年5月9日(日)  ヴィロる日は雨の日が多い…ふぬぬ。

今日は昼下がりに待ち合わせだったので、一足早く行って、Vで久々カスクルートを購入、お昼に食べる♪ 試食でいつも絶対に買うコンプレノアを食べたので、
いちおうそれで満足しちゃい、持ち帰り用には定番レトロドールを。なんか以前より縮んだ…というかしぼんでた?(笑)。焼きこみすぎだ。全然美味しくなかった。ショック。

で、今日のお昼のメインはチャバッタに、ニソワーズがサンドされた豪華なサンド
(サンドウィッチ・ニソワ)。正直なところ、具の味付けが上品すぎて、これが自宅であったりイートインであったなら、塩胡椒でもう少しカスタマイズできるのになぁ…という印象。一つ一つのパーツは美味しいけれど、全体的に「630円分のものを食べたぞ」的満足度は低かったなぁ…。ちょっと今回のセレクトは失敗だったかも。…シンプルにコンテ+エシレ+プロシュートのやつにしておけば良かったかも。あれが超好き。動物性脂肪がうまいの(笑)。

異常に睡魔に襲れている…。風呂でも顔が半分水没していた。
今も、うつらうつらしながら書いている。珍しく23時に寝てしまおう!

2004年5月8日(土)  思いがけない水海道つながりのメール

今日は出社しましたが、やはり後半戦は頭がぼんやりしてました。
しかも、帰りがけに地下鉄が1時間半もストップ。
これ幸いと、停車中の電車の中で爆睡。
今日のお昼はですねぇ、復活したチャリンコをこいで
(失踪していたチャリが発見された)、
PAULに行ってみたものの、黒ワッサンがありませんでした。
昼って、微妙にラインナップが違うんですよね…。とほほ。
なので、モナカフェでテイクアウト。
この店、高いけど、一通り試してみたくなるオタク性な私。
かれこれ3度も来店しているわ。
夜はNYCベーグルを2種(といっても、1/4個サイズですよ〜)
ロックスとスカリオン(ネギ入り。今回、ひたすらはまった)のクリチを
つけながら堪能…あぁ、やはり焼き戻したベーグルの美味しさは!
今日はH&HのホールウィートとDavidのプンパです。
明日は一日家で缶詰、Bagel三昧といきましょう!

全く余談ですが、今日、なつかしい人から思いがけないメールが来ました。
「水海道にあるという美味しいパン屋さんのパンを食べました。
パン好きではない自分でもわかるほどに美味しいパンでした。
パン好きのあなたに是非教えたく思って」なるメールが。
思わず吹き出しそうになりつつ(笑)、返事をしそこねていたら、
2通目が届きました。
「その店のパンを通販できないかと色々ネット検索していたら、
『この世にパンがある限り』というサイトに行き着き…
どうやらあなたのHPじゃないですか?」みたいな!(笑)
意外なルートからたどり着くものですね(笑)。
嬉しくて、今日はそのことで一日ご機嫌でした♪